音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2025年03月11日
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テーマ: 洋楽(3573)
名プロデューサーによる極上の作品


 ジョン・サイモン(John Simon)は、1941年生まれの米国の音楽プロデューサー。当初はコロンビア・レーベルの下で、後には独立したプロデューサーとして、とりわけ1960年代から70年代の数々のアルバムを担当した経歴を持つ。あくまで一例を挙げると、ブラッド・スウェット&ティアーズの 『子供は人類の父である』 、ザ・バンドの諸作( 『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』 『ザ・バンド』 、『ラスト・ワルツ』など)、レナード・コーエンの デビュー盤 、ビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールディング・カンパニーの 『チープ・スリル』 、といった具合である(なお、1990年代には佐野元春のアルバムもプロデュースしている)。

 そんな彼が自身の名義の作品を発表したのは1970年のことだった。さすがは名プロデューサーだけあって、自身の作品を手掛けるのもその能力が最大限に発揮された、そんな盤に仕上がっている。

 また、本盤には、数多くのゲスト・ミュージシャンが参加している。何人か挙げると、レオン・ラッセル(ギター)、ザ・バンドの面々であるリック・ダンコ(ベース)、リチャード・マニュエル(ドラムス)、ガース・ハドソン(ソプラノ・サックス)、さらには、ジョン・ホール(ギター)、デラニー&ボラニーのデラニー・ブラムレット(タンバリン)、リタ・クーリッジ(コーラス)といった具合である。



 注目すべきスローナンバーやバラード曲も収められており、個人的に特におすすめなのは、6.「レイン・ソング」と9.「アニーの憂鬱」。どちらも極上の出来に仕上がっており、ここでもまたプロデュースの腕が光っている。


[収録曲]

1. The Song of the Elves
2. Nobody Knows
3. Tannenbaum
4. Davy's on the Road Again
5. Motorcycle Man
6. Rain Song
7. Don't Forget What I Told You
8. The Fool Dressed in Velvet
9. Annie Looks Down

11. Railroad Train Runnin' Up My Back

1970年リリース。



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Last updated  2025年03月11日 22時01分13秒
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