いーじーあくしょん

いーじーあくしょん

2021.03.06
XML
カテゴリ: シネマ・ドラマ


(タイトル後ろの「再」は過去にも観た作品、「新」=新作、「準」=準新作、「W」=WOWOW)

以前は9割洋画だったのが
邦画が多くなってきた最近の傾向



★星五つ以上



『ペンション・メッツア』 (2021)

「パンとスープとネコ日和」のスタッフによる
小林聡美のWOWOWドラマ(全6話)。
1話ごとに個性的なゲストと2人芝居を繰り広げる。
1話 役所広司  2話 石橋静河、ベンガル  3話 板谷由夏
4話 山中崇  5話 三石研  6話 三浦透子
毎話エンディングに森の妖精役で青いドレスを着たもたいまさこが登場。
小林聡美の自然体ワールドらしく事件は起こらず、
時間がゆったり流れていくドラマ。
大貫妙子の音楽「空飛ぶ猫」がまたマッチしている。
全話録画したがDVDが発売されたら買ってしまうだろうな




★星五つ



「アウトブレイク 感染拡大」 (新)
「湯を沸かすほどの熱い愛」
「孤浪の血」



『アウトブレイク 感染拡大』 
2020年1~3月カナダで放送されたドラマ(全10話 ゲオ先行レンタル)。
時期が時期だけに新型コロナの目で観てしまったが、
コウモリ→フェレット→ヒトが感染ルートだった。
役人が未承認ワクチンの投与、
大臣が感染した自分の家族への優先投与画策等
きれいごとではない人間模様も描かれており見応えあった。
シーズン2の制作も決定しているようだが
カナダ・ケベック州は2年  間を空ける決まりがあるらしい。


『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016)
宮沢りえ 上手い
泣かされた
娘・杉咲花の実母役の篠原ゆき子(40歳)もとても良かった。

彼女の他の作品も観たくなった。


『孤浪の血』 (2018)
松坂桃李出演作でチョイスしたが
大上刑事役・役所広司の演技、存在感が圧巻。
久々に面白いヤクザ映画を観た。
江口洋介と竹野内豊が敵対する組の若頭を演じているのもスタイリッシュ。
続編が「孤浪の血 LEVEL2」として今夏公開決定、楽しみだ。




★星四つ




「ブルーアワーでぶっ飛ばす」(新)
「ポルトガル 夏の終わり」 (新)
「いつか読書する日」
「阿弥陀堂だより」
「きらきらひかる」
「男はつらいよ 寅次郎紅の花」


『ブルーアワーでぶっ飛ばす』(2019)
夏帆と「新聞記者」で最優秀主演女優賞を受賞したシム・ウンギョンの映画。
祖母の見舞いで大嫌いな地元に帰省する夏帆に友人(シム)が同行。
地元では東京で身に着けた理論武装が通用せず剥がされた自分が晒される。
母親役・南果歩のくどい演技がキツイかったが
夏帆とシムが醸し出す空気感、雰囲気に魅かれた。


『ポルトガル 夏の終わり』(2019)
好きな女優のひとりイザベル・ユペール主演。
死期を悟った女優フランキー(イザベル)が家族、親友を
世界遺産の町シントラに呼び寄せる淡々としたストーリー。
この映画とにかく映像が綺麗。
監督アイラ・サックスは絶対彩色に拘って撮ったなと思う程色の置き方が絶妙で
映画の魅力を再認識させられた。


『いつか読書する日』 (2005)
この作品の前に星三つの「ひとよ」を観ており
田中裕子の演技力に魅かれてセレクト。
中学時代ひかれあっていた美奈子(田中裕子)と妻を亡くした高梨(岸部一徳)が
50歳にして結ばれる展開。
岸部一徳のベッドシーン初めてみた。
いま人気の女優・江口のり子が幼児虐待の母親役で出演していた。


『阿弥陀堂だより』(2002)
吉岡秀隆(「北の国から」の純くん)出演作でチョイス。
映画の3分の2過ぎたあたりで総合病院の医師役でやっと登場。
樋口可南子の演技も良かったが
何たって北林谷栄さん(2010年98歳没)が素敵


『きらきらひかる』 (1998)
小林聡美、鈴木京香、松雪泰子、深津絵里の4人が織りなす贅沢なドラマ
松雪は刑事、他の3人は法医役(深津は新人)。
強気キャラで松雪の存在感が際立っていた。
法医の部長役が柳葉敏郎で
柳葉と深津は「踊る大捜査線」(1997)に続いて共演していたことになる。
小林聡美の仲間・もたいまさこがホームレス役でゲスト出演。


『男はつらいよ 寅次郎紅の花』(1995)
先月観た50作目が面白かったので観る気になった。
バラエティ番組「出川哲郎の充電させてもらえませんか」で
この映画の舞台となった奄美大島の家を紹介していた。
寅次郎とリリー(浅丘ルリ子)はじれったいばかりだが、
満男(吉岡秀隆)と泉(後藤久美子)の愛も描かれている。




★星三つ





「隣の影」
「東京家族」
「小野寺の弟 小野寺の姉」
「ロミオ&ジュリエット」(再)
「事件物件 呪縛の連鎖」(新)
「ザ・ボーイ 残虐人形遊戯」 (新)
「恋とスフレと娘とわたし」
「ひとよ」
「まほろ駅前 多田便利軒」
「オーバーフェンス」
「僕と妻の1778の物語」
「書道ガール」
「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別編」



『隣の影』 (2017)
庭に影が出来るので樹を切って欲しいという隣家のクレームにより
引き起こされる負の連鎖
猜疑心が招いたペットの死、息子の死、夫同士の殺し合い等
救いのない映画だった。


『東京家族』(2013)
「家族はつらいよ」と同じキャストなので
てっきり前日譚の映画と思って観ると設定が異なっており
「家族はつらいよ」よりコメディ度は低い。
瀬戸内から東京にきた親(橋爪・吉行)が息子たちにたらい回しにされる展開。
本作と「家族はつらいよ」でのキャスト設定違いは
長男・西村まさ彦 内科医→サラリーマン
長女・中嶋朋子 美容師→行政書士
二男・妻夫木聡 演劇関係→調律師  蒼井優 書店員→看護師



『小野寺の弟 小野寺の姉』 (2014)
CD(レコード)に「ジャゲ買い」があるが
ジャケ借りしたのがこれ
片桐はいり インパクトありすぎ!
せつないコメディ


『ロミオ&ジュリエット』 (1968)
オリビア・ハッセーの「ロミオとジュリエット」を観たことないという
妻のリクエストでセレクト。
私は何十年か振りの鑑賞。レコードも持っている。
オリビア当時17歳 ほんと可愛い女の娘だった。
尚、イタリア・ヴェローナにあるジュリエットハウスは
ジュリエットのモデルとなったカプレーティ家の娘が暮らしていた邸宅として
大人気の観光スポットになっている(私も行った)が
愛を告白したバルコニーは作品で有名になった後付けられたそうで
がっかり観光地です (笑)



『事件物件 呪縛の連鎖』 (2018) ※ゲオ先行
間違いなく話題のホラー「事故物件 恐い間取り」に便乗したタイトル。
原題は Witch in the Window
「怖い間取り」よりずっと面白い。


『ザ・ボーイ 残虐人形遊戯』 (2019)
「ザ・ボーイ 人形少年の館」(2016)の続編。
こうなるだろうなの予想を裏切らない安定の展開。
呪われていなかった人形が呪われた人形設定になり、
その意味で「アナベル」の少年版か。
ラストも to be continued的だから、さらに続編作れるパターン。
それにしても邦題の陳腐さは何とかならないか


『恋とスフレと娘とわたし』(2007)
原題 Because I said so
ダイアン・キートンがケーキ職人で3人娘の母親役を演じる。
アメリカの母娘はこんなにも恋愛やSEXに開けっぴろげなのか?
4人でエステに行くシーンがあるが
娘たちは可愛い下着なのにダイアンは地味パンツ
ダイアンも色っぽい下着にしてやってくれー (爆)


『ひとよ』 (2019)
子供達に暴力をふるうDV夫をひき殺した母が
15年後に帰って来たことによる家族の葛藤を描く。
久々に田中裕子の映画を観た。
やはり彼女の演技は魅力的。
佐藤健と松岡茉優も良かった。


『まほろ駅前多田便利軒』(2011)
「青い春」(02) 「ナインソウルズ」(03) 「アヒルと鴨のコインロッカー」(07)等で
共演してきた瑛太と松田龍平の映画。
町田が舞台なので、若気の頃町田を彷徨っていた身として恋しく観てしまった。


『オーバーフェンス』 (2016)
蒼井優って「私のこと何もわかってないくせに!」とキレる役柄も似合う。
何故か台所で沐浴する蒼井優、
背中側からの撮影だがヌードを拝めるのが嬉しい (笑)


『僕と妻の1778の物語』(2011)
SF作家・眉村卓夫妻の実話
SF作家の草彅が1年の余命宣告された妻(竹内結子)のために
毎日短編小説を書き続け、1778篇にもなったというお話。
原稿用紙が積みあがっていく様が好きだった。


『書道ガールズ』 (2010)
冒頭シーンで以前にも観たことあるのを思い出したが
展開を忘れていたので最後まで楽しめた。
10代の高畑充希が出演。
教師役の金子ノブアキは 私には「クローズゼロⅡ」の印象が強すぎる。


『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花特別編』(1997)
49作目なのでてっきり前出「寅次郎紅の花」の続編だと思い
満男と泉の恋愛展開を期待して観たのに
25作目「ハイビスカスの花」(1980)の編集版だった。



★星二つ






「ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷」  (新)
「Red」(準)
「二重生活」
「宇宙でいちばんあかるい屋根」(新)
「神はサイコロを振らない」
「花嫁のパパ」
「片想い」
「マエストロ」
「記憶にございません」(準)
「一度死んでみた」 (準)
「風のたより」
「AI崩壊」 (準)
「スープオペラ」
「花とアリス」
「ルームメイト」



『ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷』(2020)
怨霊出現時のキリキリ音に「呪怨っぽいな~」と思い観ていたら
コレ 海外版「呪怨」のリブートだった。
タイトル ザ・グラッジなのだからすぐ気づけよ! って話 (苦笑)
期待して新作レンタルしたのに 残念作。
Jホラー「呪怨」ならではのジメジメ感はない。


『Red』(2019)
夏帆と妻夫木聡期待の映画
面白いか面白くないかといえば 面白くない。
こんなに重ね合うとくちびる腫れあがるダロ というくらいの
濃厚ベッドシーンは一見の価値有り。


『二重生活』 (2016)
いま人気の女優・門脇麦主演作。
大学修士論文のため教授命令により他人を”理由なき尾行”して
プライバシーを覗いていくストーリー。
結局何だったの? ってな映画だった。
星五つの「湯を沸かすほどの熱い愛」の篠原ゆき子が
浮気相手役として出演。
路地裏での着衣SEXシーンにドキドキ。


『宇宙でいちばんあかるい屋根』(2020)
大好きな映画「新聞記者」の藤井道人監督作、吉岡秀隆出演で新作レンタル。
おじさん向けではないファンタジーだったが
久々、ほんと久々に桃井かおり(69歳)を見れた。


『神はサイコロをふらない』 (2006)
小林聡美主演ドラマ。
時空のねじれで忽然と消えた飛行機が10年後姿を現すストーリー。
シリアスでもなくコメディともいえず中途半端な印象。
いまやすっかり政治家顔の山本太郎が小林聡美の恋人役で出演。


『花嫁のパパ』 (1991)
花嫁役のキンバリー・ウィリアムズ=ペイズリーよりも
母親役ダイアン・キートンの方がずっとずっと綺麗で魅力的だが、
パパ役スティーブ・マーティンと
結婚コンサルタント役マーティン・ショートのキャラが
好きになれず星二つ。


『片想い』(2017)
東野圭吾作のWOWOWドラマ
中谷美紀が性同一性障害を演じた
ジェンダーをテーマにしたミステリー。
複数回観たいとは思わない内容だが、
中谷美紀のショートヘアーがカッコイイ。


『マエストロ』 (2015)
松坂桃李映画でセレクト。
西田敏行の演技評価が高いようだったが
私には特に感情移入も出来ず、淡々と観終わってしまった。


『記憶にございません』(2019)
三谷幸喜映画。中井貴一主演。
物足りない。
せっかく首相を描くなら
国民の益となる政治家像を嫌味っぽく
いまの与党政治屋どもに毒づいてやればよかったのに。


『一度死んでみた』(2020)
広瀬すずには全く興味ないが堤真一出演なので観る気になった。
若返り薬「ロミオ」の開発過程で
2日間仮死状態になる薬「ジュリエット」が出来たという発想は面白い。
私は目に演技力、表現力のない俳優は評価しない。
本作に出演している某俳優もそのひとり。
このコメディでも社会派映画「ロクヨン」でも朝の情報番組でも同じって 
それ俳優?って言いたくなる


『風のたより』 (2015)
故・大杉漣さんの映画
カフェを孫(新木優子)に託すストーリー。
主人公・新木よりも就活が実らないさくら役の佐生雪(23歳)の方が魅力的。 


『AI崩壊』 (2020)
2030年を舞台とした「AIが命の選別を始める」がキャッチコピーの映画。
物語が進むにつれつまらなくなっていく。


『スープ・オペラ』 (2010)
前出の「宇宙でいちばんきれいな屋根」で母親役を演じた
坂井真紀をもっと観たくなりチョイスも全体的に消化不良。
AAAの西島隆弘演じるキャラ不要。


『花とアリス』 (2004)
女子高生役の蒼井優(当時19歳)、鈴木杏(当時17歳)
おじさんが観るには遅すぎた青春映画。
若者が観ると心境がわかるのだろうな


『ルームメイト』(1992)
ブリジット・フォンダ(当時26歳)
ボーイッシュファッションが素敵で綺麗。
一見地味なルームメイト(ジェニファー・ジェイソン・リー)の
狂気に追い詰められていくサスペンスだが、
怖いというより不快。





★星一つ





「最低」
「凪待ち」 (準)
「話す犬を放す」
「天空の蜂」
「事故物件 恐い間取り」 (新)
「ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷」 (新)
「50回目のファーストキス」
「わたしのハワイの歩き方」



『最低。』 (2017)
「64 ロクヨン」の瀬々監督作品なので期待したが 理解出来なかった。
AV女優役の佐々木心音(30歳)、森口彩乃(34歳)と
AV女優だった母(高岡早紀)を持つ高校生役・山田愛奈(20歳)の
関係性がどうもよくわからず
結局、佐々木と森口の濡れ場(AV撮影シーン)しか記憶に残らない。
性を商品として扱う即物的な世界のことを批判しているのか、
何が「最低」?


『凪待ち』(2019)
香取慎吾がギャンブルで身を崩す役を演じる。
慎吾ではなく恋人役・西田尚美目的でチョイスしただけに
彼女が故郷で殺害されてしまう展開、犯人の動機説明もなしに消化不良。
「喪失と再生」がテーマのようだが、観ている側が放置された気分。


『話す犬を、放す』(2016)
ジャンルがコメディだったので犬とのふれあうを楽しめる映画かなと思いきや
アルツハイマーになった母親(田島令子)が昔飼っていた犬の幻覚を見るようになり
娘(つみきみほ)が介助のため夢(映画出演のチャンス)を潰すという、
お気楽ではない内容だった。


『天空の蜂』(2015)
東野圭吾作原発テロ映画。
江口洋介、綾野剛、本木雅弘、仲間由紀恵、柄本明と
なかなか豪華な顔ぶれなのに
たいくつ、ちっともハラハラしない。
その分キャストの演技が仰々しく見える。


『事故物件 恐い間取り』(2020)
名作Jホラー「リング」の中田秀夫監督作なので超期待だったのに
昨年の「犬鳴村」(清水崇監督)と同じくらい大ガッカリ。
事故物件部屋での怨霊との対峙描写はしらけるばかりで、
事故物件を紹介する不動産屋の江口のりこが
店前でトラックにはねられるシーンだけ印象的。


『ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷』 (2019)
ハロウィンの夜6人の大学生たちがお化け屋敷へ、、も
怖くもない 斬新手法もない
何を描きたかったのだろう この映画



『50回目のファーストキス』 (2018)
交通事故による脳障害で新しい記憶が一晩でリセットされしまう
瑠衣(長澤まさみ)に大輔(山田孝之)が恋する映画。
オリジナルはアダム・サンドラーとドリュー・バリモアによるハリウッド映画(2004)。
主演の二人嫌いじゃないのに気持ち入らなかった。
日本人キャストでハワイを舞台にする必要あったのだろうか。


『わたしのハワイの歩き方』(2014)
加瀬亮出演とハワイ探索期待でチョイスしたが
つまらなかった。
主演の榮倉奈々に魅力を感じない。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.03.21 10:09:39 コメント(4) | コメントを書く
[シネマ・ドラマ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

Polna

Polna

Freepage List

Calendar

Comments

Polna@ Re[1]:仙台再訪希望 afugan(afu子)さんへ 仙台いい街でした…
afugan(afu子) @ それは残念でしたね あれから半年ちょっと 延期じゃなくて中止…
lapiii @ Re:星五つです(2022-5月)(11/13) いえ、多部ちゃんのは星100コお願いします…
Polna@ Re[1]:ノマドランド期待はずれ afugan(afu子)さんへ なのに キネマ旬…
afugan(afu子)@ ノマドランド >フランシス・マクドーマンドなので高期…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: