2002年01月17日
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大きな壁の絵。たった15分の出会いのためにイタリアに来たといってもいい。予約時間が来ていくつもの予備室を通過して、通された部屋は、薄暗く縦が30メートル、横が14、5メートルといったところ。2灯の人工の光に照らされた絵は、あちこちはげているが、はっきりとした人物像が浮き上がる。最初に目に飛びこんできたのは、テーブルの下に突き出した足。いまどきの若者がはいているようなサンダルをはいている。食卓の上に並ぶパンとぶどう酒。そして、弟子たちの手や表情を見つめていると、キリストの無表情さが気になってくる。私の洗礼名になっているヨハネは、ペテロにうなだれている。最初ヨハネの手にナイフが握られていると勘違いしてどうも不自然だと弟と話をしていたが、後で見てみると、ペテロがユダの後ろでナイフを握っているようだ。
 よくよく見ているうちに、テーブルクロスのたたみじわが見えてきた。しかも凸凹がはっきりとわかる。レオナルドのこだわりが見えてくる。後で、複製を見るが確かにかかれてある。
 筆の動きを見るまで接近できなかったが、確かに本物を見たのだという実感が今になるとしてくる。(見たときは、こんなものかとちょっと拍子抜けしたのだが)

 見ているときに、フラッシュをたいて撮影した日本人がいた。
気持ちはわかるが、マナーは守ってもらいたいもの。係の人が大声をあげて注意したが、彼は何か言い訳をしている。興ざめである。





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最終更新日  2002年01月17日 21時07分05秒
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