BLUE ROSE

PR

Profile

BLUE ROSE

BLUE ROSE

Comments

南条 香音@ Re:失読症を克服したトム・クルーズ(07/17) サイエントロジーはカルトです。過去には…
背番号のないエース0829 @ ニーナ・ホス 「水を抱く女」に、上記の内容について記…
lime@ Re:アンソニー・ホプキンスが脱帽した子役!(05/21) 14年前の子役当時はここまでの期待を寄せ…
satoshi@ Re:“ヨーロッパ映画賞”発表!(12/01) 今年は少し不作だったけれど、庭の柚子を…
satoshi@ Re:“ヨーロッパ映画賞”発表!(12/01) 今年になってもう16日目に! 去年1年も…
satoshi@ 謹賀新年! 明けましておめでとうございます。 <smal…

Freepage List

MOVIE Ⅰ


★邦画★


★アジア映画★


★TVオンエア映画★


ビッグ・ウェンズデー


ホワイト・オランダー


ウェルカム!ヘヴン


ガープの世界


Mr.ディーズ


シカゴ


ブラッド・ワーク


アバウト・シュミット


マイ・ビッグ・ファット・ウェディング


メイド・イン・マンハッタン


8Mile


ソラリス


めぐりあう時間たち


エデンより彼方に


マイ・レフトフット


恋は邪魔者


デブラ・ウィンガーを探して


製作中


懸賞生活?!


★MOVIE編 1★


★FOODS編★


★OTHERS★


★MOVIE編 2★


海外TVドラマ


ER 緊急救命室


アリーmyラブ


フルハウス


大草原の小さな家


バイオニック・ジェミー


こちらブルームーン探偵社


コンバット


謎の円盤UFO


ロズウェル 星の恋人たち


海底2万マイル


ネットフォース


ザ・ホワイトハウス


ふたりは友達?ウィル&グレイス


映画番組


アクターズ・スタジオ・インタビュー


夢伝説~世界の主役たち~


マペット放送局


SHOWBIZ COUNTDOWN


MOVIE Ⅱ


ウエストサイドストーリー


サウンド・オブ・ミュージック


小さな恋のメロディ


ショーシャンクの空に


フォレスト・ガンプ


スターウォーズ


ふたりだけの微笑


MOVIE Ⅲ


第74回アカデミー賞


NHK海外ドラマアウォード2002


第75回アカデミー賞


☆工事中☆


いろいろリンク


日記リンク集


映画配給会社リンク集


BBS過去ログ


2002.3.30~4.17


2002.4.18~30


2002.5.1~15


2002.5.16~27


2002.6.4~30


2002.7.1~12


2002.7.22~31


2002.8.3~15


2002.8.16~31


2002.9.1~15


2002.9.16~30


2002.10.1~15


2002.10.16~31


2002.11.1~15


2002.11.16~30


2002.12.1~31


2003.1.1~31


2003.2.1~26


2003.2.27~3.17


2003.3.18~4.6


2003.4.7~4.30


2003.5.1~31


2003.6.14~7.31


2003.8.1~31


2003.9.1~10.15


2003.10.16~11.7


2003.12.30~2004.2


2004.2~


テスト


Apr 4, 2012
XML
カテゴリ: 劇場で観た映画



  “日本の政治家に問う。
   この映画は是か非か!”

原題は、“THE IDES OF MSARCH”。

≪ストーリー≫
ペンシルベニア州知事として確固たる実績、清廉潔白なイメージとルックスで
有権者の心を掴み、民主党予備選の最有力候補に躍り出たマイク・モリス。
天下分け目のオハイオ州予備選を目前に、モリス陣営は緊張と熱気に包まれていた。
そんなモリスの選挙キャンペーンをベテラン参謀のポール・ザラと共に支えるのは、
30歳ながら敏腕ぶりを発揮する若き広報官のスティーヴン・マイヤーズ。
スティーヴン自身、モリスが熱く語る政治論、目指す理想に心酔する1人だった。
スタッフのモリーと親しくなり、束の間の安らぎを得るスティーヴンだったが、
ライバル陣営の選挙参謀トム・ダフィーから巧みな引き抜き工作を仕掛けられる・・・。

≪スタッフ≫
監督はジョージ・クルーニー、製作はグラント・ヘスロヴ、ジョージ・クルーニー、
ブライアン・オリヴァー、製作総指揮はレオナルド・ディカプリオ、スティーヴン・ぺヴナー、
ナイジェル・シンクレア、ガイ・イースト、トッド・トンプソン、ニーナ・ウォラースキー、
ジェニファー・キローラン、バーガラ・A・ホール、原作はボー・ウィリモン、
脚本はジョージ・クルーニー、グラント・ヘスロヴ、ボー・ウィリモン、
撮影はフェドン・パパマイケル、プロダクションデザインはシャロン・シーモア、
衣装デザインはルイーズ・フログリー、編集はスティーヴン・ミリオン、
音楽はアレクサンドル・デスプラ、音楽監修はリンダ・コーエン。

≪キャスト≫
スティーヴン・マイヤーズにライアン・ゴズリング、マイク・モリスにジョージ・クルーニー、
ポール・ザラにフィリップ・シーモア・ホフマン、トム・ダフィーにポール・ジアマッティ、
モリーにエヴァン・レイチェル・ウッド、他にジェフリー・ライト、マリサ・トメイ、
マックス・ミンゲラ、ジェニファー・イーリー、グレゴリー・イッツェン、マイケル・マンテルなど。

原題の“THE IDES OF MSARCH”は、ジュリアス・シーザーことカエサルが暗殺された
ローマ暦の3月15日を意味し、劇中のスーパー・チューズデーが3月15日になっています。
原作にした戯曲“Farragut North”をジョージ・クルーニーがあえて変更し、
シェイクスピア劇にも通じるようなタイトルに決めたそうです。
共同脚本も務めている原作者のボー・ウィリモンは、実際に2004年の民主党予備選で
有力候補ハワード・ディーンのキャンペーンスタッフを務めていたそうです。
あくまでも今作に登場する人物は架空ですが、実際に会った人たちをモデルに創作し、
選挙中の法律違反、不正行為、裏取引、権力闘争などは、実際に起きたことだとか・・・。

日本の首相選出とアメリカの大統領選挙では、そのプロセスは大きな違いがあります。
大統領選を描いた映画やTVドラマも多く、また実際の予備選のニュースなどを見て、
華やかなキャンペーンや、ライバルに対して批判中傷するCM制作、直接討論など、
表に見えるだけでもその競争模様はすごいものがあり、ましてやその舞台裏では
想像をはるかに超える策略によって“激戦”が行われていることは明らかです。

ジョージ・クルーニーが原作戯曲に惹かれ、監督、製作(出演も)を務めるだけじゃなく、
脚本にも加わった理由が、作品を観ていてすごく伝わってくるようでした。
きっと、長年の相棒グラント・ヘスロヴや原作者のボー・ウィリモンと3人で、
こうしようああしようと、熱いディスカッションが重ねられたのではと・・・。

脚本や演出の素晴らしさに加え、実力派俳優陣のパフォーマンスに圧倒されました!
何と言っても2面性のあるスティーヴンを演じたライアン・ゴズリングが素晴らしく、
優秀かつ真面目で誠実な広報官から、徐々に変貌していく姿が怖いほどリアルでした。
現在公開中の話題作 「ドライヴ」 でも2面性のある役に扮し演技が高く評価されていて、
かなりハードな内容みたいですが、ぜひ観に行きたいと思っています。
ジョージ・クルーニーは思っていたより出演シーンは多くありませんでしたが、
要所要所でグッと惹きつけられる姿をじっくりと魅せてくれています。
現実にも大統領選に出馬して欲しいという声も少なからず挙がっているくらい、
プライベートでも社会的な影響力を持ち、人道支援活動をしているジョージさん。
先月中旬、人権問題への抗議のためワシントンのスーダン大使館前でデモに参加し、
ジャーナリストのお父さんと一緒に逮捕されるというニュースが伝えられました。
内容は違えど、今作で討論会や選挙の集会で熱弁する姿に説得力を感じました。
クールでカッコ良過ぎる役やコミカルな役ももちろん素敵ですが、今作で演じたような
見事なダークへの変身ぶりを観ていると、ものすごい“ワル”役も演じられるのではと・・・。
そしてフィリップ・シーモア・ホフマン、ポール・ジアマッティ、ジェフリー・ライト、
マリサ・トメイは文句なしのキャスティングで、1シーン1シーンが渋いのなんのって。
役作りのためなのか、ポール・ジアマッティはフィリップ・シーモア・ホフマンに
負けないくらいの恰幅の良さになっていてちょっとビックリでした!(苦笑)
エヴァン・レイチェル・ウッドは好きな若手女優さんの1人で、今年25歳になりますが、
すっかり大人っぽくなっていて、20歳のモリー役にはちょっとだけ違和感がありました。
「24」(シーズン4~ファイナル)でローガン大統領に扮したグレゴリー・イッツェンが
モリーの父親役で登場していたのも嬉しかったです。

ジョージさんの監督作品の中で、「グッドナイト&グッドラック」の次に好きになりました!
ゴールデン・グローブ賞(ドラマ部門)の男優賞、放送映画批評家協会賞の主演男優賞を受賞し、
米英アカデミー賞をはじめ、数々の映画賞にノミネートされた 「ファミリー・ツリー」
5月18日に日本で公開されるので、こちらもメチャクチャ楽しみ&期待しています!

今作は大統領予備選が描かれていますが、難しい政治映画という感じではなく、
予備選に関わるさまざまな人たちの野望、変貌を描いた人間ドラマであり、
実話に限りなく近い、見ごたえたっぷりのサスペンス作品だと思います!

3月31日より全国ロードショー公開されています。

「スーパー・チューズデー ~正義を売った日~」 オフィシャルサイト

  • 「スーパー・チューズデー ~正義を売った日~(The Ides of March)」(pos)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Apr 5, 2012 02:23:40 AM
コメント(3) | コメントを書く
[劇場で観た映画] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: