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2006.04.04
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カテゴリ: ほん系
生活のリズムがへんなことになっていて、ここのところ午前中がひどく眠い。仕事場はビルの4階、東南の角部屋になっていて、近くに障害物がないものだから、晴れた日には太陽の光が降り注ぐ。そうしてさらに眠くなる。というわけで思い切って11時頃に仮眠をとることがあるのだが、これほど気持ちのよいことはない。不思議とこの時間の睡眠は、過去に引きずり込まれるような夢をみることがない。熟睡できる。悲しみや悔恨にまみれたような夢にとらわれるのは、きまって朝方だ。

というのはどうでもいいことだけれど、昼になってあわてて電車に乗る。仕事は予定のところまで進まなかったが、いたしかたない。仕事場をあとにするときに、ほとんど考えなしに読みかけの本から急いで一冊選ぶ。今日は 『対話の回路』 (小熊英二対談集 新曜社 2005年)だった。

あきれたことにまだ眠い。気がつくと意識を失っていてアナウンスで目が覚めたのだが、電車が停車している。ここから二つ先の駅付近で人身事故があり、ただいまキュウシュツチュウでございます、という。最初、何を言っているのかわからなかった。キュウシュツチュウとは救出中ということだ。ようやく何度目かのアナウンスでそのことに気がつく。

小熊英二については、いくつかの文章を読んだことはあるけれど、その大部の本を1年ほど前まで読んでいなかった。それで『〈民主〉と〈愛国〉』(新曜社 2005年)を読んだのだが、これは本当におもしろかった。
この人の対象に向かう態度というのはどこかで一貫している。ある思想は、どのように生まれたか、それはどのように受容され、今に至るのか。しかし、小熊は現在の地点で、その思想を軽々しく断罪しない。その思想のかかえる欠点も誤りも、それが書かれた時代の制約と無関係ではない。自分がその時代に生きていれば、どのように世界と向き合える可能性があったのかを、常に試しているように思える。それこそ膨大な資料を渉猟しつつ、その時代を可能な限り再現する。そうして現在と往還しながら、今との連続性において考える。
正確な言葉は忘れたけれど、こんなことも言っていたと思う。

戦後思想の最低の部分を批判するのは簡単だ。しかしそれよりも当時のリアリティを再現し、戦後思想の最高の部分を描き出したうえで、それを乗り越える作業をしたい。

この人の対談集はけして手を抜かない。







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Last updated  2006.04.05 09:38:28
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★みゆきち★@ 性感エステってもったいないよね ムラムラってきたら性感エステに通ってた…
ウラガエル @ お久しぶりです。 suiさん どうされているのでしょう。 …
紫陽花ロック @ 鎧駅は 海に向かって断崖絶壁に駅のホームがあり…
ウラガエル @ そーですか? 育児・子育て きらりさん 「そーです…

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