Bookish Girl ~人生は芸術! 生活はアート!~

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2008.03.23
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カテゴリ: 演劇

『ダンシング・アット・ルーナサ』 を観劇。

(アイルランドで清貧な暮らしを営む5人の未婚姉妹が、8月の収穫祭(ルーナサ)でダンスを踊った遠い日のことを、なつかしく語り合っていた。そんな思い出の一場面を、当時幼い私生児の男性が、回想する形式で展開するお話。数十年もの間、アフリカで布教活動をつとめた神父の兄が帰国して精神的不安状態におちいったこと、私生児の父親の能天気ぶり、少し障害のある妹の危うい恋心が、一家の絆と日常生活を、ますます暗い方へ導こうとするー)

ひとつの家庭に、アイルランドの歴史が、ものさびしくまとわりつく物語は、

当地の景色の中で観たら、ものすごく心に染みてくるんだろうなぁ、と思います。

この時代の、日本の地方都市で、戦争直前のアイルランドの翻訳劇を上演するむずかしさも、ないわけではありませんが、

俳優によっても、演出によっても、舞台美術、舞台構成によっても、

ひとつの戯曲の立体的イメージは、がらっと変わるんだろうな、と想像させてくれましたし、

ブライアン・フリールという作家の存在を知らしめてくれ、

読んでみようかなぁと思わせてくれたので、

3月のルーナサ、だったのかな、という気がします。

(お客さんも、けっこう入っていたので、他人事ながら、ほっとしました)


映画 にもなっていたんですね(メリル・ストリープ出演)。日本では未公開だそうですが、ぜひ、 『Dancing at Lughnasa』観てみたい。

劇評








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Last updated  2008.03.23 17:31:28
コメント(6) | コメントを書く


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Re:3月のルーナサ   
furafuran  さん
こんばんは。

今日はブログに載せられていた観劇の日だったのですね。アイルランドの情景そのままに、撮影されたの映画だとすると、日本で公開されていないのは残念ですが、舞台のよさもあって、ヤンチャリカさんには確かに春の収穫祭だったのでしょうね。 (2008.03.23 18:52:04)

Re[1]:3月のルーナサ(03/23)  
furafuranさん、こんばんは♪
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>今日はブログに載せられていた観劇の日だったのですね。

昨夜、観てきました。かぶりつきの席で(笑)

>アイルランドの情景そのままに、撮影されたの映画だとすると、日本で公開されていないのは残念ですが、舞台のよさもあって、ヤンチャリカさんには確かに春の収穫祭だったのでしょうね。

原書で、映画の脚本とお芝居の台本が、販売されているみたいです。実際の映像にはかないませんが、本から情景をイメージすることは、できるのかもしれません。個人的には、固定された舞台設定と、カメラワークとの表現のちがいに、興味を覚えますね~。その後、映画が観られたら、ばっちりです。これぞ、収穫!? (2008.03.23 21:12:43)

Re:3月のルーナサ(アイルランド現代演劇『ダンシング・アット・ルーナサ』)(03/23)  
白山菊理姫  さん
こんばんは。

アイルランドは、イェイツ、バーナード・ショウ、サミュエル・ベケットと、3人ノーベル賞作家を出すなど、作家を育てる独特の風土があるようです。ほかにも、ジェームズ・ジョイスや、ガリバー旅行記で有名なスウィフトも輩出していますね。

ブライアン・フリールは読んだことがありませんが、あらすじを読むかぎり、人間の営みをすべて飲み込むような、あの荒涼としたアイルランドの大地が、物語のバックボーンにあるのかなと思ってしまいます。 (2008.03.23 22:34:06)

Re:3月のルーナサ(アイルランド現代演劇『ダンシング・アット・ルーナサ』)(03/23)  
ほわいと さん
ヤンチャリカさん、こんばんは。

富山での上演だったのですか。それとも上京されたのですか。アイルランドが舞台の演劇、私はまだ観たことはありません。
戯曲を書かれてますヤンチャリカさんにおかれましては多面でよい時間をお過ごしになられたことでしょうね。 (2008.03.23 23:46:54)

Re[1]:3月のルーナサ(アイルランド現代演劇『ダンシング・アット・ルーナサ』)(03/23)  
白山菊理姫さん、こんばんは♪
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>アイルランドは、イェイツ、バーナード・ショウ、サミュエル・ベケットと、3人ノーベル賞作家を出すなど、作家を育てる独特の風土があるようです。ほかにも、ジェームズ・ジョイスや、ガリバー旅行記で有名なスウィフトも輩出していますね。

ほんとうに、すばらしい土地ですね!
最近では、ピューリッツアー賞を受賞した『アンジェラの灰』(フランク・マコート)が印象的です。アイルランドの重苦しさに、こちらの気も重くなりそうでした(笑)現代にも、文芸のDNAは、生き続けているんですね。

>ブライアン・フリールは読んだことがありませんが、あらすじを読むかぎり、人間の営みをすべて飲み込むような、あの荒涼としたアイルランドの大地が、物語のバックボーンにあるのかなと思ってしまいます。

そうですね。その上、戦争直前という時代性が、荒涼とした大地に覆いかぶさっているので、社会性と歴史性をはらんだ物語のようです。抑圧的な生活を強いられているアイルランド人の象徴として、聖職者の家庭が設定されたのかもしれません。はじけたいのに、はじけられない、もどかしさは、ルーナサの明るい思い出との対比で、強調されている気がします。

名作戯曲といえば、ジョン・M・シングの『海に駆りゆく者たち』が有名ですが、劇作家さんに推奨されながら、まだ未読でした。こうなったら、まとめてアイルランド系作家ものを読みたくなりますね。 (2008.03.24 00:35:32)

Re[1]:3月のルーナサ(アイルランド現代演劇『ダンシング・アット・ルーナサ』)(03/23)  
ほわいとさん、こんばんは♪
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>富山での上演だったのですか。それとも上京されたのですか。アイルランドが舞台の演劇、私はまだ観たことはありません。

オーバード・ホールの小劇場での上演でした。思ったとおり、応募したら、ペア券が当たったのです(笑)週末の予定が重なっていたのですが、できれば観たいと思っていましたので、当日の流れに任せようとしたところ、当たり券が、週末の予定を決めてくれました。

>戯曲を書かれてますヤンチャリカさんにおかれましては多面でよい時間をお過ごしになられたことでしょうね。

天の計らいでしょうか!? 勉強させていただきました(笑) (2008.03.24 00:39:25)

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