ココロの森

ココロの森

2010.01.16
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紅ずきん様 と文楽鑑賞にいってまいりました。

会場内は新春に相応しく、
舞台の上部に「にらみ鯛」と干支の凧が。
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年始早々、最終演目を除くすべてを鑑賞しようと勇んで出かけた私たちですが
なんだかこの日は めっちゃ人が多い
いったい何故? 

それとも私たちが知らないだけで
今回の演目はものすごく人気があったのでしょうか。

混み合っていた一幕の演目は
新春に相応しくないようなでしたが・・・・




今回の演目は、期間後半のため、午前午後入れ替えで

<第一部>
伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)
寿連理の松(ことぶきれんりのまつ)
日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)

<第二部>
二人禿(ににんかむろ)
彦山権現誓助剣(ひこさんごんげんちかいのすけだち)
壺坂観音霊験記(つぼさかかんのんれいげんき)



紅ずきん様の帰りの電車の関係で最後の演目だけはパスしましたが
他は全て鑑賞いたしました。
あらすじなどは こちら にもありますが
ざっとのあらすじと感想を。


◎伽羅先代萩
<あらすじ>
幼くして大大名になった鶴喜代を暗殺しようと目論む一派から守るため活躍する
乳母・政岡(まさおか)と、鶴喜代の身代わりとなる政岡の愛息・千松の物語。
毒殺や暗殺を極度に恐れる政岡は、鶴喜代を病であると偽り、
食べ物は全て自分の手作りのものしかたべさせず、男には面会させず、
息子の千松には、あやしいものがあったら鶴喜代の代わりに自ら食べるよう
きつく申し渡しています。
しかし、千松も鶴喜代も、たべざかりの幼子。
暗殺を目論む家来どもの前では虚勢をはっても、
人払いをしたあとでは、ひもじいと訴えます。
親鳥から食べ物をもらう小雀をうらやましがる鶴喜代に、
本来であれば何でも思う存分食べられる身分であるのにと不憫がる政岡。
そこへ暗殺計画の総元締である将軍家と縁の御前があらわれ、
将軍よりの見舞いの菓子を持参したと鶴喜代にすすめます。
拒む政岡に「将軍に逆らうのか」と迫る御前。
そこに千松が飛び出して菓子を食らいます。
菓子に毒を仕込んでおいた御前一派は、露見しては一大事と
千松を「無礼な事をはたらいた」という理由で刺し殺します。
目の前で息子をなぶり殺しにされても顔色一つかえない政岡に
御前一派は「政岡も暗殺計画の一味で実は替え玉だったのだ」と勝手に得心し、
手の内を明かし、帰っていきます。
誰もいなくなった御殿で政岡は息子の亡骸を抱きしめて
「よくやった」と褒め讃え、身も世もなく泣きさけぶのですが・・・




虫の息の幼子を刀でぐりぐり 、というのは新春早々どうなの

死んだ息子を「この子,あっぱれでしょ!」といわんばかりに
客席に掲げてみせちゃう政岡もどうよ

ラストは悪事が露見し、政岡が敵をとるのですが
千松の亡骸に刀を握らせて敵にぐさり 、というのも


最後はさも目出たそうに終わってたけど・・・

初っぱなから
文楽鑑賞史上最悪 の残酷物語にどんより~な私たちしょんぼり

買っておいたお昼をたべようと一階に降りると
いつもはガラガラの一階ロビーが
なぜかお弁当懐石の予約席で満員

仕方なく席に戻り
「さっきのシーン、あれはないよね」などといいながらぱくぱく
(文楽劇場では休憩時間は自分の席でご飯を食べてもいいのです




◎寿連理の松
<あらすじ>
丁稚奉公していた先で主人の娘・お夏と恋仲になってしまい追い出された清十郎が
その店の息子・徳二郎と駆け落ちした芸鼓・小判をかくまって里帰り。
里では父親が息子の嫁にと思ってお梅という養女をとっていたが
息子が帰ってきた途端、お梅は祝言を挙げるのを拒み、里へ帰ってしまう。
お梅と清十郎を夫婦にし、そのあとお梅を身売りした金で小判を身請けしようとしていた清十郎と父親は大弱り。
ところがそこへお梅を連れ帰ったはずのお梅の母があらわれ、
お梅は自ら身を売ったのでその金を使って下さいという。
お梅の健気さに打たれた清十郎と父親は後悔の涙。
そこへ徳二郎の父が登場し、お梅も、小判も身請けしたという大円団。

二組の夫婦が誕生し
めずらしくこの話は誰も死ななかった。 こりゃめでたい」
と人形自らに言わせる ぶっ飛びぶり
一番活躍したお梅が の座に落ち着いてしまうのもなんだかなー





◎日高川入相花王
<あらすじ>
有名な 「娘道明寺」 の河渡りの段。
一目惚れした安珍を追って
清姫が日高河を渡してくれと船頭に頼みますが
前もって安珍に娘を渡さないで欲しいと頼まれている船頭は清姫を乗せません。
嫉妬に狂った清姫は大蛇となって河を渡ります。


振り袖にだらりの帯で夜更けの河を渡りきる清姫のダイナミックさが圧巻。
衣装の早変わりも見事でしたが
この段よりも、最後のクライマックスシーンのほうが観たかったかも。
でも呪い殺すシーンなんてそれこそ正月に相応しくないですものね






◎二人禿

少女二人が毬付きや羽根つきをして遊ぶ,お正月に相応しい演目。





◎彦山権現誓助剣
<あらすじ>
兵法の達人・六助は、各所からスカウトが来るほどの剣豪だが
今は亡き母の墓守をして九州の山奥で暮らし。
その墓前を幼子を連れた旅の老人が通りかかるが,盗賊に切られ、
老人は幼子を六助に託して息絶える。
幼子の着物を軒先に干しておくと、それを見かけた旅の老婆が偶然とおりかかり、
疲れたので少し休ませてくれと言います。
快く家にあげると老婆はいきなり 『親子にならぬか』 と言い始めます。
面食らうも答えを保留していると
今度はアヤシげな女虚無僧がやってきて、やはり着物に目を留めます。
入って来るやいなやいきなり 「家来の敵!」 と斬りつけて来る女に
敵と言われる憶えはない,自分は六助というものだと名乗ると
女は途端にしおらしくなり、いそいそと 台所仕事 等を始めます。
そこへ「叔母上!」と駆け出して来る幼子。
何が何やらわからぬ六助が説明を求めると
女はかつての師匠の娘で許嫁であったお園であり、
先の老婆はお園の母であったのでした。
お園から師匠が闇討ちにあって亡くなったと聞いた六助は
仇討ちのために立ち上がります。


トレンディドラマや現代小説など足元にも及ばぬ
超ご都合主義 の展開にただただ呆然(爆)
突っ込みながら観るのに最適な演目でしたw

このシーンの舞台が
昨年の Bar武@シャルマン の際、椎名さんに案内していただいた高良山ちかくの
福岡の英彦山でビックリ!!!びっくり


こちらはご都合主義ならぬ超シンクロ。

今年も春から何やら一波乱ありそうな予感です(笑)










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最終更新日  2010.01.18 23:11:54
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