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【ピーター・オトゥール、アカデミー特別功労賞辞退?!】先日、アカデミー特別功労賞が授与されるというニュースに喜んでいたのですがピーター・オトゥール自身が辞退する意向を示したのだそうです。アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーに宛てた手書きの公開書簡で明らかにし、「光栄だが、自分はまだ現役で受賞の可能性があるかもしれないので、 80歳まで授与を延期してくれるようアカデミーにお願いしたい」と申し入れをしたそうです。一方、アカデミーのピアソン会長は、「功労賞は映画界における功績と貢献に贈られるもので、 引退に対するものではない」として、3月23日の授賞式で授与する方針だそうです。ただ、受け取る意思がない場合は、引き取られるまで保管されるそうです。確かに、ピーター・オトゥールの思い、意向にも一理ありますよね。7回のノミネートがありながら、不運にも受賞を逃しているだけにその俳優としてのプライド、役者魂には、大いに敬意を表します。【ハリウッドに130年前の東京出現!?】明治維新直後の日本を舞台としたアメリカ映画「ラスト・サムライ」で、アメリカ・ロサンゼルスのスタジオ内に大掛かりな屋外セットが組まれたそうです。その規模とリアルさに、渡辺謙さんや真田広之さんなど日本人キャストたちもビックリだとか。10メートルほどの高さの鳥居をくぐると、家具店、米屋、芝居小屋などが立ち並び。東京税関、両替などといった看板に混じって英語やロシア語の看板も・・・。人力車や干物屋台、新聞の掲示板が置かれ、くんせいや干物のにおいがプーンと匂っているそうです。(笑)ロス撮影は2001年11月からスタートしていて、ワーナー・ブラザースのスタジオ屋外に再現された“東京”は全長約200メートル。同スタジオで屋外セットを組むのは、1989年の「バットマン」以来13年ぶりのこと。主演のトム・クルーズと組む日本の共演者たちもロスに乗り込み、渡辺謙さんは「町並みが本当に明治みたい。タイムスリップした感じ」、真田広之さんも「ハリウッドの力技を感じる」とコメント。これからはニュージーランドに移り、大規模な戦闘シーンなどの撮影が行われる予定。「マーシャル・ロー」「戦火の勇気」のエドワード・ズウィック監督のこの作品、今年12月5日日米同時公開予定となっています。 楽しみ! (=^^=)♪
Jan 31, 2003
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【「たそがれ清兵衛」ベルリン国際映画祭に出品】山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」が、2月6日から開催される第53回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に出品されるそうです。山田監督作品としては、昭和63年の「ダウンタウン・ヒーローズ」以来の出品。ベルリン映画祭は世界三大映画祭の1つで、昨年度は宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」が金熊賞(=最優秀作品賞)を受賞しました。「たそがれ清兵衛」は国内主要映画賞の作品賞を独占していることもあって、2年連続、日本映画の受賞の期待も高まってきています!最終結果の発表は2月15日。そして、アメリカで数々の映画賞の各部門を受賞して話題となっているスティーブン・ダルドリー監督の「ジ・アワーズ」(邦題:「めぐりあう時間たち」)や、チャン・イーモウ監督の大作「英雄/ヒーロー」などの作品とと金熊賞を競い合うことになりそうだとか・・・。他には、パノラマ部門に阪本順治監督の「ぼくんち」と中田秀夫監督の「ラストシーン」、フォーラム部門にSABU監督の新作「幸福の鐘」、キンダー部門に中江裕司監督の「ホテル・ハイビスカス」が出品されるそうです。また、小津安二郎生誕100年記念に「東京物語」などの回顧上映もあるそうです。【「たそがれ清兵衛」が全13部門で受賞】第26回日本アカデミー賞の優秀賞受賞者の発表が1月27日、都内ホテルで行われ、「たそがれ清兵衛」が13部門すべてで受賞しました。優秀作品賞は「たそがれ清兵衛」「阿弥陀堂だより」「突入せよ!『あさま山荘』事件」「陽はまた昇る」「ピンポン」の5作品。授賞式は3月7日に行われる予定です。また会長特別賞が故・蔵原惟繕、深作欣二両監督に贈られることになっています。ニッポン放送「オールナイトニッポン」聴取者の投票で決める話題賞は、作品部門がモーニング娘。の「仔犬ダンの物語」、俳優部門は「リターナー」の鈴木杏ちゃんが選ばれています。【宇多田ヒカルちゃんの旦那さまが初監督】邦画と言えば、宇多田ヒカルちゃんの旦那さまこと写真家の紀里谷和明氏が「新造人間キャシャーン」で監督デビューするというお話が先日ありましたよね。昭和48年10月~翌年6月までフジTV系で大ヒットしたアニメの実写版だとか。公害処理用に開発されたロボットが起こした反乱を鎮圧するため、ロボット工学の東博士が息子の鉄也を新造人間に改造。ロボット犬フレンダーとともに反乱ロボットと戦う物語だそうです。あ~、全然知らない! しかもアニメには詳しくないので・・・。(笑)何でも、当時小学生だった紀里谷氏が夢中になったアニメだそうで「いつかこれを映画にしたい」とずっと思っていたのだそうです。アメリカの芸術学校ケンブリッジ・ハイスクール、パーソンズ大で幅広い芸術教育を受けた紀里谷氏。宇多田ヒカルちゃんのプロモーションビデオにも見られたような、近未来の登場人物のコスチュームや美術などの映像、演出が楽しみです。
Jan 30, 2003
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【6代目ボンドにジュード・ロウ?!】イギリスの映画専門誌「トータル・フィルム」が読者を対象に行なったアンケート結果で、「007」シリーズの6代目ジェームズ・ボンド役に、「ガタカ」「A.I.」などで知られるジュード・ロウが、4分の1以上の投票を得て、見事第1位に選ばれたそうです!第2位は「トレインスポッティング」「スター・ウォーズ エピソード1&2」「ムーラン・ルージュ」などに主演したユアン・マクレガー。第3位は「ベルベット・ゴールドマイン」「アメリカン・サイコ」などのクリスチャン・ベール。アンケート結果について「トータル・フィルム」誌の編集長は、「ジュード・ロウにはジェームズ・ボンドの特長である気さくで上品な、 上流階級のような洗練されたところががある」とコメント。ユアン・マクレガーについても、 「(初代ボンドの)ショーン・コネリーと同様スコットランド出身なので興味深い」と。ほかに「グラディエーター」でアカデミー賞主演男優賞を受賞したラッセル・クロウやイギリスの人気歌手ロビー・ウィリアムズなどの名も挙がっていたり、「フォー・ウェディング」「ブリジット・ジョーンズの日記」などのヒュー・グラントも2%を獲得。現在5代目ボンドを演じているアイルランド出身のピアース・ブロスナンは、最新作「ダイ・アナザー・デイ」がボンド役の4本目。次回作の出演も決まっています。昨年の記者会見では年齢を理由に引退という話も出ましたが、まだ6代目に譲るには早いのでは・・・。うーん、ジュード・ロウのジェームズ・ボンド・・・。もし実現したとしたら、どう思われますか? (=^^=)♪≪おまけ≫・・・というジュード・ロウのファンにとっては嬉しい投票結果でしたが、私生活では、妻のサディ・フロストとの夫婦仲の危機を乗り越えるために共同製作に取り掛かるとか・・・。「ザ・ワールド・トゥモロー(原題)」は、ジュード・ロウがグウィネス・パルトロウと共演のSFスリラー。夫妻の結婚は危機的状態で、サディ・フロストが自殺未遂を起こしたという噂も・・・。「このプロジェクトを進めることで、一緒に過ごす時間が増えることが重要」と関係者もコメントしているそうです。【ハーバード大から賞を授与される監督と女優は?】マーティン・スコセッシ監督と女優のアンジェリカ・ヒューストンです!この度、“ヘイスティ・プディング賞”がハーバード大から贈られることになったそうです。この賞は、大学の演劇部としてはアメリカで最古の歴史を持つハーバード大学の演劇部から、エンターテインメント界に多大なる功績を残した人に毎年贈られています。受賞したアンジェリカ・ヒューストンは、生徒たちを先導してパレードに参加する予定で、マーティン・スコセッシ監督は、演劇部の新作の開幕日に出席する予定になっているそうです。大きな映画賞も嬉しいですが、学生からの支持によって選ばれるのもまた違った喜びでしょうね。【ダース・ベーダーがサッカークラブの名誉理事に?!】サッカーのイングランド3部リーグ、エクセター・シティーの名誉ディレクターに、「スター・ウォーズ」シリーズの前3部作で、悪の権化ダース・ベーダーを演じたイギリス人俳優のデビッド・プラウズが就任することになったそうです!デビッド・プラウズの友人、かつ同クラブの共同会長でもある超能力者のユリ・ゲラーが明らかにしたそうです。ジョン・ラッセル共同会長がスター・ウォーズの大ファンで、フォースに“とりつかれている”(?)ことから、ユリ・ゲラーが就任を打診し、デビッド・プラウズの快諾を得たとか・・・。同クラブの名誉ディレクターには、マイケル・ジャクソンやマジシャンのデビッド・ブレインの名前もあるとか・・・。「“ダース・ベーダーが見ている”と相手選手が感じることによる心理的効果は計り知れない」とユリ・ゲラー。もちろん、ダース・ベーダーの黒いマスクをかぶるつもりはないということですが、ユリ・ゲラーは次のようにコメントしたそうです。「いつの日か、あの姿でピッチに現れるよう彼を説得するつもりだ。」会長さんやらの趣味で、ディレクターという役割の選出は決まっているみたいですね。ところで名誉ディレクターというタイトルの人は何をするのかがよくわかりませ~ん!(笑)それにしても、久しぶりにユリ・ゲラー氏の名前を聞きました。本国では超能力でまだ頑張っていらっしゃるのでしょうか・・・。 (=^^=)ニッ!
Jan 29, 2003
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【イギリスアカデミー賞ノミネート発表!】アメリカのアカデミー賞の前哨戦って言われる映画賞ってたくさんあり過ぎですが、このイギリスのアカデミー賞もその一つで、候補者・作品が発表されました。 ※イギリスアカデミー賞:BAFTA British Academy of Film and Television Award「シカゴ」「ギャング・オブ・ニューヨーク」が作品賞をはじめ、12部門にノミネートされています。「めぐりあう時間たち(原題:The Hours)」も、作品賞ほか11部門と続いています。主演男優部門では、本命と言われているダニエル・デイ・ルイス(「ギャング・オブ・ニューヨーク」)、そしてマイケル・ケイン(「The Quiet American」)、ジャック・ニコルソン(「About Schmidt」)ら、主演女優部門では、レニー・ゼルウィガー(「シカゴ」)、二コール・キッドマン(「めぐりあう時間たち」)、メリル・ストリープ(同作品)ら、それぞれがしのぎを削る争いとなりそうです。授賞式は、2月23日にロンドンで行われる予定です。主な賞のノミネートは以下の通りです。 【作品賞】 「シカゴ」(ロブ・マーシャル監督) 「ギャング・オブ・ニューヨーク」(マーティン・スコセッシ監督) 「めぐりあう時間たち」(スティーヴン・ダルドリー監督) 「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」(ピーター・ジャクソン監督) 「戦場のピアニスト」(ロマン・ポランスキー監督) 【英国作品賞】 「ベッカムに恋して」(グリンダ・チャーダ監督) 「Dirty Pretty Things」(スティーヴン・フリアーズ監督) 「めぐりあう時間たち」(スティーヴン・ダルドリー監督) 「The Magdalene Sisters」(ピーター・ミュラン監督) 「The Warrior」(Asif Kapadia監督) 【監督賞】 ロブ・マーシャル監督(「シカゴ」) マーティン・スコセッシ監督(「ギャング・オブ・ニューヨーク」) スティーヴン・ダルドリー監督(「めぐりあう時間たち」) ピーター・ジャクソン監督(「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」) ロマン・ポランスキー監督(「戦場のピアニスト」) 【主演男優賞】 エイドリアン・ブロディ(「戦場のピアニスト」) ニコラス・ケイジ(「アダプテーション(原題)」) マイケル・ケイン(「The Quiet American」) ダニエル・デイ=ルイス(「ギャング・オブ・ニューヨーク」) ジャック・ニコルソン(「アバウト・シュミット」) 【主演女優賞】 ハル・ベリー(「チョコレート」) サルマ・ハエック(「フリーダ」) ニコール・キッドマン(「めぐりあう時間たち」) メリル・ストリープ(「めぐりあう時間たち」) レニー・ゼルウィガー(「シカゴ」) 【外国語映画賞】 「天国の口、終りの楽園。」(アルフォンソ・クアロン) 「City Of God」(Katia Lund監督&Fernando Meirelles監督) 「Devdas」(サンジャイ・リーラ・バンサーリー監督) 「Hable con ella/英題:Talk to Her」(ペドロ・アルモドヴァル監督) 「The Warrior」(Asif Kapadia監督) 参考:「アバウト・シュミット」オフィシャルHP (英語) 「アバウト・シュミット」 GAGA情報ページ 「ベッカムに恋して」 ALBATROS情報ページ 「アダプテーション(原題)」オフィシャルHP (英語)【「レッド・ドラゴン」のエドワート・ノートン来日!】TVでほんの少しだけ記者会見の模様を見たのですが、本当に流暢な日本語でビックリしました!「レッド・ドラゴン」の宣伝のためにブレット・ラトナー監督とともに来日したエドワード・ノートン。「羊たちの沈黙」「ハンニバル」と合わせた三部作の第1章に当たる「レッド・ドラゴン」は話題沸騰中!エドワート・ノートンは、大阪でサラリーマンをしていたことがあるそうで「日本語はよく勉強したが、全部忘れてしまった」と発音のいい日本語であいさつしたりとても笑顔の素敵で、優しそうな人みたいですね。 (=^^=)レクター博士こと、アンソニー・ホプキンスとの共演については「彼の演技はデビューのころから研究していた。 多くを学び取り、素晴らしい共同作業ができた」と自信たっぷりの様子・・・。記者会見の模様が、オフィシャルHPでオンデマンドで見ることができます!「レッド・ドラゴン」オフィシャルHP (2月8日公開)【オスカー女優のハル・ベリーも来日!】007シリーズの最新作「007 ダイ・アナザー・デイ」に出演して話題を呼んでいる、あのハル・ベリーがイギリスの新進女優ロザムンド・パイクと共に来日し、リー・タマホリ監督とともに記者会見を開きました!ハードなアクションで“タフなボンドガール”を演じたハル・ベリーは長袖のぴったりしたシャツにジーンズ姿。足を組んでリラックスした様子でコメントしていました。「セクシーさだけでなく、強いのがすてき。 この役だからこそやりたかったの」さらに、オスカー女優のボンドガールはハル・ベリーが初めてで、「(実力派の)オスカー女優が(軽い)ボンドガールだなんて!」という批判があったことを明らかにして、「極端から極端という役こそ女優冥利につきる。 これからも幅広い役にチャレンジしたいわ」と堂々コメント。一方、これが映画初出演のロザムンド・パイクはノースリーブのワンピース。「過去の超豪華キャストに自分が加われるなんて、 これまでの人生で最もエキサイティングなこと。 私もベリーもボンドと寝るけど、自分の利益のため。 それが楽しかった。 」と楽しいコメントをしていました。また、悪の親玉が北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の人間であることから、韓国などでは公開中止運動なども起きたというニュースもありましたが、そのことについて、リー・タマホリ監督はこう語っていました。「確かにボンドが14か月も監禁されて拷問を受けそうな国といえば、 今なら北朝鮮とミャンマーくらいしかないと思うが、 ボンドはさまざまな国を舞台にしてきたわけだし、 今回たまたま選ばれただけのこと。」 ピアース・ブロスナンも公開するころには来日してくれるといいのに・・・。 (=^^=)V映画の予告編を観ただけでも、すご~く面白そう!それにラジオでよく流れているマドンナが歌う主題歌もカッコイイです。「007 ダイ・アナザー・デイ」オフィシャルHP (3月8日ロードショー公開)
Jan 28, 2003
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2月24日の夜、サンダンス映画祭のワールドシネマ部門で公式上映された「13階段」。サンダンス映画祭はロバート・レッドフォードの提唱で始まった若手、独立系映画の製作者を応援する映画祭。「13階段」は世界の注目作26本を集めた「ワールドシネマ部門」(アウト・オブ・コンペ)としての上映でした。主演の反町隆史さん、長澤雅彦監督らが舞台あいさつをしたそうです。上映が行われたエジプシャン・シアターの全290席はほぼ満席となり、反町さんの「エンジョイ・ザ・フィルム!」の声で始まり、上映後には盛大な拍手だったそうで、「生と死を扱った暗い内容がアメリカ人に受けるだろうか」という不安も取り越し苦労だったようです。反町さんに「グッジョブ! コングラチュレーション(よくやったね、おめでとう)」と観客からは声を掛けられ、肩をたたかれたり握手を求められたりして、「サンキュー」と喜びいっぱいの反町さんだったことは言うまでもありません。公式上映に合わせ、反町さん、長澤監督、角谷優プロデューサーが22日に現地入り。試写会場で観客の質問に答えたり、写真取材を受けるなど、初めての映画祭に積極的に参加し、反町さんは欧米人に見劣りしない体格と個性的なツラ構え(?)ということもあって、行く先々で人目をひいて「グッラック!(幸運を)」と声をかけられたそうです。映画を愛する人々と町の雰囲気を肌で感じたこの3日間に、「すごくいい経験をさせてもらった。 こういう場で観てもらえて、お客さんは感動もしてくれた。 すごくうれしいよ。」と反町さんのコメント。さらに、この映画祭はハリウッドスターがたくさん来場することでも有名です。新作「マスクト・アンド・アノニマス」が招待上映されたクリスチャン・スレーター、初監督作を携え参加したマット・ディロンと反町さんは遭遇し、握手を交わしエールを交換したとか・・・。2人の気さくな態度にかなり刺激を受けた様子で、マット・ディロンには「君がスターだとすぐわかったよ。顔がいいしオーラがある」と言われて照れていたそうです。≪サンダンス映画祭 受賞結果≫各部門の受賞結果が26日に選出され幕を閉じました。ホームビデオによる撮影など、様々な手法を取り入れた2作品を最優秀作品賞に選び、ドラマ部門では漫画家の日常を描いた「American Splendor」、ドキュメンタリー部門では、悲劇的な事件と向き合う実在の一家の姿をとらえた、「Capturing the Friedmans」がそれぞれ作品賞に選出され、また注目度の高いドラマ部門の観客賞は、トム・マッカーシー監督作「The Station Agent」が受賞。同作品は脚本賞も受賞したそうです。さらに監督賞には思春期の女子高生の姿を描いた「Thirteen」のキャサリン・ハードウィックが選ばれています。今は名前も知らない受賞者、受賞作品ですが、しばらくすると“あのサンダンス映画祭の時のーーーっ!”と思い出す時が来るのでしょうか・・・。(笑)大いに期待して待っていたいと思います。 (=^^=)V「13階段」は2月8日から全国東宝系でロードショー公開となります。「13階段」オフィシャルHP (初日舞台挨拶のお知らせもあります。)
Jan 27, 2003
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【ピーター・オトゥール氏にアカデミー名誉賞!】アメリカ映画芸術科学アカデミーは2月24日、ピーター・オトゥール氏にアカデミー賞名誉賞を授与すると発表しました。主演男優賞に計7回ノミネートされていますが、意外にも受賞は逃しています。 ≪ノミネート作品≫ 「アラビアのロレンス」(1962年) 「ベケット」(1964年) 「冬のライオン」(1968年) 「チップス先生さようなら」(1969年) 「THE RULING GLASS」(1972年) 「スタントマン」(1980年) 「MY FAVORITE YEAR」(1982年)しかしながら、非凡な才能が映画の歴史に印象的なキャラクターを提供したということで今回の名誉賞の受賞が決まったということです。ちなみにゴールデン・グローブ賞では「ベケット」「冬のライオン」「チップス先生さようなら」で最優秀主演男優賞を3回も受賞しています。≪バイオグラフィー≫1932年8月2日、アイルランドのコネーマラ出身。本名はSeamus Peter O’Toole。イギリスのヨークシャーに育ち、幼い頃からの夢だったジャーナリストになるべく地元の新聞社に入社。一方、アマチュア劇団にも参加して1949年に初舞台を踏みました。その後海軍に従軍して除隊後奨学金を得て王立演劇アカデミーに入学。1955年にはプロ・デビューも果たし、その後シェークスピア劇を中心に活躍しました。映画へは1960年の「海賊船」でデビューし、プロデューサーのジュールス・バックと独立プロも設立しました。そして1962年の「アラビアのロレンス」のT・E・ロレンス役に抜擢され、188cmの長身と透き通るような美しいグリーンの瞳と共にエキセントリックな演技が認められました。1959年に舞台で共演したシアン・フィリップスと結婚し2人の娘も生まれましたが1979年に離婚しています。1975年には腹部の悪性腫瘍で余命幾ばくもないと告知を受けましたが手術をした後、奇跡的に克服しています。3月23日のアカデミー賞授賞式でオスカー像が贈られるということですので初のオスカーを手にする、70才となるピーター・オトゥール氏のスピーチが楽しみです。
Jan 26, 2003
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タイトルの「13階段」は、昔の死刑執行の階段を連想してしまい、気がついたら、ちょっと肩に力が入った感じで上映を待っていました。複雑に絡んだ過去の出来事がさまざまな人達を巻き込んだサスペンスになっています。≪ストーリー≫かつて喧嘩相手を誤って死に至らしめ、3年の刑に服していた三上純一(反町隆史)は4ヶ月の刑期を残して仮釈放された実家に戻った。しかし、自分の犯した罪で慰謝料のための借金、妹の縁談が破談となったことなどを知る。そんな折、服役していた刑務所の刑務官・南郷正二(山崎努)が彼を訪れ、ある死刑確定囚の冤罪を晴らすため弁護士の杉浦(笑福亭鶴瓶)から調査を受け、純一にも仕事を誘い、事件の全容を話した。死刑確定囚の樹原亮(宮藤官九郎)は窃盗の前科があり、仮出所中に保護司夫妻を金目当てで殺害した容疑をかけられていた。状況証拠は樹原が犯人であることを裏付けていたが、事件直後の交通事故で犯行時刻前後のの記憶を一切無くしていたのだった。罪を犯した後悔も、犯行を否認することも出来ない樹原には恩赦の望みも無かった。最高裁でも上告は棄却され、事件から3年後、樹原の死刑は確定した。刑執行の可能性を考えると残された時間は3ヶ月。手がかりは樹原がふと思い出した犯行当時の「階段を昇っていた」という記憶の断片のみ。主役の反町隆史さんは、「GTO」では活発でハチャメチャな教師の鬼塚、大河ドラマの「利家とまつ」では迫力ある織田信長などTVでも映画でも活発で積極的なキャラクターを演じて来ましたがこの作品では、過去に人を殺め、心に奥深い闇を抱えるというこれまでにない役。そして、法の名の下に死刑執行を行った刑務官・南郷正二役の山崎努さん。某ビールCMでコミカルな温泉卓球シーンなどがありましたが、やはり、黒澤監督の「天国と地獄」「影武者」をはじめ、伊丹監督の「お葬式」「タンポポ」「マルサの女」、最近の「GO」「模倣犯」とTVよりスクリーンで大きな存在感のある山崎さんが、職務と倫理観の間で苦悩するという刑務官の役を好演しています。他に田中麗奈さん、笑福亭鶴瓶さん、宮藤官九郎さん、別所哲也さん、大杉漣さん、井川比佐志さん、石橋蓮司さん、崔洋一さん、大滝秀治さんなど、個性的かつ演技派揃いのキャストが脇をしっかりと固めています。そして、「宮迫~ですっ!」でお馴染みの雨上がり決死隊の宮迫博之さんが死刑囚役として味のあるところを見せていたのが印象に残っています。「13階段」オフィシャルHP(★★★☆☆)
Jan 25, 2003
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サミュエル・L・ジャクソンとロバート・カーライル共演の「ケミカル 51」を試写で観てきました。まずは、前から気になっていたサミュエル・L・ジャクソンの名前の“L”について・・・。(笑)ちょこっと調べたら、ミドルネームの“L”は“Leroy”の頭文字でした!ニックネームは“Sam”、そして“King of Cool”だそうです。ということで、映画とは関係ないことから書き出してしまいましたが、かつてはチンピラや悪役専門だったサミュエル・L・ジャクソン。でも最近は「スター・ウォーズ」の新シリーズでジェダイの騎士を演じたり、いい人の役も結構多くなりました。そんな中、今回の「ケミカル51」ではコミカルな要素を持ちながらクールという、闇ドラッグ製造の天才調剤師(?)エルモ役を結構楽しんで演じていたように思いました。この作品は「スターウォーズ/EP2」「チェンジング・レーン」より前に製作されたフランスの映画です。さて、悪役なのか善人なのかは最後まで観ないとわからない作品です。≪ストーリー≫大学で薬理学を学んだエルモ(サミュエル・L・ジャクソン)は、卒業式の日にハイになってドライブしているところを警察に捕まり、マリファナを押収され、もちろん逮捕。将来の道を閉ざされてしまいます。30年後、LAでドラッグ稼業についていたエルモは、組織から足を洗うため、新たに開発した薬“POS51”を使って、ボスのリザード(ミート・ローフ)を陥れます。新たな取引のため、イギリスのリバプールに到着したエルモを出迎えたのは、サッカー狂でアメリカを毛嫌いしているフィーリクス(ロバート・カーライル)。しかし、リザードはエルモのところへ殺し屋を送り込んでいたのでした。その殺し屋とは、凄腕の美人ヒットマン、ダコタ。そして、彼女はフィーリクスの元恋人だった・・・。ストーリーだけ読むとサスペンスでシリアスのように感じるかもしれませんが、ハチャメチャで、放送禁止系の用語&シーン(?!)がガンガン飛び出し、狭いパリの街でのド派手なカーアクション、そして爆発やマシンガンでの銃撃など合法ドラッグの話だけに、作品の過激度もかなりハイテンション!次々に変なキャラクターの登場に結構笑えます。 (=^^=)その筆頭がサミュエル・L・ジャクソン。あのがっちりした体格でタータンチェックのスカート姿でゴルフバッグを担いでいます。ただ、コメディと思って観に行くと、お下品なシーンもいっぱいあるのでお上品な方、超きれい好きという方には、我慢できない作品かも知れませんのでご注意を!(笑)(★★☆☆☆)≪おまけ その1≫今回の試写会では、日本ユニシスとGAGAが初の試みとして行なった携帯電話による“二次元バーコード電子認証”の共同実験というのが試されていました。携帯メールに当選のメールが届き、記載されたURLに接続して事前に「電子当選券」を保存しておきます。入場の時にその“二次元バーコード”を表示させて、専用の読取装置にかざすと自分の名前がパソコンに表示されて確認、というものでした。初めての体験でちょっとドキドキしましたが無事通過。(笑)何台も装置は用意されていましたが、ハガキを回収するよりは時間がかかって上映時間も定刻より少しだけ遅れてのスタートとなりました。これからは、試写会もですが、コンサートやスポーツなど、チケットが電子化されるのが当たり前の時代になるかも知れませんね。≪おまけ 2≫※サミュエル・L・ジャクソン インタビューQ:今回、製作も兼ねた経緯は?S:この映画の脚本がオレのところにきたのには、ウソのようなホントの話があるんだ。 ステル・パブロウはリカーストアに勤めている時、オレをイメージしてこの脚本を書いたそうなんだ。 で、彼はオレのマネージャーの連絡先をどうにか手に入れて送ってきた。 で、読んだら面白いから、オレはやろうってすぐに決めたんだ。 その脚本の存在を知っているのが世界でまだ数人という段階だったから、 いろいろ人を集めなきゃならなかった。それで、成り行きでエグゼクティブ・プロデューサーもやることになったんだ」Q:香港出身のロニー・ユー監督を起用をしたのはなぜ?S:ロニー・ユーはジャッキー・チェンのアクション・コメディをたくさん作ってきた監督だから、 同じジャンルとなるこの映画を作るのに適していると思ったんだ。 それに「白髪魔女伝」を作った監督で、オレはあの映画の大、大、大ファンなんだ! 彼は興味深い仕事をたくさんやってきた監督で、しかも英国で教育を受けているから その辺の文化的バックグラウンドも知っていると思ったんだ。Q:主人公のエルモはキルト姿。着心地はどうだった?S:初めてキルトを着た時、昔から履いていたような妙なしっくり感があった。 それにしてもなかなか興味深い経験だったよ。 だって、動くたびにケツのあたりにヒラヒラしたものが当たるからね。 それになんだか“スーカースーカー”しているし。 でも、ウールだからとても厚い布でできていて、ぬくもりが常に充満しているという感じだから、 予想以上に暖かいんだ。Q:船の上からブイに向かって打つなどのゴルフからみのシーンは吹き替え?S:ゴルフクラブの会員でもあるけど、パブリックのゴルフコースでもプレイするよ。 セレブ仲間とは限らず、その時一緒になった人とやるんだ。 この前なんか12歳の少年や、その辺のオバさんと一緒に回ったよ。 そして、よく「“マトリックス”に出てる人だね」って間違えられるんだ(笑)Q:エルモのように化学オタク?S:オレは子どものころから化学が好きでね。 顕微鏡や実験セットをクリスマスにもらっていた。 部屋で実験をして、変な匂いを出しては親に怒られていたよ。 それで、大学では化学を専攻したから、エルモを演じるに当たって 薬品の混ぜ方や器具の使い方などのリサーチは必要がなかったんだ。Q:プロデューサーや監督という仕事についての考えは?S:オレはオレのテイストがあるから、小説やオリジナルのアイデアとかをベースに、 一風変わった独立系の映画をプロデュースすることには興味があるけど、 監督をしようとは思わないね。Q:出演作の決め手はS:ストーリーだね。エキサイティングで、興味があって、 自分でお金を払ってみたいと思う映画だね。それが最初。 で、キャラクターを観て、研究して、今までやったことない役、挑戦できる役、 俳優としてやりたいと思う役をやる。 だから、脚本を読んで、オファーがきた役よりも 別の役がやりたいと思ったら正直にそう言ってみるんだ。 だいたい、脚本を読むときは一般客として映画を観ている感覚を大切にしている。 この映画が観たいか観たくないかが決め手だね。
Jan 24, 2003
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【マット・デイモン来日&インタビュー!】「ボーン・アイデンティティー」のPRのため初来日したマット・デイモン!チラッとTVのワイドショーで見たのとラジオでインタビューを聞きました。なんだか服装も笑顔もおしゃべりも、終始ラフなかんじだったみたいで・・・。(笑)1月22日の記者会見ではやや緊張しつつも、会場にいた記者の方やTVカメラクルーの方、関係スタッフや通訳の戸田奈津子さんにもしっかりと気配りをしていたそうです。会見前に別室にてフォトセッションがあったそうですが、登場するなり笑顔で手を振って、カメラマンの「This Camera Please!!」という言葉にも「You are welcome!」と笑顔でカメラマンの要求に応じ、かなりの好印象!また、予定されていた2分間を30秒くらい延長してサービス撮影。そして、記者会見に現われ、登壇の前にも記者やTVカメラに向かって手を振ってサービス。最初の挨拶で、「まずは、Hello!を言いたい。初来日で気持ちはワクワクしている。 何より自分が誇りに思える作品を持って来れたことが嬉しい!」と語り、俳優業と脚本業を手掛けるマットらしいコメント。以下、インタビュー内容です。記 者:ジェイソン・ボーンを演じて得たことは何ですか?マット:この作品は俳優として挑戦的な面を持った作品だった。 記憶喪失でありながら、彼の動作一つ一つが過去に トレーニングを受けていたという片鱗を見せなくてはならい。 この演技のトレーニングをしたことで 新しい自分を見つけることができた。記 者:映画の撮影のためにボクシングのトレーニングをされたということですが、 現在プライベートでもトレーニングは続けているのでしょうか? また続編の企画は持ち上がっているのでしょうか?マット:この映画のためにロサンゼルスでトレーナーに ボクシングのトレーニングをしてもらったんだけど、 僕は今ニューヨークに住んでいるんだ。 だからロスに行ったときにはトレーナーと一緒にボクシングをしているけど、 ニューヨークにいるときは、ジョギングをしているよ。 映画の俳優をしていていいことは、作品ごとに新しいことが学べて 少しでも身に付いていくことかな。 続編の企画はまだ持ち上がっていないよ。 ひとまず自分を試す意味でアクション作品に出演したんだ。 結果的にとても面白くてアクションが好きになった。 この作品はいままでのアクション作品とは違ってかなりリアリティがあるし 細部にわたってディテールがしっかり描かれている。 このことが出演を決めた最大の理由かな。 同じようにディテールにこだわって製作をするのであれば 続編にも出演したいと思っている。記 者:出演する作品を決定する際にこだわっている部分はどこですか? また現在シナリオは執筆中ですか?マット:とくにこだわりはなくどんな作品でも出演するつもりでいる。 大作であろうとインディーズの作品であろうと シナリオを読んで気に入った作品、 また一緒に仕事をしたいと思っている監督の作品には出演していくよ。 シナリオはベン(ベン・アフレック)と一緒に書こうと言っているが、 お互いに忙しいくなかなか一緒の時間を作ることができていない。 あと2年か3年で確実に一つの脚本を作りあげるつもりではいるよ。記 者:役作りにあたって監督とディスカッションを行ったと言うことですが、 マット・デイモン自身からどのような意見を言ったのでしょうか? また今回の撮影でパリ、プラハとヨーロッパ各地を回られたようですが 印象に残った場所やエピソードをお聞かせください。マット:監督とはかなり多くディスカッションをした。 多くのディスカッションはしたがシナリオ自体が完成されたものだったので、 コミュニケーションをとるためにディスカッションを多く行った。 監督のみならずスタッフ、出演者のみんなで協力し合ってできた作品だと思っている。 印象に残っているのは、パリもプラハもとても印象に残っている。 プラハの街のみんなは外国の撮影隊に対してとても協力的で良くしてくれるが、 パリは様々な制約があって撮影にはとても苦労した。 でも撮影以外の時間ではやはりパリの方がいい街で景観も美しかったと思う。記 者:今回の撮影で一番大変だったアクションシーンはどのシーンですか?マット:一番大変なのはアパートのアクションシーンかな。 フィリピンのカリという武術をトレーニングして望んだんだけど、 アパートのシーンは複雑なアクションなので6週間のリハーサルを行った。 アクションシーンのコーディネートを行ってくれたのは 「グラディエーター」や「ブレイブ・ハート」のニック・パウエルで 彼のこだわった撮影のおかげで色々学べたし、 相手役をしてくれた格闘家にシャンパンを毎日何本もあげる羽目になってしまったよ。(笑) 相手役の格闘家はプロだからぎりぎりのパンチやキックをしてくれるが 自分は素人だからその辺が難しかった。 だから、体に当たったら1回につきシャンパンを1本あげる約束をしてしまって そうなってしまったんだ。(笑) でも相手はとても喜んでくれたよ。記 者:相手役の女優、フランカ・ポテンテについては?マット:「007シリーズ」のボンドガールはモデルみたい。 こっちのヒロインは美しさに加え、リアリティーや存在感もある。 また、ハリウッドのアクションは5分先の展開が読めるものが多いけど、これは違う。記 者:ケヴィン・スミス監督作品には今後もずっとカメオ出演する予定でしょうか?マット:ずっとカメオ出演するつもりだよ。(笑) ベン(ベン・アフレック)とジェニファー・ロペスの「Jersey Girl」にも カメオ出演しているから楽しみにして欲しいね。(笑)質問の途中、記者の携帯電話の着信音が流れた時には、壇上から降りてきて、その持ち主のところまで行って「何の音楽?」といった感じで話しかけたりもしていて会場はとても盛り上がったそうです。たばこを吸い出す場面もあり「日本では平気なのかな?」と気にしたりもしていましたが、とても初来日とは思えないほどリラックスしていたようで・・・。ちなみに日本で行きたいところは明治神宮だとか・・・。ホテルの部屋から眺めている景色で綺麗だったので行きたいと思ったそうです。・・・ということは、お泊りは新宿のパークハイアット東京かな?翌日の23日に行われたジャパンプレミアでは舞台あいさつがありました。集まったファンは若い女性を中心に約700人。黄色い声援を浴びたマットは「男性はいないの?」と大テレだったとか・・・。「気に入らなかったらお金を全額返すよ」と作品に自信を見せていたそうです。レオさまの時のように六本木あたりで豪遊するのではないかと予想されていたみたいですがどなたか、“夜遊び”のスクープされた話題がをどこかで聞きましたか?(笑)≪おまけ≫そのマット・デイモンが新作映画で、過激な笑い(?)に挑戦するそうです。作品のタイトルは「スタック・オン・ユー」。なんとシャム双生児がスターを目指し騒動を巻き起こすというコメディで、マット・デイモンは双子児の一人を演じるそうです。監督・脚本は「ジム・キャリーはMr.ダマー 」「メリーに首ったけ」「愛しのローズマリー」など、体を使った笑いが得意なボビー&ピーターのファレリー兄弟。2月から撮影が始まり、全米公開は2004年秋の予定となっています。またまたマット・デイモンの“新境地”が開かれ、どう変身するのか楽しみ! (=^^=)ニッ!【ヴィゴ・モーテンセン&カール・アーバンも来日!】「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」(監督ピーター・ジャクソン)からヴィゴ・モーテンセンとカール・アーバンが2月23日来日しました。帝国ホテルでの記者かいけんでは、同作品の第1部から旅の仲間のリーダー、アラゴルン役で活躍したヴィゴ・モーテンセンですが、「石油の為に血はいらない」と日本語のメッセージを書いた白いTシャツ、そして「和」と書いたはちまき姿で記者たちの前に現われました。「今作で平和と愛の大切さを改めてかみしめた。 アメリカ建国の意志は“対話できること”なのに、 今、政府は国民と対話せずにイラクを攻撃しようとしている。 戦争突入は危険で倫理的に反対だ。」と映画そっちのけで自らの主張を繰り返したとか。カール・アーバンも漢字で「平和」と縫い付けた上着を見せながら、「美しいラブストーリーだよ」と笑顔でPRしていたそうです。その手書きの文字は飛行機の中でスチュワーデスさんから教えてもらったそうです。【「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョンが緊急来日!】公開に先駆けて、主演の“猟奇的な彼女”こと、チョン・ジヒョンが24日に緊急来日しました。そして、東京・セルリアンタワー東急ホテルにて記者会見が行われた。韓国ではもちろん人気女優として活躍中ですが、清らかでおとなしいというイメージが今回は“生意気で凶暴な女子大生”を熱演!「ぶっ殺されたい?」が口癖で、殴ったり、飲みすぎて暴れたり・・・。キャスティングされる前から「猟奇的な彼女」のストーリーは知っていたものの、脚本に初めて目を通した時はプレッシャーがあったそうです。「今まで人を殴ったこともないし、自分と全く違うキャラクターだったので・・・。 でも撮影に入ったら楽しく演じられました!」と笑顔。共演のチャ・テヒョン演じるキョヌについては「かわいくてやさしい男性。自分のものにしたい!と思いました(笑)。 韓国ではこれを“ほしい”というんですよ。 でも私は自分をリードしてくれる男性がタイプですね」と語ったそうです。韓国で500万人を動員したこの映画の影響で、恋愛感や男女の立場に変化が出てきたとか・・・。チョン・ジヒョンはこの作品の演技と国民的ヒットにより、韓国のアカデミー賞にあたる2002年大鐘(テジョン)賞の最優秀主演女優賞、人気スター賞を獲得。「演じた役にも好感が持てるようになった。 これに満足せず、これからも違った面を演じていきたい」と前向きな発言も。FMラジオにも出演していたのを偶然聞きましたが、映画のイメージとは違って(笑)とてもシャイな感じの話し方で、あいさつなどは日本語でしていました。キョヌ役のチャ・テヒョンも、公開に併せて来日したいと言ってましたが、チョン・ジヒョンの緊急来日となって止めたのかな? (=^ ^=)♪
Jan 23, 2003
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「ストーカー」の上映前の予告編で、何やらスパイダーマンもどきが現われました!マスクはバットマン風、身のこなしやアクションはスパイダーマン風・・・。アップになったところで、どこかで見覚えのあるあの顎(あご)。「もしかして・・・あの顎は???」って思って観ていたら、やっぱりベン・アフレック!(笑)そうです!あのベン・アフレックがアメリカンコミックの「デアデビル」というヒーローに扮していたのです。全然知らなかったので、いきなり予告編のベン・アフレックを観てビックリするやら笑えるやら・・・。ちなみに、デアデビル(Daredevil)は、スパイダーマンと同じで、スタン・リーによって生み出された盲目のヒーローというキャラクター。幼い頃、人助けのため偶然浴びた放射性物質で視力を失ってしまったマット・マードックは、その代わりに聴覚、嗅覚など感覚機能が発達した超人的能力が備わります。やがて成長し弁護士となり、法では裁くことのできない悪の存在を知り、格闘術をマスターしてデアデビルとなったというストーリー。アメコミで初めて登場したのは、1964年とかなり前のこと・・・。ニューヨークという舞台設定が同じということもあって、スパイダーマンとは友人で共通した敵と戦うことも多々あるのだそうです。マット・マードックにはピーター・パーカーのような根本的な明るさはなくマジメ人間だそうです。アメコミのデアデビルの副題は「THE MAN WITHOUT FEAR(恐れぬ男)」。結構、女性にモテるのに、大抵かわいそうな結末が待っているというヒーローだとか・・・。さらに、登場キャラクターも、これまたセクシーなエレクトラ(ジェニファー・ガーナー)に、宿敵ブルズアイ(コリン・ファレル)、そしてニューヨークの暗黒街をしきるキングピン(マイケル・クラーク・ダンカン)。予告編で「グリーンマイル」のコーフィを演じたマイケル・クラーク・ダンカンはすぐ気づいたのですがコリン・ファレルのお姿は観なかったような・・・・・・、と思ったら気づくわけがありません!!オフィシャルサイトを見たら、コリン・ファレルは“原形を留めていない”(?)のです。(笑)野性味を増したブルース・ウィリスみたいになってしまっていて、繊細なコリン・ファンの方にはショックかも。「パール・ハーバー」で看護婦のサンドラ役だったジェニファー・ガーナーが、これまた、ものすごいコスチュームでド派手なアクションしてます!(ジェニファー・ガーナーはトム・ハンクスとレオさま共演の新作「キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン」にも出ています。)監督は「サイモン・バーチ」「ジャック・フロスト/パパは雪だるま」のマーク・スティーブン・ジョンソンで、「ロック・ユー!」のブライアン・ヘルゲランドと共に脚本も担当しています。公開はアメリカでは2月14日、日本では4月12日となっています。さて、大ヒットした「スパイダーマン」を超えることができるでしょうか! (=^^=) ♪「Daredevil」オフィシャルHP (英語)
Jan 22, 2003
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【サンダンス映画祭開幕!】今年で21回目を迎える独立系映画の祭典「サンダンス映画祭」が2月16日、アメリカ・ユタ州パークシティーで始まりました!モーガン・フリーマン、ホリー・ハンター共演の「LEVITY」がオープニング作品として上映されました。そして、もちろん上映前に映画祭を後援しているロバート・レッドフォードが登場!! (=^^=)♪映画祭と主催団体でもあるサンダンス・インスティチュートについて、「アーティストが商業主義にとらわれることなく映画を製作できる場所だ」と語ったそうです。モーガン・フリーマンとホリー・ハンターも上映会に出席していたそうですが、もう一人の共演者、ビリー・ボブ・ソーントンは喉頭炎のため欠席したとか・・・。昨年の映画祭は、同時多発テロなどの影響で控えめに行われましたが、今年は予想を上回る、2万人以上の入場が見込まれているそうです。また、ダスティン・ホフマンやメル・ギブソンなど、大物俳優も参加予定だそうです。そして、ロバート・レッドフォードは、2月20日の記者団との交流の中で、「ホワイトハウスはイラクとの戦争に踏み切る前に国民に説明する義務がある。 アメリカ全土で展開されている反戦デモについて、 答えを求める声が大きくなっている。と述べ、政府の政策に関する説明は不十分だときっぱりと批判したそうです。考えてみたのですが、ロバート・レッドフォード出演の戦争映画って思いつかないのですが・・・。スパイものやCIAものや大統領ものは思い浮かぶのですが。【リドリー・スコット監督にナイトの爵位】「エイリアン」「グラディエーター」「ハンニバル」「ブラックホーク・ダウン」など数多くのヒット作品を生み出したイギリスのリドリー・スコット監督が、エリザベス女王から「サー」の称号で呼ばれるナイトの爵位を授与されたそうです。もちろん、イギリス映画産業への多大なる貢献が評価されたためのこと。「グラディエーター」はアカデミー賞12部門にノミネートされ、最優秀作品賞ほか5部門を制覇。他にも「ブレードランナー」「テルマ&ルイーズ」、そして松田優作さんの遺作となった「ブラックレイン」など。今回の爵位には、「ローズ」「結婚しない女」「トータル・フィアーズ」「ゴスフォード・パーク」など、60年もの間活躍し続けているベテラン俳優のアラン・ベイツ、「ハムレット」「大いなる西部」「キルトに綴る愛」などの名女優ジーン・シモンズ、「秘密と嘘」「リトル・ヴォイス」でアカデミー賞にノミネートされた女優ブレンダ・ブレシンなどにも贈られたそうです。日本で言うところの“秋の紫綬褒章”・・・。ちょっと違うかな?!(笑)【アンソニー・ミンゲラがイギリス映画協会会長に】同じく、イギリスでの話題をもう一つ・・・。「イングリッシュ・ペイシェント」でアカデミー賞監督賞を受賞したアンソニー・ミンゲラ監督が、70年の歴史を誇るイギリス映画協会(BFI)の会長に指名されました。「会長としてBFIに参加できるのはうれしく、光栄なこと。 BFIの活動内容を一般の人々により理解してもらえるよう努力したい」とアンソニー・ミンゲラ監督が抱負を語りました。BFIは、イギリス映画普及のため1933年に設立された慈善団体。アンソニー・ミンゲラ監督は15人で構成される理事会を率いることになります。マット・ディロン主演の「最高の恋人」、そして、先日TVでオンエアされたマット・デイモンの「リプリー」もアンソニー・ミンゲラ監督の作品です。【「戦場のピアニスト」も受賞ラッシュ!】ニューヨークに続く東海岸の有力批評家賞、ボストン批評家協会賞が発表されました。ロマン・ポランスキー監督の「戦場のピアニスト」が作品賞・監督賞・主演男優賞の3部門を獲得!(主演男優はエイドリアン・ブロディ)主演女優賞には、サンダンス映画祭で話題を集めている「SECRETARY」のマギー・ギレンホールが受賞。新人発掘に定評のあるボストン批評家協会賞らしい結果となりました。(マギー・ギレンホール・・・どんな女優さんなのか楽しみですね!)さらに、今年から新たに作られたサンフランシスコ批評家協会賞でも「戦場のピアニスト」が最優秀作品として選出されました!監督賞は「FAR FROM HEAVEN」のトッド・ヘインズ、主演男優賞は「THE QUIET AMERICAN」のマイケル・ケイン、主演女優賞には「ピアニスト」のイザベル・ユペールが受賞しています。(「戦場のピアニスト」じゃなくて「ピアニスト」です!)2月上旬に「戦場のピアニスト」試写会がちょうど休みの日にあるので、当たるといいなあ・・・と日々お祈りしているところです!(笑)【AFIが選ぶ2002年の優秀10作品】アメリカ・フィルム・インスティトゥート(AFI)が毎年選出しています、2002年の年間ベスト10の優秀作品が発表になりました。他の映画賞のように最優秀1本を選出するのではなく、10本が順不同で選出されます。選出された10作品は以下の通りです。 「アバウト・ア・ボーイ」 「ABOUT SCHMIDT」 「アダプテーション」 「ANTWONE FISHER」 「シカゴ」 「フリーダ」 「アワーズ」 「ギャング・オブ・ニューヨーク」 「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」 「THE QUIET AMERICAN」
Jan 21, 2003
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【ゴールデン・グローブ賞発表!】アカデミー賞の行方を占う第60回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が2月19日夜(日本時間20日午前)、ロサンゼルスで開かれました。数ある映画賞の中でも、アカデミー賞の前哨戦として一番近いと言われているだけに受賞者、受賞作品関係者の喜びは次第に期待が高まっているでしょうね。 (=^^=)♪ニコール・キッドマンは昨年の「ムーラン・ルージュ」でミュージカル部門の主演女優賞に続き、「THE HOURS」で主演女優賞を受賞し2年連続の快挙を達成しました。その「THE HOURS」は、ドラマ部門の最優秀作品賞にも選ばれています。話題のミュージカル「シカゴ」はミュージカル・コメディ部門の最優秀作品賞、さらにリチャード・ギアとレニー・ゼルウィガーが揃って最優秀主演賞を受賞。「ギャング・オブ・ニューヨーク」はマーティン・スコセッシが監督賞、主題歌賞(U2)を受賞しました。映画部門受賞リスト(※は受賞者及び作品、無印はノミネートされた俳優及び作品)【作品賞[ドラマ部門]】 「ABOUT SCHMIDT」 「ギャング・オブ・ニューヨーク」 ※「THE HOURS」 「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」 「戦場のピアニスト」【主演女優賞[ドラマ部門]】 サルマ・ハエック 「FRIDA」 ※ニコール・キッドマン 「THE HOURS」 ダイアン・レイン 「運命の女」 ジュリアン・ムーア 「FAR FROM HEAVEN」 メリル・ストリープ 「THE HOURS」【主演男優賞[ドラマ部門]】 エイドリアン・ブロディー 「戦場のピアニスト」 マイケル・ケイン 「THE QUIET AMERICAN」 ダニエル・デイ・ルイス 「ギャング・オブ・ニューヨーク」 レオナルド・ディカプリオ 「CATCH ME IF YOU CAN」 ※ジャック・ニコルソン 「ABOUT SCHMIDT」【作品賞[ミュージカル/コメディ部門]】 「アバウト・ア・ボーイ」 「ADAPTATION」 ※「シカゴ」 「MY BIG FAT GREEK WEDDING」 「NICHOLAS NICKLEBY」【主演女優賞[ミュージカル/コメディ部門]】 マギー・ギレンホール 「SECRETARY」 ゴールディ・ホーン 「THE BANGER SISTERS」 ニア・ヴァーダロス 「MY BIG FAT GREEK WEDDING」 ※レネー・ゼルウィガー 「シカゴ」 キャサリン・ゼータ・ジョーンズ 「シカゴ」【主演男優賞[ミュージカル/コメディ部門]】 ニコラス・ケイジ 「ADAPTATION」 キーラン・カルキン 「IGBY GOES DOWN」 ※リチャード・ギア 「シカゴ」 ヒュー・グラント 「アバウト・ア・ボーイ」 アダム・サンドラー 「PUNCH-DRUNK LOVE」【外国語映画賞】 「BALZAC AND THE LITTLE CHINESE SEAMSTRESS」(フランス) 「CITY OF GOD」(ブラジル) 「THE CRIME OF FATHER AMARO (EL CRIMEN DEL P ADRE AMARO)」(メキシコ) 「HERO」(中国) 「NOWHERE IN AFRICA」(ドイツ) ※「TALK TO HER」(スペイン)【助演女優賞】 キャシー・ベイツ 「ABOUT SCHMIDT」 キャメロン・ディアス 「ギャング・オブ・ニューヨーク」 クイーン・ラティファ 「シカゴ」 スーザン・サランドン 「IGBY GOES DOWN」 ※メリル・ストリープ 「ADAPTATION」【助演男優賞】 ※クリス・クーパー 「ADAPTATION」 エド・ハリス 「THE HOURS」 ポール・ニューマン 「ロード・トゥ・パーディション」 デニス・クエイド 「FAR FROM HEAVEN」 ジョン・C・ライリ- 「シカゴ」【監督賞】 スティーヴン・ダルドリー 「THE HOURS」 ピーター・ジャクソン「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」 スパイク・ジョーンズ「ADAPTATION」 ロブ・マーシャル「シカゴ」 アレクサンダー・ペイン 「ABOUT SCHMIDT」 ※マーティン・スコセッシ 「ギャング・オブ・ニューヨーク」【脚本賞】 ビル・コンドン 「シカゴ」 デヴィッド・ヘア 「THE HOURS」 トッド・ヘインズ 「FAR FROM HEAVEN」 チャーリー・カウフマン/ドナルド・カウフマン 「ADAPTATION」 ※アレクサンダー・ペイン/ジム・テイラー 「ABOUT SCHMIDT」【音楽賞】 エルマー・バーンスタイン 「FAR FROM HEAVEN」 テレンス・ブランチャード 「25TH HOUR」 ピーター・ガブリエル 「裸足の1500マイル」 フィリップ・グラス 「THE HOURS」 ※エリオット・ゴールデンサル 「FRIDA」【オリジナルソング賞】 “ダイ・アナザー・デイ”(「007 ダイ・アナザー・デイ」) 作曲:マドンナ、ミルウェイ・アマジャイ 唄:マドンナ “FATHER AND DAUGHTER”(「THE WILD THORNBERRYS MOVIE」) 作詞・作曲・唄:ポール・サイモン ※“THE HANDS THAT BUILT AMERICA”(「ギャング・オブ・ニューヨーク」) 作詞・作曲:U2 “HERE I AM”(「SPIRIT:STALLION OF THE CIMARRON」) 作曲:ハンス・ジマー 唄:ブライアン・アダムス “LOSE YOURSELF”(「8 MILE」) 作詞・作曲・唄:エミネム監督賞を受賞したマーティン・スコセッシ監督は、「“夢は叶う”というのは常套句かもしれないが、 常套句は真実だから常套句になるんだ。 本当に夢は叶うんだ!」と感激したコメントをしたそうです。また、アカデミー賞にはないドラマ部門がありますが、ドラマ部門の作品賞には「THE SHIELD」、コメディ部門では「CURB YOUR ENTHUSIASM」がそれぞれ受賞し、「フレンズ」のジェニファー・アニストンがコメディ部門の主演女優賞、「セックス・アンド・ザ・シティ」のキム・キャトラルが同助演女優賞を受賞しています。【「千と千尋の神隠し」の映画賞ラッシュ!】もう、これでもかと言うくらいほとんどのアニメーション賞を受賞しまくっていますよね。(笑)新たに、国際プレスアカデミー(INTERNATIONAL PRESS ACADEMY:IPA)と放送映画批評家協会(BROADCAST FILM CRITICS ASSOCIATION:BFCA)で最優秀アニメーション賞の受賞が決まったと発表がありました。IPAは「ゴールデンサテライト賞(GOLDEN SATELLITE AWARDS)」の名で知られ今年で7回目、世界のエンターテインメント業界で活躍する記者で構成されているそうです。そして放送映画批評家協会賞(BFCA)は今年で8回目、アメリカとカナダのテレビ、ラジオ局で映画批評担当の批評家からなっているそうです。さて、そんなすごいことになってしまった「千と千尋の神隠し」を観てないという私ですが今週24日(金)にオンエアされるのを楽しみに待っているわけです・・・。 (=^^=)ゞ
Jan 20, 2003
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レギさんからプレゼントしていただき試写会で観てきました。「One Hour Fhoto」・・・これが原題なんです。よく見かけるスピード現像を扱っている写真屋さんのことです。主人公がある家庭の“ストーカー”となってしまうことから、邦題が「ストーカー」になってしまったようで・・・。どうも、邦題から想像してしまうと、時には事件となってしまうような内容かと思いきや、この作品は決して陰湿な感じのないサスペンスストーリーとして仕上がっています。ハッピーでハートウォームな作品とは切り口がまったく異なりますが、どんな時代になっても、いくつになっても忘れてはいけない人としての心、そんな本当は当たり前のこと、普通のことを扱った作品のように感じました。ロビン・ウィリアムズも決して悪役に転身(?)したいわけではないと思います。ただ、これまでがあまりにもイメージが固定されてしまっているので、払拭、または脱出、そしてもっと幅を広げようとしているのだと思います。(あのアンソニ・ホプキンスのように・・・かな?!)「インソムニア」よりも、うんと気迫というか勝負しているっていう感じがしました。≪ストーリー≫ディスカウントショップの片隅にあるスピード現像カウンターで働くサイ・パリッシュ。長年、愛情と誇りを持って生真面目にこの仕事に打ち込んできたサイだが、私生活では家族も友人もいない孤独なひとり身である。そんなサイにとって、たくさんのお客さんの中でもニーナ・ヨーキンは特別だった。ニーナが持ち込む写真が語っている、優しい夫ウィルや可愛い息子ジェイクとの愛情に満ち溢れた何不自由なく幸せがいっぱいの家庭生活。サイには何一つない、憧れのすべてがそこにはあった。いつしかサイは、ヨーキン家のスナップ写真を必ず焼き増しして自宅に飾り、サイおじさんとして家族の一員になった空想にふけることが楽しみとなっていただがある日、ある女性が持ち込んだ写真を現像した時、思いもよらない現実を知ってしまい、心は深く傷つき、ショックを受けたサイは、“危険”なストーカーに豹変する・・・。サイが夢の中やイマジネーションするシーンでは、時々ドキッとする怖い場面もあり、いい意味で想像が裏切られながら、最初から最後まで飽きさせない展開で楽しめました。観終えて思ったのは、ハートフルな部分を残しながら、孤独なサイを演じ、実は、これまでの出演作と対極な役を撮影中に思いっきり楽しんでいるかのようでした。たぶん、髪や顔のメイクなどで老けた感じを出していたようにも見えました。もしかして、あの髪型は特殊メイク? まさか抜いたりしてないですよね。(笑)妻のニーナは「グラディエーター」のコニー・ニールセン、夫のウィルは「25年目のキス」のミシェル・ヴァルタン。そして、「ER/緊急救命室」のピーター・ベントンことエリック・ラ・サールが刑事役で出ていました。出演していることを知らなかったので、思わず嬉しくなっちゃいました! (=^^=)♪エリック・ラ・サール演じるこの刑事とサイが対話するがところが、この作品のKEYになっているかも・・・。「ストーカー」オフィシャルHP(2月1日 全国東宝洋画系にてロードショー)(★★★☆☆)
Jan 19, 2003
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“カメラ片手にアポなし突撃取材!!”という宣伝コピー、2002年のカンヌ国際映画祭で20分ものスタンディングオベーション、そして、チャールトン・ヘストンが出ているというくらいの情報だけであまり内容についても事前には知らないまま観に行きました。≪ストーリー(内容)≫1999年4月20日、アメリカ。穏やかな朝を迎え、いつも通り人々は仕事に励み、大統領は国民が名前さえ知らない国に爆弾を落とし、コロラド州のとある小さな街では2人の少年が早朝からボウリングに興じている。その日、アメリカは旧ユーゴスラビアのコソボ紛争で最大規模の爆撃を敢行した。その1時間後にコロンバイン高校銃乱射事件、別名“トレンチコートマフィア事件”が・・・。事件の舞台となったのは、コロラド州リトルトンのコロンバイン高校。在学生の2人の少年が銃を乱射し、12人の生徒と1人の教師を殺害、23人が大怪我をさせ、その場で2人は自殺をした。この衝撃的な事件は全米を震撼させ、あらゆるメディアが騒ぎ立て、事件の分析を試みた。映画・TV・ゲームのバイオレンスの氾濫が悪い、家庭の崩壊の産物、高い失業率が原因、建国以来辿ってきた暴力的歴史のせい・・・などなど。そして、事件直後に全米ライフル協会(NRA)が事件の起きた街で集会を開いている。もちろん、銃の報道はどんどん加熱し、犯人の少年が聴いていたという理由からハード・ロックのマリリン・マンソンのライブがコロラド州で禁止された。しかし、ゲームは日本の方がもっと進み、家庭の崩壊はイギリスの方が悲惨であり、そして失業率はカナダの方がはるかに高い・・・。では、なぜアメリカの銃犯罪は年々増え続け、その被害者数は飛びぬけて多いのか。ある銀行でのこと。簡単な自己申告の身元調査書類に記入して口座を開くと粗品として銃が手渡される。なぜアメリカだけが銃社会の悪夢から覚めることができないのか。マイケル・ムーアは問題の核心に迫るため、アポなし突撃取材を敢行していく。彼は問う。「マリリン・マンソンのライブを禁止するのなら、なぜボウリングも禁止しないのか?」≪マイケル・ムーアについて≫今、アメリカで一番人気と実力があり、そして最も影響力を持つジャーナリスト。不屈の探究心と確信犯的な無邪気さで、狙った獲物は逃がさない。なんとホワイトハウスから公式に「危険人物」と認定されたお墨付き。大きな体と野球帽がトレードマーク。1954年、ミシガン州フリント生まれ。48才。22才で地元紙「フリント・ボイス」を創刊し、10年間にわたって編集長を務める。その後、ゴシップ誌に高給をエサに引き抜かれサンフランシスコに移るが、西海岸のテイストに馴染めず、再び故郷フリントへ。1989年、アポなし突撃取材というスタイルで挑んだ映画「ロジャー&ミー」で同年NY批評家協会賞ドキュメンタリー賞、LA批評家協会賞ドキュメンタリー賞を受賞し、映画監督としての評価を決定づけ、その後、テレビ界にも進出。1990年代半ばに、エミー賞を受賞したTV番組「TVネーション」でプロデューサー・監督・脚本・司会を務め、1999、2000年には、ブラボー(アメリカ、カナダ)とチャンネル4(イギリス)で放映された「恐るべき真実」シリーズをプロデュース。一方、REMやレイジ・アゲンスト・ザ・マシーンのミュージック・ビデオも手掛けている。時事ネタを題材にした最新著作「アホでマヌケなアメリカ白人」(原題:「STUPID WHITE MEN」)は世界的ベストセラー。≪マリリン・マンソン≫ ハード・ロック歌手 「オレがアメリカをダメにしてる? 冗談、ダメなアメリカがオレを生んだんだ」 「メディアは人々を恐がらせることによって消費に向かわせ、 恐怖心が人を銃に向かわせるのだ。」≪チャールトン・ヘストン≫ 俳優・全米ライフル協会会長 「憲法補正第2条で国民が銃を持つ権利が認められている。」 「銃を持っているというだけで安心感を得ることができる。」 「アメリカの歴史は血にまみれた歴史で、他の国に比べてアメリカは人種のるつぼだ。」 「銃が人を殺すんじゃない。人が人を殺すのだ。」≪マット・ストーン≫ 人気過激アニメ「サウスパーク」原作者・コロンバイン高校の卒業生 「怒りのはけ口が、僕の場合、たまたまアニメだったのさ」 「学校では試験で失敗したら一生負け犬という恐怖に支配され、 それが永遠に続かないという事実に彼らが気づいてさえいれば・・・。」≪ジョージ・W・ブッシュ≫ 第43代アメリカ合衆国大統領 「We are No.1」 ※なんでも世界No.1が大好きなブッシュ大統領。 アメリカは億万長者の数No.1、軍事予算総額No.1、二酸化炭素排出量No.1、 有害廃棄物の排出量No.1、批准していない国際人権条約の数No.1、 そして銃による死亡者数もNo.1と、“栄誉ある記録”を獲得している。≪クリス・ロック≫ 俳優・Kマート重役 「銃弾1発を5000ドルにしてしまえばいいのさ。 なかなか買えないし簡単に撃つこともない。」映画が始まって進むにつれ、何とも複雑な気持ちにドンドンとなっていく感じでした。確かにユーモアが随所に溢れ、思わず苦笑してしまうところもたくさんあって、試写会の会場は外国人風に大声で笑ったり、拍手したりというリアクションもありました。ネットで検索して、コロンバイン高校の銃乱射事件のこと、フリントで起きた6才の少年が同い年の少女を撃った事件のことをいろいろ調べました。取り組んだテーマの難しさについて、“突撃取材”によって知ったこと&明らかになったこと、相手構わず突っ込んだ質問をしていること、そして、訴えが通ったことなどに関してはすごいと思いましたが、単なる“笑い”や“面白いドキュメント”として受け止めることができない感じがします。「ボウリング・フォー・コロンバイン」オフィシャルHP(★★★☆☆)
Jan 18, 2003
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【ハリソン・フォードとジョシュ・ハートネットの車が壁に激突!】ハリソン・フォードとジョシュ・ハートネットが共演している「Hollywood Homicide」の撮影中に2人が乗った車が事故を起こし、軽い怪我をしたそうです。ロサンゼスルの警察官を演じている2人が、、ハリウッド近辺の交差点で犯人とカーチェイスをするシーンを撮影していて、ジョシュ・ハートネットが運転し助手席にハリソン・フォードが乗った車が右側の壁に激突したのだとか・・・。幸いなことに2人とも、むち打ち等の軽い怪我で澄んだそうです。この交差点は、日頃から交通量が多く事故も多発しているところだったので、スタッフやジョシュ・ハートネットがスタントによる撮影を希望したそうですが、スタントを自らこなすことで有名なハリソン・フォードが賛成しなかったそうです。ハリソン・フォードは結婚間近(という噂)、そして・ジョシュ・ハートネットも売れっ子俳優。本人はもちろん、周りのスタッフも肝を冷やしたことでしょうね。もしかしたら、ハリソン・フォードはキャリスタ・フロックハートに「家族や年のことも考えて、これからはスタントにして!」なんて怒られてたりして・・・。(笑)【「スター・ウォーズ」9部作に?!】「スター・ウォーズ」シリーズを手掛けるジョージ・ルーカス監督が、ニュース番組のインタビューで、友人でもあるピーター・ジャクソン監督の代表作である「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズを引き合いに出して、次のようにコメントしていたそうです。「彼は、1つの本から3時間の映画を3本創ろうとしている。 一方、私は1つの本から2時間の映画を9本創ろうとしているんだ。」これだけの話ではどこまで具体的な話なのか、冗談めいての話なのかはわかりません。すご~く可能性は低いのかもしれませんが、もしかしたら再びエピソード7~9製作・・・なんてことになったら、すごいのにな~。 (=^^=)♪追記:どうやら、ルーカスフィルム社が続編製作に関してきっぱり否定したそうです。【人気女優ランキングベスト10!】アメリカのエンターテインメント・ウィークリー誌の読者投票によって選ばれた人気女優ベスト10で第1位に輝いたのは、リース・ウィザースプーン!! 第1位 リース・ウィザースプーン 第2位 レニー・ゼルウィガー 第3位 ニコール・キッドマン 第4位 ジュリア・ロバーツ 第5位 ジュリアン・ムーア 第6位 ハル・ベリー 第7位 キルステン・ダンスト 第8位 ジェニファー・ロペス 第9位 キャメロン・ディアス 第10位 ドリュー・バリモア当然のことながら、最近のヒット映画に準じたランキングになっているわけで・・・。では、第1位になったリース・ウィザースプーンについて少々・・・。1976年3月22日、アメリカ・テネシー州ナッシュビル生まれ。祖父はアメリカの独立宣言に署名したジョン・ウィザースプーン。母は小児保育の博士号を持ち、父は外科医という家庭に生まれる。7歳の頃からCMに出演するようになり、1991年15才の時、「マン・イン・ザ・ムーン」で映画初出演。その後「恋のから騒ぎ」「カラー・オブ・ハート」などに出演。1999年「クルーエル・インテンションズ」で共演したライアン・フィリップと結婚。そして2001年「キューティ・ブロンド」が大ヒットを記録。さらに2002年「メラニーは行く!」で全米興収1億ドルを超えるヒットに・・・。1作目のギャラが100万ドル、2003年公開予定の「キューティ・ブロンド」の続編では、1500万ドルへと跳ね上がり、新たな“ラブコメの女王”の誕生となったそうです!
Jan 17, 2003
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【「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」緊急来日決定!】日本公開への期待が高まる中、出演者の緊急来日が決定しました!今回、来日するのは、数多い魅力的な登場人物たちの中から、特に人気の高いアラゴルンを演じたヴィゴ・モーテンセン。 o(^^o)(o^^o)(o^^)o キャアキャア♪そして、「二つの塔」で初登場のエオメル役のカール・アーバン。もちろん、お2人の記者会見も行われる予定だそうです。また、成田空港がパニック状態になるかも知れませんね。生ヴィゴさんにお目にかかってみたいな~。 (=^^=) ♪【“ハリウッド・マダム”の半生を映画化】かつて高級売春組織の元締めとして“ハリウッド・マダム”の異名を取り、1997年に逮捕されたハイディ・フライスの半生を描く映画の製作が企画されているそうです。タイトルは「PAY THE GIRL」。最新作「THE HOURS」で絶賛されている二コール・キッドマンが出演する可能性もあるとか・・・。ハイディ・フライスは、パラマウント・ピクチャーズと製作に関する契約を交わし、「これまでの“マダム映画”はB級ポルノか退屈かのどちらかだったが、 私が住んでいた世界は退屈ではなかった」とコメント。さらに、「プリティ・ウーマン」に「スカーフェイス」のビジュアル的な力強さと過激さを加えたような作品にしてほしいと注文をつけたのだそうです。ニコール・キッドマンの広報担当者の話では、作品に関心を示しはしたものの、それほど映画の企画は進んでいないらしいです。【トム・クルーズ勝訴!】・・・とニコール・キッドマンの名前が出たからと言って離婚訴訟ではありません。(笑)元夫トム・クルーズの疑惑解明(?)ニュースがありました。トム・クルーズと関係を持ったと主張したポルノ男優チャド・スレーターに対する訴訟で、トムクルーズが1000万ドル(約12億円)の損害賠償を勝ち取っていたそうです。チャド・スレーターがフランスの雑誌に、「自分との関係が、クルーズとニコール・キッドマンとの離婚につながった」と述べたことから、トム・クルーズが訴訟を起こしていました。トム・クルーズ側の弁護士の話では、ロサンゼルスの裁判所で昨年12月下旬、チャド・スレーターが自身の発言が偽りだったことを認め、裁判で自らを弁護しない意向を示したことを受けて敗訴が決まったとか。トム・クルーズは裁判で得た賠償金は、慈善団体に全額寄付するという意向だそうです。【ローレンス・オリビエ賞にノミネートされたグウィネス・パルトロウ】アカデミー賞女優でもあるグウィネス・パルトロウが、権威ある英演劇賞、ローレンス・オリビエ賞の主演女優賞にノミネートされたそうです。大ヒットした舞台「Proof」で、天才の父親を世話するために自分の人生を犠牲にする女性の演技が評価されたそうです。そして、賞のライバルには地元イギリス出身のエミリー・ワトソンが舞台「Uncle Vanya」で候補にあがっているそうです。今年度のロンドン演劇界はミュージカルの当たり年で、アンドリュー・ロイド・ウェバーの「Bombay Dreams」、ボーイ・ジョージの「Taboo」、マッドネスの「Our House」、そして「チキ・チキ・バン・バン」の間で接戦が繰り広げられると予想されています。授賞式は、2月にロンドンで行われる予定だそうです。去年の10月に、プロデューサー兼ディレクターだった、お父さんのブルース・パルトロウ氏が亡くなっていますが、きっと娘の晴れ舞台を喜んでいらっしゃるでしょうね。さらに受賞の喜びが重なるといいのに・・・。
Jan 16, 2003
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【「チョコレート」「ボンドガール」のハル・ベリーが初来日!】あのハル・ベリーが今月下旬に初来日することが決まったそうです!シリーズ史上、初めてオスカー女優がボンドガールを演じた「007/ダイ・アナザー・デイ」のPRです。アカデミー賞の受賞スピーチで「オー・マイ・ガッ!(信じられない)」と何回も繰り返し、震えながら思いのたけを言葉にしたあの日から、もうすぐ1年が経とうとしています。受賞作品となった「チョコレート」の公開に合わせて来日しなかったので今回の来日で素敵な笑顔に会える(TVで!)のが楽しみですね。「007/ダイ・アナザー・デイ」ではラブシーンあり、アクションありと大活躍だとか・・・。これまでのボンドガールとはちょっと違う感じがしますね。ちなみに、今回ハル・ベリーが演じた“ジンクス”という役をピックアップした別作品も創られるとか・・・。もしかしたら、試写会会場に登場!っていうこともあるかも~!! ≪ハル・ベリーのバイオグラフィー≫ 1968年8月14日、米オハイオ州クリーブランド生まれ。 白人の母と黒人の父の間に生まれる。 4歳で両親が離婚し、母親に育てられる。 18歳でミス・オハイオから準ミス・アメリカに選ばれ芸能界入り。 1991年「ジャングル・フィーバー」で映画デビュー。 代表作は「X-メン」「ソードフィッシュ」など。 2002年「チョコレート」でアカデミー賞主演女優賞を受賞。【モーリス・ギブの死因に疑惑?!】モーリスの兄弟のバリー、ロビンがモーリスの死に医療ミスの可能性があると言及したそうです。2人の兄弟をはじめとする遺族は、1月12日腹部の手術を受けて死亡したこと対し、病院が行なった治療に疑いを持ち始めているのだそうです。腸閉塞の緊急手術を受ける4日前から入院し、手術が行なわれる前に心臓発作の症状があったそうです。治療はとても疑わしいもの、そして対処ミスがあり、時間が無駄にされたと・・・。これから死に至る全ての要因、要素、最後の数時間の全記録を追求していくのだとか・・・。病院の職員は、もちろん申し立てを否定しているそうです。今週マイアミで葬儀を行ない、故郷のイギリスで告別式を行なう予定。【訃報 脚本家のポール・モナシュ氏】「明日に向かって撃て!」「キャリー」などを手掛け、脚本家でプロデューサーのポール・モナシュ氏が86才で亡くなられました。ニューヨークのハーレム出身で、プロデューサーとしては「スローターハウス5」「ゴースト・ハンターズ」「エディ・コイルの友人たち」といった映画作品のほか、「独裁/スターリン」「ジョージ・ウォレス/アラバマの反逆者」などのテレビドラマを製作。また、脚本家としては「アンタッチャブル」のパイロット版、映画「西部戦線異状なし」のテレビ版などを手掛け、好評を博したそうです。昨年暮れに、「明日に向かって撃て!」のジョージ・ロイ・ヒル監督も亡くなられて往年の映画界を築き上げ、名作を創られた方々の訃報は映画ファンとしては寂しいですね。
Jan 15, 2003
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【ニコール・キッドマンもハリウッドの殿堂入り】先日、スティーブン・スピルバーグの殿堂入りが伝えられたばかりですが、「誘う女」「ムーラン・ルージュ」でゴールデン・グローブ賞主演女優賞を受賞したオーストラリア出身のニコール・キッドマンもハリウッドの殿堂入りとなりました。13日に式典が行なわれ、「ウォーク・オブ・フェーム」に名前を刻んだそうです。コダック劇場前で行なわれた式典に現われたニコール・キッドマンは、「こうしてハリウッドの仲間入りができるなんてビックリしている。 みんなが私の上を歩くなんて、とてもうれしい!」と笑顔で喜びのコメントをしていたそうです。「ムーラン・ルージュ」でアカデミー主演女優賞候補となりましたが、最新作の「The Hours」でも再び有力候補に挙がっているので楽しみです。トム・クルーズと離婚してからの彼女の方が光っているというのはちょっと皮肉ではありますが、きっと気持ちを吹っ切って仕事に打ち込んでいるん成果なんでしょうか?(笑)【ハル・ベリーとペネロペ・クルス共演!】人気の2大女優、ハル・ベリーとペネロペ・クルスが、ワーナーブラザースの「ゴシカ」という作品で共演することが決まったそうです。内容は、目が覚めたら犯罪者のための精神病院で患者として収監されていた女性精神分析医の話で、失われた記憶を取り戻すうちに、復讐の罠にかかったことを知るというスーパーナチュラル・スリラー。ハル・ベリーが主人公の女性精神分析医に扮し、ペネロペ・クルスは精神病院内のカリスマ的で危険な患者クロエを演じます。「マトリックス」シリーズを手掛けてきたジョエル・シルバーがプロデュース、そして「裏切りのKISS」(エマ・ドンプソン主演)で監督・脚本したセバスチャン・グティエレスが脚本を担当するそうです。ストーリーはちょっと怖そうですが、ハル・ベリーとペネロペ・クルスの対決(?)に大いに期待してもよさそうな作品となりそうですね。 (=^^=) ♪【ホアキン・フェニックスが消防士役に!】ホアキン・フェニックス主演のウォルト・ディズニー・ピクチャーズの「Ladder 49」ですが、ジョン・トラボルタが出演が決まりつつあるようです。この作品は、ホアキン・フェニックス扮する消防士が、自らの命も落としそうな燃えさかる建物での極限下の消火活動中に、人生や失った家族のことを回想するというまるで9・11のテロを彷彿とさせるような人間ドラマだそうです。トラボルタの役どころとしては、ホアキン・フェニックスの上司に扮する予定だとか・・・。監督は「マイ・ドッグ・スキップ」のジェイ・ラッセル、脚本は「ドメスティック・フィアー」のルイス・コリック。 【ジョージ・クルーニーの恋愛感?!】これまでにたくさんの女性との浮名を流してきた(?)ジョージ・クルーニー。1999年に別れたフランス人モデルとの交際にについてのコメント。「仕事のしすぎが原因」と振り返ったのだとか・・・。「多分僕は、仕事を優先しているんだ。 それで出会いがなくなるというなら仕方ない。 長期の関係はうまくいったことがないし、ひとりの女性と 長く付き合っていける期待はかなり低いよ。3年が限度だ。」ファンとしてエコヒイキをしてしまいますが、モテる彼に罪はないような気がします!(笑)【ジェニロペがバレンタイン挙式を否定!】ジェニファー・ロペスが、バレンタイン・デーにベン・アフレックと150万ドルの挙式を計画しているという噂を否定しました。ジェニファーは、リオ・デ・ジャネイロの新聞のインタビューでのコメント。「(結婚が)いつになるかなんて分からない。 私たちは一緒に座って日取りを決める必要があるの」さらに、ジェニロペ自身とベン・アフレックを取り囲むマスコミの過剰な反応について、「私は以前も有名人とつき合っていたわ。 でもそのときは、(私たちに対するマスコミの注意は)これほど狂気じみてなかった」と。【スパイダーマンの新恋人はデミ・ムーア?!】「スパイダーマン」のトビー・マグワイアが、「チャーリーズ・エンジェル2」で女優業にしばらくぶりに復帰したばかりのデミ・ムーアとつき合い始めたらしいです。トビー・マグワイア27才、デミ・ムーア40才という2人の年齢差を考えると意外な話ですが最近になって2人がデートしている姿が頻繁に目撃されているのだそうです。ロサンゼルスのとあるホテルでは、親しげにダンスをしていたとか、プリンスのコンサートでは、抱きあったり、キスをしていたとか・・・。共演作がない2人の仲を取り持ったのは、トビーの親友であるレオナルド・ディカプリオとみられています。あれ? レオさまとデミ・ムーアは、かつて熱愛!・・・なんていう噂がありませんでしたっけ?!(笑)【いよいよ結婚までカウントダウン?】ハリソン・フォードがクリスマスに、キャリスタ・フロックハートにプロポーズしたそうです!なんと30万ドル(約3600万円)のダイヤの指輪を1200ドル(約114万4000円)のグッチのハンドバッグに忍ばせてプレゼント・・・。指輪を見つけたキャリスタ・フロックハートは気絶しそうなほど喜んだそうです。「結婚しよう。あなたと共に人生を分かち合いたい」というハリソン・フォードの言葉に「ええ、結婚するわ。私にはあなたは最高の人。私と息子のリーアムもあなたと人生を分かち合いたい」とキャリスタ・フロックハートが答えたとか答えなかったとか。(誰がそんなセリフをその場で聞いていたのかが知りたい! 笑)2人は今月中にも公式に結婚を発表するとみられています。
Jan 14, 2003
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【トム・ハンクスの新作2本】aira_hさんからBBSにいただいた情報です!トム・ハンクスが「POLAR EXPRESS」という作品に出演するそうです。そして、監督はあのロバート・ゼメキスということでアカデミー賞を受賞した「フォレスト・ガンプ/一期一会」、そして「キャスト・アウェイ」でも組んでいますよね。「ジュマンジ」などの児童文学で有名なクリス・バン・オールズバーグの絵本「THE POLAR EXPRESS」が原作で、トム・ハンクス自身が長年CGアニメ化を企画していたそうですが、結果的に今回実写版での映画化となったそうです。日本では、村上春樹氏の訳で河出書房新社より、“急行「北極号」”として出版されています。内容は、サンタクロースの存在を信じる少年が、北極を目指して不思議な列車で旅に出るというファンタジー。トム・ハンクスは、この少年が旅をする列車の車掌役。ゼメキス監督と「キャスト・アウェイ」の脚本家ウィリアム・ブロイルズ・Jrの共同脚本。2004年のクリスマス公開を目指して2003年の2月には撮影開始予定だそうです。さらに、その後にはコーエン兄弟の新作「THE LADY KILLERS」への出演が決まったそうです。1955年に製作された「マダムと泥棒」の舞台を現代に変更してのリメイク作品。現金強盗を狙う犯罪者集団がアジトにしている部屋の大家である老婦人によってトラブルの渦中に放り込まれるというストーリー・・・。オリジナルではピーター・セラーズやアレック・ギネスが出演していました。コーエン兄弟とトム・ハンクスは初顔合わせ、そして久々のコメディ作品となりそうです。それにしても、お休みがないんじゃないかと思うくらい、次々と映画出演していてすごいですね。【幸せいっぱいの2人の女優!】「ビューティフル・マインド」でアカデミー助演女優賞を獲得したジェニファー・コネリーですが、クリスマス休暇中に近親者だけを招いて、スコットランドで結婚式をしていたそうです。お相手は、同作品で共演したイギリスの俳優ポール・ベタニー。2人は昨年4月から交際が始まっていたそうです。ポール・ベタニーはラッセル・クロウが扮したジョン・ナッシュの唯一の親友チャールズ役で出ていました。確か、未婚の母(?)で男の子がいたはずなので、今回めでたくファミリーとなったのかなあ・・・。ちなみに、次回作はコミックSF作品を映画化した「超人ハルク」だそうです。そしてもう一人、ハッピーなお知らせが・・・。1994年にヒットしたオーストラリア映画「ミュリエルの結婚」で、結婚を夢見て大奮闘する主人公ミュリエルを演じた女優トニ・コレットが、昨年から交際していたミュージシャンのデーブ・ガラファッシと結婚したそうです。挙式はシドニー郊外にあるトニ・コレットの別荘で仏教方式により行われ、約100人が出席。式の後には精進料理が振る舞われ、花火が打ち上げられたそうです。式には、同作品でミュリエルの友人ロンダを演じたレイチェル・グリフィスも出席したそうです。ブルース・ウィリスと共演した「シックス・センス」でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、最近では「アバウト・ア・ボーイ」でヒュ―・グラントと共演していました。【ダニエル・デイ・ルイスがまた引退?!】「ギャング・オブ・ニューヨーク」で高い評価を得ているダニエル・デイ・ルイスが、あらためて俳優業から距離を置くつもりでいるという話が出ています。1997年の「ボクサー」に出演してからの5年間、「ギャング・オブ・ニューヨーク」への出演を受けるま俳優活動を休業していました。「演技することには、いつもがっかりさせられる。 正直、僕にとっては演技はひどく些細なことでしかないし、 また演技をしたいかどうか自分でもわからない。 この5年間、演じることを避けてきたけど、 これからも映画に出る予定は無いだろう」と語っているんだそうです。アカデミー賞の有力候補とも言われているだけに休業(引退?)はもったいないですね。
Jan 13, 2003
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深作欣二監督が72才で亡くなられたそうです。昨年末に「バトル・ロワイアル2」の撮影に入ったところだったとか・・・。さすがに「仁義なき戦い」は観てないのですが、「蒲田行進曲」「復活の日」は観ています。他にも「魔界転生」「火宅の人」「忠臣蔵外伝四谷怪談」「バトル・ロワイアル」などの監督、また古くはTVの「キイハンター」や「傷だらけの天使」などの演出でも活躍されていました。個性的な監督さんがいなくなるのは映画ファンとしてはすごく寂しいですね。そして、訃報がもう一つ届きました・・・。ビージーズのモーリス・ギブが、マイアミ市内の病院で亡くなったそうです。53才。昨日のニュース記事で、9日にアメリカフロリダ州マイアミの自宅で激しい腹痛を訴えすぐに病院に担ぎ込まれ、翌10日に腸閉塞腹部の緊急手術をしたというのを見つけました。手術前に一時、心停止を起こしたり、手術直後は危険な状況ながら、その後、目を開けてつま先や足をわずかに動かしたりと容体は好転しているとあったので安心していたのですが・・・。彼の家族の声明が発表されました。「彼の愛と熱意、生命力はこれからも私たちの励みとなるだろう」と語ったそうです。メンバーで双子のロビン、そして兄のバリー、妻イボンヌと子供2人が付添って最期を看取ったとか・・・。モーリス・ギブは1958年に双子のロビン、兄のバリーとオーストラリアのブリスベーンでビージーズを結成。ビージーズのグループ名は“「Brothers Gibb(ギブ兄弟)”の頭文字を取って“BeeGees”と付けられました。3人から奏でられる高音ハーモニーの美しさやメロディーは大好きです。幅広くメジャーになったのは、「ステイン・アライブ」「愛はきらめきの中に」「恋のナイト・フィーヴァー」などディスコサウンドのヒット曲を生み出した映画、「サタデー・ナイト・フィーバー」(1977年)ですが、そして、その前に日本では大ヒットした「小さな恋のメロディ」(1971年)のサントラから、「イン・ザ・モーニング」「メロディ・フェア」「ギブ・ユア・ベスト」「ラヴ・サムバディ」「若葉の頃」という名曲も生まれています。さらにそれ前から「ニューヨーク炭坑の悲劇」「マサチューセッツ」「ホリデイ」「獄中の手紙」「ジョーク」「ロンリー・デイ」「傷心の日々」など数々のヒット曲があります。これまでにグラミー賞を7回も受賞しています。ギブ兄弟はイギリス出身で、家族でオーストラリアに移住し、本格的な音楽活動を始め、1970年代後半からフロリダ南部に住むようになりました。3人にはアンディという弟がいて、ソロとしても活躍していましたが、1988年にアルコール中毒や薬物中毒などで30才で亡くなっています。きっとモーリスはアンディと天国で再会して新しいサウンド作りを始めてくれると思います。
Jan 12, 2003
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【2002年度 第76回キネマ旬報ベスト・テン】キネマ旬報社は「2002年度 第76回キネマ旬報ベスト・テン」及び個人賞を、9日に発表しました。山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」が、日本映画作品賞・監督賞・主演女優賞など6部門に輝きました。【日本映画ベスト10】 第1位 「たそがれ清兵衛」 第2位 「刑務所の中」 第3位 「KT」 第4位 「OUT」 第5位 「AIKI」 第6位 「笑う蛙」 第7位 「阿弥陀堂だより」「ごめん」 第9位 「ピンポン」 第10位 「とらばいゆ」【外国映画ベスト10】 第1位 「ロード・トゥ・パーディション」 第2位 「ノー・マンズ・ランド」 第3位 「鬼が来た!」 第4位 「マルホランド・ドライブ」 第5位 「まぼろし」 第6位 「酔っぱらった馬の時間」 第7位 「ゴスフォード・パーク」 第8位 「チョコレート」 第9位 「息子の部屋」 第10位 「アモーレス・ペロス」【脚 本 賞】 山田洋次、朝間義隆(「たそがれ清兵衛」)【主演女優賞】 宮沢りえ(「たそがれ清兵衛」など)【主演男優賞】 真田広之(「たそがれ清兵衛」)【助演女優賞】 北林谷栄(「阿弥陀堂だより」)【助演男優賞】 香川照之(「OUT」など)【新人女優賞】 小西真奈美(「阿弥陀堂だより」など)【新人男優賞】 田中泯(「たそがれ清兵衛」)【外国映画監督賞】 姜文(「鬼が来た!」)去年は邦画もいいものがたくさんあったように思います。その割にあまり観に行けなかったのですが・・・。(笑)【TVオンエア情報】年末年始にオンエアされた映画番組も一段落したところですが、これから地上波で観ることができる映画をピックアップしてみました。(東京エリアの情報となっていますのでご了承願います。)「チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁」(1998年 アメリカ) 1月11日(土)深夜3:35~(日本テレビ系) 監督:ロニー・ユー 出演:ジェニファー・ティリー キャサリン・ヘイグル「U-571」(2000年 アメリカ) 1月12日(日)21:00~(テレビ朝日系) 監督:ジョナサン・モストウ 出演:マシュー・マコノヒー ビル・パクストン ハーベイ・カーデル ジョン・ボン・ジョビ デビッド・キース ジェイク・ウェバー「MONDO(モンド)」(1995年 フランス) 1月13日(月)深夜3:05~(日本テレビ系) 監督:トニー・ガトリフ 出演:オヴィデュー・バラン フィリップ・プティ「チェンジ・オブ・ハート」(1998年 アメリカ) 1月14日(火)深夜1:35~(日本テレビ系) 監督:アラン・メッツガー 出演:アンドリュー・マッカーシー ミシェル・ラーンド「ダラスの熱い日」(1973年 アメリカ) 1月15日(水)深夜2:50~(日本テレビ系) 監督:デビッド・ミラー 出演:バート・ランカスター ロバート・ライアン ウィル・ギア「ティファニーで朝食を」(1961年 アメリカ) 1月16日(木)深夜2:10~(フジテレビ系) 監督:ブレイク・エドワーズ 出演:オードリー・ヘプバーン ジョージ・ペパード ミッキー・ルーニー「顔のない天使」(1993年 アメリカ) 1月16日(木)13:30~(TV東京系) 監督:メル・ギブソン 出演:メル・ギブソン ニック・スタール「シックス・センス」(1999年 アメリカ) 1月17日(金)21:00~(日本テレビ系) 監督:M・ナイト・シャラマン 出演:ブルース・ウィリス ハーレイ・ジョエル・オスメント トニ・コレット M・ナイト・シャラマン「ラブ・フィールド」(1992年 アメリカ) 1月17日(金)深夜3:15~(TV東京系) 監督:ジョナサン・カプラン 出演:ミシェル・ファイファー デニス・ヘイスバード「RONIN」(1998年 アメリカ) 1月18日(土)21:00~(フジテレビ系) 監督:ジョン・フラッケンハイマー 出演:ロバート・デ・ニーロ ジャン・レノ「リプリー」(1999年 アメリカ) 1月19日(日)21:00~(テレビ朝日系) 監督:アンソニー・ミンゲラ 出演:マット・デイモン グウィネス・パルトロウ ジュード・ロウ ケイト・ブランシェット フィリップ・シーモア・ホフマン「白い嵐」(1996年 アメリカ) 1月20日(月)13:30~(TV東京系) 監督:リドリー・スコット 出演:ジェフ・ブリッジス スコット・ウルフ「ガン・ホー」(1986年 アメリカ ※日本未公開) 1月20日(月)深夜2:35~(日本テレビ系) 監督:ロン・ハワード 出演:マイケル・キートン ゲティ・ワタナベ ミミ・ロジャース 山村聰「タイムトラベラー/きのうからきた恋人」(1999年 アメリカ) 1月21日(火)13:30~(TV東京系) 監督:ヒュー・ウィルソン 出演:ブレンダン・フレイザー アリシア・シルバーストーン「キッチン」(1989年 日本) 1月21日(火)深夜1:35~(日本テレビ系) 監督:森田芳光 出演:川原亜矢子 松田ケイジ 橋爪功 浜美枝「ジム・キャリーはMr.ダマー」(1994年 アメリカ) 1月22日(水)13:30~(TV東京系) 監督:ピーター・ファレリー 出演:ジム・キャリー ジェフ・ダニエルズ「メリーに首ったけ」(1998年 アメリカ) 1月23日(木)13:30~(TV東京系) 監督:ピーター・ファレリー 出演:キャメロン・ディアス マット・ディロン「ブレイン・スナッチャー/未知の洗脳生物」(1994年 アメリカ) 1月23日(木)深夜2:10~(フジテレビ系) 監督:スチュアート・オルム 出演:ドナルド・サザーランド エリック・タール ジュリー・ワーナー「千と千尋の神隠し」(2001年 日本) 1月24日(金)20:30~(日本テレビ系) 監督:宮崎駿 声の出演:柊瑠美 入野自由 夏木マリ 内藤剛志 沢口靖子 大泉洋 上条恒彦 小野武彦 菅原文太「ストーカー/危険な関係」(1991年 アメリカ) 1月24日(金)深夜3:15~(TV東京系) 監督:クレイグ・ラヒフ 出演:アン・ルービー ジェームズ・ヒーリー「ダークシティ」(1998年 アメリカ) 1月25日(土)21:00~(フジテレビ系) 監督:アレックス・プロヤス 出演:ルーファス・シーウェル ウィリアム・ハート キーファー・サザーランド ジェニファー・コネリー「親指スターウォーズ」&「親指タイタニック」(1999年 アメリカ) 1月25日(土)深夜3:15~(TV東京系) 監督:スティーブン・オーデカーク 出演:スティーブ・オーデカーク ポール・グリーンバーグ ロブ・ポールセン マーク・デカルロ アンドレア・フィアーズ「ペイバック」(1999年 アメリカ) 1月26日(日)21:00~(テレビ朝日系) 監督:ブライアン・ヘルゲランド 出演:メル・ギブソン グレッグ・ヘンリー ジェームズ・コバーン クリス・クリストファーソン ルーシー・リュー「いそしぎ」(1965年 アメリカ) 1月27日(月)13:30~(TV東京系) 監督:ビンセント・ミネリ 出演:エリザベス・テーラー リチャード・バートン「リオの男」(1963年 フランス) 1月28日(火)13:30~(TV東京系) 監督:フィリップ・ド・ブロカ 出演:ジャン・ポール・ベルモンド フランソワーズ・ドルレアック「シングル・ファーザー」(1996年 アメリカ) 1月28日(火)深夜1:35~ 監督:ポール・シュナイダー 出演:スコット・バクラ チェルシー・フィールド「何かいいことないか子猫チャン」(1965年 イギリス) 1月29日(水)13:30~(TV東京系) 監督:クライブ・ドナー 出演:ピーター・オトゥール ロミー・シュナイダー「ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ」(1988年 アメリカ) 1月30日(木)13:30~(TV東京系) 監督:フランク・オズ 出演:スティーブ・マーティン マイケル・ケイン「ブラック・ジャック」(1998年 アメリカ) 1月30日(木)21:02~(TV東京系) 監督:ジョン・ウー 出演:ドルフ・ラングレン ケイト・バーノン フィリップ・マッケンジー カム・ヘスキン「スフィア」(1998年 アメリカ) 1月30日(木)深夜2:10~(フジテレビ系) 監督:バリー・レビンソン 出演:ダスティン・ホフマン シャロン・ストーン サミュエル・L・ジャクソン「コン・エアー」(1997年 アメリカ) 1月31日(金)21:00~(日本テレビ系) 監督:サイモン・ウエスト 出演:ニコラス・ケイジ ジョン・キューザック ジョン・マルコビッチレンタル屋さんを利用せず、BSも観れないので、地上波のオンエアは貴重なのです。(笑)いくつか楽しみな作品があります。またビデオが山になりそうです。
Jan 11, 2003
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【スピルバーグ監督がハリウッドの殿堂入り!】い、い、意外でした~! (=^^=)♪あのスティーブン・スピルバーグ監督がハリウッドの「名声の歩道」入りしてなかったなんて!すでにスターの名前が刻まれた2000以上もの星形が歩道に埋め込まれているというのに、あのスピルバーグ監督が今ごろ?!っていう感じがしませんか?それはともかく、2003年初の「名声の歩道」入りとなったスピルバーグ監督です。式典は1月10日に行う予定とのことです。ちなみに、「名声の歩道」入りは遅かったのですが、マンズ・チャイニーズ・シアターの前に手形と足形とサインはすでに残しているそうです。他にも、ショーン・コネリー、ハリソン・フォード、ニコラス・ケイジなどの手形と足形とサインもあるそうです。【「13階段」がサンダンス映画祭に出品】2月8日公開の反町隆史さん初主演映画「13階段」が、アメリカ・ユタ州のパークシティーで開催される“サンダンス映画祭”に出品されるそうです。(サンダンス映画祭の開催期間:1月16日~26日)サンダンス映画祭は、ロバート・レッドフォードが、若い独立系映画製作者を育成する目的として1985年に設立した“サンダンス・インスティチュート”が運営しています。コンペ部門にはアメリカ映画しかエントリーできず、長澤雅彦監督した「13階段」はこの1年間に製作された注目作25本とともに「ワールドシネマ部門」で上映されます。映画祭の初参加となる反町さんは、1月24日の公式上映の舞台あいさつ、さらにティーチイン(観客との質疑応答)に合わせ、長澤監督と共に渡米するそうです。世界最大のインディーズ映画祭と言われるこの映画祭は、クエンティン・タランティーノなどを発掘し、今ではアメリカメジャー映画会社が有望株を“スカウト”する場となっているそうです。もしかしたら、反町さんや長澤監督も全米デビューへの道の足掛かりとなるかも知れませんね。【ハル・ベリーとウォーレン・ビューティー、レオさまとキャメロン・ディアスが熱愛?!】ハル・ベリーとウォーレン・ビーティーがハリウッドのレストランの前でキスしているのが目撃されたとか・・・。もちろん2人はそれぞれ結婚していますが、1998年に「ブルワース」で共演して以来、親しくしていて、最近、夫が浮気性で結婚生活が崩壊しつつあるハル・ベリーがウォーレン・ビューティーに悩みを打ち明けたりしていたようです。ハル・ベリーは34才、ウォーレン・ビューティーは65才。親子ほどの年の差があっても愛があれば・・・なんでしょうか。そして、「ギャング・オブ・ニューヨーク」が話題のレオナルド・ディカプリオと映画の中でもラブシーンを演じたキャメロン・ディアスが私生活でもアツアツだとか!?昔から知り合いの関係だけに、キャメロンの方はレオのことを弟としが見ていないと言っているそうですが去年の9月あたりから、ニューヨークやロサンゼルスなどのクラブやレストランなどで目撃され仲良くテーブルの下で手をつないでいたり、肩に寄りかかっていたとか・・・。うーん、ちょっと映画の宣伝ネタのようにも思えなくもありませんが、しばらくしたら、その行方もまた伝わってくることでしょうし楽しみにしています。(笑)【マーティン・スコセッシ監督の反戦発言】その「ギャング・オブ・ニューヨーク」のマーティン・スコセッシ監督は、プレミア上映出席のため訪問したロンドンで、アメリカ主導のイラク攻撃に反対する姿勢をBBCラジオの取材に対して明らかにしたそうです。スコセッシ監督は、次のようなコメントをしました。「この手の対立は大勢の無実の人々を殺害するより、 知性ある外交で解決することが望ましい」また、イラク攻撃の動機の一部が、石油絡みと考えているアメリカ人が多いことを明らかにするとともに、アメリカの異文化へのアプローチが高圧的であると指摘したのだそうです。他にもこれまでにイラク攻撃への反対を表明した有名人の中には、歌手ではイギリスのジョージ・マイケル、アメリカのバーブラ・ストライサンド、俳優ではショーン・ペン、スーザン・サランドンなどがるそうです。【コカ・コーラのCMに出演するスター!】コカコーラ社が女優のペネロペ・クルスとコートニー・コックス、さらに歌手のマライア・キャリーを起用して広告キャンペーンを計画しているという話がアメリカの新聞記事にあったそうです。コカコーラ社が放映予定のCM3篇には、コカコーラを飲むベネロペ・クルス、夫のデビッド・アークエットのためにコークを入れるコートニー・コックス、そして、マライア・キャリーはエディー・ハリスのヒット曲、「Compared to What」をヒップホップ風にアレンジして歌うとか・・・。また、元プロボクサーのモハメド・アリなどによるポスターなどの宣伝も予定しているそうです。もしかしたら、日本のCMでも見られるかも知れませんね。CMと言えば、突然登場するハリウッドスターにびっくりすることがしばしば・・・。ユアン・マクレガーが英会話学校や缶コーヒーのCMに出ていたり、キャサリン・ゼタ=ジョーンズやペネロペ・クルスもシャンプー系のCMに出てたし、ジャン・レノは車メーカー、ニコラス・ケイジはパチンコチェーン店、ブラピはジーンズやカード会社、ジョディ・フォスターは派遣会社やコーヒー飲料に・・・。確か同じコーヒー飲料のCMにその後、ウィノナ・ライダーやナタリー・ポートマンも出ていましたよね。合成映像ながら、オードリー・ヘップバーンの紅茶飲料のCMは素敵でした。 (=^^=)V
Jan 10, 2003
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【ジョージ・クルーニーの「ソラリス」】全米で11月末に公開されたジョージ・クルーニー主演作の「ソラリス」でなんと彼がヒップを露出しているシーンのことが話題になっているんだとか・・・。(笑)当初、R指定(17歳以下の者は大人同伴でなくては鑑賞できない)と言い渡されたそうですが、「クルーニーのお尻が青少年たちに悪影響を与えるわけがない」と委員会に掛け合って結局、PG-13指定(13歳未満の年少者は入場する際に保護者の同意が必要)となったそうです。ドイツ版プレイボーイ誌2月号のインタビューでジョージ・クルーニーは、「映画に役立つのなら、ヒップを見せることも抵抗はない」と、その場面についてコメントしたそうです。「ソラリス」はスタニスラフ・レムの名作SF小説「ソラリスの陽の下に」をスティーブン・ソダーバーグが監督・脚本・撮影・編集で映画化しました。共同製作には、ジェームズ・キャメロンも参加しています。1972年に同じ小説を映画化したタルコフスキー監督の「惑星ソラリス」はSF巨編の名作。新作「ソラリス」は、SF映画と恋愛映画の要素を併せ持つ、プロモーションが難しい内容で、特殊効果抜き、またシリアスな内容なので、今の時代に宣伝しにくい作品なのだとか・・・。ジョージ・クルーニーは、原因不明の死亡事故を調査するため、宇宙ステーションに送り込まれた心理学者の役。宇宙ステーションは“ソラリス”という名の惑星を周回し、そこに着陸した人々は、人生に重要な意味を持つ人々との再会を果たす・・・。そして、主人公も死に別れたはずの妻との再会を果たすのですが、彼女が人間でないことは明らか。自分が記憶している妻のイメージをそのまま体現している彼女を徐々に受け入れていきながらやがて、彼は重大な選択を迫られることになる・・・というストーリー。公開直後の昨年12月6日、ロサンゼルスで合同インタビューに応じたジョージ・クルーニーは、「今までで一番大変な役だった。 ふだんの映画は、どこかにユーモアがあったり、 アクションがあったりで、うまくいかなかった時にも なんとかなる『助け船』の要素があったんだ。 でも今回の映画には、それがまるでなかった。 僕が演じる男は、精神的に傷つき、不安定な状態。 それを終始、演じ続けなくてはいけない・・・。 今までこんな役は演じたことがなかったから、 撮影前も、撮影の間も、果たして自分にできるのか悩んだ。 ちょっと恐ろしかったな。」 と語ったそうです。いつも笑顔でサービス精神に溢れ、共演者やスタッフを楽しませてくれる彼ですが、今回の映画の撮影中は、自分の気持ちを明るくすることすらできなかったんだそうです。プロダクションを共同経営しているスティーブン・ソダーバーグ監督とはプライベートでも親しく、「スティーブンははじめ、ダニエル・ディ・ルイスを主役に考えていたようだ。 僕自身も彼のファンだし、もし僕が監督だったら、 絶対この映画には彼をキャストしたいと思うだろうから、 そんなことはまるで気にしていなかったね。 でも脚本を読んで、ぜひこの役にチャレンジしてみたくなったんだ。 それで、スティーブンに手紙を書いたんだ。 まあ、友達同士だし、今後も彼と他の作品をドンドン作っていきたいから、正面切って聞いて・・・。 彼に気まずい思いはさせたくなかったんだ」 「ソラリス」の撮影中、叔母でジャズボーカリストのローズマリー・クルーニーが急死したことについては 「叔母は親類の中で中心的な存在。 僕らのファミリーはきずなが固いだけに、彼女の死は非常に辛かった。 それに加えて、その時期、僕は初監督作品の撮影を終えたばかりで、 『ソラリス』の撮影の合間に編集作業にも追われていたから・・・。 睡眠不足で、肉体的にもかなりこたえたよ」と・・・。観た人の多くが“よくわからない・・・”と感じるこの映画の結末は、ハリウッド映画典型のエンディングは待ち受けていないそうです。 「観客がそれぞれに答えを出す。 それがこの映画のいいところだと思うよ。 自分の出した結論は正しいけれど、他の人の答えも間違ってはいない。 他人の思想や宗教を受け入れられなくて、戦争をしている今の世の中だけに、 こういうのはとてもいいアイデアなんじゃないかな。 スティーブンが思うところの『答え』を僕は知っているけれど、 それはあえて言いたくないな。」「ソラリス」オフィシャルHP(英語) (2003年公開予定) ところで、インタビューにあったジョージ・クルーニーの初監督作品とは、「コンフェッション」です。この作品をアカデミー賞の候補作としての資格を得るために、昨年末の12月31日にニューヨークとロサンゼルスで限定公開されたそうです。監督第1作目にして、オスカーに照準を合わせるとは大胆不敵!(笑)ジョーク好きのクルーニーのことだから、そんな姿勢も全部シャレかも知れませんが・・・。日本でもオフィシャルHPが正式にオープンしました。製作総指揮がスティーブン・ソダーバーグ、そして脚本が「マルコヴィッツの穴」のチャーリー・カウフマン。出演はドリュー・バリモア、ジョージ・クルーニー、サム・ロックウェル、そしてジュリア・ロバーツ!共演者もストーリーも面白そうです。第85回ナショナル・ボード・オブ・レビューで、映画製作者賞で製作と出演でジョージ・クルーニーが、最優秀脚本賞ではチャーリー・カウフマンが受賞しています。「コンフェッション」オフィシャルHP (2003年8月下旬公開予定)【ドリュー・バリモアが結婚!】「チャーリーズ・エンジェル」の続編が大きな話題を呼ぶようになっても、いまだに「E.T.」の子役の・・・という前置きが付いてしまうドリュー・バリモアが、ロックグループのザ・ストロークスのドラマー、ファブことファブリッチオ・モレッティと結婚するそうです。ニューヨークポスト紙によると、ドリュー・バリモアは“盛大で、伝統的な結婚式”にしたいと考え、ジョージ・クルーニーの所有しているイタリアの別荘で行なわれる予定だとか・・・。ファブは22才、そしてドリュー・バリモアは27才。なんと出会いは去年の4月にカリフォルニアで行なわれたザ・ストロークスのライヴの時だとか・・・。ン?! 出会ってまだ1年未満ということですよね?ちなみに、ドリュー・バリモアは今回で3度目の結婚となります。最初は1994年、ウェールズ人のバーのオーナーと結婚して19日後に驚異のスピード離婚(芸能界一最短?!)しています。そして2001年にカナダのコメディアンのトム・グリーンと再婚して5ヵ月後に離婚しています。偶然ながら、この前ドリュー・バリモア出演の「ウェティング・シンガー」をTVで観て、とても笑顔がすてきだったので、3度目の正直ということで映画同様ハッピーエンドになって欲しいです!
Jan 9, 2003
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1月24日、日本テレビ系の金曜ロードショーでオンエアの決まった「千と千尋の神隠し」。なんと、ステレオ放送&字幕放送&ノーカット&TV初登場となります!オンエア時間はPM8:30~11:09までとなっていますのでご注意くださいませ。そして、またまたまたまた・・・くらいになる映画賞の受賞が発表されました。1月6日、オンライン映画批評家協会(Online Film Critics Society:OFCS)が、「千と千尋の神隠し」を最優秀アニメ映画賞に選びました!同賞にノミネートされていたのは「千と千尋の神隠し」「アイス・エイジ」「リロ&スティッチ」「手塚治虫のメトロポリス」「シマロンの伝説」の5作品。また作品賞には「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」、監督賞は同作品のピーター・ジャクソン監督、そして主演男優賞は「ギャング・オブ・ニューヨーク」のダニエル・デイ=ルイス、主演女優賞は「Far From Heaven」のジュリアン・ムーアでした。「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」は、最優秀アンサンブル賞、視覚効果、編集、音響と6部門で受賞しました。ちなみに、OFCSは昨年の最優秀アニメ賞に「シュレック」(アカデミー最優秀アニメ賞受賞)を選んでいます。OFCSは1997年に設立され、オンラインマガジンやオンラインサービスなどに関係している映画批評家がメンバー。またニューヨーク・オンライン映画批評家協会(New York Film Critics Online:NYFCO)は、昨年12月に最優秀アニメ映画賞に「千と千尋の神隠し」を選び、次点は「リロ&スティッチ」でした。作品賞には「シカゴ」が選ばれ、次点は「Far From Heaven」。OFCS同様、主演男優賞に「ギャング・オブ・ニューヨーク」のダニエル・デイ=ルイス、主演女優賞に「Far From Heaven」のジュリアン・ムーアを選んでいます。NYFCOは、ニューヨークを拠点としたTVguide.comなどの、24のオンライン・メディア団体で構成されているそうです。もうこれで、いくつの賞を「千と千尋の神隠し」は受賞したのでしょうか・・・。 (=^^=)ニッ!ナショナル・ボード・オブ・レビュー(NBRMP)の最優秀アニメ映画賞、ロサンゼルス映画批評家協会(LAFCA)の最優秀アニメ映画賞、ニューヨーク映画批評家協会(NYFCC)の最優秀アニメ映画賞・・・などなど。賞レースとは関係ない映画祭でも、第52回ベルリン国際映画祭金熊賞、サンフランシスコ映画祭のベスト物語部門でオーディエンス賞(観客賞)、2002年香港映画祭の最優秀アジア映画賞も受賞しています。マイナーな賞でも、フロリダ映画批評家協会(Florida Film Critics)の第7回FFC最優秀アニメ映画賞、ダラス・フォート・ワース映画批評家協会(Dallas-Fort Worth FilmCritics Association)の第9回DFWFCA最優秀映画賞を受賞しています。対抗馬の「リロ&スティッチ」は、ワシントンDC映画批評家協会(Washington DC AreaFilm Critics Association)の第1回WAFCA最優秀アニメ賞、ラスベガス映画批評家協会(Las Vegas Film Critics)の第6回LVFC最優秀アニメ映画賞を受賞。「アイス・エイジ」は第37回カンサス・シティー映画批評家協会(Kansas City FilmCritics:KCFC)の最優秀アニメ映画賞を受賞しています。これから発表されるいくつかの賞にも「千と千尋の神隠し」はノミネートされています。放送映画批評家協会(Broadcast Film Critics Association:BFCA)は、昨年12月にノミネートを発表していて、第8回BFCA最優秀アニメ映画賞には「アイス・アイジ」「リロ&スティッチ」「シマロンの伝説」「千と千尋の神隠し」の4作品がノミネートされています。BFCAはアメリカで一番大きな団体で、大多数がTVの映画批評家で構成されているそうです。授賞式は1月17日に行われる予定です。シカゴ映画批評家協会(Chicago Film Critics Association:CFCA)では、アニメ映画部門はありませんが、1月5日に発表された第15回CFCA最優秀オリジナル映画音楽賞に「千と千尋の神隠し」の久石譲氏がノミネートされ、他には「Far From Heaven」のエルマ・バーンスタイン、「Punch-Drunk Love」のジョン・ブリオン、「The Hours」のフィリップ・グラス、「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」のハワード・ショアとなっています。またASIFA-ハリウッド(ASIFA-Hollywood)の第30回アニー賞(Annie Wards)は2月1日に発表されますが、劇場公開アニメ映画部門の最優秀アニメ映画賞に「アイス・アイジ」「リロ&スティッチ」「千と千尋の神隠し」「モンスターズ・インク」「シマロンの伝説」の5作がノミネートされています。アニー賞は映画やTV番組や監督・音楽・声の出演部門など22部門。最多ノミネートは「リロ&スティッチ」の10部門、次いで「モンスター・インク」が8部門、「トレジャー・プラネット」は7部門、「千と千尋の神隠し」は最優秀アニメ映画賞以外にも、アニメ映画(劇場公開用)の監督・音楽・脚本の4部門でノミネートされています。そして、こうなってくると俄然期待してしまうのがアカデミー賞・・・。これまでの受賞結果から予想されるのは、ディズニーの「リロ&スティッチ」との争いとなりそうな感じです。広告合戦もアカデミーに向けて各社で争われているようですが、同じディズニーとは言っても、「リロ&スティッチ」の方が「千と千尋の神隠し」よりも大きく宣伝されているそうです。アカデミー賞向けの「For Your Consideration」の最新版の広告(英語)が見れます。
Jan 8, 2003
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【ジュリアン・ムーアが婚約!】様々な映画賞で受賞が続いている「THE HOURS」「FAR FROM HEAVEN」で演技が高く評価されているジュリアン・ムーアですが、バート・フレインドリッチ監督と6年半にわたる同棲を経て、この度ご婚約されたそうです!ジュリアン・ムーアは42才、バート・フレインドリッチ監督は32才と姉さん女房。すでに2人の間には5才になる息子のカレブ君と9ヶ月になる娘のリヴちゃんがいます。昨年末、年下の恋人を持っていることについてインタビューで聞かれ、「とても元気づけられるわ。結婚していなくても幸せいっぱい」と答えていたそうですが近々、めでたくご結婚となりそうです。「家族という名の他人」(1997年/共演:ロイ・シェイダー、ノア・ワイリー※日本未公開)で監督(兼脚本)と女優としての出会いがきっかけになったそうです。【メグ・ライアンの恋の行方は?】以前から噂が出ては立ち消えしていたメグ・ライアンとジョン・キューザックの恋人説。最近になって、またロサンゼルスとニューヨークで親密なところを目撃されているらしいのですが、それぞれのスポークスマンからはノーコメントだとか・・・。ジョン・キューザックは長い間付き合っていたネーヴ・キャンベルと最近別れたばかりだそうです。噂は噂ですが、週刊誌的な言い方をすれば、メグ・ライアンは“恋多き女”となってしまうのでしょうか。(笑)【「MI:3」でトム・クルーズの相手役は?】トム・クルーズ主演のヒットシリーズ「ミッション・インポッシブル」の3作目の相手役となる女優さんの候補に、イギリスのセクシー女優ケリー・ブルックに決まりそうです。人気TVシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」の新シリーズでシャーロットの親せき役として出演が決まっている注目の女優さんだそうです。出演が決まれば、ケリー・ブルックはトム・クルーズ扮するイーサンの恋人役として登場します。メジャーな映画出演はこれまでないようなので、どんな女優さんなのか楽しみです!【「セブン」の続編が!】デビッド・フィンチャー監督が、ブラピ主演で製作した「セブン」(1995年)の続編が製作される話が持ち上がっているそうです。続編にはブラット・ピットは出演しませんが、前作に出演したモーガン・フリーマンが出演し、物語は刑事ミルズ(ブラット・ピット)からベテラン刑事サマセット(モーガン・フリーマン)中心の展開となり、サマセットが再び新たな猟奇殺人犯に対決するというサイコ・サスペンスになりそうです。そして、続編ではミルズは精神病院にいる設定になるとか・・・。ブラピに代わる、新たな殺人犯役に誰の名前が挙がってくるのかも期待するところです。【訃報:名カメラマン、コンラッド・L・ホール】「明日に向って撃て!」「アメリカン・ビューティー」で2度のアカデミー撮影賞に輝いた名カメラマン、コンラッド・L・ホール氏が1月4日、癌による合併症のためサンタモニカの病院で亡くなったそうです。享年76歳・・・。(アメリカ・デーリー・バラエティー紙より)コンラッド・L・ホール氏は、日本でも大ヒットしたトム・ハンクス主演の「ロード・トゥ・パーディション」で、今年度アカデミー賞でもオスカーの有力候補とみられているそうです。タヒチで生まれ、「戦艦バウンティ号の叛乱」の原作者ジェームズ・ノーマン・ホールを父に持ち、「冷血」「イナゴの日」「ボビー・フィッシャーを探して」などで通算9回アカデミー賞にノミネートされています。どうしても、映画というと出演者や監督さんの名前は記憶に残ることがあってもなかなかカメラマンの方のお名前までは・・・。監督さんの持っているイメージを映像にして撮影していくカメラマン、その力量によって1カット1カットのイメージが変わっていくだけに、大きな役割がありますよね。いい作品を創ってくださったことに感謝し、ご冥福をお祈りしたいと思います。
Jan 7, 2003
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深夜映画でどちらも観た作品です。年末年始の夜更しも、そろそろ終わりです。 (=^^=)ニッ!「ジャック・フロスト/パパは雪だるま」何とマイケル・キートンが雪だるまになってしまうというファンタジック・ストーリー。ちょっぴりハートウォーミングでコメディタッチなファミリー映画です。1998年にアメリカでは公開されていますが、日本では劇場未公開。DVD化されているので、小さなお子様のいらっしゃる方にはレンタルをお薦めします。ただ、残念なのはクリスマスシーズンが過ぎてしまったこと・・・。でも冬の間に観るにはいいかも知れません! (=^^=)V≪ストーリー≫ロック・シンガーのジャックは、ライブやレコーディングに忙しく、愛妻ギャビーと一人息子のチャーリーと過ごす時間もままなりませんでした。クリスマスには山小屋で過ごそうと、仕事をキャンセルして大雪の中、家に戻る途中のハイウェイで事故死してしまいました。その後、チャーリーはふさぎ込み、やがて想い出のクリスマスがやってきて1年前、大好きなパパと作った雪だるまをチャーリーが作り、そしてその雪だるまにはジャックの魂が入っていたのでした。雪だるまとなったパパに驚きながらも、再会を喜ぶチャーリー。ギャビーは雪だるまに話し掛けるチャーリーのことが心配で・・・。元々コメディ畑だったマイケル・キートンですが、最近は性格俳優で味を出していますよね。この作品では姿を見せるシーンそのものは少なめで、なんだか本当に雪だるまに彼が入っているようでした。(笑)さらにマイケル・キートンは雪だるま役の吹き替えと共に、バンドのライブシーンでは自ら歌声も披露しています。雪だるまがそりに乗ったり、雪合戦をしたり、アイスホッケーをしたりとコミカルな面もたくさんありますが、そこには雪がいつか溶けてしまうように深い愛情で結ばれている親子の再会も永遠のものではないという面も描かれてます。雪山でのそりやスケボーなどのスノーチェイス(?)もあり、あのILM技術がふんだんに活かされているアクティヴな見所もあります。監督はトロイ・ミラーという人ですが、映画製作は他に見当たらず、TV番組・映画の制作・監督がほとんどのようです。素敵な妻そして優しき母ギャビーを演じたのは、現トラボルタ夫人のケリー・プレストン。前半のスパイスとなっていた音楽を担当するのは、元イエスのトレバー・ラビンでバンドメンバーとしてカメオ出演していました。チャーリーの友達のナタリー役に、ミカ・ブーレムが出ていました。最近では「アトランティスのこころ」のキャロル役、「サンキュー、ボーイズ」のドリュー・バリモアの少女時代の役などで出演しています。そして、ここで注目すべきは(?)“アメリカの雪だるま”と“日本の雪だるま”の違い!いろいろな映画やドラマでアメリカの雪だるまをご覧になったことのある方はわかりますよね。(笑)(★★☆☆☆)☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆「ウェディング・シンガー」結婚式場の雇われバンドのボーカリストと、そこで働くウェイトレスの恋物語。歌手でありコメディアンのアダム・サンドラーとドリュー・バリモアの共演。「チャーリーズエンジェル」がヒットし、続編も話題になっているドリュー・バリモア。この作品での彼女の笑顔はとてもキュートでラブリーです。 (=^^=)V1998年の作品ですが、舞台は1985年のとある郊外の町。「80年代サウンドにのって恋のチャートも◎急上昇!」・・・というのが映画のキャッチコピーだったそうです。まさにその通り、アダム・サンドラーが唄う曲も、所々で流れる曲もカルチャークラブ、エルヴィス・コステロなど、懐かしい&嬉しい曲ばかりでした!本物のビリー・アイドルが登場したのにはビックリしました!(笑)≪ストーリー≫ロビーは結婚式当日になって花嫁に逃げられ茫然自失・・・。唄う声にも力が入らず、仕事で出向いた結婚式ではまるでお葬式ムード。怒った客と取っ組み合いのケンカになってしまうのでした。そんなロビーのことを心配する新人ウェイトレスのジュリア。ジュリアは証券マンのグレンと結婚を間近に控えて幸せの絶頂にありましたが、グレンは結婚の準備を仕事が忙しいと手伝ってくれません。そこでジュリアは、結婚式の知識が豊富なロビーに協力を頼みます。ジュリアに頼まれて、自作のラブソングを渋々唄って見せるロビー。感情が高ぶって泣きながら唄うロビーの姿にジュリアは心が揺れます。結婚式でのキスの練習をと友達にせかされて、ロビーとキスを交わすジュリア・・・。この時ふたりは互いの感情に気づき戸惑うのでした。そして、グレンがジュリアを騙し裏切っていることを知ったロビーはジュリアのために何とかしようと思うのですが・・・。マリッジ・ブルーというものが、結婚を控えた女性(男性にも?)にあるそうですが、それとはまた少し違っていて、ジュリアが婚約者にどこか違和感を感じ始めていて、ロビーへの気持ちへと徐々に心が動いていくプロセスがうまく描かれています。純朴青年に扮するアダム・サンドラーは、決してハンサムとは言えないルックスながら自然体な雰囲気で良かったと思います。昨年、「MR.ディーズ」というコメディを製作・主演をし、ウィノア・ライダーが共演でアメリカでヒットしていました。(日本でも近々公開予定らしいのですが・・・。)そして、「ウェディング・シンガー」の監督はフランク・コラチ。ニューヨーク大学時代からアダム・サンドラーの友人だそうです。ドリュ-・バリモアは10代の頃、ドラッグ問題がありましたが、そんなことは全然想像もつかないほどの見事な復帰振りで嬉しいです。80年代のヒット曲に乗せて、ボーイ・ジョージ風ルックスのキーボード奏者や酔っ払いのおじいさんやピンクのドレス姿でロックを唄うおばあさんなど、脇を固める俳優人の方々(有名な俳優さんではないようですが)の個性も楽しめます。2人が結婚式のキスの練習という設定のキスシーンは、1998年度の「MTVムービーアワード」のベストキス賞を獲得したそうです。こんな賞があることも知りませんでした。 (=^^=)ゞ(★★☆☆☆)
Jan 6, 2003
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アカデミー賞の前哨戦と言われている全米映画批評家協会賞が1月4日、2002年度の表彰を発表しました。68才のロマン・ポランスキー監督の「戦場のピアニスト」が、最優秀作品賞と監督賞、さらにエイドリアン・ブロディが主演男優賞、ロナルド・ハーウッドが脚本賞と4冠に輝きました。主演女優賞はNY映画批評家協会賞に続いて、「運命の女」のダイアン・レインが受賞。(「運命の女」オフィシャルHP 2003年1月11日全国ロードショー)レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクス共演の「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」でディカプリオの父親役を演じたクリストファー・ウォーケンが助演男優賞を受賞、助演女優賞には「Far From Heaven」のパトリシア・クラークソンが選ばれました。外国語映画部門には、作品部門で次点だった「天国の口、終りの楽園。」(メキシコ)が受賞しました。≪「戦場のピアニスト」について≫2002年5月26日、カンヌ映画祭で最優秀作品賞にあたるパルム・ドールが発表された時、スタンディング・オベイションが15分以上も鳴り止まなかったそうです。母を収容所で亡くした経験を持つポランスキー監督が、半世紀以上を経て遂に自らの原点に立ち帰った、渾身の一作「戦場のピアニスト」。その勇気と成果に対し、カンヌ映画祭の会場は賛同と祝福の熱い拍手に包まれたのでした。原作はポーランドの名ピアニスト、ウィジスラフ・シュピルマンが自らの奇跡的生還体験を描いた回想録。ナチスの犠牲となった家族や仲間たちの悲劇、立場の違いを超えて命がけで彼を救った人々の闘い。最後まで彼を支え続けた音楽への思い、そして実話の重み。その一瞬一瞬が眼に焼きつく鮮烈な映像とリアリズムを持って映画化されています。「戦場のピアニスト」はまさに魂を揺さぶる真実の物語です。そして、 エイドリアン・ブロディ自身によるピアノの演奏シーンも圧巻だそうです。映画館で予告編を観た時から早く観たいと思っていました。公開が待ち遠しいです! (=^^=)♪ 「戦場のピアニスト」オフィシャルHP (2003年2月公開予定)
Jan 5, 2003
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ちょっと時間があったので、山のようになりつつあるテープを整理しようとタイトルを付け忘れていたもの1本の中に見つけた「ユー・ガット・メール」。オンエアされた時にも録画しながら観ていたのですが、やっぱりトム・ハンクスっていいなあとあらためて今日観て思いました。≪ストーリー≫母から継いだ小さな本屋“街角の店”のオーナーのキャスリーンは、大型ディスカウント・ブックセンターの“フォックス・ブック”が近くにを開店し、客足が減りつつも何とか店を維持しようと一生懸命でした。キャスリーンはコラムニストのフランクと同棲していましたがインターネットのチャットで知り合ったメル友とのやりとりが楽しみでした。その相手が、商売敵(がたき)のフォックス・ブックの御曹司のジョーとも知らず・・・。一方、ジョーも恋人のケビンと付き合いながら、キャスリーンとは知らずにEメールが届くのを楽しみにしていました。パーティーで顔を合わせても、対立して言い合いをしてしまう2人ですが、メールでの2人はお互いに素直に悩みを打ち明けたり、励ましあったりしていました。そして、ある日会うことになり、キャスリーンは一輪の真紅のバラをテーブルに置きまだ見ぬ相手を待ちます。そして、先にジョーがメールの相手がキャスリーンだということを知ってしまうのですが・・・。1998年の作品なので、トム・ハンクスは42才。しかもあの「プライベート・ライアン」と「グリーン・マイル」の間の作品となります。そして、メグ・ライアンは37才の時の作品。同年に「シティ・オブ・エンジェル」が公開されています。40過ぎの男性と40近い女性がメールを通じて出会うラブ・ロマンス・・・とだけ聞いたとしたら、“ちょっとな~”と思ってしまうところですが(笑)これが、トム・ハンクスとメグ・ライアンだとなんの違和感もなくサラッとした映像なんですよね。ニューヨークのアッパー・ウエストサイドの秋から冬にかけてが舞台で、またバックでところどころに流れる音楽が少しだけアンティークなのがいいです! (=^^=)ニルソン、ランディ・ニューマン、キャロル・キング・・・。控え目な音楽の使い方ながら、往年のミュージシャンの声に思わず耳を傾けてしまいます。最後にもう一度言ってもいいですか? トム・ハンクスっていいなあ・・・。 (=^^=)♪(★★★★☆)
Jan 4, 2003
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クリスマスイブか今春かと、挙式の話が持ち上がっていたトム・クルーズとペネロペ・クルス。地中海のマルタ島で総額200万ドルの豪華挙式を計画しているという話があったのですが、先日、某アメリカ誌が挙式が中止(延期?)となったと報じたそうです。どうやら、今年の夏に、子供を持つことに一度は賛成したベネロペ・クルスが、気持ちが変わって当分の間子供はいらないと言ったためにトム・クルーズが挙式を中止したとか・・・。ベネロペ・クルスは子供を作ることによって少なくとも3年は女優の仕事を休まねばならず、オスカーも狙えなくなることから、母親になることより仕事を選んだらしいのです。さらに悪いことに、トム・クルーズが日本で「ザ・ラスト・サムライ」を撮影している時、ペネロペ・クルスがメラニー・グリフィスの家で開かれたパーティーで、元恋人(スペイン歌手ナチョ・カノ)と親しそうに振舞っていたらしく彼が怒ったそうです。そんなこんなで、トム・クルーズは2人の関係そのものについて考え直しているとか・・・。また、前妻であるニコール・キッドマンが、12月8日に「60 Minutes」というTV番組に出演し、「彼と10年間一緒に過ごし愛していました。今も愛しているし、これからもずっと変わりません」と、元夫であるトム・クルーズへの変わらぬ愛を語ったそうです。 一体、どうなっちゃっているのでしょうかね?!(笑)実は、トム・クルーズとペネロペ・クルスの挙式の中止は今回で2度目だったそうです。去年の2月にも、トム・クルーズへの嫉妬が原因でペネロペ・クルスが挙式を中止したとか・・・。2人は今、どちらも超過密スケジュールで、ゆっくりと会うこともできず、仲直りができないままでいるんだそうです。アメリカだからなのかハリウッドスターだからなのかわかりませんが、これが日本、そして庶民のカップルの出来事なら、親戚、友達を巻き込んでの大騒動ですよね。(笑)これからまだまだ活躍してほしい2人だけに、成り行きがちょっと気になります。 (=^^=)
Jan 3, 2003
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大晦日の日記つながりみたいですが「I am Sam」のダコタ・ファニングの新作の話題を・・・。 (=^^=)ゞスティーブン・スピルバーグが製作総指揮のTV映画シリーズの「Taken」がアメリカでは現在オンエアされていてかなり評判がいいみたいです。そして、スクリーンでの次回作はデンゼル・ワシントン主演による「Man on Fire」に決定しています。デンゼル・ワシントン扮する元海兵隊のボディ・ガードが、子供の護衛を依頼されるのですが、その少女は誘拐されてしまい身代金のやり取りの間に犯人に殺されてしまい、その少女の死をきっかけに復讐に燃える鬼と化すというストーリーだとか・・・。つまり、ダコタ・ファニングは殺人犯の毒牙に掛けられてしまうそうなのです!ストーリーの流れからすると、デンゼル・ワシントンとダコタ・ファニングの共演シーンは少なそう・・・。監督はトニー・スコットで「トップガン」「デイズ・オブ・サンダー」「クリムゾン・タイド」、そして昨年は「スパイゲーム」とヒット作をこれまでにも多く生み出しています。デンゼル・ワシントンの十八番(おはこ)役である正義感溢れるところが観れそうな感じです!他のキャスティングの発表もこれからのようですごく楽しみです。来年、イタリアで撮影が開始されるということで、公開はまだ先になりそうです。 (=^^=)♪
Jan 2, 2003
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あけましておめでとうございます。 (=^^=)♪元旦の東京は少しだけですが雪がちらつきました。ほんの一瞬でしたが・・・。HP1年生の去年、たくさんの方と嬉しい出会いがあった年となりました。そして、みなさんから映画のお話などを伺って楽しませていただいたり、日々の出来事のお話などもいろいろ聞かせていただいたりと・・・。今年も引き続きおつき合いくださいますようお願いします! <(_ _)>昨年同様、あまりたくさんは観れないとは思うのですが。、いい作品にいろいろ出会ればいいなあと思っています。 (*^^*)
Jan 1, 2003
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