bono! bono!

アラウ。

云十年愛用な びとんバッグ。十代の頃　先輩から譲り受けたコトから始まり使い心地も 使い勝手もよくってそれからヴィトン愛好が続いている。使えば使うほどに　ぬめ革に味わいが出、素材が丈夫なビニール製なのも拭くだけお手入れで いいのだ。雨の日も　風の日も革が傷んじゃう～！なストレスなくどこでもボンボン床置きしちゃって逸級ブランドさておき丈夫で 長持ちな　旅行鞄なのだ。ビトンバッグはすべて 古物屋調達。なぜか　お店に行っても敷居が高く　ぴかぴかに輝いていて高級品といった具合で、どうもグっとこない。それが　それが古物屋に並ぶビトンの数々は使い古した　古物と相まって、片隅に ちょこんと鎮座する容貌味わい深く、なんとも愛着増しているのである。角が当たって　痛み生じているアタッシュケースなど廿楽のようで　部屋の片隅に置き腰掛て まどろみたくなるような風貌。嗚呼、この　革のトコなんて飴色になってなんだか とってもいいかんじ‥。で。３つ。ボストンとショルダー２つ。大きいショルダーは毎日通勤に着替えを入れ弁当を入れどこへ行くでも一緒だった。ボクが生まれたトキもマザーズバッグとして大活躍だった。それが…ある日肩が凝りだしてショルダーから遠のいてしまってしまったのだ。押入れに居たビトンは　見ると無残にカビカビ。もう使ってないしなー。これからも使わんしなー。だれかにあげたくてもこれじゃあ　あげられない。革のトコもちぎれそうにボロボロなのに。でもすてられない。で。カビ、掃除機で　吸う。そいからブラシをかける。で。アラウ。洗濯機で。固形石鹸をスポンジにつけてゴシゴシ洗ったあとワイドハイターinな洗濯機へポイ。ざぶざぶアラウ。・・・こんなヒト、居るだろーか。これを洗濯機で洗っちゃうヒトって。しかもフツーの洗剤で。で。ストーブの上で乾かす。今長靴などを一掃お洗濯中なのでそれができたら今度は長靴と入れ換えだ。ストーブの上、いっそうしてずらりと防寒靴が並ぶであろう。鞄たちは１０日間かけて物干し竿へ。パリッと乾いたらクリームでも塗ってやろうか。