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2004.2~


テスト


Mar 2, 2012
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カテゴリ: 劇場で観た映画

さまざまな人たちと馬が出会う奇跡の物語を美しい映像で描いた感動的なドラマです。

  “「前を向いて、走り続けるんだ・・・」
      第一次世界大戦、激動のヨーロッパ ―― 
         故郷を遠く離れ、国境を越えて、
      戦火を生き抜いた、奇跡の馬。”

原題は、“WAR HORSE”。

≪ストーリー≫
第1次世界大戦前夜のイギリス。
農村の小さな牧場で誕生した1頭の仔馬。
貧しい農夫テッド・ナラコットは、畑を耕すための馬を買う予定だったが、
名馬の素養を持つその仔馬を高額で競り落とし、家に連れて戻る。
反対した妻ローズは、1ヶ月で畑仕事ができなければ返すことを条件に、
息子アルビー(アルバート)に調教を任せることにした。
アルビーにジョーイと名付けられた仔馬は、アルビーの愛情を一身に受けていた。
やがて、ジョーイは畑を耕せるようにもなり、賢く気高い名馬へと成長していった。
しかし悪天候によって作物が収穫できず、借金返済に困っていた時に戦争が始まり、
やむなくジョーイはイギリス軍へと売られてしまう。
ニコルズ大尉の馬として、フランスの前線へと送られたジョーイは、
ついにドイツ軍との決戦の時を迎えたのだったが・・・。

≪スタッフ≫
監督はスティーヴン・スピルバーグ、製作はスティーヴン・スピルバーグ、
キャスリーン・ケネディ、製作総指揮はフランク・マーシャル、レヴェル・ゲスト、
原作はマイケル・モーバーゴ、脚本はリー・ホール、リチャード・カーティス、
撮影はヤヌス・カミンスキー、プロダクションデザインはリック・カーター、
衣装デザインはジャンナ・ジョンストン、編集はマケル・カーン、
音楽はジョン・ウィリアムズ。

≪キャスト≫
アルビー(アルバート)にジェレミー・アーヴィン、父テッドにピーター・ミュラン、
母ローズにエミリー・ワトソン、ニコルズ大尉にトム・ヒドルストン、
他にデヴィッド・シューリス、ニエル・アレストリュプ、パトリック・ケネディ、
デヴィッド・クロス、ベネディクト・カンバーバッチ、セリーヌ・バッケンズ、
トビー・ケベル、ロバート・エムズ、エディ・マーサン、ヒコラス・ブロ、
ライナー・ボック、ジェフ・ベルなど。

1982年に発表された原作は、児童文学ということもあり、教科書に載せたい、
子供たちにぜひ観て欲しい、正統派ストーリーによって描かれている作品でした。
2007年に舞台化され、イギリス演劇界のオスカーと呼ばれるオリビエ賞をはじめ、
数々の賞に輝き、昨年度(2011年)アメリカ演劇界のトニー賞(演劇部門)でも
作品賞、演出賞、舞台美術賞、照明賞、音響賞の5部門を受賞しました。
スピルバーグ監督は、2010年1月にロンドンでの舞台を観劇したそうです。
そして、1幕目から涙が止まらず、何としても映画にしたいと駆り立てられ、
すぐに脚本依頼すると同時にキャスティングも進め、7ヶ月度には撮影に入っていたとか・・・。

ストーリー展開の軸になっているのはジョーイです。
戦争の過酷な状況下で、数奇な運命に導かれるようにジョーイが巡り遭ったのは、
深い絆で結ばれた少年アルバート、軍馬を大切にするイギリス人将校ニコルズ大尉、
弟を守るため軍を脱走した少年ドイツ兵の兄、両親を亡くしたフランスの少女と祖父、
他にも、いつ死ぬともわからない戦場で出逢った名もなき大勢の兵士たち。
ジョーイにとっては敵味方など関係なく、さまざまな運命に立ち向かう人たちと、
さまざまな場所を転々としながら出遭い、そしてさまざまな別れを繰り返しながら、
常にジョーイは希望を託され、やがて“奇跡の馬”となっていく・・・。

児童文学とはいえ、極力ファンタジックな映像を控え目にして、
戦争シーンなど、リアリティのある場面ももちろん描かれています。
(残虐なシーンは、カメラワークの演出で上手く抑えてあります。)
また、一部の危険なシーンを除いて、ジョーイをはじめとする馬たちはCGを使わず、
98%実写で描かれ、凛々しさや力強さ、そして表情の豊かさにも驚かされました。

昨年1月、ロンドンで開催されたロイヤルプレミアでスピルバーグ監督は、
「『プライベート・ライアン』や『バンド・オブ・ブラザーズ』(TVシリーズ))のような、
 いわゆる“戦争もの”ではなく、“絆”というテーマを中心に動物が人々を結び付け、
 人間の善の部分を引き出す存在になり得ることを描いています。
 戦争映画ではあまりえがかれることのない、叙情的なテーマを描いたつもりです。」
とコメントしています。
ジョーイが体験するいろいろな出来事を通して、出遭った人たちの過酷な運命を描き、
どんな時代でも希望を持って生きていこう・・・というメッセージを感じました。

ジョーイ役の馬は全部で7頭いて、うち2頭が人との共演シーンに登場しているそうです。
アルバートの家で飼っている、ハロルドというアヒルくんにも少しだけご注目を・・・。(笑)
そしてアルバート役のジェレミー・アーヴィングくんは、TVシリーズの出演経験はありますが、
今作で映画デビューとなりましたが、優しく、そして勇気のあるアルバート役にピッタリでした。
(誰かに似ているなぁとずっと思いながら観ていたのですが、結局思い付きませんでした。 苦笑)
すでに、ダコタ・ファニングと共演の次回作「Now Is Good」も撮り終えていて、
さらに出演予定作が2本決まっていて、これからも楽しみな若手俳優さんになりそうです。
作品の舞台がイギリスということもあり、ジェレミーくんもですが、エミリー・ワトソン、
ピーター・ミュラン、デヴィッド・シューリス、トム・ヒドルストンなど、イギリス出身の
キャストも多く、またシーンによってフランスやドイツのキャストもたくさん出演しています。
ベテランの俳優陣が多数出演していますが、いわゆる、ハリウッドの大物と言われる人たちを
あえて起用しなかったところは大正解だったと思います。
ニコルズ大尉役のトム・ヒドルストン、どこかで観たことがあるなぁと思っていたら、
「マイティ・ソー」でちょっとキモかったロキ役に扮していた俳優さんでビックリ~!(笑)
当たり前ですが、本当に役によってこんなにも役者さんのイメージが変わるなんて・・・。
フランスの少女エミリー役のセリーヌ・バッケンズも映画初出演でしたが可愛かったです。
(エミリーもおじいさんももちろんフランス人の設定ですが、セリフは英語でした。
 ドイツ人同士も英語のセリフで、ちょっと違和感がありましたが仕方がないですね。)

大人目線からすると、今作は“よく出来たストーリー”とも取れなくもありませんが、
実際には、悲惨な戦時下でわずかな希望を見出して生き抜いた人たちがたくさんいて、
また、現代でもさまざまな困難があり、そんな想いを感じさせてくれる作品でした。
そして、笑って楽しむファミリー映画とは違う、じっくり味わえるファミリー映画で、
中学生以上、いえ小学生でもこの作品に感動し、きっと学びを得られるのではと・・・。
常々思っているのですが、よくある夏休みの課題などで出される読書感想文っていうのを、
お薦め図書ではなく、お薦め映画に変えて、映画感想文にした方が絶対にいいと・・・。
今作は、そんな映画感想文の題材にして欲しいお薦め映画だと思いました。

3月2日(金)より全国ロードショー公開されています。

「戦火の馬」 オフィシャルサイト
  • 「戦火の馬(WAR HORSE)」(poster)





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Last updated  Mar 4, 2012 01:59:48 AM
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もう一度観たいです~。  
トロ さん
期待通りのいい作品でした!
ジョーイが出会う人たちの様々なドラマが語られる構成は、なんとなく「レッドバイオリン」を思い出しました。
ストーリーの軸となるのが動物だったり物だったりするだけで、映画の印象もまったく変わってきますよね。

どのエピソードが心に残るものばかりでしたが、私はその中のひとつのジョーイをきっかけに敵のはずの二つの国が一時的に協力するシーンに思わずジーン…と。
これをさりげなく見せる監督の演出も素晴らしかったなぁと思いました。

監督は超有名なスピルバーグで目立ったスター俳優は出ていなかったけど、実力ある役者さんたちが揃っていたのは嬉しかったです。
どこかで見たことある顔だなぁ…と思っていたら、あ!あの人だ!ということが何度もありました(笑)

余談ですが、この映画のチケットを買った時に乗馬クラブの乗馬体験無料券をもらったので、昨日行ってみました!
馬に乗ると高さにまずビックリ!でも、合図で歩いたり小走りになったり止まったり…それだけのことがとっても楽しかったです!馬とのふれあいもあってなでなでしました(^^)
その後のクラブへの勧誘が長かったですが(笑)、誘惑を振り切って断ってきました。でも、もっと時間とお金に余裕があったらぜひ通いたいところです(^^) (Mar 12, 2012 10:00:51 PM)

トロさんへ  
本当にいいストーリーの映画で感動しました!
「レッドバイオリン」は観ていませんが、共通するところがあるんですね。
実話・・・と言われても、信じたくなるようなお話でした。
撮影や編集の素晴らしさも加わって、ジョーイから感情が伝わってきました。

スピルバーグ監督はきっとあえて無名な俳優さんをキャスティングしたんでしょうね~。
アルバート役のジェレミー・アーヴィンくんも好青年でこれからも楽しみです。

ワオッ!! 乗馬を体験されてきたんですか? (=^ ^=) ♪
私も、かなり前に1度だけ乗ったことがありますが、
乗るとすごく高さを感じて、最初はかなり怖かったです。
乗った・・・というより、ゆっくり散歩した程度でした!(笑) (Mar 15, 2012 07:53:23 PM)

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