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2020.03.22
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カテゴリ: 映画 Cinema




今まで福島原発の事故はTV、ニュース、インターネットのブログ情報等で断片的なものしか接していませんでしたが、今回はじめて一貫した事故の流れを知り、その時々で人はどう動いたのかを知ることができてとてもよかったです。

門田隆将さんの現地取材に基づく地元の方々の描写がストーリーに奥行きを与えています。吉岡里帆さんの演技も良かったです。音楽もきれいでしたが、岩代太郎さんでした。ハンカチ必携の、数年に一度の傑作と思います。

吉田所長は亡くなられましたが、Fukushima 50の方々が今、お元気で過ごされていればと思います。

津波のシーンが迫力がありました。


■参考リンク
Wikipedia:Fukushima 50 (映画)
あらすじ
『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)は、2020年3月6日に公開された日本映画。門田隆将著のノンフィクション書籍『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』を原作に[1]、東北地方太平洋沖地震に伴う福島第一原子力発電所事故発生時に発電所に留まって対応業務に従事した約50名の作業員たち・通称「フクシマ50」の闘いを描く。監督は若松節朗、主演は佐藤浩市と渡辺謙[2][3][4]。新作の日本映画の中では初めて、ドルビービジョン,ドルビーアトモスを用いた制作作業を日本国内で完結した。ドルビーシネマでも上映された。
2011年3月11日午後2時46分、マグニチュード9.0、最大震度7という日本の観測史上最大となる地震が発生し、巨大津波が福島第一原子力発電所を襲った。津波による浸水で全電源を喪失してステーション・ブラック・アウト(SBO)となり、冷却不能の状況に陥った原子炉は、このままではメルトダウン (炉心溶融) により想像を絶する被害がもたらされることは明らかだった。

官邸が試算したこの事故による最悪のシナリオでは被害範囲は半径250km、避難対象人口は約5000万人にも及び、それは「東日本の壊滅」を意味する。現場に残された唯一の手段は「ベント」で、未だかつて世界で実施されたことのないこの手段は作業員が体ひとつで原子炉内に突入して行う手作業が要求される。外部と遮断され何の情報も入らない中、ついに作戦は始まる。
監督 若松節朗
脚本 前川洋一
原作 門田隆将
出演者
佐藤浩市
渡辺謙
吉岡秀隆
緒形直人
火野正平
平田満

吉岡里帆
斎藤工
富田靖子
佐野史郎
安田成美


Wikipedia:フクシマ50
フクシマ50(フクシマフィフティ、英語: Fukushima 50)は、2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の際に福島第一原子力発電所の対応業務に従事していた人員のうち、同発電所の事故が発生した後も残った約50名の作業員に対し欧米など日本国外のメディアが与えた呼称[1][2]。人数はその後変動し、2016年4月で平日1日あたり5790人ほどが作業に当たっている[3]。
概要
「福島第一原子力発電所事故」も参照
2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震の後に発生した津波によって福島第一原子力発電所の原子炉の冷却機能が停止し、それらの復旧作業や応急処置のために同発電所には社員を含め約800人の従業員が従事していた。しかし、懸命の復旧作業にもかかわらず、原子炉1号機の水素爆発など度重なる原子炉爆発事故が発生し、遂に3月15日には、原子炉4号機の爆発と火災が発生。この4号機の爆発は使用済み核燃料プールに保管していた「使用済み核燃料」が建屋(たてや)上層にあり、爆発によってそれが露出した可能性があることと、放射性物質が飛散した可能性があるため、これらの危険回避の為に人員約750人は東京電力の指示によって避難した。しかし、約50人が現地にとどまり、福島第一原子力発電所の被害を食い止めることに尽力した。これを日本国外メディアが彼らを地名と人数を合わせた「Fukushima 50」の呼称で呼び始めた[1]。
しかし16日朝、検出された放射線の高さから健康への影響が懸念され、彼らは短い時間一時的に避難しなければならなくなった。彼らが現場に戻ったとき、新たに130人以上が加わり、当初の約50人に加え総数は約180人になったと報告された[4]。3月18日には柏崎刈羽原子力発電所や送電線敷設要員も加わり、総勢580人の体制になった。彼らの中には東京電力やその子会社の東電工業や東電環境エンジニアリングなど東京電力協力企業の社員、また東芝や日立製作所の社員なども加わっている[1]。3月21日までに、東芝は横浜市磯子の技術センターで700人の原発事故対応チームを組織、そのうち100人を福島の2ヶ所の原発に派遣し、日立も1000人規模の対応チームを組織、120人を現場に送った[5][6]。
人数は増えていったものの、「Fukushima 50」の名前はそのままメディアで使われ、彼らを総称する言葉となった。アメリカのABC放送が原発事故においての対応として、たいていの場合は高齢者で生殖可能年齢を超えた者が対応に当たることが多いことから後日はそのような対応が行われたのではないかとの憶測を報じたが、事故当初はとにかく現場の技術者が対応せざるを得ない状態にあり事故拡大および被爆の度合いが予想不可能の状態での作業であった[7]。
彼らの活動には、爆発によってもたらされた損害と放射線濃度の測定も含まれており、海水で損傷した原子炉を冷却し、火災の危険を除くことに取り組んだ。彼らは、放射線汚染を受けるリスクを承知で現場にとどまった[2]。放射線汚染の危険レベルは非常に高く、半径20kmの避難地域が指定され、またメディアはこの厳しい状況が将来、彼らの健康に重大な悪影響を及ぼしうること、また場合によっては死にも至りうることを指摘した[8]。
フクシマ50の実像
フクシマ50の情報は、東京電力によって氏名や所属会社を含む一切の情報の開示が拒絶されている。
ウォールストリート・ジャーナルの取材によると、フクシマ50の一人が、危険手当など一切の特別報酬なしに、被曝の危険と隣り合わせになりながら職務にあたっていることが明らかになった[9][10]。
作業員数
核研究家のエリック・ホール博士によると、このような原発事故の場合、放射線に曝された影響が生きている間に表面化するのを避ける意味でも、年配で子供を持たない作業員が作業に当たることが望ましい[11][12]としている。しかし実際は、被曝した関電工の社員は20代や30代であったり[13]、現場で作業に当たる大阪市消防局の消防吏員の中には、先輩消防吏員の息子と同じ年齢の消防吏員もいる[14]など、若い人材が危険な現場で作業に当たっているという事実も各メディアで報道されている。

Wikipedia:門田隆将
抜粋
福島第一原子力発電所事故後の状況を現地で取材。『死の淵を見た男―吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日』(2012年)、『記者たちは海に向かった―津波と放射能と福島民友新聞』(2014年)を刊行した。2014年5月、朝日新聞が福島第一原発の吉田昌郎所長が政府事故調の聴取に応じた「吉田調書(聴取結果書)」を独占入手したとして「所員の9割が吉田所長の命令に違反して撤退した」と報道したことに対して、「これは誤報である」とブログ[8]で主張した。その後、週刊誌(『週刊ポスト』6月20日号、『週刊新潮』9月18日号)、写真誌(『FLASH』6月24日号)、月刊誌(『Voice』8月号・11月号、『正論』8月号・10月号)、『産経新聞』8月18日付朝刊[9]等で批判の論陣を張った。一方、朝日新聞は門田の論評に対して「訂正謝罪」の要求と「法的措置を検討する」との抗議書を複数回送付したが、逆に9月11日、木村伊量社長が記者会見を開いて、当該の「吉田調書」記事を全面撤回し、謝罪した[10]。門田は11月に出版した『「吉田調書」を読み解く 朝日誤報事件と現場の真実』に、その経緯を記した。



抜粋
揺らぐはずのないものがなくなってしまう事故への恐怖
映画に入る前、別のお仕事で、震災前に福島の富岡町に住んでいた女性のお話を聞く機会がありました。その方の家は帰還困難区域の中にあって、今は東京で暮らしていらっしゃいますが、聞かせて下さったお話は生々しく、リアルな当時を知る人の言葉として心に響きました。
今回の映画は「家族」も大きなテーマの一つ。ですから、その方のように故郷を失った方々の想(おも)いを家族のシーンの中で代弁できればと思いながら撮影に臨みましたし、福島のみなさんの声を、自分の役柄を通してほんの少しでも表現できればと思いながら演じました。
監督からも、父親が危険な場所にいるという現実の怖さをキャラクターに乗せて演じてほしいと言われていたので、撮影の合間には自分の家族のことをよく思い出していました。劇中、満足に荷物をまとめられないままに避難所へ逃げなければいけなくなり、津嘉山正種さんが演じるおじいちゃんが、家族の写真を大事そうに抱えるシーンがあります。実は監督の要望で、ここでは実際の私の子供の頃の写真を使いました。だから、父親が撮ってくれた写真が演技の途中でふと目に入ることがあったんです。
写真って、その時に確かに誰かと一緒にいた、その「証(あかし)」のようなものですよね。そんな揺らぐはずがないものがなくなってしまうことへの恐怖を、演技をしながら感じました。





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Last updated  2020.03.23 00:39:24


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