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まみ夜

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2007/06/13
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カテゴリ: †言-ドクゼツ-
介護は「愛」だ、とか言っている業者が、介護事業をダメにする元凶だろう。

介護事業の大手が、叩かれている。
まず、明確にしなければならないのが、ルール違反はいけない、というコト。
では、次に、どうしてルール違反をしなければならなかったのか、考えてみよう。

結論からすれば、今の介護事業が、「愛」で動いているからだ。
「愛」とはナニか?

低賃金、長時間就労など、劣悪労働条件を強要させる魔法の言葉だ。
つまり、今の介護事業+介護保険のシステムでは、もともと成り立たないのだ。
それを、「愛」で支えているのだ。


素晴らしいならば、介護事業の離職率も素晴らしいのは、ナゼだろう?
「愛」じゃ食えないからだ。
景気が回復して、仕方なく劣悪な労働条件の介護事業に就職する必要がなくなったからだ。

仕事が大変、経営が苦しい、と受難者のように酔っている業者が、介護事業を潰す。
誰もが、その金額で仕事を請け負わなければ、支払い金額はアップする。
この場合、支払うのは国だ。
そして、適正な料金体系で、介護業者は仕事ができるようになる。

それを邪魔するのが、「愛」だ。
赤字になるような料金で、介護を請け負ってしまうのだ。
支払いが安くすむなら、いいに決まっている。

業者も「こんなに大変」と酔える、国も安上がり、では利用者は?

そう、利用者は、置いてけ堀なのだ。

ルール違反をしないと成り立たない介護事業。
潰れて困るのは、利用者だ。
しかし、利益を追求するのを「汚い」呼ばわりして、適正な利益が出るシステムを拒んでいる現実では、必ず潰れる。
むしろ、潰れそうだから酔っている状況だ。


数万人の利用者を人質にして、ルール違反をしなくても利益が出せるシステムへの改変を提案してほしかった。
「愛」では、介護事業はできないと、国に訴えてほしかった。

利用者の方には、大変申し訳ないのだが、事業譲渡が不成立となり、介護難民を出すしか、もはや改善の道はないのかもしれない。
数万人の介護難民が現実とならなければ、国も許可を出す県も真剣には考えない。
今、潰れるか、もっと先で被害を大きくして潰れるか、だ。

利用者を犠牲にするのは、「愛」を売りにしている介護業者だ。
現場が不満の声を上げない限り、改善はないのに、「介護とはこういうモノだ」とシタリ顔で言い続けるのだから。
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最終更新日  2007/06/13 03:51:27 PM
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