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3月といえば卒業式、卒業式といえば・・・。よってこんなことを書いておく。
次のエピソードはある本に載っていた、アメリカはミネソタ州の田舎にホームステイした英語教師のお別れパーティーでの出来事である。
そんな時、来客の一人が「ミスター平田、ハーモニカを吹いてくれ」と言い出した。リクエストを受けた私は、ほろ酔い気分も手伝っていささかも臆することなく、得意のレパートリーを披露した。これも大うけで、場内も盛り上がる。最後、「君が代」を吹こうと軽い気持ちでメロディーを流し始めた時である。一人の中年男性が口を開いた。「これは知っている。日本の国歌だよ。」ざわついていた会場の雰囲気が一変した。一瞬、波をうったように静まり返ったかと思うと、誰からともなく席を立ち始め、最後には全員が襟を正して起立したのである。 わが国の国歌に敬意を払ってくれたのだ
。
中略
私はこの時ほど、日本人として生まれてよかったと感じたことはなかった。
さすがアメリカであると感心したりはしない。アメリカらしいとも思うがアメリカなら必ずそうなったとも言えないし、日本でも同様なことがないとは言えない。
この話は当事者にとってはもちろん日本人にとっていい話だと素直に思うだけである。
ところで
昨年9月の東京地裁判決は 国旗国歌が入学式・卒業式で使用されることは有意義であり、教職員は国旗掲揚、国歌斉唱に関する指導を行う義務を負うとした上で
、
入学式・卒業式における都教委と教職員の対立に関しては国旗国歌の扱いに関する都教委の行為を 行き過ぎ
と判定し、教職員に 一定の消極的抵抗権
を認めた。
これ以上妥当な判決はないと思う。
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