北の浪漫人

北の浪漫人

2006.03.17
XML
カテゴリ: ふだん着の議会
午前9時30分から 議会最終日、本会議が開催される。
各常任委員会と予算特別委員会に付託されていた議案について、委員会からの報告とそれについての質疑討論採決が行われる。

昨日の予算委員会最終日は、葬儀の関係もあって開会が午後1時となったが、終了は午後7時30分にも及んだ。

議員も、行政側も、質疑の中で真剣にこれからの進むべき方向を論議した。

私は総括質疑で、温泉のホスピタリティーの部分について、おもてなしの心と姿勢をどう徹底することが出来るかが温泉経営にもっとも必要であり、18年度5000万円ほどかけて改修を行う施設整備以前の問題であるとして、そうした姿勢が接客態度に見えていない現状をどう改善していくのか、その姿勢と取組みをお聞きした。
答弁によっては反対の態度を示す必要があると考えていたが、一定の姿勢が見えたことを評価し、私は一般会計予算に賛成することにした。どのように変わるのか、しっかり検証していきたい。

介護保険特別会計については、新たに始まる予防介護事業についての考え方と具体的取り組みについて疑問点を質した。
予防介護を進めることは、笑顔と生きることへの自信に繋がる『元気なお年寄り社会』を作ることであり、ひいては介護保険費用・医療費の軽減化に貢献することなので大賛成。3年前から機会あるごとに、その取組みの必要性を具体的事例を示しながら訴えてきた。しかし、それらは行政の中では前進しなかった。
国の方向転換でそれが急激に前進を見せる結果になった。

今までの事業の名称は同じだが、対象者を絞込み、囲い込みをすることは、お年寄りの間に溝を作り一種の差別に繋がる危険性をはらんでいることを指摘し、さらに、その予防事業の教室で1回100円の料金を徴収するというからそれらについての見解をお聞きした。
料金徴収について、厚生省の見解では、『することが出来る』となっているにすぎない。
行政の見解は、取らなくても運営は可能だ。いろいろ議論した。最終的には介護保険勘定での運用であり、他のメニューでも一定の受益者負担を求めて運営しているから、介護予防でも負担いただくという。

それは、近視眼的な行政の論理なのではないか。

やさしさ、思いやりの欠如した介護予防教室
シュミレーションイメージ
『チェックの結果、貴方は特定高齢者です。認知症になりかけていますよ。予防のための教室がありますから明日から通ってください。そのとき、1回100円かかります。』
言われたお年よりは、大きな心のショックを受けるだろう。

人目をはばかり、病院へ行くような感覚で保健センターの門をくぐる。
参加する教室では、認知症にはなりたくないという気持ちが心を支配し、一心腐乱に教室のメニューをこなす。
そこには笑顔のひとかけらも見えない空気が支配する。


貴方がその立場になったら、教室に通いますか?

私なら、特定高齢者のレッテルを貼られても『私は一般高齢者』の顔に成り済まし、保健センターの門はくぐらない。
『あの人もボケ老人の仲間入りだとさ』という周囲の目と口に耐えられないから。
黙って一般老人をつとめ、屋外に出る機会を少なくすれば何とかなる。と考え行動するだろう。

お金の負担ももちろんだが、それ以上に心の負担を強いる結果になりはしないだろうか。



それには納得できないと、料金の徴収を盛り込んだ予算案に反対討論に立った。
結果は、反対少数 賛成多数で可決した。

さらに、その進め方の過ちを提起していこうと思う。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.03.17 08:12:15
コメント(0) | コメントを書く
[ふだん着の議会] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: