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「自分の頭なんて信用するな!」
S君のセンター古文を指導していたときのことです。
かしぞ
「古文なんて、ハッキリ言って分からないもの。
それをちょっと勉強してきた知識で太刀打ちしようなんて、甘い!」
S君
「じゃぁ、古文は捨てろっていうことですか?」
かしぞ
「う~ん、それは違う。
確かに、古文はチョー難しい、だけどセンター古文で満点を取ることはできるよ」
S君
「なんでですか?」
かしぞ
「古文を読んでいる時に、分からない箇所があれば、
分からないままにしても良い。
むしろ、分からないのに、中途半端な知識であれやこれや推測するから、
内容がズレてくるんだよ」
S君
「例えば、どうやって内容を推測すればいいんですか?」
かしぞ
「古文を読んでいる時に、何となく分かったような気がした時に、
問題の選択肢を見てみる。
すると、正解を見ると、自分の中のもやもやした気分が晴れてくるんだ。
もやもやした気分というのは、形の与えられていない状態。
だから、何と表現してよいのか分からない。
だけど、正解いの選択肢を見た時に、そのモヤモヤした気持ちに、
形が与えられるんだ」
S君
「具体的にはどんな感じですか?」
かしぞ
「本を読んでいる時にある表現に感動することがあるよね、
感動している時は、全く新しい情報を得た時ではないんだよ。
自分の中にある形にならない感情、
そこに形(器)が与えられた時にそのフレーズが自分の中にバチッと入るんだ」
S君
「あ~確かに、それ分かります」
かしぞ
「古文だって同じように読み勧めれば良いんだよ。
自分がこうじゃないかなって、思うような時に、
正解を見ることで周りの内容が分かってくるんだよ」
S君
「この問題の場合、正解を選ぶことができれば、
その周りの箇所も理解できますね」
かしぞ
「そうそう!
そんな感じで、選択肢・問題文からもどんどんヒントをもらったら良いよ!
分からないところがあったら、自分で深く考えようとするのではなくて、
どんどん回りからヒントをもらったら良い。
古文は難しいということを出題者も知っているから、
本文だけでなくどんどんヒントが用意されているんだね。
そういったヒントをつかめるかどうかで、
古文の点数が決まってくるんだよ!」
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