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日曜日、久しぶりにカニ山に行った。子育てサークルの仲間と「被災地への物資を集めて、送ろう」ということになったのだ。地震からしばらくの間、心が機能停止しているような日々が続いたのだけどなにか行動を起こそうということになり、ようやく生きている実感が戻り、手足に血が流れ出すような感覚をもった。少しずつ持ち寄った物資をみんなの分まとめると結構な量になった。梱包したり、車で運んだり、送ったり、できることを、できる人がやるというスタンスでいつものように協力して、作業は終了。母たちのチカラが結集するさまは、いつもながらに、見事であった。結局、子ども用の防寒具や、おむつ、タオルや歯ブラシなどの生活用品など全部で10箱あまり。わずかではあるが、被災地の方々の役に立つよう、心から願っている。今回、いろいろと勉強になったことがある。例えば、物資を受け取った側が、仕分けする際に「1箱1品」でまとめてあると、とても助かるのだということ。子どもの服は、仕分けをする人が、子供服に馴染みのない方である可能性もあるので、男女別、サイズ別にわけるといいだろうということになった。また、関西の震災を経験した仲間から震災のときは、日を追うごとに現実と向き合い、不安と絶望感に襲われることになる。そんなときに、手元に届いた物資が使用感ありのものだと本当に悲しくなるので、中古の洋服を送る場合のクオリティには細心の注意を払うべきというアドバイスがあった。何らかの行動を起こせば、そこに関わるいろんな立場の人がいる。相手の立場になって物を考えて、行動することは、頭じゃわかっていても、なかなか難しいことだ。でも、本当の意味で人と「繋がる」というのは、そういうことなのだろうと、改めて感じた。お昼は、久しぶりにみんなとお弁当を食べ、お父さんたちがかまどで作ってくれた、みそ汁を飲んだ。非日常的な毎日が続くなか、みんなと「いつもの」場所に集まって「いつものように」会話をすることで少しホッとした。カニ山の静かなるパワーにも癒された。みんな、ありがとうね。カニ山、ありがとう。
2011.03.21
地震が起きてから、5日目だそうだ。なんだかフワフワと夢を見ているような毎日で、何をやっていても落ち着かない。地震が起きた日、久しぶりに実家に子どもを預けることになっていた。駅まで子どもを迎えきてもらって、別れて20分くらい経ったところで地震に遭った。ビルの中にいたので、ユラユラと、長く、大きく揺れた。ビルから外に出ると、他のビルから出て来た大勢の人たちが道路の中央線のあたりに、集まり、すごい騒ぎになっていた。すぐに電車が動かなくなったので、歩いて実家まで行って家族の無事を確認。その日は帰れなかったので、実家に泊めてもらった。夫は車で都心にでかけていて、渋滞に巻き込まれていたらしい。携帯が通じないので、連絡がとれず、しばらく心配した。ほどなくメールが使えることを発見し、メールで安全を確認したのだけれど、彼が家に辿りついたのは、夜中だったらしい。落ち着いて、テレビを観たとき、被災地のあまりの状況に本当にびっくりしてしまった。うちでは、普段から、子どもにはテレビを見せていないのだけど地震が起きてからは、特に、テレビでも、ラジオでも、衝撃的な情報が絶え間なく流れているので昼間は情報を完全に遮断している。私たち大人は、子どもが寝てから情報収集をするのだけれど、あまりにたくさんの不安材料と被災地の状況に、心揺さぶられる。特に、今は、福島原発。「大事に至らないで欲しい」と、ずっと祈っているのだけれど、どんどん状況が深刻化していて本当に、本当に心配。とは言うものの、親が不安な気持ちでいると、きっと子どもにも伝染すると思うので、昼間はいつもの楽観的な性質に働いてもらいドンと構えているつもり。facebookやメールで、海外の友達が連絡をくれた。久しぶりにメールをやりとりする友達ばかりだったけど心を寄せてくれたことに、感謝。暖かい気持ちになった。ありがとう!私はと言えば、同じ日本にいるというのに、被災地の人たちに何の手助けもできないのが、もどかしい。停電やら、渋滞やら、食料不足やら。そんなことだったら、ホント、私、我慢できますから。寒い中、辛い思いをしている方々が早く安心して、生活できますように。と、言っている今、また地震が起きた。今度は山梨が震源だそう。一体、この不安な日々は、いつまで続くのだろう。
2011.03.15
すっかり久々になってしまいました。。気づけば、もう3月。びっくりです~。年が明けてからというもの、毎日の生活に追われるように暮らしています。なんでこんな忙しいの~~~????とにかく行事が多いのに加えて、家族で順番に体調を崩したことやら夫の仕事が忙しいお葬式が多い・・と、いろんなことが重なり気づけば、もう3月。(←最初に戻る)ゆっくりと立ち止まる時間もない日々なのですがこの前、お墓参りに行った帰り、夫が「羽田に寄ってみるか?」と、突飛なことを言う。・・面白そうなので行ってみました。夫が行きたかったのは、新しくできた国際線のターミナル~~~・・・行ったら、極めて、普通でした。「昭和風になってるんだってよ、面白そうじゃん」・・ということでしたが、行ってみたら、「江戸風」の間違いでした。歌舞伎好きな息子は大興奮でしたけど・・。国際線のターミナルは、予想以上にショボくてがっかり。・・でも、駐車場からの景色がきれいだったから、許そうっ。多摩川の河口です。夕焼け空が美しかった~。その後、あっと言う間にストンと日が落ちて青の世界になったのも素敵だった。なんや、かんや言いましたけど、よい気分転換になりました。夫よ、ありがとう。
2011.03.02
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