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国連総会は18日、欧州連合(EU)を中心とする87か国が共同提案した死刑執行の一時停止(モラトリアム)を求める決議案を、賛成104、反対54、棄権29で史上初めて採択した。(読売新聞12月19日)
日本はこの決議案に反対票を投じた。私は日本人の国民性は寛大だと思っているからこの事実に違和感を感じる。
説得の意思を以って以下のことを言うのではない。死刑を求めるのは自我のなせることである。宗教・精神世界の本には自我は悪魔の正体のように書かれている。私(の自我)は凶悪犯のニュースに接するたびに「死刑にしてしまえ」と思うことが全くないわけではない。でも私は仮に国民投票で問われることがあれば死刑廃止に一票を投ずる。
何か美しいものを見ても、その場でそれを終わらせ、それを持続させない 」という文である。なるほどなと思った。美しい女を見ても欲望に発展させてはいけないのだ。この考えを猫の轢死体にも適用したわけである。憎しみを持続させてはいけない(自分でもよくそんなことが言えるなと思いつつ)。
悪に寛大すぎるかもしれませんが、次の悪を生じさせないことの方が重要だと思う方向に日本も進んでもらいたいのです。この言い方はもちろん死刑制度が凶悪犯罪の抑止効果にならないという見方をも一つの根拠にします。
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