ビジネス便利屋兼ライター 永嶋信晴のブログ

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2006年05月08日
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 ゴールデンウィークも終わり、ようやく仕事に全力集中できる春たけなわの季節。皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 私事で恐縮ですが、う~、オイラは疲れました。

 一応、3日から7日まで休みという気持ちでいたので、そのうち2日間はウォーキングというか、ハイキングへ行ったんですよ。

 残りの時間は、自宅でひたすら勉強会のレジュメ作り。

 仕事場に行かなかったというだけで、結局やっていることはいつもの仕事と変わらない。

 でも、気分は休みモードなので、レジュメを作りつつポップコーンを食べ、ウーロン茶を飲みながらパソコンに向かっていました。

 仕事場だとオンとオフの区切りがつくのだけれど、自宅だとあやふやになってしまいますね~。



 もっと疲れると、敷きっぱなしの布団にもぐりこんで休憩。

 完全に、男おいどんの世界かも。


 作っていたレジュメのテーマは、「営業マンの実力向上セミナー」です。

 昔よくやっていたのですが、知り合いからまた頼まれたので講師業を再開することにしました。

 それにしても、自分で考えたそれぞれの項目のタイトル。

 我ながら結構すごい。

 「なぜ、営業は素晴らしいのか」「セールスにセオリーはない」「どうやって見込み客を発見するのか」「顧客をタニマチにする法」 etc…。

 かなり、ナルちゃん入ってますね~。

 中身を充実させるよりも、受講生から殴られないかとおびえる今日この頃です。

 ウォーキングで、逃げ足は鍛えられたと思うのだけれど…。

 …ということで、今週はビジネスネタを書く気がおきませぬ。




 そこで、今日はまた「脳の病気シリーズ」をお送りしたいと思います。

 この「脳の病気シリーズ」。

 ほぼ月一回のペースで、お送りしています。

 約一ヶ月前になりますが、前回は「脳卒中で倒れたときの応急処置」の話題を取り上げました。



2005-07-12 脳卒中はどんな病気か。医師と女子高生の会話から

2005-08-07 脳出血はどんな病気か。医師と女子高生の会話から

2005-09-04 クモ膜下出血はどんな病気か。医師と女子高生の会話から

2005-10-02 脳こうそくはどんな病気か。医師と女子高生の会話から

2005-11-03 脳塞栓はどんな病気か。医師と女子高生の会話から

2005-12-05 脳卒中の前ぶれと一過性脳虚血発作について。医師と女子高生の会話から

2006-01-08 症状から見た脳卒中の危険信号について。医師と女子高生の会話から

2006-02-05 脳卒中を起こす原因って何? 医師と女子高生の会話から

2006-03-05 脳卒中を起こす原因って何?2 医師と女子高生の会話から

2006-04-09 脳卒中で倒れたときの応急処置。 医師と女子高生の会話から

2006-04-13 脳卒中で倒れたときの応急処置2。医師と女子高生の会話から


 今日はその続きです。

 登場人物は、脳外科のベテラン医師と現役女子高生のAYAちゃん(松戸あや)の二人。

 AYAちゃんは、おじいさんが脳神経外科病院へ入院したことで、毎日お見舞いに通ってくる元気な女子高生。

 将来、看護師になることを夢見て、おじいさんの担当医師から脳卒中のことを勉強しているという設定でしたね。


 前回、「脳卒中で倒れたときの応急処置」について勉強したAYAちゃん。

 今日は、脳卒中の検査・診断って、どんなことをするのかが話題になります。

 それでは…。


<脳卒中の検査・診断ってどんなことするの?>


● AYAちゃん「先生。脳卒中で倒れた人が病院に運ばれたら、お医者さんはどんなことするんですか?」


 まず倒れた人が本当に脳卒中であるかどうか確認しなければならないね。本人や周りの人たちが脳卒中で倒れたといっても、実際ちゃんと調べてみないとわからないから。


● AYAちゃん「それはそうですね。全然違う病気で倒れたのかもしれないし…」


 次に脳卒中だとわかっても、どんなタイプの脳卒中か区別しなければならないんだ。脳出血か、クモ膜下出血か、脳こうそくか、によって治療の仕方が変わるんだよ。


● AYAちゃん「じゃあ、治療の前にいろいろ検査する必要がありますね」


 そう。今は診断機器の進歩がすごいんだよ。昔は脳卒中になっても治療法がまったくなくて、その場に病人を寝かして置くことしかできなかった。1972年にCTが発明されるまでは、頭の中で起きていることが的確につかめなかったんだ。

 CTが出てきて、はじめて脳の中が見えるようになって、脳出血と脳こうそくの区別がつけられるようになったんだよ。


● AYAちゃん「CTの登場が脳卒中の診断を大きく変えたんですね。ところでCTって何ですか?」


(ガクッ)失礼。ちょっと難しかったね。CTというのはコンピュータ断層撮影のことで、硬い頭の骨に囲まれた脳の中を、骨を開けずに始めて見られるようになった装置なんだ。


● AYAちゃん「レントゲンみたいですね」


 その通り。X線を頭のいろいろな角度から当てて、それぞれの吸収度をコンピュータ処理して画像にする方法なんだ。ちょうど脳を輪切りにしたような断面図が画面に現れる。


● AYAちゃん「その検査って、痛くはないのですか?」


 痛みはまったくないよ。頭部を機械の丸い穴の中に入れて行うんだけど、5~10分ぐらい寝台に横になっているだけで検査ができる。この機械が登場するまで、脳の検査は大変だったんだ。

 前にも話したけど脳血管撮影法といって、首の頚動脈に太い注射針を刺し、そこから造影剤を入れて血管を撮影する方法なんだけど…。


● AYAちゃん「ひゃ、何度聞いても痛そう…」


 そう。頚動脈に針を刺すとき痛いし、造影剤を入れると頭がガンガンして激痛が走るんだ。また、医師にとっても悪い部分を正確につかみにくく、時には検査による事故で半身マヒか言語障害が起きることがあったんだよ。


● AYAちゃん「そういうリスクが、CTが発明されてからなくなったんですね。これはすごいことだわ」


 CTで、たちまちのうちに正確な診断ができるから、手術などの治療がスピーディーにできるようになったんだ。脳卒中の死亡率が減少した大きな理由のひとつが検査機器の進歩といってもいいと思うね。


● AYAちゃん「すごいなぁ、CT。この機械の欠点はまったくないんですか?」


 ないよ…と言いたいところだけど、困ってしまうところもあるんだ。たとえば、脳が輪切りにしか見えないことや放射線を浴びること、また、骨まで写ってしまうことや映像の細部が鮮明でないことなどの欠点もある。

 そのあと、MRIという検査機器が出てきてさらに検査と治療が進歩するんだけど、それはまた後で話そうね。


● AYAちゃん「いきなり知らない専門用語がバンバン出てくると頭がパニックになりますから、やさしくお願いしますよ」


 ハイハイ。

  (また1ヵ月後に続く)





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最終更新日  2006年05月10日 13時32分40秒
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