ニルス・ロフグレン(Nils Lofgren)は、1951年生まれのロック・ギタリスト。1970年代前半にグリンというバンドで活動したのち、1970年代半ばからはソロ名義で作品をリリースしていった(後にブルース・スプリングスティーンのE・ストリート・バンドに加入)。そんな彼にとって、最初のライヴアルバムとなったのが、2枚組として1977年に発表された本盤『稲妻の夜~ニルス・ライヴ!(Night After Night)』であった。ソロ・デビュー作のプロモーションのために1975年にスタジオ・ライヴ盤が制作(ただし正式リリースは30年以上経ってからだった)されていたものの、本当の意味でのライヴ盤という意味では、これが最初だった。