マイノリティー日記

「すごいけど変な人」というマンガと文章で構成されている本を読みました。古今東西の「すごいけど変な」13人が取り上げられています。

エド・ウッド(1924～78)という人物が自分的には面白かったです。エド・ウッドは1980年の映画雑誌で史上最低の映画監督にそして彼の作品が史上最低の映画に選出されたそうです。その作品は散々な評判で買い手がつかずー買い手がつかないとはどういうことか分からないがープロデューサーは自殺したそうです。そんな映画を真面目に作ってしまうエド・ウッド。そんな人物がともかく一生映画界で生きていけたのだからアメリカの懐の深さを感じます。

「死霊の盆踊り」というタイトル自体ががとてもインパクトがある。面白い！死霊の盆踊りですよ。タイトルだけで笑わせてくれて内容ー文字通り死霊が踊るだけですーのつまらなさを告知してるからー「死霊の盆踊り」をつまらない内容と推測しない人がいるでしょうかー、レンタルさせてがっかりさせることがない。
さらに死霊になっても盆踊りを踊れる？という希望を与えてくれる。