Bookish Girl ~人生は芸術! 生活はアート!~

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2009.12.16
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カテゴリ: 生活アート



六本木のミッドタウンに、連日、足を伸ばしました。

というか、搬入の日は、美術館の入館時間に間に合わなかったので、

夜景だけ見ることになったのですけど。

ミッドタウン ライト.jpg


ああ、ここが友人の職場か~、とサンタツリーを眺めながら、


ミッドタウンツリー.jpg


わたしが向かうのは、国立新美術館とサントリー美術館。

訪れた 「ハプスブルグ展」 は最終日で、たくさんの人でにぎわっていました。

どこかで何度か見たことがある作品もあり、

絵画に感銘することはなく、じっくり鑑賞せずに、

自分でも驚く速度で、見渡したという感じでした。

でも、これ、イイ! と思ったものが、2つ。

オウムガイの脚杯と、宮廷武具のコレクション。

杯の上には、イルカに乗ったネプチューンの銀細工が施されていて、

その装飾が、妙に印象深かったです。

騎士甲冑は、スペイン王国フェリペ2世のもので、

金と黒のエッチングが施されていたのが、素晴らしい芸術品に思われました。

また、皇帝カール5世のメディューサの盾は、迫力があって、

一つ一つの細工には、ため息がこぼれるほどでした。


満員電車から逃れるように、混みあう館内を抜けただして、解放感を味わったのは、

静寂と気品が漂う、 「清方ノスタルジア展」 です。

前日、たまたま見つけたので、美術館のはしごをすることにしたのですが、

「日本美はすごい! ハプスブルグより全然いい!」

タナボタ気分で、清方の世界に触れました。


鏑木清方は、泉鏡花の物語に挿絵をした方として、

わたしの中では、落ち着いています。


どの女性像も、日本らしい繊細さが炸裂。

着物の配色も、技術力も、言葉を失うほどの素敵さです。


なかでも、最高によかった作品は、人魚を描いた「妖魚」でした。

先の日本的な女性美とは、まったく毛色の異なる作風です。

緑苔が生い茂っているような青磁色の岩の上に横たわる白い肌の人魚が、

こちらを見つめながら、両手につかんだ小魚と戯れています。

背景の金がまぶしくて、緑の岩と白い肌が際立ち、

人魚の眼差しが、よけいに怪しく、妖艶に感じられました。

さすが、泉鏡花の世界に挿絵を描かれていた清方さんの発想です。

しかし、ある絵画展にエントリーした際には、物議をかもしだした、とか。

清方さんらしいようで、らしくない作風かもしれないけど、

わたし的には、すごくイイです!

魂に、ビンビン、響いてきました。

これを観ただけで、連日、ミッドタウンに来てよかった、

そう実感できた瞬間でした。


さぁて、ショップをのぞいてから、東銀座のギャラリーに立ち寄りましょう、

その前に、銀座で下車して伊東屋さんを散策しようかな、

と計画しながら、たいてい、ここに来たらお茶するカフェを後にして、

ぶらぶらとショップをのぞいていたら、

ぐぐぐいっと引き寄せられた品物に遭遇。

奇遇にも、そのお店は、伊東屋さんだったのですよね。

本店に行く手間が省けたので、ここで仕入れて、ギャラリーへ直行することに。

そこでのみっけ物は、今度、アップいたしますけれど、

すでに、アレンジして、わたしの愛用品となっています。





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Last updated  2009.12.17 12:08:39 コメントを書く
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