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2004年10月23日
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カテゴリ: ひまつぶし
近頃「宿題」なんてことばを使わなくなりましたが、小学校から高校くらいまで、毎日のように先生から「これ宿題ね」というセリフを聞かされてきました。
だから私の中で「宿題」=「ホーム・ワーク」、つまり単純に「宿(家)でやる課題」というイメージがあります。

で、大学入ってからはあまり馴染まなくなったこのことばに、久しぶりにお目にかかりました。
それは酒見賢一『周公旦』という本の中。
周公旦は、殷周革命で勝利した周の武王の弟であり、武王亡き後はその子成王のためにひたすら国政を整えていった人物です。
国の中の整備もさることながら、外交にも気を遣わなければいけないし、国の中枢部はたいへんですよね~(なんてことは、今はどうでもいいのですが)。特に楚という国が懐柔できないことは周にとって大問題だったようです。
そしてこの一文。

「ともあれ楚のことは周公旦に宿題として残された。」

おや。


そこで登場。広辞苑。
「宿題」とは?
 1.学校で学習したことの復習または予習のため家庭でやらせる課題。
 2.あらかじめ提出して考えさせる課題。
 3.後日に解決の残されている問題。

ほほ~。そうか。ここで使われている「宿題」は明らかに3の意味なのね。
「題」は課題の意。では「宿」とは?
再び広辞苑開くと、5の項目にこんな意味が。
「前々からひさしいこと。かねてから。前世の。」

てことは、長らく因縁めいた関わりをもたざるをえない課題、といったところでしょうか。
「宿命」の、逃れられない運命というときの「宿」と似ているのかもしれない。



それにしても、この忙しいときに私は何をやってるんだろか(^^;)
でも、何気なく使っていることばをよく見ると、けっこうおもしろかったりします。





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最終更新日  2004年10月23日 12時49分57秒
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