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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2022.05.07
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カテゴリ: 文芸
​ これまでにも他の作品のガイドブックは多数読んできましたが、
 ( 『すずちゃんの鎌倉さんぽ』 『ツバキ文具店の鎌倉案内』 等々)
 本著は、それらと比べると出色の出来映え。
 何よりも、著者自らがしっかりと作りこんでいるところがスゴイです。

 まず、特別書き下ろし番外編「バースデーの夜に」は、
 シリーズ既刊でも、1章分程のボリュームに当たる66頁にも及ぶ紙幅を割いたお話。
第6巻の「エピローグ」 の完全なる続編で、
 家頭邸で開かれた葵の18歳の誕生パーティーの様子が丁寧に描かれています。

そして、「舞台案内」では、これまで葵と清貴が巡った様々な名所について、
葵視点で描かれたいたものが、清貴視点で書き改められています。
これは、なかなかいいアイデアだなと感心させられました。
2冊目のガイドブック出版の際にも、ぜひお願いしたいです。

さらに、特別掌編は、いずれも数頁程の超短編ですが、
どのお話も、いつも通りほっこりとした気持ちにさせられるものばかり。
このように、本著はガイドブックと言いながら、スピンオフ的存在の一冊で、
まさに「6.5」というネーミングがピッタリです。





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Last updated  2022.05.07 20:02:26コメント(0) | コメントを書く


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