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公園での待ち合わせを終え、こすみゅんとねね様は並んで歩き出す。
噴水から吹き抜ける風が、ねね様のスカートのすそと、こすみゅんの寝起きハーフパンツをふわりと撫でた。
ねね様がちらりと視線を向けて言う。
「で、今日の遅刻の理由は?」
これは、遅刻常習犯のこすみゅんに捧げる、恒例・ねね様流の“大喜利問題”。
こすみゅんは一瞬だけ首をかしげ、それからキラキラの笑顔を咲かせる。
「お布団が『離さない…絶対に…』って言ってきたから、ちょっと恋始まりそうだったの…」
ねね様は数秒沈黙してから、静かに返す。
「68点。…その布団、前世からの許嫁かなんか?じゃあ次遅刻したら、その布団に直接文句言うから」
「やだ、修羅場じゃん…! 私、間に挟まれて泣くパターン…!」
ふっと目が合った瞬間、二人とも吹き出すように笑い合った。
そんな冗談を交わしているうちに、ケーキ屋の赤い看板が見えてくる。
《菓子工房 小さな宝石》──
ねね様の視線の先、その木製プレートが、午前の陽ざしにやさしく照らされていた。
ちいさなカメラマン撮影開始 2025.08.03
ちいさなカメラマン撮影開始 2025.08.03
ちいさなカメラマン撮影開始 2025.08.03