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2006.07.19
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テーマ: たわごと(27647)
カテゴリ: そのまんま系
低体温でいこう。どーせユーモアのセンスはないし。


「残念だ、仕方がない」。
うむ(うむかよ 野沢菜々子さん風)、人生にはこのフレーズがよく似合う。でも考え方次第だろうか。考え方で人生が変わるなら、相田みつをかもしれない。だけどさ、考え方で病気がなおるかよ。まてよ、例えば
「ラッキー!」
これだって人生によく似合う。要するにそのときの気分だな、そんなことをしみじみと意味もなく、深まることもなく、ただただ転がしてみる今日この頃である。(「今日この頃である」これもなあ、高校時代、大嫌いだった国語教師が「今日この頃である」なんて使ってくる作文は、もうその時点でアウトだって言ってたっけ。悔しかったけれど、それは正しい)


閑話休題。
20代のたくさんの時間をともに過ごした友人が入院した。いや、正確にはともに過ごしたとも言えない。ただただ具体的に一緒にいたというだけだ。そして一緒にいたほとんどの時間、たぶんまったく別のことを考えていた。ほとんど議論なし、会話もなし。ただそこにいるのである。たいていの時間、彼は庄野潤三を読んでいるかスポーツ新聞を熟読している。それか卵料理をつくっている。ビールをちびりちびりと飲んでいる。

まあ、そんなことを降りしきる雨の中、JR中野駅北口を出て、本当に久しぶりにバスに乗って思い出していた。バスの窓ガラスにはたくさんの水滴がついている。水滴はゆがんでいたり、のびきっていて、それらはひとつひとつがレンズのようにして風景を捉えている。そういうわけで全体の風景は不安なような、それでいて懐かしいような、ここではないどこかのようなものなのである。こんなふうに新井薬師やら哲学堂やら、江古田へ向けて走っていたことがあったっけ。昔つきあっていた人がこのあたりに住んでいた。いやいやそんなことは関係ない。今、考えたいのは友人のことだ。考えたところでしかたがないにしてもだ。でもあいつは江古田の彼女のことも知っていた。あいつはちょっと小金が手にはいると、だれかれとなく、よくおごってくれたっけ。そしておいしい店をよく知っていた。それで彼女もよく食べるやつだから、それを本当に喜んでいた。彼女がものを食べる表情は絶品だった。いや、性的な意味でなく(それでもいいのだけれど)、彼女の場合、ほんとうにひたすら嬉しそうに食べるのだ。ほら、ちょうど『のだめカンタービレ』ののだめみたいに。


俺は結局、あいつのなんだったんだろう。ふいに思って、心の中で赤面する。
なんだよ、この自問。そんなこと自問するなよって話だ。問題は俺にとってのあいつだろう。トモダチ? ていうか、その自問もなんだか情けないにつきる。せこいなあ、せこすぎる。そんなこと、どうだっていいだろう。動揺している。俺はあいつをただ見よう。ただ感じよう。歩き回ろう。それが「みまい」というものだ。

そうだ、俺は見舞いに行く途中なのだ。停車ボタンに手を伸ばす。誰かが先にボタンを押す。ブザーがなる。バスはゆっくりと停車する。






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Last updated  2006.07.20 01:04:11
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★みゆきち★@ 性感エステってもったいないよね ムラムラってきたら性感エステに通ってた…
ウラガエル @ お久しぶりです。 suiさん どうされているのでしょう。 …
紫陽花ロック @ 鎧駅は 海に向かって断崖絶壁に駅のホームがあり…
ウラガエル @ そーですか? 育児・子育て きらりさん 「そーです…

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