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7/28ロイター：米イーライリリーの肥満症治療薬、体重26.6％減　後期臨床試験で

テーマ：ダイエット！健康！美容！(43222)

カテゴリ：健康 Health

米イーライリリーの肥満症治療薬が後期臨床試験で、体重26.6％減を達成したそうです。これを使えば多くの人が肥満体から健康体になれそうです。

体重を1/4以上減少させるという画期的な成果の割には株価の反応はイマイチです。もう株価的には織り込み済なのか?または株価の上昇を抑える要因があるのか？

■参考リンク
2023年7月28日1:46 午前1時間前更新米イーライリリーの肥満症治療薬、体重26.6％減　後期臨床試験でロイター
［２７日　ロイター］ - 米医薬品大手イーライリリーは２７日、肥満症治療薬「マンジャロ」（一般名チルゼパチド）の後期臨床試験で患者の体重が平均で２６．６％減ったと発表した。２型糖尿病ではない肥満または過体重の患者を対象に試験をした。
承認されれば肥満症治療薬として大型薬（ブロックバスター）になり、リリーの業績拡大をけん引すると期待されている。
キャンター・フィッツジェラルドのアナリスト、ルイーズ・チェン氏は、今回のデータは競合が激しくなっている肥満症治療薬の分野での競争優位性を高めると指摘。競合製品としては肥満症治療薬「ウゴービ」を販売するデンマークのノボノルディスクのほか、米ファイザー、アムジェンなどがある。
リリーは１つ目の試験で、低カロリーの食事と運動を含む１２週間の生活習慣の変更とともに服用してもらったところ、薬効のない偽の薬（プラセボ）と比較して体重を平均２１．１％減らすことができた。
２つ目の試験では、３６週間の投与終了時にプラセボと比べて体重が平均２１．１％減った。
２つ目の試験を８８週の最後まで続けたところ、体重がさらに６．７％減少した。

Googleページ翻訳イーライリリー vs. ノボノルディスク: ダイエット関連銘柄はどちらを買うのが良いでしょうか?David Jagielski 著 – 2023 年 7 月 27 日、午前 8 時 15 分：The Motley Fool
キーポイント
イーライリリーには、近い将来承認を得る可能性がある有望な減量治療法がいくつかあります。
ノボノルディスクの肥満ケアの収益は第 1 四半期に 2 倍になり、さらに増加する見込みです。
これら 2 つの製薬会社は、減量治療に対する熱い需要を認識しています。
米国疾病管理予防センターによると、肥満は大きな課題であり、米国の医療システムに毎年 1,700 億ドル以上の損失を与えています。そして、肥満がさらに蔓延するにつれて、それらのコストは上昇する可能性があります。肥満に対処する大きなニーズがあります。
減量治療に多額の資金を投資している 2 つの企業は、イーライリリー( LLY 0.80% )とノボノルディスク( NVO -0.62% )です。両社の株価は今年20％以上上昇しており、今後さらに成長する可能性がある。今日投資するのに適した減量株はどれでしょうか?
イーライリリーの場合
イーライリリーのポートフォリオには、いくつかの心強い減量治療法があります。ムンジャロは糖尿病治療薬であり、減量の治療には認可されていないが、近いうちに状況が変わる可能性がある。食品医薬品局（FDA）はこれにファストトラック指定を与えており、年末までに適応症の承認が得られる可能性がある。ムンジャロは非常に魅力的な薬であり、一部のアナリストはピーク時に1,000億ドルもの巨額の利益を生み出す可能性さえあると考えています。
人々の体重減少に成功すれば、他の多くの肥満関連疾患の治療にも役立つ可能性があり、単に体重を減らすだけでなく、長期的にはこの薬にとって大きなチャンスが生まれる可能性がある。しかし、体重を減らすことは、非常に熟練していることが証明されています。
昨年の臨床試験のデータによると、ムンジャロは体重の 22.5% もの減量に貢献したことが判明しました。これは、約 15% 近い体重減少を経験したノボノルディスクの主力薬であるオゼンピックやウィゴビーと比べても遜色ありません。
しかし、さらに期待できるのは、イーライリリー社がレタルトルチドでより魅力的な肥満治療薬を開発できる可能性があるということです。この薬を服用した患者は、1年近く治療を受けた後、体重が最大24％減少した。

ノボノルディスクの場合
現時点でノボノルディスクがイーライリリーよりも優れているのは、その用途向けに承認された減量製品をすでに複数持っていることだ。今年の最初の 3 か月間で、同社の肥満ケアの売上は 2 倍以上の 78 億デンマーククローネ (12 億ドル) となり、ウィゴビーの売上は 3 倍、サクセンダの売上は 64% 増加しました。オゼンピックはまだ減量薬として承認されていないが、人々の体重を減らすのに有効であることが示されており、同期間の収益も63％増加した。
最近のノボノルディスクの最大の問題は、単に需要を満たすのに十分な生産能力がないことに関連しています。WegovyとOzempicの不足により、消費者はあまり人気のない減量オプションであるSaxendaを使用するようになったが、同社はそれさえも不足していると述べている。同社は今年初め、将来のこうした不足を軽減するため、生産能力を増強するために23億ドルを投資すると発表した。
オゼンピック、ウィゴビー、そして程度は低いもののサクセンダは減量の代名詞となっている名前であり、ソーシャルメディア上での人気の高まりにより、ノボノルディスクは依然としてFDAの承認が必要なイーライリリーの減量治療法よりも有利になる可能性がある。
以下略。