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戯言のレビューを年内までに1000号達成させる!なーんていう無謀な決意を固めてしまったので、こっちのレビューはしばらく放置します。以上お知らせでした☆
2007年09月21日
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Suicide BlondeDisappearThe StairsFaith In Each OtherBy My SideLatelyWho Pays The PriceKnow The DifferenceBitter TearsOn My WayHear That Sound Michael HutchencevoTim FarrissgKirk Pengillyg, sax, voGarry Gary BeersbJon Farrissds, keyAndrew Farrisskey, gproduced by Chris Thomas んじゃ次はオーストラリアね。 これまた踏み台使って上の方のCDを取り出すのがめんどくさいんでちょうど目線の高さにあったインエクセスに決定! これも長いこと聴いてないなー。 一時期は全部集めようとも思ってたんだけどね。(今のとこ3枚しかないです) アメリカでも大ヒットを記録した「キック」に続く7作目。 最高5位、年間45位とこれまた売れました。 「キック」での成功の後ゆえにプレッシャーも相当なものだったと思うけど、聴いている分には気負いのようなものは感じないなあ。 マイケル・ハッチェンスのシンガーとしての表現力は前作で大きく飛躍し、本作ではさらに細かいニュアンスにも挑戦しているみたい。 声域も広がっていて、レンジがわりと高めの曲も増えています。 でも私はセクシーな低音がハッチェンスの最大の魅力の1つだと思うな。(ポッ) バラードの割合が高いこと、やたら洗練されているホーンの音が増えているけど気になりません。 サウンドは誰にでも聴きやすいクセのないタイプで、産業ロックとも言えそう。 鍵盤がきらびやかな時間も結構あるし、旋律も単純明快なものが多いよ。 つか改めて構成メンバーを確認してみたら、インエクセスって6人編成だったんだね。 サックス吹いてる人もいるし、6人中3人は同じ姓だ。 この中からは2が全米8位とおされにヒット。 爽快でスカッと爽やか、今のようなすっきりしない気温の時期にぴったりだよ。 80年代末期には間違いなく最も成功していたオージー・バンドだったし、90年代に入ってから発表した作品も評価が高かった。 今後も良質な作品を作り続けてくれるだろうと期待していただけに、97年11月22日にハッチェンスが自ら首を吊ってしまったのは本当に悲しかったよ。 M日新聞のお悔やみ欄にも載っていて、手から新聞を取り落としそうになったしその後数日間は気力低下していたからね。 公式サイト
2007年09月02日
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Voice Of Reason (Hess/Lesperance)Blue (Hess/Lesperance)Warming A Frozen Rose (Hess/Lesperance)Let It Go (Hess/Lesperance)And That’s All (Hess/Lesperance)Breathing Sand (Hess)Candle (Hess/Lesperance)The Paint Thins (Hess/Lesperance)I’ll Be Brief (Hess/Lesperance)Untouched (Hess/Lesperance)Necessary Evil (Hess/Lesperance/Ward)Candle (acoustic version) Harold Hessvo, keyPeter Lesperanceg, vo, keyMike Gionetb, voDarren Smithds, voproduced by Harold Hess and Peter Lesperancepackage design Rodney Bowes 今まで載せた国別レビュー枚数を眺めていたところ、カナダ、オセアニア、イタリア、多国籍、その他の国が1枚ずつしか登場していないことに気付きました。 60年代英国なんてすでに18回も登場しているのにこの差はなんなんだ! もどかしくなってきたのでひとまずカナダ産音楽を取り上げることに。 アヴリル・ラヴィーンやアナイアレイターがまずは候補にあがったけど、これらは踏み台を使わないと取り出せないのでハーレム・スキャーレム(略してハレスキャ)に決定! ハレスキャはリードシンガーのハロルド・ヘス以外の3人もみんな歌が上手いのが売りの1つ(だったような気がする)。 「ヴォイス・オブ・リーズン」は3作目で、記憶が確かならば18か19の時に買ったんだと思います。 そう、まさに毎月BURRN!を購読していたメタラー時代。 ハレスキャもBURRN!の流れで知ったんだけど、この人たちヘヴィ・メタルではないです。 まーハード・ロックはハード・ロックなんだけど、あまり男臭さがないというか… 最初の一音を聴いた時には「…ゴス?」と思ったし、聴き進めていくうちに「…プログレ・ハード?」とも思いましたもん。 ギターは泣き節出してるとこもあるけど妙に悩ましげで時にはかなり官能的。 だがその一方でやったらワウを効かせていたりガッツィーだったりして、この漢なギターが入ってなかったらだいぶ扁平な音印象になりかねなかったかもしれません。 シンガーの音域は中~高音域中心でちょっとハスキー気味。 むやみなスクリーム型ではないからわりかし聴きやすいよ。 コーラスがくっつくことも多く、しかしシンガロング度は高くないなあ。 私ら素人が一緒に歌うにはメロディラインがやや複雑というか。 全体的にトーンは暗め。 これ以外だと98年の「ビッグ・バン・セオリー」しか聴いたことないから断言はできないけど、本作はアップテンポな曲よりもダークなバラード調が優勢です。 曲調がさ、ずっと苦悩しているような感じなのね。 概して壮大に仕上がっているんだけど、やっぱどこか暗いんだよなあ。 そのためかセールスは芳しくなかったようで、その後ラバーに変名してポッピー路線を狙ったりしかしすぐに元に戻したりと彼らも苦労したようです。 今このバンドどうしているんだろう。 サイトあるか探してみるので気になる人はチェックしてみてください。 12は日本盤のみのボーナスで7のアコースティックバージョン。 やっぱ存在してましたね→公式サイト
2007年09月02日
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Time Base 異次元の感触Wonderful CreationGolden Lights 愛は心の燈火Uncle John BI Ain’t Bin A Man 恋に焦がれてSweet Silence 甘美のハード・ロッカーZambia 麗しのザンビアEnjoy It 香しき人生Violet May 愛しのバイオレット・メイFor The Fun To Find 青春の甘き日々Appeared A Shining Throne 輝ける玉座Throne Second Amendment 永遠の光all titles composed by Dicken Dickenvo, a-g, e-g, harmonica, cow bellPete Crowtherb, a-gVince Chaulkds, per, backing-voJohn Burnipds, perIan BlunsdonkeyJohn Puntersyn, perRobert Hirschmantrombone, double-bproduced by John Punterdesign & photography by Mick Rock 「甘美のハード・ロッカー」ってアルバム名もいくつかの曲につけられた邦題も実に痛々しいミスター・ビッグのデビュー作。 当然アメリカのミスター・ビッグとは別モンです。 ミスター・ビッグってのは4人編成ながらドラマーが2人いるのがミソ。 普通この人数だったらギター・ベース・ドラム・鍵盤各1人ずつか、ギター2本になるよね。 でもこやつらはツインドラムなのですね。 まーとにもかくにも“英国のミスター・ビッグ”だとか“ドラマー2人”だとか、そういう視点でばかり注目されてるような気がしないでもないですが… 私にとってミスター・ビッグというのはディッケン!まずはこれです。 この人は全曲を1人で書いてアレンジもやっていて、そのどれもが…とりわけ1曲目の“異次元の感触”なんて最高にナウいんだけど、歌声は変声期を迎えた男子中学生っぽいんだよね。 つまりは子供以上大人未満、ハスキーなんだけどかわいさが残るガナリ調っていうか。 舌足らずで半端なアイドル声は私の好みにぴったりなのだ。 以降ミスター・ビッグのアルバムを買う時も、動機はいつも「ディッケンの声が聴きたい!」がトップに来てるんだ。 サウンドはジャケや邦題、時代(75年)を考えれば妙に納得してしまうようなもの。 キラキラで元気がよくて、ノリはいいしみんなで歌おうぜ!だし… スケールも結構大きくて、無限の広がりを感じさせてくれることもあります。 ドラマー率50パーセントだけどあからさまにドコドコではないね。 音を大きくするというよりは音の密度を濃くしている感覚かなあ。 私に言わせればディッケンの男子中学生声とハードなギターのがインパクト強いんです。 ギターは弾き倒している時間も長くてね、5分半のタイトル曲などかなりの暴れっぷりですよ。 続く“麗しのザンビア”は歌メロが一昔前のモーニング娘。を彷彿とさせるバカっぽさで最高! そう、グラム・ロックの要素もあればハード・ロックの要素もあります。 そうなるとクイーン?となるかもしれんけどクイーンほど知的な感じはないな。 クイーンが学校の成績上の上だとしたらこっちは中の下。そんなイメージ。 余談ですがブライアン・メイが天体物理学(だったっけ?)の論文を大学に提出するそうで。 アホだのバカだの言いたい放題ですが、このアルバムはもー滅茶苦茶お気に入り。 世間では圧倒的にメリケンの方のミスター・ビッグが人気だろうが私は英国ミスター・ビッグのが断然好き。 というか「ミスター・ビッグはアメリカのバンドだよ(笑)」と言われてしまうのがオチだろうなー。あーあ。
2007年08月19日
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A Message To You Rudy ルーディたちへのメッセージ (R Thompson)Do The Dog (R Thompson)It’s Up To You 何をするにも (J Dammers/Specials)Nite Klub (J Dammers/Specials)Doesn’t Make It Alright うまくやったら (B Goldberg/J Dammers)Concrete Jungle (R Radiation)Too Hot (C Campbell)Monkey Man (Hibbert)(Dawing Of A) New Era 新しい時代 (J Dammers)Blank Expression 虚ろな心 (J Dammers/Specials)Stupid Marriage 愚かな結婚 (J Dammers/N Staple/M Harrison)Too Much Too Young (J Dammers/act, to L Chamers)Little Bitch かわいい悪魔 (J Dammers)You’re Wondering Now さて、どうする? (Clement Seymour) produced by Elvis Costello 一昔前にDDR(ダンスダンスレボリューション)って音楽にあわせて踊るゲームがあったよね。 その中にスペシャルズの“かわいい悪魔”もあって、中学高校と体育の成績は1か2しか取ったことがない私でもそれはなんとか踊れてたんです。 で、隣町のブックオフに本作が置いてあって、純粋に音楽として聴くには自分の好みとは思えないのに“かわいい悪魔”に負けて買っちまいました。 腰を据えて聴いてみると予想通り自発的に聴くタイプではなくて、まーこんなもんだよなとラックに戻して数年間。 今聴いたらどんなふうに感じるだろう?と久しぶりに聴いてみることにしました。 「スカ・コア・シーンの原点として再評価され、今も最もホットなスカ・バンドとして認知されている、ザ・スペシャルズのデビュー・アルバム!1979年当時は2トーン・ムーヴメントの立役者としても大活躍!(79年発表)」 …すいません。 持ってる情報が少ないので帯文句を丸写ししてしまいました。 なーるほど、これって「スカ」なんですね。 スカといえば東京スカパラダイスオーケストラしか思い浮かばんけど、ブラスセクションが入っているのがスカの条件の1つなんでしょうかね?? プロデューサーはエルヴィス・コステロで、4でプリテンダーズのクリッシー・ハインドがバッキングボーカルやってます。 だが肝心のメンバー名が表記されてない…。 ジャケに写ってるのは7人、日本語解説文から拾い上げてみると、テリー・ホール、ネヴィル・ステイプルズ、リンヴァル・ゴールディング、ジェリー・ダマーズの4人の名前が挙がってます。 あと3人は誰なんだよ! 使っている楽器はギター、ベース、ドラム、ラッパでOKかな。 ギターはンチャ♪ンチャ♪ンチャ♪と歯切れがいいです。 かつては1回だけ聴いて眠りにつかせてしまったけど、今ならさほど苦もなく聴けるなあ。 まあ優先的に聴こうとは思わないけど、たまにはこういうのもいいです。 レゲエっていうんですか? おおらかな太陽の下でくつろいでるようなダルさがあってね。 歌詞がなんだか小難しそうなところもクラッシュの「コンバット・ロック」に通じるかもしれません。 猛暑が続いてるからなのかな。 こういう何も考えず気楽に聴き流せる音楽って今だとやけに心地いいです。
2007年08月15日
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Death Of An Electric Citizen (R E Broughton/S A Broughton/Grant)Neptune (S A Broughton)Dawn Crept Away (R E Broughton/S A Broughton)Out Demons Out (R E Broughton/S A Broughton/Grant)Apache Dropout (Lordan/Van Vliet/Bermann)Freedom (R E Broughton)Officer Dan (S A Broughton)Psychopath: Psychopath/Is For Butterflies (R E Broughton/S A Broughton/Grant)Aphrodite (R E Broughton)It’s Falling Away (R E Broughton)Poppy (R E Broughton)Gone Blue (R E Broughton/Grant)Mr Crosby (S A Broughton)Capers (S A Broughton/R E Broughton/Grant/Unitt) 久々の放言レビュー再開です。 ある法則に基づいて選盤したら、こんなアクの強いバンドが出てきちゃった。 20歳頃、今は無き高田馬場のロック・ワークショップで500円で買ったエドガー・ブロートン・バンドのベストです。 92年にコンパイルされたこちらは69年の「ワサ・ワサ」、70年の「シング・ブラザー・シング」、71年の「ザ・エドガー・ブロートン・バンド」、73年の「ウーラ」、それからシングルが何曲か入った構成。 エドガー・ブロートン(ギターと歌)とスティーヴ・ブロートン(ドラム)の兄弟が中心となっていて、音楽性はダウナーでちょい不気味で暗くてノイジーで… 櫛通り悪そうな長髪×髭もじゃのコラボでして、鼻くそほじってる奴までいますよ。 シンギングは芝居がかってるなあ。 もちろんドラマチックとかそういう上品なもんじゃなくて、薄汚い地下室で夜な夜な上演されるドラッギーな舞台感がプンプンです。 なんかもう悪い葉っぱとか表通りでは絶対に売ってないおくすり情報に精通してそうだよー。 泣いてんのか笑ってんのかどっちつかずな歌い方で、生でライブ見てみたいや。 器楽(というかギターの音色)はガレージっぽくも感じたんだけど、全体的にトーンが低くて引きずり気味。 重い・暗い・遅い…これは実にドゥーミーですね。 どことなくアーサー・ブラウンのような雰囲気もあるなあ。 ブラウン師匠みたいな高音は出してないけど、ややもするとわざとらしい歌いっぷりに通じるものがあるんです。 歌ってばかりじゃなく語り(というより呟きか?)が入っていたりするところなんかも。 シングル曲(B面含む)が半分を占めているんだけど、素人が聴いても絶対売れねーだろと言いたくなりますよ。 明らかにパンピー向けじゃないもん。買うのは一部の物好きだけだもん。きっと。 怪しげな曲が多数を占める一方で至極真っ当な曲もいくつか入っていて、しかも作者は同じ人。 これだけ正反対の曲が書けるってどんだ…やめとこ。IKKOさんわりと好きだけど。 だけど私はこういう怪しさ絶好調のサウンドに目がないのです。 普段真面目すぎるほど真面目に生きているからその反動かなっ。ははは。 公式サイト トップページの落ち武者オヤジが怖いよ。。。 リンクたどっていったら面白いの見つけちゃった。 Steve Broughton 年齢: 57 性別: Male 星座: Taurus 干支: Tiger 職業: Worker/Musician/Dreamer 場所: Barnet : North London : イギリス 日本語のところは原文でも日本語表記。干支と職業がなんか笑える。 兄エドガーは59歳亥年(年男)、リバプールサポで生け花が好きで緑茶が好きで禅に興味があって、テクノがお気に入り。
2007年08月13日
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The Great Birth/ThemeFirst LightThemeStarThemeLoneliness And GriefTheme/Change Of AgeChrist OneHang OnChrist ContinuedBody To The MindTravellerLet Everybody SingThemeChildren Of The WorldChange Of AgeLove Is Walking John Heathera-g, vo, composerLea HeathercomposerNeil HeathercomposerSteve Hackette-g, a-g, harmonicaDick Driverstring-b, e-bSean O’MalleydsEddy Hinesflute, saxPhil Hendersonarranger, p, trumpet, organ, recorder, voGill CilbertvoJohn Hacketta-gJohn Schroeder producer 「Q」のレビューがまだ1枚もないことに気付いてね。 めんどくさいからクワイア・ボーイズのEP盤をチョイスしようと思ったけど、以前に書いたものをちょっと手直しすればいいやとさらに怠けることにしました。 そんなわけでクワイエット・ワールドです。 たぶん出したのはこの「ザ・ロード」1枚こっきり。 ジェネシスのギタリストとして著名なスティーヴ・ハケットが在籍していたバンドとして知られていますが、ジェネシス路線と思って聴いてはいけません。 といってまったく別の音楽性というわけでもないんだけど…。 凄みの効いたジャケット(よく見ると老人の頭に胎児がしがみついてます。謎。怖い)のわりにはおどろおどろしいものはなくて、このジャケのイメージからすればはるかにソフトで聴きやすい。 ムーヴあたりが演奏しててもおかしくなさそうな、余裕でシングル・カットを狙えそうなポッピーな曲も存在してるしね。 でも軟弱なタイプのポップさではなくて、表面的な重さはないけれど通して聴くとやっぱり重い…と感じてしまいます。 かといって絶対に軽いとは言えないし、各楽器のアレンジとかストリングスの使い方とか、英国人が作る音楽ってどうしても翳ってしまうもんなんでしょうかね。 ストリングスがそれなりに導入されているんでシンフォ・ロックと言っちゃっても嘘ではないです。 語りも多く、ストーリー性があって(どうやらコンセプト作の様子)スケールはかなりでかい。 収録時間はいたって普通、41分だけどそれよりも長く感じるよ。 正規8人+バイト2人の計10人でレコーディング。 いやこのうち歌も楽器もやらないのが2人いるから厳密には8人だな。 コンポーザーはジョン&リー&ニールのへザー兄弟、アレンジと指揮はフィル・ヘンダーソン、プロデューサーはジョン・シュローダーと、美大生みたいなルックスで写真に収まっているハケットはエレキ&アコギ&ハーモニカの演奏以外にはタッチせず。
2007年07月22日
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サイトに接続すればすぐ最新の日記が表示されるようにしました。トップページの説明文は、フリーページの見出し一番上の「最新の15枚」の下に移動。ではではちょっとだけリニューアルした英国ロック好きの放言をこれからもよろしくね!
2007年07月22日
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Drawer (Cullen)Nowhere Near (Cullen)The Bright Side (McCue)Pure Juice (Cullen)Should I Walk Way (McCue)Keep An Eye On You (Cullen)Play It By Ear (McCue)Ninety Nine (Cullen)On Her Mind (Cullen)Mountain Size (McCue)Two Shades Of Grey (McCue)With Your Blessing (Cullen)Thing Of The Past (Cullen)VibroluxMiss Leonard Tim Culleng, voSean McCueg, voMisha Feldmannb, backing-voTony Sevenerds, cymbals, backing-voproduced by Chris Shaw, Summercamp ペンタグラムでだいぶ毒が回ってしまったんで、サマーキャンプでデトックスすることにしました。 青梅のブックオフにて250円で投げ売りされていた「ピュア・ジュース」。 しかも帯付き日本盤です。 どんだけ評価低いんだよ。 買った当時は何度か聴いてもお気に入りリストに加えるまでには至らなかったけど、汚いペンタグラムを聴いた直後のせいかあの時以上に清々しい素敵ミュージックに聴こえるよ。 バンド名・アルバム名・出身地(ロサンゼルス)どれもが爽やか。 デビュー作ってとこが爽やか。 清潔感漂う男子4人組で爽やか。 間違ってもBURRN!(日本で唯一のヘヴィ・メタル専門誌…ということになっている)には載らないところが爽やか。 メンバーが揃ったのは87年、それから10年後にようやくファーストを出せました。 実はかなりの苦労人なのかもしれないけど、流した汗もきっと爽やかですね♪ サウンドもやっぱり爽やかです。 清く正しく元気よく! ガレージもほんの少々、ビート・ポップやウェストコーストやら… 現代アメリカンらしい(といっても今から10年前の作品だけど)オルタナの匂いもするパワー・ポップに60年代後半のキュート系ミュージックの要素がまぶってます。 シングル・カットされた5は明るい太陽がよく似合うキラキラ☆チューン。 最後の2曲は日本盤のみ収録のおまけトラック。 その後の足取りがつかめませんが、これ1枚しか作ってないのかな? 約50分後聴き終わり。 あまりに爽やかすぎてくすぐったかったぞ。
2007年07月21日
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Fatal PredictionsDemoniac PossessionSpell Of The PentagramThe MaleficeProfanerTemple Of PerditionDemoniac Possession (live)Profaner (live) Anton Reiseneggervo, lead-gJuan Pablo Uriberhythm-gAlfredo PenabEduardo Topelbergds 前回のオレンジ・ゴブリンの文中に出てきたブラック・サバスかホークウィンドか、もしくはバンド名が似ているゴブリンを出そうかとも一瞬思ったのよ。 でもね、もうちょっとこの手のドゥーミーな音楽を聴きたいなって。 何度も繰り返しているように数年前からメタってる音楽ってほとんど聴いてないから、何がドゥーミーかって忘れちゃってる。 これはそれっぽいサウンドだったかなあ?と取り出したのがこちら。 実はこのペンタグラムはアメリカの古いヘヴィ・ロック・バンドのペンタグラムと間違えて買いました。 しかし実体は南米チリ産! インナー写真ではメガデスTシャツ着てるし、確実に米国ペンタグラムとは別バンドです。 そして1つ言いたいんだけどさ… ケツを出すなケツをーーーーーー!!! さて聴き始めました。 ありゃードゥーミーっていうよりデスだなあ。 かろうじてリズム隊の演奏は低音気味だけど、歌声は低くないです。 高音シャウトじゃあないんだけど、中音高めのレンジで歪ませまくりのガラ声。 注意して聴いているとドラムはブラストっぽいことになっていて、無駄にメロディアスなギターは頻繁に暴れているしでこいつら目指していたのはデス・メタルなのかもしれんです。 「pentagram chile」でぐぐってみたらやっぱりデスはあるみたい。 あとスラッシュやブラック・メタルとも言われてるようです。 おまけにようつべまで存在してるよ。妙に笑えるε=(>ε
2007年07月19日
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Scorpionica (Hoare/Turner/O’Malley/Millard/Ward)Quincy The Pigboy (Hoare/Turner/O’Malley/Millard/Ward)Hot Magic, Red Planet (Hoare/Turner/O’Malley/Millard/Ward)Cozmo Bozo (Hoare/Turner/O’Malley/Millard/Ward)298Kg (Hoare/Turner/O’Malley/Millard/Ward)Turbo Effalunt (Elephant) (Hoare/Turner/O’Malley/Millard/Ward)King Of The Hornets (Hoare/Turner/O’Malley/Millard/Ward)You’ll Never Get To The Moon In That (Hoare/Turner/O’Malley/Millard/Ward)Alcofuel (Hoare/Turner/O’Malley/Millard/Ward)The Big Black (Hoare/Turner/O’Malley/Millard/Ward)Into The Void (Iommi/Ward/Butler/Osbourne) Ben WardvoJoe HoaregPete O’MalleygMartyn MillardbChris TurnerdsHarry Armstrongvo (6)Royston Vasey Choirvo (10)produced by Billy Andersondesign Hugh Gilmour ごめん。 もう人脈リレーめんどくさい。 探すの大変だしバトンを渡す相手がいないことが増えてきたんでやめやめー! そんなわけで今回からは脈絡などはあまり考えずレビュー対象を決めることにしました。 ラックを見回していて目に留まったオレンジ・ゴブリン。 通算3作目だそうです。 ストーナーの元祖だそうです。 ブラック・サバスからの影響大だそうです。 ……。 メタル方面を頻繁に聴かなくなって久しいから基本データが脳から欠落しております。 あの頃は雑誌に記事が載っていれば必ず熟読、あー早く全部集めたいなあっ☆なんてときめいていたのになー。 ちなみに買えたアルバムはこれ1枚だけです。 ドゥーム・メタルとかストーナー・ロックとかそういう言葉が説明に使われることが多いバンドだね。 ドゥーム・メタルは私の中の定義では「重い・遅い・暗い」となってます。 ストーナー・ロックの定義はまだ決めていません。 確かに重いです。 楽器にしてもお歌にしても全体の音域をかなり低めに設定してるのだろうかと思えるような、下の方からずずぅぅぅんと響きあがってくるようなサウンドです。 弦の音圧がまたすごくて、久々に聴いてまず出てきたのは「このギターきったないなあ(笑)」でしたから♪ そして遅いです。 間違っても速くはないね。 でもカテドラルほどの遅さはないんじゃないかなあ。 脱力感溢れる遅さではなくてでっかい獣が獲物を引きずりながらズンズンと進んでいくような遅さ。 スローもしくはミドルテンポで進行します。 んで残りの暗い…だけどそんなに暗さは感じない。 まあ明るいとは絶対に言えないんだけど、陰鬱な暗さとか闇の帝王な暗さとか、そういうのはないんだよね。 もっと健全な弾き方でもっとクリアな声を持ったシンガーならMTVで流しても違和感なさそうな曲だって存在してるんだよ。 曲によっては宇宙を感じることもあって、11で日本盤のみおまけトラックとしてサバスをカバーしてるけど、実はホークウィンドも大好きなんじゃないかと思うわけなのです。 オレンジ・ゴブリンには60年代末期から70年代初期にかけての英国ヘヴィ・ロック、たとえばアンドロメダなんかの影がちらついているね。 12分のタイトル曲のドゥーミー加減ってば最高最強だわ。 公式サイト
2007年07月18日
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Dressed To Kill (McCafferty/Agnew)Another Year (Charlton)Moonlight Eyes (McCafferty)Pop The Silo (McCafferty/Agnrew)Let Me Be Your Leader (Charlton)We Are The People (McCafferty/Agnrew)Every Young Man’s Dream (Sweet)Little Part Of You (Charlton)Cocaine (Cale) liveVictoria (Sweet) Dan McCaffertyvoManny CharltongPete Agnewb, voDarrell Sweetds, perZal Cleminson12 string a-g (9)Jeffrey Baxtersyn, vocorderJohn Lockekey, water chimesproduced by Jeffrey Baxter また微妙なのが出ちゃったなあ…。 ナザレスってかつて集めていたこともあるバンドで7~8枚所有しているんだけど、その中でもこれはジャケが意味不明すぎる。 上半身はイルカ、下半身は馬のUMAとキモイ柄の帽子とシャツのジョッキーって。 いったい何を意図しているんだろうか。 しかし懐かしいなあ。 ナザレスを図書館で借りて聴いた高校生の時は、歌声が強烈過ぎて正面から向き合えなかったっけ。 ついでにダン・マッカファーティに影響受けまくりのガンズ&ローゼズ(のアクセル・ローズ)も当時は厳しかったっけ… だけど、ダン(1946年スコットランド生まれ)の歌い方って今聴けば特別クセが強いってわけでもないんだよね。 だみ声の叫び調で歌う人と言ってしまえばそこまでだし。 デスメタルやフィールド録音ジジババ語り部系を聴いているうちに、「なーによナザレスなんて普通よぉ普通っ!」(隣の人をバッシーン)という状態になりやした。 まあなんだかんだでもこの個性派シンガーがバンドの売りの1つではあると思うけど、ナザレスって意外や意外、美メロが多いのです。 ハードなロッケンロールも涙腺刺激のバラードでも、ほらほら美旋律! マニー・チャールトンの多彩なギターも忘れられないね。 基本的にはドロッとしたシンプルなエレキ、時折スライドも。 79年のライブ音源9で12弦生ギター弾いているのが前回登場させたセンセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンドのザル・クレミンソン。なんだかマンドリンの演奏を聴いてるみたいだ。 で、エリック・クラプトンもやってたJ・J・ケイル作品“コカイン”です! お客さん喜々として表の薬屋では売ってないおくすりの名前を叫んでますよー。 「ラザマナス」や「人食い犬」あたりの勢いはないけれど、これもそれなりに良いです。 ガッツィーな体育会系ハード・ロックと思いきや「ナザレスの半分は優しさでできています」とキャッチコピー付けたくなるような曲もあってね。 最後の曲なんてキンクスの同名曲ばりに楽しいポップ・チューンだよ。 ダンのしゃがれ声ばかりに注目してたらもったいないのだ。 公式サイトを見つけたよ! 現在のドラマーはピート・アグニューの息子なんだね。
2007年07月16日
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Framed (Valens)Hammer Song (Harvey)Midnight Moses (Harvey)Isobel Goudie: Part 1, My Lady Of The Night/Part 2, Coitus Interruptus/Part 3, Virgin And The Hunter (Harvey)Buff’s Bar Blues (Harvey)I Just Want To Make Love To You (Dixon)Hole In Her Stocking (Harvey/Russell)There’s No Lights On The Christmas Tree Mother, They’re Burning Big Louie Tonight (Harvey/Condron/Harvey)St. Anthony (Harvey) Alex HarveyvoZal CleminsongChris GlenbEddie McKennadsHugh McKennae-pPhil Kenzietenor saxBig Bud’s Brassbrass sectionproduced by The Alex Harvey Bandcover design Bloomsbury Group はーいはいはいはい。 ストーン・ザ・クロウズでギター弾いてたレス・ハーヴェイの10歳上の兄者を出してみるよ。 アレックス・ハーヴェイはスコットランド出身で、音楽シーンに目立って登場し始めるのは60年代前半みたい。 そのうち70年代に入るとセンセーショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンドを組むことに。 本作はSAHB名義での1作目。(たぶん…) その他のメンバーはのちにナザレスに行くザル・クレミンソン、ロリー・ギャラガーと行動を共にすることになるテッド・マッケンナ、マイケル・シェンカーのバンドに行くクリス・グレンなど。 マッケンナ姓の2人は親戚です。 確か叔父(エディ)と甥(ヒュー)の関係だったんじゃないかと。いや、いとこ同士だったかなあ。 さらにスコットランド・フォーク・シーンの可憐な歌い手メイ・マッケンナも彼らと同じ一族。 ダブリナーズでバンジョー弾いてるバーニー・マッケナは無関係と思われます。 冒頭からかなり泥臭いブルースで、なんだなんだと思ったらリッチー・ヴァレンスのカバーだったわ。 カバー曲をタイトルトラックに選ぶのも愉快だなあ、なんてのん気なこと思ってたらさ、続く2もヘヴィ・ブルースなの。 この官能的なギターはアレだ。 ルーサー・グロヴナーみたいだ。 3になるとブルージーさは引っ込み、ハードロッキンな芽が出ました。 縦ノリリズムでピアノもウキウキ、ギターはやっぱり弾き倒し。 この単純明快なリフかっこいいなー。 無駄に色っぽいブルースもあればガッツィーなロックンロールもあって… 8は古い時代のミュージカルナンバーみたい。コーラスが楽しいよ。 わりかしハードめだけどシンプルなサウンドはどの曲にも共通しています。 4ではホーンを導入した組曲まで披露、ジャケでは横縞のダサいシャツを着てしまっている三十路のアレックスもやるときゃやる男なのです。 アレックスはなんとなく鼻にかかったようなハスキー声で、高音になりきっていない辺りの音域で本格的じゃないシャウトをしているような歌い方。 決して美声ではないし声ファンになるような人でもないんだけど、曲がかっこいいからなのか惹かれちゃうんだよね。 最後の曲、冒頭のギターがバッジーの“ブレッドファン”そっくりなんすけど。 悲しいことにハーヴェイ兄弟、2人とも故人。 兄は82年に心臓発作で47歳になる直前に死去、弟はそれより10年前の72年、感電事故により27歳で亡くなってるよ。
2007年07月15日
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The Touch Of Your Loving Hand (Harvey/Dewar)Raining In Your Heart (Harvey/Dewar)Blind Man (Josh White)Fool On The Hill (Lennon/McCartney)I Saw America (Harvey/Allen/London) Maggie BellvoLes HarveygJim Dewarb, voColin Allends, perJohn McGinnisorgan, pproduced by Mark Londonexecutive producer Peter Grant もうダメ…限界…若いバンドあんま持ってないから人脈リレーができない… 強引に軌道修正すべく、「今日は7月14日だから7月14日に買ったCDを出そう!」という話でまとまりました。 んで出てきたのが2003年7月14日に購入したストーン・ザ・クロウズの1作目。 ストーン・ザ・クロウズといえば“英国版ジャニス”とか言われまくっているマギー・ベルですが、一番最初に登場するのはジム・デュワー。 だがすぐにマギー姐さんの迫力ハスキー声が登場するので安心してね♪ そりゃ姐さんと比較するのは酷ってもんだけど、ジムさんも聴かせる喉を持ってるよ。 ブルージーな1の次はハードロッキン・ドライヴィンな2で、ここでも男女ツインボーカル体勢。 清潔感のないオルガンと激しめギターの上で駆け引きする2人の歌いっぷりがかっちょええ! それにしても、聴けば聴くほどジャニスだなあ。 質感、しゃがれ具合、高音シャウト…ジャニスのアルバムは「パール」を聴いたのみの私が言うのも図々しいけど本当に似てます。 レス・ハーヴェイはアレックス・ハーヴェイの実弟だしブルースブレイカーズ出身でこの後はオランダのフォーカスに移籍するコリン・アレンがいたりと地味に豪華なメンバーはいるのに、姐さんの存在感が強烈過ぎてさあ。 だから天下のビートルズでさえ完璧自分のものにしていて、一聴しただけではカバーだって気付かないかも。 ラストは17分を越える大曲。 共作者のロンドンって人、これプロデューサーのマーク・ロンドンでOK? 軽快な太鼓に導かれてジムさんと姐さんがじわじわと歌い進めていきます。 間が絶妙です。いやーもーこのブルース・ロックはクセになるわぁ。 ただしジャケは微妙です。
2007年07月14日
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Lose Control (Mark Hamilton/Tim Wheeler)Goldfinger (Tim Wheeler)Girl From Mars (Tim Wheeler)I’d Give You Anything (Tim Wheeler)Gone The Dream (Tim Wheeler)Kung Fu (Tim Wheeler)Oh Yeah (Tim Wheeler)Let It Flow (Tim Wheeler)Innocent Smile (Mark Hamilton)Angel Interceptor (Tim Wheeler/Rick McMurray)Lost In You (Tim Wheeler)Darkside Lightside (Tim Wheeler) Tim Wheelervo, gMark HamiltonbRick McMurraydsLisa Moorishvo (7)string arrangements by Nick Ingman, Owen Morris and Tim Wheelerproduced by Owen Morris and Ashsleeve designed and directed by Brian Cannon えーとですね、今回はちょっと反則業使ってプロデューサーでつなげました。 だってオアシスのメンバーって課外活動少ないんだもん。 かろうじてノエルがテクノ方面に出没してるけど、あたしゃプロディジーもケミカル・ブラザーズも持ってないんだっつの! アッシュも高校時代によく聴いてたバンド。 アルバム名のとおり1977年生まれの10代ってのを売りにしてたアイリッシュ産トリオです。 ただしリックは学年が上だとかでこの時もう10代は終わりを告げていたかもしれません。 この時はお肌プルプルぴっちぴちだったティムとマークも今年で三十路ですねえ。 時の流れって速いです… そんな彼らのメジャーデビュー作で、買った理由はなんだったかなあ? 雑誌で「期待の新人バンド」等と記事が出ていたか、安モンコンピで知ってフルアルバムを聴きたくなったかのどっちかだと思います。 音楽性はちょっとヘタレ感ある元気でストレートなパワー・ロックだね。 メロディがね~非常にこう、惹きつけられるっていうかフックがあるのよ。 6と7を続けて聴けば、これを10代の小僧が書いたのか!?って驚くよ。 ウキウキ系のファニーな曲もしっとりさせるバラードも、どっちも余裕で合格圏内なんだから。 ティムの歌声はピッチがやや頼りないヘタウマ調。 目と眉はきちんと垂れていて、この顔だからこの声なのか、この歌い方してたらこの表情になったのか… ご主人様の帰りを健気に待つかわいい子犬系の顔してます。 しかし! 顔と声がナイーブだからギターでバランス取りましょう♪ てなわけでギターはかなり轟音出しまくってるなー。 アンプ最大出力、フィードバック奏法だって決めちゃうぜ☆ まあ彼も分別ありますから歌心を伝えたい箇所ではちゃんとおとなしく弾いてます。 途中で女性ギタリストが加入&脱退したりもしましたが現在も活動中。 5~6年前に出た「フリー・オール・エンジェルス」をちょろっと聴いたけど、インパクトでも楽曲の充実度でもこの「1977」には負けてたなあ。 以来アッシュは聴いとりません。 あ、グロに慣れていない人は12は最後まで聴かない方が身のためです。 本編の歌が終わってしばらくするとリバース真っ最中の音声が流れてきますので。 公式サイト
2007年07月14日
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D’You Know What I Mean?My Big MouthMagic PieStand By MeI Hope, I Think, I KnowThe Girl In The Dirty ShirtFade In OutDon’t Go AwayBe Here NowAll Around The WorldIt’s Gettin’ Better (Man!!)All Around The World (Reprise)all songs by Noel Gallagher LiamvoNoelg, backing-voBoneheadgGuigsybWhiteyds, perJohnny Deppslide-g (7)Mike RowekeyMark Felthamharmonica (10)Mark Coylebackwards bits (1)produced by Owen Morris and Noel Gallaghersleeve designed and directed by Brian Cannonphotography by Michael Spencer Jones あ、別にロリー・ギャラガーとオアシスのギャラガー兄弟が血縁関係にあるなんてお世辞でも笑えないネタを書くつもりはないですよ。 人脈を求めてさまよっていたらね、ロリーさんの「フレッシュ・エヴィデンス」とこのオアシスの3作目「ビィ・ヒア・ナウ」両方にマーク・フェルサムがハーモニカで参加していることが判明したの。 頭の中にない人脈を探す時はAMGを利用してるんだけど、うおおおおい!オアシスかよ!って思わず。 オーシャン・カラー・シーンにも何枚か参加作品があるみたいで、フェルサムおじさんってば若者にも人気なのね♪ ってオアシスは今はもう若者じゃないな。 本作が出た97年はノエル30歳、リアム25歳だったけど現在は10年経過して2007年。 奴らもベテランの域です。 オアシスは高校時代にブームだったブリット・ポップの流れから出てきたマンチェスターのバンドで、1作目と2作目はそりゃもう鬼のように聴きまくりました。 3作目も確かリアルタイムで(だがもちろん中古で)買ったと記憶してるんだけど、なんだこらぁクオリティ下がってんじゃん、と数回聴いただけでラックの肥やしにしていました。 すごくいい曲もあるにはあるんだけど、全体を通して聴くと2作目までの感動には程遠くて…。 だから今回のチョイスは実にラッキーというか、AMGでマーク・フェルサムを検索かけてなかったら登場してなかったアルバムです。 聴くのはおそらく10年ぶりです。 そんなわけでものすごく久しぶりに聴き始めましたが… 1曲目が終わらないうちに思いました。 ノエルはやっぱり名ソングライターだ! 10年前は落ちたなあって思ったけどそれは1&2作目が思いっきりツボってたからなのかも。 今聴いてみると普通に良いんですよ。 長めの曲でもゴテゴテしてなく簡潔で、シンガロング度の高い良質なメロディ。 大衆受けするという意味ではポップスだけど、ポップスとするのはちょっと違うなあ。 まあロックなんだけど、ハード・ロックまではいかないね。 リアムの態度でかいテキトーな歌いっぷりもあの時のまま…変な気負いがないぶん庶民くさくて親しみやすいんだよね。 たまに歌うノエルは弟ほど脱力系ではなく、名バラードはノエルが歌っていることが多いです。 例えば“ドント・ルック・バック・イン・アンガー”とか“サッド・ソング”とかね。 全体的に音作りがちょいノイジーかな。 オアシスって基本ギターバンドなんだけど、ギターの音が薄汚い(ルックスも綺麗とは言えない)し効果音として使っているメカっぽい音も薄汚れ。 それがサウンドにちゃんと溶け込んでいるし、何よりフローラルの香りが漂うオアシスなんて気色悪いだけですからこれでOKなのです。 7でスライド弾いているジョニー・デップは海賊の役をやっているジョニー・デップその人です。 元々はミュージシャン志望らしくてね、ノエルとは昔からの友達でスライドは自信がないから弾いてもらったんだって。 それより6も思いっきりスライド奏法に聴こえるんだけど…というか6の方が明らかにスライド度が高いんだけど… 4は全身さぶいぼ決定的な超名曲! ストリングスが泣けます。 10年前はこの歌ばっか聴いてたなあ…。 そして9分越えの10。 弦が大いに盛り上がります。 リアムもガラにもなく情感たっぷりに歌っていてこれまた名曲! 公式サイト
2007年07月11日
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Kid Gloves (Rory Gallagher)The King Of Zydeco (Rory Gallagher)Middle Name (Rory Gallagher)Alexis (Rory Gallagher)Empire State Express (Eddie ‘Son’ House)Ghost Blues (Rory Gallagher)Heaven’s Gate (Rory Gallagher)The Loop (Rory Gallagher)Walkin’ Wounded (Rory Gallagher)Slumming Angel (Rory Gallagher)Never Asked You For Nothin’ (Rory Gallagher)Bowed Not Broken (Rory Gallagher) Rory Gallaghervo, e-g, a-g, dulcimer, e-sitar, mandolaGerry McAvoybBrendan O’NeildsMark FelthamharmonicaGeraint WatkinsaccordionJohn CookekeyLou MartinpJohn Earletenor sax, baritone saxRay Beavistenor saxDick Hansontrumpetproducer Rory Gallagherportrait photography by Emerson-Loewart direction Mark Jessett 前回紹介したグレーテスト・ショウ・オン・アースでトランペットを吹いていたディック・ハンソンが意外な人物のアルバムに参加していることが判明したよ。 アイルランドが誇る神業ギタリストの1人、ロリー・ギャラガーの「フレッシュ・エヴィデンス」に3人のホーン隊の一員としてクレジットされています。 ロリーさんって基本的にはブルース基調のロッカーだと思うんだけど、トラッドのフレーバーも持っているから民謡バカになっている現在でも集めている音楽家の1人なんだ。 数年前にはトラッドが収められていてその筋のゲストが参加している「ホイールズ・ウィジン・ホイールズ」も出たことだしね。 ドニゴール生まれの団塊世代であるロリーさんは95年に亡くなっているから、本作は後期の作品ってことになるよね。 この頃には肝臓はかなり悪くなっていたのかもしれないけど、そんなこと言われなきゃわからないってほど天真爛漫でまっすぐなロックをかましてくれてます。 軽快に跳ねていて歌もギターも元気いっぱい。 10代の頃に夢中だったロックンロールを40代を迎えた今もう一度楽しもう!とでも言いたげな、そんな生き生きとした表情が目に浮かぶようです。 ブギウギ(よく知らんけど)でツイスト(よく知らんけど)でゴーゴー(よく知らんけど)で、まさに古きよき時代の音楽って感じだなあ。 きっと1960年前後に思春期を過ごしていた方々は懐かしいと感じるサウンドだと思います。よく知らんけど。 彼の弾くギターは重くてエモっていて、独特のグルーブがあるんだ。 硬派で鋭いカッティングで迫ることもあれば、ポエミーな泣きを披露することもあって…。 ギターの他にダルシマーやシタール、マンドーラも弾けるマルチ弦楽奏者でもあります。 テイスト時代だったかな、若い頃はラッパもやってたっけ。 ギターだけじゃなく歌も良いです。 この人の顔はかなり優しそうというか気弱そうというか、繊細な面立ちなんだけど歌声は骨っぽくて実に漢。 私はロリーさんの作る曲が好きだしギターもかっこいいなと思ってるけど、同時に声ファンでもあるのだ。 公式サイト
2007年07月09日
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Sunflower Morning (C. Horton Jennings/M. Deacon)Angelina (C. Horton Jennings)Skylight Man (C. Horton Jennings/G. Watt Roy)Day Of The Lady (C. Horton Jennings/R. Saunders)Real Cool World (G. Watt Roy)I Fought For Love (C. Horton Jennings/G. Watt Roy)Horizons (edited version) (Greatest Show On Earth)Again & Again (G. Watt Roy)Borderline (Greatest Show On Earth)Magic Woman Touch (G. Watt Roy/C. Horton Jennings)Storytimes & Nursery Rhymes (G. Watt Roy/C. Horton Jennings)The Leader (Greatest Show On Earth)Love Magnet (D. Hanson/G. Watt Roy/I. Aitchison)Tell The Story (M. Deacon/R. Prudence/T. Phillpotts) Colin Horton Jenningsvo, flute, a-g, bongosGarth Watt Royvo, a-g, e-gNorman Watt Royvo, bMick Deaconvo, organ, harpsichord, pRon Prudencecongas, dsDick Hansontrumpet, flugelhorn, perTex Phillpotstenor & baritone sax, perproducer John Peel (1-8), Jonathan King (9-14)original cover design & photographs Hipgnosis れ。 なんか計算が合わないよ。 ガース・ワット・ロイがファジー・ダックに加入したのはアルバム発売直前=71年、その後グレーテスト・ショウ・オン・アースを結成したとあるけど、そのGSOEが残した2枚のアルバムはどっちも70年発表…。 GSOE解散後にファジー・ダックに加入したというのが正解なのかしらね! これは今から6年ほど前に買ったもの。 1作目の「ホライズンズ」と2作目の「ザ・ゴーイングス・イージー」が1枚のCDに無理矢理収まっています。 収録時間は80分近く、そんなに長くなるんなら普通に分けて出した方がいいんじゃないかとも思うけど、それは再発レーベルがすでに決めてしまったことだから文句は言わないでおきます。 2イン1ってさー、ジャケが手抜きされてみすぼらしくなることが多いんだよね。 とくにこれみたく名うてのデザイナーが担当したジャケはちゃんとしてほしいんだけどなあ。 ラッパ専門が2人いて、メインで歌っているコリン・ホートン・ジェニングスもフルートを吹く。 専任ドラマーはいるけどその他に打楽器をやる人が3人。 「vo」のクレジットがトップにある人が4人。 そんなユニークな7人組。 出したアルバムは2枚だけ、プロデュースは8までがジョン・ピール、9以降がジョナサン・キングとなってます。 1作目は雑なアイラインを引いた目の瞳の中にメンバーが写っていて、一番手前の彼氏(誰だか不明)の目の下がクマで真っ黒けなんですよ。 ところがどっこい、出てきたサウンドはまったく不気味なものじゃない。 2作目は印象ががらっと変わって列車の通路?にメンバーが座り込みガンを飛ばすという構図。 全体を茶系でまとめていて、いかにもザッツ・英国!ですね。 7人もいるけど大勢で元気にイエーイ!ではないし、ラッパはいるけど純然たるジャズ・ロックでもない。 むしろオルガンやハープシコードの繊細な音色が印象に残るし、パーカッションだって適材適所。 歌声は誰に似てるかと聞かれたら、私はピーガブと答えます。 声質が近いし湿り気のある雰囲気もよく似てるよ。 楽曲は基本的にはストレートで非常に親しみやすいジャジーでプログレスなロックなんだけど、メロディラインがどうしても憂愁カラーに染まってしまってます。 たとえラッパが元気にパンパカパーン!と響いてきても決して体育会系にはなりません。 翳りと同時に少々ダウナーも含まれていて、戯言レビューの方で紹介した方がいいのではないかと思えるアシッド・フォークな曲も見受けられますねえ。 あ、でもギターは薄汚い音色をたくさん繰り出しているなあ。 展開しながら盛り上がる7は秀逸! 本作のはエディット・バージョンだけど8分の長尺。 てことは、本当はもっともっと長かったんかな。 フルレングスで聴いてみたいや。 2作目(9以降)になるともうちょい覇気が出てきて、曲調が明るめになってきています。 これぞブラス・ロックそのものてな曲もいっぱい入ってるし、1作目よりも健全で陽気な雰囲気になってますね。 憂愁さが後退しているのは個人的にはマイナスポイントだけれども。 ついでにコリンのピーガブ度も低下、コリン以外の誰かさんがリードで歌ってる曲があるんだけど、カエル系統の面白声だわ。 聴きながら思いました。 1作目と2作目のジャケをあわせればGSOEのサウンドになるんじゃないだろうか!? とにかくね、これは聴いたそばから「予想以上に良い!」と驚いたバンドです。 2枚しか残してないのは非常に悲しむべきことですよ。
2007年07月08日
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Time Will Be Your Doctor (Francis/Graham/Brown)Mrs. Prout (Francis/Sharland)Just Look Around You (Hawksworth)Afternoon Out (Francis/Sharland)More Than I Am (Hawksworth)Country Boy (Francis/Sharland/White)In Our Time (Hawksworth)A Word From Big D (White/Hawksworth)Double Time Woman (Watt/Roy)Big Brass Band (Martin Meskell)One More Hour (Watt/Roy/Francis/Hawksworth/Sharland)No More Face (Watt/Roy/Francis/Hawksworth/Sharland) Grahame Whiteg, a-g, voMick “Doc” Hawksworthb, a-12 string-g, e-cello, the cricket bat, voPaul Francisds, perRoy “Daze” Sharlandorgan, e-p, ducking-vo あーあーまた止まっちゃったよ。 T2のメンバーが参加している別のアルバムがありません! よって今回出したファジー・ダックは人脈は関係なしです。 単純に「F」の項がまだからっぽなんで出してみたまでです。 ファジー・ダックの面子は何気にいろんなバンドに出入りしてそうだな。ぐふふ。 70年にロンドン北部で結成されたファジー・ダックはアルバム1枚、シングル2枚を残して消えたバンド。 アルバムが発売される直前にグレアム・ホワイトが脱退し、後任にはガース・ワット・ロイが入りました。 歌/ギター/ベース/ドラム/オルガンのシンプル編成で音楽性も複雑なことはやっておらず、ストレートでソリッドなハード・ロックを展開しています。 だけどもね、一音一音がすんごいかっこいいんだ。 骨っぽくて硬派、いやー男前だわ。 とくにギターはツボったね。 余計な装飾は施さずひたすらまっすぐで轟くようで… ハード・ロックというよりヘヴィ・ロックとした方が伝わりやすいかもなあ。 ジャケこそキモかわいくないアヒルちゃんで軽そうだけど、中身は結構重いです。 ちなみにアヒルちゃんは8で登場してきます。 重いといっても旋律はわかりやすく明るいものが多いからドゥーム・メタルとは違うよ。 またヘヴィ・ロックといってもスリップノットとかコーンとかあの辺とも違うからね。 ポール・フランシスとロイ・シャーランドが書いた4は天を駆けるような爽快轟音ギターがたまりません。 この曲、ファジー・ダックの中で一番好き。 ワウを効かせたギターとか速弾きベースとか、バスドラのみをドドンッドドンッと連打するユニークなドラムソロもあるし、オルガンはメロディアスにもパーカッシブにも奏でてる。 私が買った93年に西ドイツの鶏レーベルから出た再発盤は9以降の4曲がボーナスとしてプラスされています。 上述のガースが参加した曲は3、9、10、11。 この4曲は71年8月と11月にシングル・カットされています。 しかしその年の暮れには解散してましてね。「なんてかっこいいバンドなんだ! もっと聴きたいぞ!」と期待するファンの夢と希望を木っ端微塵に打ち砕いてくれましたよ。 しょうがないから解散後にガースが結成したグレーテスト・ショウ・オン・アースでも聴いて堕ちた気分を和らげるとするか。
2007年07月05日
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In CirclesJ. L. T.No More White HorsesMorningall songs written by Peter Dunton Peter Duntonvo, dsKeith Crossg, key-instruments, harmony-voBernard Jinksb, harmony-voproduced by Peter Johnston and T2illustrations Peter Thaine 前回のアイアン・バタフライから人脈が途絶えてしまってさあ困ったぞ。 さーてどうすっぺか… いいこと思いついた! 「17歳のギタリストがいるアメリカのバンド」に対抗して「17歳のギタリストがいるイギリスのバンド」を出せばいいんだ! イッツ・名案♪ キース・クロスが17歳だって知った時はかなり驚いたね。 だって1曲目の轟音。3曲目の流れるような叙情。 この表現力は只者じゃない…同じ17歳でも学校帰りに友達とじゃれあって車道にはみ出しクラクション鳴らされてるようなそのへんにいる男子高校生とは別の生物だ… しかも鍵盤まで華麗に操ってるよ。 キューティクルはつやつやだしさあ。「天は二物を与えず」って絶対嘘だよねえ。 これはT2の1作目。 98年に2作目となるはずだったアルバムがリリースされているけれど、当時は本作しかリリースされなかったみたい。 中心人物のピーター・ダントンは決して無理に搾り出すことはしない歌い方をする人で、ちょっと憂いを含んでいて湿り気のある声。 一方のドラムはスネアを多用した快速ドラミング。 バーナード・ジンクスは顔立ち同様えらくクソ真面目で的確なベースを弾いてまして、この3名様演奏力はそれなりにありそうです。 全4曲(A面3曲、B面1曲)はすべてダントンが書いていて、中でも私のお気に入りは3。 ギターはそれなりにハード、太鼓だって迫力あり。だけどリリシズムに満ち溢れてるんですよ。 鍵盤で出しているホーンの音色が…今にもむせびそうな歌声が…たまらーん! ハード・ロックとプログレッシブ・ロックを基盤としながらも、映画音楽やサイケデリック、フォークの雰囲気も漂わせています。 インストにも歌入りにも気が抜けない緊張感が。 20分を越える4では迫力あるインプロを楽しめるよ。 控えめだけど圧倒的、音の厚みがすごいってわけじゃないけど深いところまでじっくり聴き込みたくなり、さりげなく、しかしながら有無を言わせる隙なくリスナーを引きずり込む魔力を持ったアルバムです。
2007年07月04日
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Most Anything You Want (Doug Ingle)Flowers And Beads (Doug Ingle)My Mirage (Doug Ingle)Termination (Erik Brann/Lee Dorman)Are You Happy (Doug Ingle)In-A-Gadda-Da-Vida (Doug Ingle) Doug Inglevo, organ, key, clavinet, pErik Branng, violin, voLee DormanbRon Bushyds, perproduced by Jim Hiltonalbum design Loring Eutemey アイアン・バタフライを出してみた。 前のバンドとのつながりはリー・ドーマン。こことキャプテン・ビヨンドでベース弾いとります。 これは売れに売れまくった2作目でして、69年のビルボード年間チャートで1位を記録しています。 翌年もまだトップ20位以内にいるんだからすごいよね。 ものすごく端折って言うとヘヴィでサイケなオルガン・ロックかな。 リーダーのダグ・イングルの弾くオルガンがもうアンタ、ぐいぐい/ずるずると引きずりまくりです。 クラヴィネットやピアノもクレジットにあるけども、オルガンの印象が圧倒的に強いのだ。 音色は決して綺麗とは言えず、少々薄汚い。 んでその他の楽器も全体的に歪み調子で、そんなちょい不良っぽさがたまらなくかっこいい! エリク・ブランなんてまだ17歳ですよ! こんなかわいい顔した男子高校生がこんなヘヴィなギターを弾くなんて…と感嘆しちゃいます。 残念ながら2003年に亡くなっているんだけどね。 本作のハイライトはやっぱりアルバム片面を費やした17分のタイトル曲でしょう。 ダグの歌声はむさいし暑苦しいし汗臭そうだし、重いギターで奏でられる印象的なリフとか中盤で登場するドラム・ソロとか…アイアン・バタフライはこれの他に2枚持っていてそれらも愛聴してたけど、“イン・ア・ガダ・ダ・ヴィダ”のイメージはあまりに強烈でアイアン・バタフライで何か1曲となったらこの曲以外はまず思い浮かびません。 インプロの嵐がすげーよやべーよタモさーん!公式サイトなんと活動中でした。物販コーナーでキャミソール(笑)が売られてます。
2007年07月03日
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Sufficiently BreathlessBright, Blue TangoDrifting In SpaceEvil MenStarglow EnergyDistant SunVoyages Of Past TravelersEverything’s A Circleall songs by Lee Dorman Rod EvansvoRhinolead-g, a-g, slide-gLee DormanbMarty Rodriguezds, backing-voGuille Garciacongas, timbales, perReese Wymanse-p, a-pPaul Hornsbyorganproduced by Captain Beyonddedicated to the memory of Berry Oakley ディープ・パープルをつまみ出されてしまったロッド・エヴァンス。 「もう嫌。英国になんていたくない!」と泣いて脱国した…かどうかは知りませんが渡米して現地の皆さんと組んだのがキャプテン・ビヨンド。 パープル→キャプテン・ビヨンドの流れって当たり前すぎてつまんねーなあと思っているひねくれ者なので、有名な1作目じゃなくこちら2作目を選ぶのは当然なのです。 1作目は聴いたけど2作目は評判もそんなによくないし…って人、少なくないんじゃないかな? ジャケだってほら、こんな意味不明な状態だからますます買う気起こんないよね。 けどねー2作目は2作目で良いんですよ。 前作のハード・ロッキンから路線がちょっと変わり、幾分ポッピー化はしてるけどおとなしくなりすぎてることもないし。 ドラマーがいて打楽器奏者もいるから時にはラテンっぽいノリになってることがあります。 ロッドの声はハード・ロックを歌うにはちょっとパンチが足りないけど、優しげな曲とかフォーキーな曲を歌うとはまるんだ。 ギターは硬派でかっこいいし、流れるようなピアノもベリーグー。 なんか宇宙っぽい感じもあって…なんともいえない摩訶不思議な音楽です。 ラテンと宇宙の組み合わせは好きな人は夢中になっちゃうんじゃないかな。 曲はすべてベーシストのリー・ドーマンが作ってます。 1作目ではボビー・コールドウェル(前任ドラマー)とロッドの共作で占められていたけどね。 ちなみにリーとギタリストのリノはむさいヘヴィ・ロックがかっこよすぎるアイアン・バタフライの出身。
2007年07月02日
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Chasing Shadows 影を追って (Lord/Paice)Blind ブラインド (Lord)Lalena ラレーニャ (Donovan)Fault Line フォールト・ライン (Lord/Blackmore/Paice/Simper)/The Painter 画家 (Lord/Blackmore/Evans/Paice/Simper)Why Didn’t Rosemary? 何故ローズマリーは (Blackmore/Lord/Evans/Simper/Paice)Bird Has Flown 小鳥は去った (Evans/Blackmore/Lord)April 4月の協奏曲 (Blackmore/Lord)Rod EvansvoRitchie Blackmoreg Nick Simperb, voIan Paiceds, perJon Lordorgan, p, vo producer Derek Lawrence 本当はね、ニック・シンパーが70年代後半に立ち上げたファンダンゴを出そうと思ってたの。 でも私が持っている2イン1はライナーをよく読まないとどっちのアルバムにどのメンバーが参加しているのかわからない仕組みになっていて、苦手な英文読むのはかったるいんで急遽ディープ・パープルに変更しちゃいました☆ タイトルどおりの3作目で第1期での制作盤としてはラスト。 パープルの代表作といったら「マシン・ヘッド」がまずは挙がってくるよね。 私自身も聴いた回数なら一番最初に買ったそれがトップなんだけど、どれがお気に入りかと問われれば迷わず本作と答えます。 定番の第2期作品よりずっと英国臭がしていて大好きなんだ。 まーパープルは12枚しか持っていないからえらそうなことは言えませんがね! イニシアチブを握っているのはまだジョン・ロードで、次作「イン・ロック」から爆発するリッチー・ブラックモアはまだおとなしめ。 ロードのハモンドを中心とした鍵盤が前面に出ています。 2でのハープシコードは秀逸だよ~。 ブラックモアは、ギターソロこそあれど気持ち的にはリズム・ギタリストとしたいね。 しかしこれが尖っていてかっこいいのです。 全7曲中、ドノヴァンのカバー3以外がオリジナル。 ロードはすべてにクレジットされていて、他にブラックモア4曲、イアン・ペイス3曲、シンパーとロッド・エヴァンスは2曲に名前を載せています。 このアルバムを最後に脱退するシンガーとベーシストが2曲だけにしか関わっていないのは偶然でしょうか。それとも意図的でしょうか。 オーケストラ(ただのストリングス群じゃなくて木管も入ってる)を導入した7は12分の大作。 すんげー物悲しく切ない調べに胸キュンです。 コーラスが出てきた瞬間、マジ泣きモードに入りそうになっちゃいました。 美しすぎてため息出ますよ… オーボエがあっオーボエがあっ! ディープ・パープルって英国ハード・ロックの基本中の基本みたいな扱いされてるけども、少なくともこの5人で作った3作目まではハード・ロックというよりはアート・ロックとした方が正解だね。 エヴァンスはイアン・ギランのような高音シャウトこそしないけど、こういう翳った雰囲気の曲調には彼の憂いを含んだ歌声がとてもよく似合います。 聴くたびになぜ世間がエヴァンスをダメシンガー扱いするのか不思議でしょうがないよ。 ギランとはタイプが違うんだから比べるのは酷です。 脱退した2人の行き先は、エヴァンスがキャプテン・ビヨンド、シンパーがマーシャ・ハントのバンドを経てウォーホース。 残った3人はギランとロジャー・グローヴァーを迎え入れて路線変更、大人気バンドに変身。 ここのメンバー5人のうち、現在も残っているのはペイスだけ。 時代を感じるなあ…公式サイト
2007年07月01日
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Red Sea (Warhorse)Back In Time (Warhorse)Confident But Wrong (Warhorse)Feeling Better (Warhorse)Sybilla (Warhorse)Mouthpiece (Warhorse)I (Who Have Nothing) (Donida/Leiber/Stoller) Ashley HoltvoPeter ParksgNick SimperbMac PooledsFrank Wilsonorgan, pproducer Ian Kimmet & Warhorsesleeve design Rick Breach 前回紹介したリック・ウェイクマンの「地底探検」で歌っていた2人のシンガーのうちの1人、アシュレイ・ホルトはウォーホースでも歌っていました。 ウォーホースには第1期ディープ・パープルのメンバーだったニック・シンパーがいて、アシュレイはそのパープルのオーディションに落ちていて、マック・プールはロバート・プラントとの仲がよろしくなかったために?ジミー・ペイジからのオファーを蹴ってレッド・ツェッペリンの一員になり損ねた人物で… なんつーか曲者揃いです。 実はウェイクマンもこのバンドとは深いつながりがあって、デビュー前の鍵盤奏者はウェイクマンでした。 遅刻ばっかしていたため他のメンバー激怒→解雇。 らしいっちゃあらしいが。 ギタリストがジェド・ペックからピーター・パークスに交代。 「ステージ上で殴り合いの末」脱退したらしいですが、誰と殴りあったのかは不明です。 私の予想では気性が荒いマックが有力ですが、喧嘩が強そうなアシュレイも有力候補。 ニックが「ギター弾きまくってうざいのよ!」とボコりにいったのかなあとも考えたんだけど… 2作目にして最終作の「レッド・シー」でもギター弾きまくってます。 ジェドはどっちかというと甘めのトーンで弾いてたけど、ピーターはソリッド。 そのフレージングは心なしかリッチー・ブラックモアに似てますね。 よってニックが「ブラックモアを想起させるようなギタリストなんていらないわっ」と殴ってしまった説は消えました。 アシュレイの歌は前にも増して哀愁味たっぷりで、がなり声はやっぱりかっこいいし暑苦しい。(できれば真夏生まれであってほしいね) とはいっても前作ほどにはがなっていなくて、歌い込みに集中している感じです。 心なしか顔つきさえも変わっている…髭生やしたからかな。 バラード調の曲が増えてるし、しっとり歌えば結構クリアな高音も出せるんですよこの人。 同じように哀愁漂わせているのがフランク・ウィルソンのオルガン。 まあオルガンは前作でもむせび泣いていたけどね。 前作で存分に暴れたため満足したのか、ニックのベースはおとなしめ。 そのかわりマックのドラムが大ハッスルしています。 全7曲中最も長い6では長々とソロを披露してますが、これがちっともだれなくて滅茶苦茶かっこいいんだ。 “おおスザンナ”を数秒混ぜ込むっていう遊び心も持っているマックは素敵♪ ラスト、唯一のカバーはシャーリー・バッシーの持ち歌として有名らしいね。 シャーリーさんのバージョンは聴いたことないけども、終盤のサビ部分、高音で泣くように叫ぶアシュレイにぐっときます。 ギターとオルガンも落涙中です。 名曲だなあ… 勢いで言えば1作目に、まとまりで言えば2作目に軍配。 私の好みは1作目だね。
2007年06月29日
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The Journey 旅路Recollection 追憶The Battle 戦いThe Forest 樹海all selections written by Rick Wakeman Rick WakemankeyGary Pickford Hopkins, Ashley HoltvoMike EgangRoger NewellbBarney Jamesdsmusic arranged for the London Symphony Orchestra and the English Chamber Choir conducted by David MeashamDavid Hemmingsnarrationproduced by Rick Wakemanart direction Michael Doud ジェフ・バニスターも捨てがたいがピックスの歌をもっと聴きたいぞ! ということでリック・ウェイクマンの「地底探検」にしてみました。 オー・バンドからウェイクマンに行ってしまうなんて誰も予想してなかっただろうな。 英国王立音楽院中退のウェイクマンは、この年の初めにイエスを脱退。 ロンドン・シンフォニー・オーケストラとの共演となったこのライブは74年1月18日金曜日、ロンドンにあるロイヤル・フェスティヴァル・ホールにて行なわれたもの。 シンガーはゲイリー・ピックフォード・ホプキンスとアシュレイ・ホルトの2人で、2人とも大好きな歌い手さんだからウヒョヒョです。 ピックスは前回出したばっかりだし、アシュレイは最初の頃ウォーホースで登場させてます。 この2人は以降専属とも言える存在となり、これより後のウェイクマンのアルバムにちょくちょく顔を出すことに。 ジュール・ヴェルヌの小説(恥ずかしながらちゃんと読んだのは大人になってからです。。。)をモチーフに選んだ本作は、オーケストラと合唱隊を導入。 これによって下手すると弾きまくりすぎでうっとおしい鍵盤が上手くセーブできてます。 元々クラシック畑出身なウェイクマンだから、オーケストラとの共演は相性がいいよね。 基本インストで歌パートはさほど登場しませんが、ピックスは柔、アシュレイは豪という感じですねえ。 2曲目真ん中へんで登場する2人のハモリは最高です。 ナレーションもはまってるね~。 このデイヴィッド・ヘミングスって人、結構有名な監督兼俳優っぽいです。 73年にベルリン映画祭で最優秀監督賞を受賞してますね。 そんな大物からよく出演許可もらえたなあ…。 相当にモーグがびよよんだった前作「ヘンリー8世」ほどのインパクトはなかったけど、劇的で大仰なサウンド・アプローチはやっぱりウェイクマンでしかないわ。 女声コーラスも神秘的で美しいし。 ラストの中盤で“山の魔王の宮殿で”を登場させるなど遊び心も忘れていません。 こんなところにすっかりオヤジ化したマイク・イーガンを除くメンバー5人が写った写真がありましたよ。 今でも仲良しなんだね。
2007年06月27日
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A Smile Is Diamond (Pickford/Anders)Feel Alright (Pickford/Anders)Lucia Loser (Pickford)Don’t Cha Wanna (Pickford/Anders)Money Talk (Pickford/Anders)Still Burning (Pickford/Anders)Paradise Blue (Bannister)Long Long Way (Bannister)Within Reach (Pickford/Anders)A Smile Is Diamond single versionCoasting single B sideLove Ain’t A Keeper single B side Pixlead-vo, gCraig Andersvo, e-slide, pedal steel-gJeff Bannistervo, p, fender Rhodes organ, synMark AndersbDerek Ballardds, perproduced by Doug Bennett + O 120番まで5枚ほど人脈無視のチョイスをしてきました。 そろそろ英国方面に戻ります。 私のCDラックは左上から右下に向かってABC順に並んでいます。 記念すべき再スタートということで、それの先頭に鎮座しているこちらのOという名のバンドを取り上げることにしました。 いやそれよりもさ。 正しいバンド名は結局どれなのよ? 私が買った西ドイツの鶏レーベルではア・バンド・コールド・オーだけど、「英国ロックの深い森」ではオー・バンドになってる。 ぐぐってみればどっちも出てくる始末で…。 加えて頭文字「A」のバンドとして紹介するのも何か変な気がしてきた。 まーいいや。 今更変えるのも面倒くさいんでAのまんまでいいや。 かなり長いこと売れ残っていて、お店に行くたびに「どうしようかなー買ってみようかなーでもジャケがなー」となかなか手を出せずにいました。 そのうちお店の人も見切りを付けたのか、720円にまで値下がり。 よっしゃ買おう!この値段なら多少疑問符でもいいし!と買ったのでした。 だがいい意味で期待を裏切られたね。 まずピックス(ゲイリー・ピックフォード・ホプキンスって名前でも売名してます)の歌声がモロ好み。 甘くてわずかに舌足らず、少々ハスキーな箇所もあって。 結構かわいい声してるんですよ。天然アイドル系っていうかね。 んでジェフ・バニスターが弾くピアノが最高! メロディ楽器と打楽器、両方とも入っていて高音部を奏でるとちょっぴり切ないんだ。 チャッチャと軽快なリズムギターや何やら官能的なスライドも素敵。 ギター担当がスライドとペダルスティールだけ弾くってのもユニークだよね。 リズム隊は暴走しすぎることなくしっかと底辺支えてます。 よーく聴くとシンバルの使い方がニクイな。 楽曲もよく練られていて、クオリティの高いハード・ポップがずらり勢ぞろいですよ皆さん。 目に見えて叙情的ってわけではないんだけど、どこか切なげなんです。 その一方でリゾートっぽい感じのゆったりとした陽気な曲も入っていて、このピックスって人はかなりすごいライターに違いない。 1曲目は曲名こそこっぱずかしいけど名曲中の名曲だと思うなあ。 あまりに名曲揃いで興奮してしまった私は、買ったその日からしばらくこればっか繰り返し聴いてました。 そしてジェフが参加しているほかのバンドが気になったり、ピックスが歌っているアルバムを探したり。 10からの3曲はボーナス。 “ア・スマイル・イズ・ダイアモンド”はやっぱいいわー。 このバンド、曲はいいし演奏力だってそれなりにあると思うんだけど、知名度は高くないよね。 いったい何が敗因だろう? プロモーション失敗?
2007年06月26日
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A.D. 1928 (Dennis De Young)Rockin’ The Paradise (Dennis De Young/James Young/Tommy Shaw)Too Much Time On My Hands (Tommy Shaw)Nothing Ever Goes As Planned (Dennis De Young)The Best Of Times (Dennis De Young)Lonely People (Dennis De Young)She Cares (Tommy Shaw)Snowblind (James Young/Dennis De Young)Half Penny, Two Penny (James Young/Ray Brandle)A.D. 1958 (Dennis De Young)State Street Sadie (Dennis De Young) Dennis De Youngvo, keyTommy Shawvo, gJames Youngvo, gChuck Panozzob, b-pedalsJohn Panozzods, perSteve Eisensax solosJohn Haynor, Mark Ohlsen, Bill Simpson, Mike Halpin, Dan BarberHangalator Horn Sectionproduced and arranged by Styx これね、レコードで持っていてそれこそお風呂の中でも聴くほど大好きだったんだけど、うっかり傷付けちゃったんでCDを探したんです。 そしたらラッキーなことに国立のディスクユニオンで400円で買えました♪ アメリカン・プログレ・ハードとか産業ロックとかのフィールドで語られることが多いスティクスは1970年にシカゴにて結成され、こちらの「パラダイス・シアター」は10作目。 音楽的にもチャート的にも充実したものとなりました。 3週1位、トップ40には35週間居座り続け、年間チャートでも6位を記録しています。 (ちなみにその年の1位はREOスピードワゴンの「禁じられた夜」) デニス・デ・ヤング、トミー・ショウ、ジェームス“JY”ヤングと卓越したライターを揃え、少々ドラマティカルでポップなデニス、叙情的ハード・ロックなトミー、そして完全にハード・ロックなJYとタイプの違う3人が見事にまとまっているのはさすが。 ホーンも積極的に取り入れ、1958年に閉鎖された実在の劇場をテーマにストーリー性のあるロックを作り上げています。 もしもロック・オペレッタという名称があるならスティクスのこのアルバムに付けたいね。 9位まで上がった3とギターのカッティングがかっこよろしい9がとくに好きかな。 とくに9はハードな曲調から一転して終盤に登場するピアノが詩的でもんのすごく清らかなんですよ。 歌っているJYが清らかとは程遠い顔をしているもんだからギャップが素敵です。 メンバーの脱退や死去など苦労を乗り越えつつ、現在も細々と活動している様子。 でもデニス(この人結構甘くて若い声)はいないっぽいね。 ところでトミーは年齢を重ねるにつれ高音を出しまくるようになってる気がする。公式サイト
2007年06月25日
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Don’t You Know What Love Is 愛は謎のストーリーWhen The Spirit Moves You 朱いスピリットLove, Don’t Fail Me ドンド・フェイル・ミーBlack StarThere’s A Light 遙かなる炎Take It BackSo HighLast Chance For Love ラスト・チャンスYes (You Need To Rock N’ Roll) イエスListen (Can You Feel It) リッスンFeels Like Loveall songs written by Mark Mangoldexcept track 9 Mark Mangold and Doug Howard Craig Brooksvo, g, backing-voDoug Howardvo, b, backing-voMark Mangoldvo, key, backing-voGlenn Kithcartds, percover photo Robert Lewis タッチです。 あだち充の青春野球漫画ではありませんよ。 70年代にアメリカン・ティアーズで3枚のアルバムを作ったマーク・マンゴールドを中心とするグループで、同じバンドにいたクレイグ・ブルックスとグレン・キッカートにダグ・ハワードを加えた4人でこちらの快作を作りました。 なおアメリカン・ティアーズは1ミリも聴いたことないです。 今さっき知ったことをさも前から知っているかのように書くのは私の特徴の1つです。 リードで歌えるメンバーが3人いることからも、瑞々しいコーラス・ワークが魅力の1つとなっています。 部分的にはアカペラも披露しているしね。 伸びやかな高音域を中心に、さらに高音のバッキングを重ねてます。 この時代に数多く登場したボストンだとかモーニングスターだとか、まあそっち系のアメリカン・プログレ・ハードな音なんだけど、タッチはもうちょっとパワー・ポップというか産業度が高いというか。 一般的に言われているそれらのサウンドよりは幾分ソフトな印象です。 ギターこそ弾き倒している曲はあるけど思いっきりハードってのでもないし。 リーダーのマークが弾く鍵盤が実にキラキラ☆していて爽やかな歌声とまっすぐなギターとのマッチングがよろしいのだ。 3人の声の区別は付かないけども、みんななかなかに良い喉を持ってます。 ああだけど。 ケバいお姉ちゃんが伝票入れみたいなやつで遊んでるこのジャケも恥ずかしいなあ。 普通の価格は付けてもらえないだろうと思ったら予想的中、400円で買ってました。
2007年06月24日
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Too Hot To HandleSister SisterTimes Are Changin’It’s So EasyRob The CradleSqueeze Box (Pete Townsend)Talk Of The TownRock A Bye BabyLuv On MeNobody KnowsLove’s Got A Hold On MeMain Attraction6以外はRoxy Blue作 Todd Poolevo, a-g, backing-voSid “Boogie” Fletchere-g, a-g, backing-voJosh Weilb, backing-voScotty Tds, per, backing-voproduced by Mike Clinkcover illustration Rowenaphotography Robert John 素肌に革! ストレッチ素材のジーンズ! ふくらませた長髪! 指先が露出している手袋! そしてそして、開脚ジャンプ! この思いっきり昭和を感じる恥ずかしいジャケを見た瞬間、うわーダメかもこいつらって思いました。 普通の感覚だったら買う気起こさないですよ。 これを買ったお店のマスターも私と同じように感じたらしく、100円っていうものすごい価格が付けられていました。 全然知らないバンドだし、300円だったら買ってなかったと思います。 ロキシー・ブルーはギタリストとベーシストを中心にした誕生した4人組。 89年からメンフィス周辺で活動を開始し、本作は92年のデビュー作。 …てっきり80年代組かと思ったら90年代でしたか! だけど聴いて驚きました。 まじまじとは見たくないジャケとは裏腹に、中身は思いがけずしっかりしてるんです。 一本調子な気がしなくもないけどクオリティは低くないし、ガッツ溢れるアメリカン・ハード・ロックが好きなら聴いてみるのも悪くないんじゃないかな。 元気なロッケンロールもあれば爽やかなバラードも入ってます。 シンガーのかすれっぽい声がボン・ジョヴィみたいだなあと思ってたら、曲調までどことなく似てる…。 勢いのある元気なコーラスがくっつくとこも似てますなあ。 その後どうなったのかまったく知らないけど、もうちょっとジャケをなんとかしていれば…。 ライナーではかの伊藤政則大先生が「凄い新人バンド」と書いておられるのにねえ。 ぐぐってみたら予想通りこれ1枚のみで消え去ったようです。
2007年06月23日
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Lady Red Light (Kendall/Russell/Niven/Lardie)Gonna Getcha (Kendall/Niven/Lardie)Rock Me (Kendall/Russell/Niven/Lardie)All Over Now (Kendall/Niven/Lardie)Mistreater (Kendall/Russell/Niven/Lardie)Never Change Heart (Kendall/Russell/Niven)Fast Road (Kendall/Russell/Niven/Black/Desbrow/Lardie)On The Edge (Kendall/Russell/Niven)Save Your Love (Russell/Williams) Jack RussellvoMark KendallgLorne BlackbAudie DesbrowdsMichael Lardiekeyproduced by Niven, Lardie & Kendall グレイト・ホワイトって今どういう認識されてんだろう。 数年前にはライブ会場で火災発生して100人以上の観客やバンドのギタリストが亡くなるっていう事故が起こってるから、悲劇なバンドって思われたりもしてるのかな。 いや一般人にとっては「グレイト・ホワイトって誰?」状態だろうけど… それにしても投げ売りされやすいバンドです。 シャンプーやマライア・キャリーみたいに中古屋の常連=知名度が高い=たくさんの人が買っている=それだけ売り飛ばす人も多い、の図式が当てはまるとも思えないしなあ。 私もこの初期のアルバムはよほどのボンビー状態でなければ気軽にぽんと払える金額で買ったよ。しかも足元ダンボールから発掘です。 考えてみればそのスタンスも曖昧で、LAメタルのカテゴリーに入ってることも多い。 それに対して疑問を感じた私は周囲のメタラーに聞いて回ったけど明確な答えはいまだ出てないし。 でもあんまLAメタルって感じのサウンドじゃないんだよな…。 80年代のロサンゼルス出身のハードめバンドはみんなLAメタルになってしまうのか!? そんなLAメタルの代表格ともされているモトリー・クルーのヴィンス・ニールよりもずっといい声で、カバーアルバムまで出すほど敬愛しているロバート・プラントより一万倍は歌唱力があり、レミーと同じくらいお姉ちゃんが大好きなジャック・ラッセルは声に惚れること必至の名シンガー。 声質はルー・グラム+クラウス・マイネ÷2といった感触で少々くぐもり気味な部分もあります。 曲調は何の気負いもいらないハード・ロック。 ルー・グラムがシンガーを務めていたフォリナーからの影響も強そうです。 まあそれくらい美旋律で聴きやすいストレートなハード・ロックってことだね。公式サイトどうやら今年25周年らしい。息が長いね!
2007年06月23日
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Death Tone (R Friedman/J DeMaio)Metal Daze (J DeMaio)Fast Taker (R Friedman/J DeMaio)Shell Shock (R Friedman/J DeMaio)Manowar (R Friedman/J DeMaio)Dark Avenger (R Friedman/J DeMaio)William’s Tale (Rossini)Battle Hymn (R Friedman/J DeMaio)words and music by Manowar Eric AdamsvoRoss The Bossg, keyJoey DeMaiob, b-pedalsDonnie Hamzikds, perOrson Wellesnarration (6)produced for Manowar by Ross The Boss & Joey DeMaio 前回出したラビットから適当な行き場がなくなりました。 いい機会なので英国ロック中心人脈図には登場しにくいバンドをいくつか取り上げることに。 で、暑い時には熱い音楽を聴いてさらに不愉快に…じゃなかった、いい汗かきましょう! ってことでいわゆるヘヴィ・メタルと呼ばれる方々を出してみます。 さてマノウォーです。 「偽りのメタルに死を!」との謳い文句、鍛え上げられ(過ぎ)たマッチョな肉体、加えてジョーイ・ディマイオ閣下の発言は抱腹絶倒多々と来れば(ウケ狙いじゃなくて本人はいたって真面目だから余計に可笑しい)、お笑いバンドと思われても仕方がないのです。 見る人によってはハーレーにまたがるムキムキマン4人をかっこいい!と思うかもしれませんけどね! キャラが濃いもんだから、マノウォーは存在を知ってから音を聴くまでが長かった。 この1作目は抵抗なくレジに持っていけたけどジャケが恥ずかしいアルバムも多数だしねえ。 でもね、実際に聴いてみたらこれが良いのなんのって。 予想をはるかに超えて徹頭徹尾正統派ヘヴィ・メタルです。 メロディは何も難しいことはやっていなくわかりやすいもので、しかし単調ではなくストレートで男気溢れてます。 もうね、素直にかっこいいなーこいつらって思えるんだよ。 メロディアスな部分もたくさんあって、デビュー作にしてはかなりクオリティは高いんじゃないかな。 閣下が偽メタルを忌み嫌っている理由がわかるってもんです。 エリック・アダムスはよく高音スクリームしてますが、サウンドにマッチしているようで違和感はほぼなし。 中音部を聴けば声質そのものはまったくフツーってことがわかります。 ぎゃーぎゃーわめき型ではないし、デス声でもない。 なんとなく、すんごい綺麗な声も出せそうな気がします。 6ではオーソン・ウェルズがナレーションやってます。 このおっさん少し前までは雑誌の英語教材の広告に必ず登場してたけど、今はどうなんだろうね? 続く7ではロッシーニの“ウィリアム・テル”をアレンジ。 しかも2分間のベース・ソロだぞ! ラストではキャラに似合わずロマンチックに歌い上げていて(中盤過ぎに少しだけ)、やってることは多彩です。公式サイト
2007年06月21日
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Love Is An AnimalLet’s Make WarDancin’ ShoeGrown UpsJust Be FriendlyShuffle DownGit Off D’BeatMidnight LoverIn Your LifeBetter Be ReddyTalking In The DarkSome Old StoryYou Promised You’d Be My LoverRun For CoverTheme For Eon (Desolate) bonus trackall lyrics written by Rabbit except ‘Love Is An Animal’ co-written with Cecil Rankinall music produced, performed, arranged, programmed, written and engineered by John Rabbit Bundrick Rabbitvo, key, backing-voGeoff Webb, Geoff Whitehorngcover artwork by Frank McPartland ポール・コゾフのソロを出したら次はもちろんフリー! なんて当たり前すぎる流れをこの私がチョイスするわけないでしょーが。 オカマバーの経営者呼ばわりしてしまったんで今回の主役はジョン“ラビット”バンドリックです。 でさ、これさ、5年前の8月に隣町福生のブックオフで250円で購入してるんだよね。 英国音楽界では引っ張りだこの名鍵盤奏者ラビットがこんなところに! しかも250円で! と軽く浮かれつつ買ったんだけど、確かにこの色気も何もないジャケは捨て値付けられても仕方がないなあ。 おまけにご本人は立派な胴回りが真夏にはやや厳しい立派な中年オヤジになってるし。 聴いてみてさらに納得。 チープだ… 2人のジェフにギターを弾いてもらっている以外は全部ラビット自身が作ってると思われます。 今の鍵盤業界は優秀だから、どんな音色でも作れるだろうしね。 ドラムも明らかに打ち込みってわかるものだし。 そして気になるラビットの歌声はというと… 遅れてきたニューウェーブ! これだね。 歌声は軽くウフッでネチッだし(想像できますか?あのラビットがウフネチですよ)、大仰な弦楽部隊とか妙に張り切ったラッパ隊とかね。 そういや初めて聴いた時は、デヴィッド・ボウイの「アースリング」を聴いた時と同じ心境になったんだっけなあ。 そんな「メカに頼って作りました♪」なところへエモエモなギターが流れてくるのです。 基本人工的な作風なだけにギターにはすんごい人間味を感じます。 だが曲がつまんないってことはそんなにないから、ラビットは鍵盤のみに専念してちゃんとしたシンガーに歌ってもらえばせめて650円は付けてもらえたと思うよ。 ってなんかすごく失礼なこと書いてるな、私。 あーでも1時間ずっとこれを聴き続けるのはそれなりの気力体力集中力が必要かも。 なんたってウフネチだから。 どうでもいい豆知識を1つ。 ラビットのミドルネームはダグラスです。 あああああのう! 衝撃の事実が明らかになりました! なんとテキサス生まれだった… 出身国、アメリカに変えないと…
2007年06月20日
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Tuesday Morning (Paul Kossoff)I’m Ready (Jess Roden/Jean Roussel)Time Away (Paul Kossoff/John Martyn)Molten Gold (Kossoff)Back Street Crawler (Don’t Need You No More) (Kossoff) Paul KossoffgJess Roden, Paul RodgersvoJohn MartyngTrevor Burton, Alan Spenner, Tetsu Yamauchi, Andy Fraser, Clive ChamanbAlan White, Simon Kirke, Conrad IsidoredsJean RousselkeyRabbitkey, organ, chimes, pproduced by Paul Kossoff, Bob Potter, Diga, Jean Rousselcover design by Visualeyes イエスからどこへ飛ぼうかといろいろ探していたら、意外な人にぶち当たったよ。 フリーのギタリストだったポール・コゾフのソロ1作目「バック・ストリート・クローラー」には多くの著名ゲストが参加。 フリー時代の同僚の他、ジェス・ローデンにジョン・マーティンやアラン・スペナー、山内テツ、ラビット… そしてイエスとの橋渡し役となったアラン・ホワイトも。 トップに鎮座するのは17分超のインスト“チューズデイ・モーニング”。 コゾフの重くブルージーなギターが冴え渡っていてすんごいかっこいい! ラビットが弾く鍵盤もギターに負けないほど魅力的で、各方面に引っ張りだこな理由がわかる気がします。 おっさんになってからのソロ作に写っているポートレートはオカマバーの経営者みたいだったけど、ラビットは戯言レビューでも多々登場しています。 コゾフは1950年生まれだからこの時まだ20代前半。 そんな若くしてどうしてこんなにかっこいい曲がかけるんだ!? そしてこの円熟しきったギターはなんなんだ!? と聴くたびに驚きっぱなしだよ。 彼のギターは力強くて骨っぽいんだけど、どこか官能的なトーンもあるんだよね。 悩ましげでちょっとセクシーな印象も受けるんだ。 2で歌うのはローデン。パワフルでソウルフルな喉を披露してくれています。 あと4はリードがロジャース、バッキングがローデン。 2人とも歌が上手い人だからコゾフがギターを弾きまくろうとも存在感はかなりのもの。 しかしそこはギタリストのソロですから、主役となるのは当然ギター。 インストが中心のギタリストのソロってギターを弾かない者にとっては面白くもなんともない自己満足の世界になってしまうこともあるんだけど、本作は違います。 飽きるなんてとんでもない、素敵な音色…なんて男前なギター…とうっとりすること必至ですよ! 天才は長くは生きられない運命にあったようで、この3年後、飛行機の中で永遠に覚めることのない眠りに入ってしまいました。
2007年06月19日
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The Gates Of DeliriumSound ChaserTo Be Overall the music was written and arranged by Yes Jon AndersonSteve HoweChris SquireAlan WhitePatrick Morazproduced by Yes and Eddie Offordcover designed and drawn by Roger Dean メインホースからの選択肢はイエスの「リレイヤー」しかなかった。 パトリック・モラツがイエスに加入していなかったら行き止まりになるところだったが、イエスのような高知名度のバンドを出すと軽く悔しい気持ちになる私。 マニアックなチョイスが続けば逆に嬉しくなるのだから、つくづくひねくれ者だ。 脱退したリック・ウェイクマン(某掲示板ではゴリラ=ウェイクマンである)に代わり、スイス出身でメインホースというヘヴィでジャジーでクラシカルなプログレッシブ・バンドにいたことがあるモラツがキーボードを担当。 他のメンバーは創立時からいるジョン・アンダーソンとクリス・スクワイアに、モラツより数年前に加入しているスティーヴ・ハウとアラン・ホワイト。 アランはビル・ブラッフォードに続くドラマーで、72年7月の加入。 ブラッフォードの行き先はもちろん、キング・クリムゾンだ。 スタジオ盤としては通算7作目になる。 A面1曲、B面2曲という構成は5作目「危機」と同じ構成。 ロジャー・ディーンがジャケットワークを担当しているのも一緒だが、こちらはなんとなく水墨画のような、東洋っぽい神秘が表現されている気もする。 ライブでのMC声も甲高かったアンダーソンの歌は相変わらずポエマーでドリーマー。 演奏にも重きを置いているバンドだから登場してこない時間も短くはないし、本人は自分の声をそんなに気に入ってはいないようだが彼の歌声はやっぱり、イエスを象徴している。 様々な点で個性が強かったウェイクマンの抜けた穴を見事に埋めているモラツは、祖国のジャズ・ピアニスト・コンクールで優勝したこともある実力派。 そのテクニックは確かなもので、ウェイクマンがあそこまで派手な存在じゃなかったらもっと有名になっていたかもしれない。 イエスというのは演奏力、とりわけアンサンブルの確かさには定評がある。 めまぐるしく展開していくが、そこに“混乱”や“ヤケクソ”はない。 一音一音の長さ、どこまでソロを取れば一番効果的か、エンディングのサステインの有無…すべて計算しつくしているかのような構築美があるのだ。 モラツのカラーが打ち出された2はホワイトの忙しいドラミングも楽しい、緊張感みなぎる人気の高い佳曲。 個人的にもこの曲はかなりのお気に入りである。 しかしハウのギターはどうしてもダイナミック演歌になってしまうのだった。 ところで。 インナーにメンバーフォトが載っているのだが、撮影者の名前がメインホースのベーシストと同じ。 同姓同名? それとも同名異人?公式サイト
2007年06月17日
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Introduction (Moraz/Lockett/Graham)Passing Years (Moraz/Dave Kubinec)Such A Beautiful Day (Moraz/Lockett)Pale Sky (Pistori/Dave Kubinec)Basia (Moraz/Lockett)More Teavicar (Moraz)God (Moraz/Lockett) Peter Lockettlead-g, violin, voJean Pistorib, cello, voBryson Grahamds, perPatrick Morazorgan, e-p, glockenspiel, klaviosynthesiser, voart direction/illustration Keith Davis, Grahame Berney どんなんだったかすっかり忘れちゃってるメインホース。 いつどこで買ったか記録がないので、買い物帳を付け始める99年秋以前に買ったものと思われます。 ライナーを読んでみたら、68年にスイスで結成されてました。 てっきりパトリック・モラツが渡英して現地ミュージシャンと結成したものだとばかり…(ちゃんと読もうよ) そんでですね。もう本当にン年ぶりに聴いてみたらばね。 1曲目からいきなりこれかい! うすぎたねーオルガンが待ったなしです。 波状攻撃のようにあとからどんどんやって来るゆがんだ鍵盤、ギター/ベース/ドラムも調子こいて援軍。 “イントロダクション”とかかわいいタイトル付けといて、5分もありますよ! 次でようやく落ち着けたと思ったら3曲目はまたしても激しい。 今後はギターが暴れてますね。 ドラムは突っ走ってるし、ベースはゴリってるしでこのバンドかなりの漢とみた。 まったくねえ。 ジャケの背景は千代紙みたいな上品で柔らかな印象なのにねえ。 ドラマー以外は全員歌ってますが、当然どの声が誰のものなのかはわかってません。 リードは中音域で、ハーモニーは高音域で付けていることが多いかな。 暴れまわってるばかりではなく、思わず悲劇のヒロイン気取りになってしまいそうな涙節バラードもやってます。 4なんかはむせび泣くギターとか哀愁にじみ出てるメロディラインなんかが相当に泣きまくってるんだけど、どうやら彼らはやんちゃ盛りのようで油断してるとすぐ暴れだします。 でも4の泣きパートの歌メロ、ムーディ・ブルースの“サテンの夜”っぽいなあ。 ちなみにモラツは80年代にムーディ・ブルースに加入してますが、彼が参加してるアルバムは持ってません! でもそこは音楽家ですから、どういう構成にすればリスナーのハートをつかめるかをちゃんと理解してますね。 暴れてばかりで落ち着きがないわけではないのです。 そう、突っ走ってるけどブレーキはちゃんとかけられる。速度調整だって思いのまま。 メインホースってジャズも入ってるクラシカルなプログレッシブ・ロックになるのかな。
2007年06月16日
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ミクシィで知り合った「あおつきさん」主催のイベントがあります。以下は告知文の転載です。*****「アシッドミュージックに浸る夕べ」 ゴールデン街にある、ちょっと妖しいお店で 音楽を聴きながら、飲みながらあれこれ語るイベント。 酩酊しつつ、トリップしつつ、話に花を咲かせましょう ただ音楽を堪能したいという方も大歓迎です 日時: 2007年6月16日(土) 21:00~ (僕は朝までいます) 場所: 「NIGHTINGALES」 新宿区歌舞伎町ゴールデン街メイン通りパーキング前 2F ナマステ隣 *場所がわからないという方は、会場のお店まで案内するので ご一報下さい。 連絡先: 参加者の方には、追って連絡いたします 会費: ワンドリンク付き2000円 追加で飲まれる方はプラス実費でお願いします。 軽いおつまみは出ますが、食事は一切でませんので 食事をしてからの参加が望ましいです。 かける曲: アシッドミュージックと称して、様々なジャンルの 音楽をかけます。トランス、サイケ、ロック、フォーク アンビエントなどなど……。古いものから新しいものまで 余す所なく堪能できるような選曲です*****あおつきさんは音楽にとても造詣が深い方。その若さでそれだけの知識をどこでどうやって!?と驚くこと必至です。冬にも同じ飲み屋さんで開催されたんだけど(その時はフォークとプログレな選曲)、あとからあとからマニアックなバンドが出てくる。ゴールデン街と聞いて身構える人もいるかもしれないけど、全然怖い場所じゃないです。私は上記の2月イベントでゴールデン街に初めて行きましたが、怖いお兄さんや酔っ払いのおっさんがうろついている場所というイメージは吹っ飛びました。真面目そうなサラリーマンや清潔感のあるお姉さん、陽気そうな若者達がいっぱい。またお店には何時に行っても大丈夫。前回もだいぶ遅い時間になってから来る人もいたし、たとえ1人でも酒が回ってるから人懐っこい人ばかり、お店で働いてるお姉さんがいろいろ話しかけてくれます。(今もいるのかはわかりませんが。。。)残念ながら私は急用のため行けなくなっちゃいましたが、普段なかなか聴く機会のない音楽を聴けるこういうイベントは行って損なし!興味の幅が確実に広がります。参加表明しなくても飛び入りでも歓迎だそうです。行ってみたいという方はとりあえずコメントなりメールなりをください。私からあおつきさんに伝言します。音楽は大好きだけど周りに語り合える人がいなくて・・・と嘆いてるあなた、行くしかないですよ!私も前回参加してよりいっそう音楽を聴くのが楽しくなりました♪
2007年06月14日
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Papillon (Patrick Moraz)Someday (Patrick Moraz/Lee Jackson)Grand Canyon (Patrick Moraz/Lee Jackson/Refugee)Ritt Mickley (Patrick Moraz)Credo (Patrick Moraz/Lee Jackson/Refugee) Lee Jacksonvo, b, e-cello, g, 12 string a-gBrian Davisonds, timpani, gong, Tibetan temple bells, African-ds, kabassa, broken glassPatrick Morazorgan, mini moog, AKS-syn, p, clavinet, pipe organ, mellotron, marimbaphone, alpine horn, e-slinky, e-p, occasional-voproduced by John Burns & Refugeephotography Roger Stowellsleeve design Fabio Nicoli Associates クリス・スクワイア親分のソロを出したら次は当然イエスを登場…させるわけないだろっ! 皆さんよくご存知のように、私はひねくれ者なのでそんなわかりやすい展開は望みません。 まあ今回紹介するバンドにもイエスメンはいるんだけどね。 スイス出身の実力派鍵盤奏者パトリック・モラツ、元ナイスのリー・ジャクソンとブライアン・デイヴィソンの3人からなるレフュジーの唯一作。 編成からすると“ナイス続編”って感じもするけど、ナイスよりも芝居がかった、または知的な雰囲気を醸し出してます。 時代柄ビート・ポップの影響も聴き取れたナイスに比べ、レフュジーからはその要素は感じ取れなかったしね。 そう思うのは私だけかも知れないが、キース・エマーソンよりモラツの方が頭は良さそうです… 「key」とひとまとめにすりゃいいじゃないかと言いたくなってくるほど様々な鍵盤類を弾きまくっていて、その音色は色彩豊か。 高音部を多用したチキチキ・ドラムと気取りのない歌声との相性はベリーグー。 1曲の中で明らかに違う種類の鍵盤が鳴っていて、多重録音じゃないとしたらまさにあれだ。オクトパスだ。 (ジェントル・ジャイアントとコージー・パウエルがそんなタイトルのアルバムを作っていたよね) なんか、久しぶりに充実したキーボード・トリオの演奏に触れた気がする…。 ラストの“クリードウ”は泣き泣きの美旋律→迫力の盛り上がりの流れが最高! 民謡バカになってしまった現在、レフュジーに限らずプログレもんってそんなに多くは聴いてないんだけど、やっぱクオリティ高いや。 5曲中15分を越えるものが2曲、残りも全部5分台。 歌入りもあるがインスト・バンドとしての印象が強いです。 この後モラツはイエスの3代目鍵盤奏者としてリック・ウェイクマンの後釜に納まることに。
2007年06月10日
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Hold Out Your HandYou by My SideSilently FallingLucky SevenSafe (Canon Song)written, arrange & produce : Chris Squire Chris Squirevo, bPatrick Morazorgan, b-synBarry Rosepipe organAndrew Pryce Jackmana-p, e-pBill Brufordds, perMel CollinssaxJimmy HastingsfluteJulian Gaillardstrings leaderJohn Wilbrahambrass leaderJim Buckhorn leaderAdrian Brettwoodwind leaderDavid Snellharpist leadercover design & photo Laurence Bernes となれば次はデイヴ・ギルモアかニック・メイスンのソロかなと思ったあなた、甘いです。 半端なリスナーな私は両者のソロは持ってません! よってまたしてもメル・コリンズを利用しちゃいました。 メルがゲストでサックスを吹いているアルバムです。 今じゃすっかり胡麻塩頭となり、おなかも立派になったクリス・スクワイア親分(推定身長約190センチ)。 数年前にイエスとして来日した際に間近で見るチャンスに恵まれましたが、親分とリック・ウェイクマンの2人は本気で巨人でした。 一緒に行った弟も「…でかっ!」と呟いてましたよ。 75年といえば本家の方はパトリック・モラーツを3代目鍵盤奏者に据えて制作した「リレイヤー」を出した翌年で、親分にとっては初のソロがリリースされた年でもあります。 そのモラーツも協力した本作は、イエスの分流としか言いようがないほどにイエスらしさが色濃いもの。 多重録音されたボーカル部分はジョン・アンダーソンに質感が似ていて、そうか親分はベース以外にコーラスでも大活躍だったんだなあと。 声の重ね方や強弱のつけ方なんてまんまイエス。 歌唱力もなくはなく、悪声でもないしそれこそイエスの多重声部分を切り取ってきたみたい。 メルによるサックスやキャラヴァンのパイ・ヘイスティングスの兄上ジミー・ヘイスティングスによるフルート、はたまた本物の管弦楽隊も惜しげなく使ってます。 こてこてじゃないけどクラシカル/シンフォニック・ロック入ってるね。 鍵盤が汚いんだかきれいなんだか聴く人によって分かれそうな音色でぐいぐい引っ張ります。 バッテリーを組むのはイエスの創立ドラマーであるビル・ブラッフォード。 気心の知れた仲間達に囲まれて、ギターレスとは言われなきゃわからないくらいに親分はズガン!ズガン!と弾きまくりです。
2007年06月09日
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Mediterranean C (R Wright)Against The Odds (R Wright/J Wright)Cat Cruise (R Wright)Summer Elegy (R Wright)Waves (R Wright)Holiday (R Wright)Mad Yannis Dance (R Wright)Drop In From The Top (R Wright)Pink’s Song (R Wright)Funky Deux (R Wright)all compositions written by Richard Wrightwords for “Against The Odds” by Juliette Wright Richard Wrightvo, key, oberheim-synSnowy WhitegLarry SteelebReg IsadoredsMel Collinssax, fluteproduced by Richard Wrightcover design and photo Hipgnosis こうなったらとことんベタベタで行ってやる。 ロジャー・ウォーターズ→ピンク・フロイド→リチャード・ライトだぞ! このひねりのなさ! どうだ参ったか! さておき。 実は私、フロイドのメンバーの中ではリチャード・ライトがお気に入りなんです。 優しそうな風貌は好みだし、「原子心母」を聴いたところ彼の作品が抜けて良かったし。 そして楽しさと切なさが同居する鍵盤! 本作は彼の初めてのソロで、この時期のフロイドは「アニマルズ」や「ザ・ウォール」なんかを作ってます。 お手伝いメンバーはスノーウィ・ホワイト、ラリー・スティール、レグ・イザドア、メル・コリンズの4人。 サックスがやたらとエモ入ってます。 もうね、魂振り絞らんばかりで。 白雪君によるギター(生とエレキ両方あり)がまたブルージーでして、無意識にうっとり顔に変身しちゃいますよ。 叙情的で儚くて内省的な美曲のオンパレードで、フロイドのソフト/ジェントル方面を担当してたのは彼なんじゃないかと思ったりもしたね。 10曲中歌入りは4曲。 歌詞は明るくはないです。 それでも同僚ウォーターズのような陰気な暗さは感じない。 静かに内面を見つめている…そんな感じ。 顔立ち同様に歌声も温厚で、楽曲のアレンジも優しげだから聴いてると落ち着きます。 静かに、しかし存在感はあるピアノがまたいいんだ~。 このしんみり感最高だわ。
2007年06月09日
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Speak To Me スピーク・トゥ・ミー (Mason)/Breathe In The Air 生命の息吹き (Waters/Gilmour/Wright/Mason)On The Run 走り回って (Waters/Gilmour)Time タイム (Waters/Mason/Gilmour/Wright)The Great Gig In The Sky 虚空のスキャット (Wright)Money マネー (Waters)Us And Them アス・アンド・ゼム (Waters/Wright)Any Colour You Like 望みの色を (Gilmour/Mason/Wright)Brain Damage 狂人は心に (Waters)Eclipse 狂気日食 (Waters)lyrics by Roger Watersmusic by Pink Floyd David Gilmourvo, g, VCS3Roger Watersb, vo, VCS3, tape effectsNick Masonper, tape effectsRichard Wrightkey, vo, VCS3Clare TorryvoDick PerrysaxDoris Troy, Leslie Duncan, Liza Strike, Barry St. Johnbacking-voproduced by Pink Floydsleeve design by Hipgnosis 「それ以上ややこしい選択はダメッ! もっとわかりやすいのを選んで!」 ともう1人の私が言い張るんでロジャー・ウォーターズの次は定番すぎてしゃっくりも止まる勢いのピンク・フロイドを持ってきてみました。 「狂気」は高校生の時に買ったアルバムです。 初フロイドはたしか「ザ・ウォール」だったような気がするけど、これも相当聴き込んだね。 CDだけどそれこそ擦り切れるほど。 全体が1つのテーマでまとまっているコンセプト・アルバムになっています。 1曲1曲を抜き出して聴くとバラバラなのに、通して聴くとちゃんと1つにつながる。 歌詞は理屈名人ウォーターズが担当、深くてダークです。 音楽の方は効果音を使って“聴かせる”インストもあれば、キャッチーな歌ものもあり。 中でも“タイム”でのソウルフルな女声コーラスは効いてますねえ。 この曲7分もあるんだけど、そうは感じさせないほど隙がないんだ。 続くリチャード・ライト作の“虚空のスキャット”はクレア・トリーが迫力のスキャットを披露しています。 オルガンにのせて歌うエモーショナルな歌声、姐さんかっこいいー! ところでデイヴィッド・ギルモアの弾くギターは結構エモってると思ってるんですが、どう? 歌は主にやさぐれたような声質のギルモアが担当しとります。 個人的には顔同様優しげな声のライトと性格に似合わずショボン声のウォーターズにももっと歌ってほしかったな。 んで“マネー”はレジスターの音と主張するベースが有名だね。 今でもテレビで時々使用されてるなあ。 たぶんフロイドの曲でもとくに有名なものの1つなんじゃないかと。 トータル約43分。 聴き終わるとふらふらともう一度再生ボタンを押しに立ち上がってしまう魔力を持ったアルバム。 もう何百回と聴いてるはずだけど飽きてポイ捨てしたくなる気配がありません。 今でも“アス・アンド・ゼム”の切ないメロディ大盛り上がりのサビ部分を聴くと鳥肌立っちゃうもんね。 私のような素人にはわからずとも、緻密に計算しつくされた構築美があるんだろうなあ…。 超ロングセラー・アルバムとしてギネス認定された実績にも納得です。 ところでさ。 インナーの写真を眺めてたらさ。 ウォーターズの顔とハリセンボンはるかの顔が同系統に思えて仕方ない。
2007年06月09日
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The Ballad Of Bill HubbardWhat God Wants, Part 1Perfect Sense, Part 1Perfect Sense, Part 2The Bravery Of Being Out Of RangeLate Home Tonight, Part 1Late Home Tonight, Part 2Too Much RopeWhat God Wants, Part 2What God Wants, Part 3Watching TVThree WishesIt’s A MiracleAmused To Deathwritten by Roger Waters Roger Watersvo, EMU-syn, b, syn, 12 string-g, a-gAlf Razzell (Royal Fusiliers), P.P. Arnold, Don Henley, Rita CoolidgevoJeff Beck, Steve Lukather, Geoff Whitehorn, Tim PiercegAndy Fairweather Lowe-g, a-g, backing-voB.J. Colepedal steel-gRick DiFonsolow grunting-gBruce Gaitscha-gRandy Jackson, James Johnson, John PiercebJohn Patitucciupright-b, e-bDenny Fongheiser, Jeff PorcarodsGraham Broadds, perLuis ConteperBrian MacLeodsnare, hi hatPatrick Leonardkey, Hammond, syn, p, per-programming, choir arrangement, 2nd sportscasterJohn “Rabbit” BundrickhammondSteve SidwellcornetGuo Yi & The Peking Brothersdulcimer, lute, zhen, oboe, bKatie Kissoon, Doreen Chanter, N’Dea Davenport, Natalie Jackson, Lynn Fiddmont Linsey, Jon Joyce, Stan Laurel, Jim Haasbacking-voJessica and Jordan LeonardScreaming KidsCharles FleischerTV evangelistMarv Albert (the voice of the NBA)sportscasterLondon Welsh ChoraleNational Philharmonic Orchestra Limitedproduced by Patrick Leonard and Roger Watersfront cover photography Tony Kaye エリック・クラプトンからエーメン・コーナーに移動し、ようやく明るさを取り戻したと思ったら…。 またしてもアンディ・フェアウェザー・ロウ参加作を出してみたんだけど、これまた暗いです。 ピンク・フロイドでは主に歌とベースと理屈を担当していたロジャー・ウォーターズによる92年のソロ。 「死滅遊戯」なんて邦題が付いてます。 御大の性格も合わせて考えれば予想が付くとは思いますが、内容はかなりダーク。 じわっと忍び寄る重さがあります。 私は英語が不得意なので歌詞の内容まではよくわからないのだけど、テレビの功罪を告発しているらしい。 ジャケもゴリラがテレビを覗いていて、その画面には目玉がどアップになっているという構図です。 しかしお手伝いをしているメンツがかなり豪華ですよ! 前作とのつなぎに使わせてもらったフェアウェザー・ロウがかすんでしまうほどの面々が揃ってます。 やたら多い参加者名簿を洗っていくと、ドン・ヘンリー(11での御大とのデュエットは絶品!)だのジェフ・ベックだのスティーヴ・ルカサーだの。 ラビットやB・J・コールだっているし、アメリカン・アイドルの審査員としてアメリカのお茶の間ではすっかり人気者になっているランディ・ジャクソンも何曲かでベースを弾いています。 収録時間は70分以上とかなり長め。 それでも一気に聴かせてしまうのは本物のミュージシャンだからこそだろうね。 適度にオーケストラを入れてみたり、ギター1つとってもいろんな奏法を使ってる。 11から14の流れは鬱々としていながらも非常に美しく、とりわけ13での魂で歌っているかのような歌唱には感動します。 しかしホントに暗いなあ。 元々明るい人じゃないけど、5枚目のソロ(フロイド脱退後としては4枚目)のこちらは陰気な性格が音楽にまで反映されちゃってます。 だけど聴き終わった脳には充実した疲労感が広がるタイプの良質な陰鬱さ。 間違っても朗らかとは言えない曲調に御大の軽くショボン入りの翳った歌声がよく合うんだよね。 長調の曲も結構あるのに明るくならない。それがロジャー・ウォーターズ。
2007年06月03日
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(If Paradise Is) Half As Nice (Battisti/Mogol/Fishman)Bend Me, Shape Me (Weiss/English)Hello Suzie (Wood)Sanitation (Fairweather Low)Proud Mary (Fogerty)You’re My Girl (I Don’t Want To Discuss It) (Beatty/Copper/Shelby)Things Ain’t What They Used To Be (Fairweather Low)The Weight (Robertson)(Our Love) Is In The Pocket (Clinton/Jackson/McCoy)Gin House Blues (Troy/Henderson)At Last I Found Someone To Love (King)Evil Man’s Gonna Win (Fairweather Low)Natural Sinner (Fairweather)Mr. Nonchalant (Fairweather Low)Long Chocolate Limousine (Fairweather) Andy Fairweather LowvoNeil JonesgClive TaylorbDennis ByrondsBlue WeaverorganMike Smithtenor saxAllen Jonesbaritone sax すっかりエリック・クラプトンの女房役として有名になってしまったアンディ・フェアウェザー・ロウが若い頃にやってたのがカーディフ発のこちら、エーメン・コーナー。 歌/ギター/ベース/ドラム/オルガンにサックス2本の7人編成となってます。 どの曲に誰が参加しているのか、またメンバー交代があったのかは書いてないのでとりあえず7人全員の名前を載せときました。 予備知識は高校生の頃ラジオで聴いた1のみだったんだけどね、某通販サイトですんごい安値がついてたんで買っちゃったの。 「BEND ME SHAPE ME」ってタイトルがつけられた2004年リリースの2枚組編集盤なんだけど、なんと840円! 1枚あたり420円だよ。 今日はそのうちの1枚をレビューしてみまーす。 収録されている15曲はほとんどが1969年のもの。 2と9は68年、10は67年、13は93年、15は2000年の曲となってます。 これは…女の子受けが良さそうです。 実際ライブ音源も混じっているようで、何曲かはバックに黄色い声が飛び交ってます。 高音部がちょっと危なっかしいアンディの歌声はキャピキャピしててかわいいし、曲調もシンプルでわかりやすい。 深いことは考えず楽しく歌う。時にはダンスも踊る。 「R&Bスタイル」ってなってるけどそれだけじゃないね。 アイドル路線にも絶対足突っ込んでます。 ファンは女の子が中心、男の子のファンの年齢層は10代前半からせいぜい17歳くらいまでと予想。 しかしサックスが豪快に吹き鳴らされているので単純に甘いだけのビート・ポップにはなってません。 でもやっぱかわいいなあこのバンド。 本人かっこよくシャウトを決めてるつもりでも、20歳そこそこの男の子が「ぼく一生懸命歌ってます!」って感じに聴こえちゃうんだもん。 何曲かあるカバーにはすんごい有名なのも。 CCRの5はブカブカ言うラッパが楽しいし、ザ・バンドの8もいいアレンジしてるよ。 オルガン担当のブルー・ウィーヴァーってどこかで見た名前だと思ったらあの人だ。 ストローブスにいた人だ。 管の2人はこのあとジューダス・ジャンプに行ったそうな。 聴いたことないから知らんけどね!
2007年06月03日
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My Father’s Eyes (Eric Clapton)River Of Tears (Eric Clapton/Simon Climie)Pilgrim (Eric Clapton/Simon Climie)Broken Hearted (Eric Clapton/Greg Phillinganes)One Chance (Eric Clapton/Simon Climie)Circus (Eric Clapton)Going Down Slow (St. Luis Jimmy)Fall Like Rain (Eric Clapton)Born In Time (Bob Dylan)Sick & Tired (Eric Clapton/Simon Climie)Needs His Woman (Eric Clapton)She’s Gone (Eric Clapton/Simon Climie)You Were There (Eric Clapton)Inside Me (Eric Clapton/Simon Climie)Theme From A Movie That Never Happened (Orchestral) (Eric Clapton) Eric Claptonvo, g, backing-voAndy Fairweather LowgNathan East, Pino Paladino, Dave BronzebLuis Jardimb, perSteve GadddsChris StaintonHammond organPaul Carrackhammond organ, wurlitzerJoe SamplepGreg PhillinganeskeySimon Climiekey, syn-b, backing-vo, ds-programming, key-programmingPaul Bradytin whistle, backing-voChyna, Kenny Edmonds, Tony Richbacking-voPaul Wallerds-programmingLondon Session Orchestrastringsproduced by Eric Clapton & Simon Climiealbum sleeve concept Eric Claptonillustration Yoshiyuki Sadamoto ロキシー・ミュージックの「アヴァロン」に参加していたポール・キャラックが、K1大好きっ子としても有名なエリック・クラプトンの「ピルグリム」にまで参加してるぞ! ついつい後回しにしがちな大物はこういう機会にレビューしとかねばなりませんね。 10代の頃から音楽業界にいたクラプトンが出した通算?枚目のソロ。 何枚目なのかは知りません。キャリア長い人だから数える気にもならんわ。 帯文句によれば20世紀最後の作品だそうで。 ラストの日本盤ボーナス曲(生ギター+ストリングスがすんごい美しいのだ)も含めれば80分近いです。 これ確かリアルタイムで買ったんだけど、長いなーとは思ったけど早く終わんねーかなーとプチストレスが発生するようなだらけたものではなかったのね。 静かに耳を傾けるようなそんな性格のアルバムだった。 解説文を読んでみると、かなり内省的な内容みたいです。 元々どちらかというとおとなしい性格なイメージがあるんだけども、これは相当に自分の内にこもってますね。 クリームが大好きな私は轟音ギターを弾きまくる「ギタリスト」としてのクラプトンに思い入れが深いから、こういう「歌もの」作品はそう何度も聴くものじゃありません。 それでも6なんてすごい名曲だと思うし、たまに数曲を取り出して聴く分には充分楽しめる。 余談ですがクラプトンと同じ生まれ年のわが父は、クラプトンのことを歌手として認識してます… プログラミングをいっぱい使っていて電子楽器もあちこちに登場してますが、無機質な感じはほとんどしないなあ。 それはたぶんクラプトンという人の決して明るくはない生い立ちを知っているからなのかも。 温室でぬくぬくと育ったぼんぼんが作ったとしたら、「はいはい金持ちの息子がカネの力で作ったんですね」で終わっていたと思うな。 全体的に綺麗な音色でまとめているため、たまーに出てくる汗臭そうなギターが妙に嬉しい。 そして私は民謡バカとしては見逃せない人物を発見しました。 4でポール・ブレイディがティンホイッスル&コーラスで参加してるじゃないっすか! またその筋の人が喜びそうな情報として、ジャケットをエヴァンゲリオンのデザイナーの貞元義行氏が担当しています。 聴き進めていくうちに彼のファルセットがえらいセクシーに聴こえてきましたよ。公式サイト
2007年06月03日
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More Than This (Ferry)The Space Between (Ferry)Avalon (Ferry)India (Ferry)While My Heart Is Still Beating (Ferry/MacKay)The Main Thing (Ferry)Take A Chance With Me (Ferry/Manzanera)To Turn You On (Ferry)True To Life (Ferry)Tara (Ferry/MacKay) Bryan Ferryvo, key, g-synPhil Manzanera, Neil HubbardgAlan Spenner, Neil JasonbAndy Newmark, Rick MarottadsJimmy MaelenperPaul CarrackpAndy MacKaysax, oboeKermit MoorecelloFonzi Thornton, Yanick Etiennebacking-voproduced by Rhett Davies and Roxy Musiccover by Bryan Ferry, Neil Kirk, Antony Price and Peter Saville 前回出したココモのニール・ハバードとアラン・スペナーの2人が参加してるってことでロキシー・ミュージックの最終作品「アヴァロン」を出してみましたが。 ぶっちゃけフェリーさん以外の誰が正式メンバーなのかわかりません。 コンポーザーとして名前が載っているアンディ・マッケイとフィル・マンザネラはたぶんそうだとして、あとは誰? こうなってくるともうロキシー=フェリーさんみたいな状態なんで正社員/アルバイトの太字分けはしないでおこうっと。 12年間の活動期間中はブライアン・イーノやエディ・ジョブソン、デイヴィ・オリストなど多数の有名人を輩出したロキシー。 ジャケが物語るとおり、モダンで幻想的な雰囲気をそこかしこに醸し出しつつ、洗練された都会派おされサウンドも顔を覗かせています。 エコー気味のサウンド処理と女声バックコーラス、鍵盤を多用しているためか実にムーディーです。 そのためギター・ベース・ドラムのバンドサウンドに慣れている耳を持つ人にとってはキーボードが主張しすぎでちょっと鬱陶しいかも。 30代後半のフェリーさんの歌声は高音部はセクシー、中低音部はダンディ。 彼の声が好きって人は多いんだろうなあ…。 10年ほど前に購入し1曲目と3曲目ばっかり聴いていて残りの曲の印象が薄いんだけど、今聴いてもこの2曲は名作だなあ。 だけど他の曲もムード満点、これをBGMに使えば彼女のハートは俺のもの♪ …になるかどうかはさておき、とにかく1と3は私の中では相当に高い位置にいますね。 ロマンティックな気分に浸りながら聴くためにも、フェリーさんが私生活では居間に靴下を脱ぎっぱなしにするフツーのおじさんということは忘れておくことにしよう。公式サイト 次はポール・キャラックつながりで有名ギタリストを登場させます。わかるかな?ヤードバーズにいた誰かだよ。
2007年06月02日
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A Little Bit Further Away (F. Collins)Part Time Affair (N. Hubbard)Follow (The Stars Will Bring You Home) (F. Collins)Nowhere To Go On Tuesday Night (J. Mack)Stuck In A Groove (N. Hubbard)Ain’t Never Heard The Boogie (F. Collins)All Through The Night ((Let Me Be The One) (J. Mack)Keep On Dancin’ (L. Graham/P. Richmond)Let Me Have It All (F. Collins) Dyan BirchvoPaddie McHughvoFrank Collinsvo, pTony O’Malleyvo, keyNeil HubbardgAlan SpennerbTony Beardds, perMel CollinssaxJudy LInscottperJames MackpChicago Musicians:violins: Elliott Golub, Concertmaster; Sol Bobrov, John Frigo, Adrian Gola, Joseph Golan, Marlou Johnston, Peter Labella, Phyllis McKenny, Mary Ann Mumm, Florentina Ramniceanu, Arnold Rothviolas: Martin Abrams, Roger Moulton, Janette Simmons, Carol Weisscellos: Karl Fruh, Barbara, Haffner, Susan Labellatrumpets: Bobby Lewis, Paul Howardtrombones: Frank Tesinsky, Steve Berryg: Pat Ferrerisyn: Terry Fryerper: Bob Wessbergproduced by Leo Graham and James Mackdesign John Bergphotography Trudy Schlachter メル・コリンズが参加してるからって、バンド名なら聞いたことがあるからってそんな適当な理由で買ってみたココモ。 ガイド本の説明文を読む限りじゃ自分好みの音楽ではなさそうなのに買ってしまう私は本気で英国音楽バカかもしれない。 買った当時も「やっぱこんなもんか~」と1回聴いてすぐ棚に封印しちゃってました。 数年ぶりに聴いてみたわけですが… うん。 やっぱりこれはアレだ。 ファンキーでエモってて、白人音楽っつーより黒人音楽に感触が近いわ。 とりわけ大勢で歌うとこなんてかなーりブラック入ってますよ。なんだかゴスペルっぽいですよ。 レギュラーメンバー7人のうち4人が歌うんで結構な厚みがあります。 演奏もアダルトでおしゃれ、スムージーなメロディの流れは実にAORだね。 んでメル・コリンズ、ジュディ・リンスコット、ジェームス・マックの準メンバー3人、+シカゴでの録音時に来てもらった大勢の弦楽隊&ラッパ隊、ギタリスト、シンセ奏者、パーカッショニスト。 いったいぜんたい何名が本作に参加してるのやら。 そんな中、ニール・ハバードとアラン・スペナーの2人は知ってたよ。 なぜならグリース・バンドでレギュラー張ってたから。 聴き終わりました。 結論は、クソ盤ではないが私の好む音楽ではない。以上!
2007年05月26日
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Norwegian Wood (Lennon/McCartney)Pleasures Of A Lifetime (Collins)St. Thomas (Sonny Rollins)Goodnight John Morgan (Collins)Father Of My Daughter (Collins)2 B. S. (Charles Mingus)Monday Monday (John Philips)Don’t Make Promises (Tim Hardin) Ian Jelfsg, voKirk Riddleb, gChris BurrowsdsMel Collinsflute, tenor saxKeith Bleasbyper (3,8)producer Ray Singersleeve photo & design Mark キング・クリムゾン人脈でばかり語られがちの、しかし様々なバンドに在籍歴のあるメル・コリンズ(今年で還暦)を中心とする4人組。 おそらく本作1枚きりしか出してません。 クリムゾンで聴けるメルの豪快&野蛮なサックス・ブロウは早くも開花してまして、ソニー・ロリンズやチャールズ・ミンガスの曲をカバーしつつ、ビートルズの“ノルウェーの森”やママス&パパスの“マンデー・マンデー”も披露し、多彩なバックグラウンドを垣間見せています。 一番有名な(というか知名度の差がありすぎ)メルのみに目が行きがちだけど、他の3人もそれなりにテクはあるんじゃないかな。 とりわけ4人の技巧を思う存分に堪能できる6は大好物! 印象的なランニング・ベース、手数の多いドラミング(ハイハットやスネアなど“高音系”の使い方が上手いよ)、メロディラインをなぞるギターとサックス。 ミンガスのカバーはレーベル仲間のペンタングル(というよりそこのベーシストのダニー・トンプソン)もよくやってるんで個人的には常に旬なジャズメン。 この曲のベース・リフってば最高! フルートが陽気なロリンズ作品もすごく好きで、ジャズも聴いてみたいなあと思い始めたきっかけには間違いなく本作も入ってますね。 買った当時はあまり深いところまでは聴いてない10代の小娘だったけど、ジャズ・ロックってかっこいいなーぞくぞくするなーとうっとりしてたよ。 演奏パートに比べると歌声は少々弱いけど、まあ気になりません。 フォークで有名なトランスアトランティック・レーベルから出ているのも個人的には興味深いところです。
2007年05月26日
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Never Let Go ネヴァー・レット・ゴー (Latimer)Song Within A Song 永遠の調べ (Latimer/Bardens)Lunar Sea 月の湖 (Latimer/Bardens)Skylines スカイライン (Latimer/Bardens/Ward)Ligging At Louis オマシスへの旅 (Bardens)Lady fantasy レディー・ファンタジー: Encounter 出会い (Bardens/Latimer/Ward/Ferguson)/Smiles For You 微笑 (Bardens/Latimer/Ferguson/Ward)/Lady Fantasy レディー・ファンタジー (Bardens/Latimer/Ferguson/Ward) The Great Marsh グレート・マーシュRhayader 醜い画家ラヤダーRhayader Goes To Town ラヤダー街へ行くSanctuary 聖域Fritha 少女フリーザThe Snow Goose 白雁(スノー・グース)Friendship 友情Migration 渡り鳥Rhayader Alone 孤独の画家ラヤダーFlight Of The Snow Goose 白雁(スノーグース)の飛翔Preparation プレパレーションDunkirk ダンケルクEpitaph 碑銘Fritha Alone ひとりぼっちのフリーザLa Princesse Perdue 迷子の王女さまThe Great Marsh グレート・マーシュ Andrew Latimerg, flute, voDoug Ferguson (A5, 6, B)bRichard Sinclair (A1-4)b, vo (A1, 2)Andy Ward (A5, 6, B)dsPete BardenskeyMel Collins (A1-4)sax, fluteThe London symphony orchestra (B)conducted by David Bedfordleader : John Brownproducer CAMEL/Rhett Davies/David Hitchcock (David Hitchcock) (B)sleeve design Paul Henryillustration Terry PastorA1-3 : Odeon Hammersmith London October 1977A4 : Leeds University October 1977A5, 6 : Marquee London October 1974B : Royal Albert Hall London October 1975 カンタベリー地獄から脱出するきっかけを作ってくれるのは彼しかいない! とリチャード・シンクレアをターゲットにしてみたものの、彼が正式参加しているキャメルのスタジオ盤は持ってなかったんでライブ盤出してみました。 オリジナルメンバーはほとんど異動ないけれどシンクレアとメル・コリンズの2人はあっちこっちに顔出してるから次の選盤も労せず行なえることでしょう。 さてこちら、ファンタジー/メルヘン・ロックの雄キャメルがスタジオ盤を5作品出したのちに発表された初のライブ盤。 はるか昔20歳頃に青梅線沿線の古本屋の片隅で発見しました。 通常のバンド編成でのサイドAと本物のオーケストラと共演した「スノー・グース」全曲のサイドBという構成になっています。 デビュー作収録の“ネヴァー・レット・ゴー”で幕開けでして、1曲目からいきなりサックス/ベース&ドラム/ギターの各ソロという展開で度肝抜かれます。 ここでのコリンズによるブロウは星の数ほどある彼の仕事の中でも1、2を争う白熱加減で(と全仕事の数パーセントしか聴いてないけど断言してしまう無責任)、さすがのアンドリュー・ラティマーとピーター・バーデンスの2人もかすんでしまいそう。 サイドAでいい仕事をしているのは洪水のごとく押し寄せる鍵盤。 これによって音の厚みが格段に増しています。 キャメルのリリカルなピアノが大好きな私は聴くたびにバーデンスの早すぎる死を悼んでいます。 亡くなってもう5年半近くが経過するのか… サイドAの1と2で歌っているのは5作目からダグ・ファーガソンに代わって加入したシンクレア。 10代の頃からダンディな低音が魅力だった彼の歌声はまったりとしていて、系統としてはラティマーさんと同系の安心型です。 余談ですが数年前のキャメル来日公演でラティマーさんを目撃した私は確信しました。 ああ、このおじさんはまぎれもなく天然だなと。 何もない平坦なステージ上で転びそうになる、ギターソロに入り込みすぎて次の出だしを危うくとちりそうになる、最初のフレーズ間違えてカッティングでごまかす(しかしバレバレ)、痩せすぎてて体力ないのか終盤では見るからにふらつき気味。 ラクダみたいな優しい顔をしていて白髪が増えた髪はラクダ色で、見上げるほどの長身のラティマーさんは手もグローブみたいに大きかった。 握手してもらった時に思わずお父さん!と抱きつきそうになってしまったのはここだけの秘密ですよ! 話を元に戻して。 圧巻のサイドBはいつ聴いてもパーフェクト。 初のキャメルが「スノー・グース」だったから余計に感動するのかもしれないなー。 とくに曲名のとおり空を飛んでいるような“白雁(スノー・グース)の飛翔”はお気に入り。 いたく感動した私はポール・ギャリコの小説を読み、その後またアルバムを聴いて改めて感動していたのだけど、フリーザっていったらやっぱり…ドラゴンボールのあのキャラを連想しちゃうよね? またくだらないこと書いて文章のレベルをさらに下げてしまったわ。 聴き終わった脳は心地よい疲労感と満足感、そして充実感に支配されることうけあいです。公式サイトabout usの「we are not a cigarette company!」の大書きが笑えます。
2007年05月26日
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戯言みたくフレーム組むのはめんどくさいんでこうなりました。新しいレビューは行を挿入して追加するだけだから簡単♪
2007年05月19日
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索引作ろうかなあ。それとももうしばらく書いてからにするか・・・よし。暇だったら&その気が湧いてきたら作成しよう。戯言の方のレビューも再開しまーす。
2007年05月15日
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Impotence (H Hopper/R Wyatt)Those Words They Say (B Hopper)Memories (H Hopper)Don’t Try To Change Me (H Hopper/G Flight/R Wyatt)Parchman Farm (Booker White)Almost Grown (Chuck Berry)She’s Gone (K Ayers)Slow Walkin’ Talk (B Hopper)He’s Bad For You (R Wyatt)It’s What I Feel (A Certain Kind) (H Hopper)Memories (instrumental) (H Hopper)Never Leave Me (H Hopper)Time After Time (H Hopper)Just Where I Want (H Hopper)No Game When You Lose (H Hopper)Impotence (H Hopper/R Wyatt)Why Do You Care (B Hopper) with ZobeThe Pieman Cometh (B Hopper) with ZobeSummer Spirit (B Hopper) with ZobeShe Loves To Hurt (H Hopper)The Big Show (B Hopper)Memories (H Hopper) Graham FlightvoKevin Ayersvo, backing-voRichard Sinclairvo, gPye Hastingsvo, g, 12 string-gBrian Hoppervo, g, a-g, alto sax, soprano sax, tenor sax, flute, backing-voRobert Wyattvo, ds, tambourine, per, backing-voHugh Hopperb, a-gRichard CoughlandsMike Ratledgep, organ, fluteZobe:Dave Lawrencevo, bJohn Lawrenceg, backing-voBob Gillesonds カンタベリーの源流です。 活動期間は63年から69年と長くなかったけど、ヒュー・ホッパーとブライアン・ホッパーの兄弟、ロバート・ワイアット、ケヴィン・エアーズ、マイク・ラトリッジ、パイ・ヘイスティングス、リチャード・シンクレア、リチャード・コフランなどなど重要人物を多数輩出し、またソフト・マシーン(前半の5人)とキャラヴァン(後半の3人)の母体となったという点でもスルーするわけにはいきません。 兄ホッパーが貴重な音源を保存しておいてくれたお陰で、解散から25年後にめでたくCD化されたというわけです。 これは65年から69年にかけて録音された楽曲を集めたもので、22曲の中にはブッカー・ホワイトやチャック・ベリーのカバーもあったりして彼らのルーツの一部を確認することができます。 エアーズが歌うブッカー・ホワイトはダルな雰囲気がナウいし、兄ホッパー作の8はとても白人作品とは思えないほど黒い。 でもほとんどの曲調はジャケットからイメージできるとおりです。 つまりはサイケで軽くキャピっていてどこか暗さもあるビート・ポップ。 何名かは数年もすればジャズ方面へ旅に出ますが、ここでは旅支度もまだ。 どうやら音楽的に中心となっていたのはホッパー兄弟のようで、ほとんどは兄弟どっちかの作品。 他はエアーズとワイアットが1曲ずつ。 ワイアットはいくつか弟ホッパーと共作してますが、作詩のみ担当です。 10でシンクレアが歌ってるんだけど、17歳になったばかりとは思えない低音美声を披露していて惚れ惚れ。 21でラトリッジがフルートを吹いているのも面白いね。めんどくさいんでCALYX出しておこうっと。各人・各バンドのリンクはここからたどってね。
2007年05月13日
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