1998年にリリースされた“世紀末”というタイトルのアルバム…。冷静に考えればあまりにベタというか、いかにもわかりやす過ぎるのだけれど、これでよしとなってしまうのが、老舗バンドと言えるのかもしれない。これまで本ブログには何度か登場しているのだけれど、EL TRIはロック解禁前の1960年代から活動を続けてきたアレハンドラ・ローラをリーダーとし、1980年代にメジャー・デビューしたメキシコのバンド。その12枚目のスタジオ作(ライヴ盤を含めると15枚目のアルバム)となったのが、本盤『フィン・デ・シグロ~世紀末(Fin de siglo)』というわけである。
3. El voceador 4. El futuro del mundo 5. Quién da un peso por mis sueños 6. Cásate o muérete 7. Gandalla 8. El blues del taxista 9. El Viagra 10. No hay pedo 11. Amarga Navidad 12. Todo se vale 13. Cotorreando con la banda