2008年03月20日
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カテゴリ: 育児記録
学生時代のこと。
全盲の女の子、ダウン症の男の子と一緒にキャンプや登山をしたことがあった。

全盲の女の子と山に登った時のこと、その子が景色を見たいといったのである。私はもちろん見せることができなかった。すると、引率をしていたその子の先生が
「いいかい、こっちはね、こうなっていて・・・」とその子の手を取り、山の稜線を描きはじめたのである。その子はうれしそうだった。

次の年のこと、私はそのキャンプを主催している学校のダウン症の子とキャンプにいった。
カズーという楽器を作った。竹にパラフィン紙をはって、声を出すと「ズー、ズー」と音のする簡単な楽器である。笛のように、音階を指や唇で工夫する必要がなく、声の高さだけで楽器らしい音のするものだから、同級生の小学生たち(3,4年生だったと思う)はすぐその楽器を楽しんでいた。

しかし、ダウン症の男の子は、楽器が吹けなかった。有声音が出せないからだ。その子は入学前は喋っていたというのだが。

私は、障害児といわれる彼らから、言葉では得られない、大学で学べない、たくさんのことを教えられたのである。





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最終更新日  2008年03月20日 05時54分14秒
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