"The Pulse"は、気鋭のダンサー、振付師、ボディパーカッショニストのライアン・K・ジョンソン(RYAN K. JOHNSON)で、ニューヨーク初演です。 メリーランド州を拠点とする先駆的なパーカッシブダンスカンパニー、SOLE Definedの芸術監督でもあります。 受賞歴多数で、今、とても伸びている注目のダンサーです。
次は、”Tribute to the Tap City Tap Divas”(世界初演)です。 振付、ダンサーは、テリー・ブロック(Terry Brock) とカレン・キャラウェイ・ウィリアムズ(Karen Callaway Williams)です。
カレン・キャラウェイ・ウィリアムズは、ブロードウェイのベテランです。トニー賞ノミネートのミュージカル"Play On!"(プレイオン!)から"Riverdance"(リバーダンス)までブロードウェイで多く活躍し、受賞歴もあり、全米38州、世界13か国で公演しています。 ニュージャージー・タップ・アンサンブル(New Jersey Tap Ensamble)の創設メンバー・初代ダンスキャプテンでした。 1930年代のコーラスガールの遺産を称えるThe 2nd Generation Silver Bells(第二世代シルバーベルズ)の芸術監督として、ドキュメンタリー映画”Been Rich All My Life”(2006年公開)に登場しました。
ニューヨークで撮影された”Been Rich All My Life”は、当時84歳から96歳の現役女性タップ・ダンサー5名のダンス・カンパニー、The Silver Bells(シルバーベルズ)についてのドキュメンタリーです。 彼らはかつて、ニューヨークのハーレム・ルネッサンスの黄金期である1930年代から40年代にかけて、ハーレムのアポロシアターやコットンクラブでタップ・シューズをはいて踊っていたコーラスガール達でした。
テリー・ブロックはタップ・ダンサー、振付家、国際的な教育のキャリア、タップ・フェスティバル出演、交響楽団との共演など、多彩な活躍をしており、ATDFフーファー賞受賞しています。 偉大なタップ・ダンサーでハリウッド映画の黄金期1930年代から40年代に活躍したエレノア・パウエルのタップシューズの受益者であり、彼女の振付を引き継いでいます。 ↓ (Fred Astaire and Eleanor Powell - ”Broadway Melody of 1940”「踊るニューヨーク」の、 "Begin the Beguine"の動画)
テリーは、Lynn Dally(リン・ダリー)がロスで1979年創設したthe Jazz Tap Ensemble(ジャズタップアンサンブル)の長年のメンバーです。 伝説的フーファーであるグレゴリー・ハインズ、ハロルド・ニコラス(Harold Nicholas, The Nicholas brothers)や、現代のフーファーであるサム・ウェバー(Sam Weber)などと共演しています。 ↓(ニコラス・ブラザーズ(The Nicholas brothers)、映画"Stormy Weather" (1943)でのタップ・ダンス)
"I’m a woman"(作曲デュオのJerry Lieber & Mike Shorterによるブルース曲) "American Woman" The Guess Who(カナダのロックバンド)、1970年 "Oh, Lady be Good" 作曲Count Basie、1939年 "Satin Doll" 作曲Duke Wllington、1953年
全て、往年のジャズやブルースに乗って、伝統的なタップのステップがよく合う曲でした。
最初、テリー、カレンがそれぞれソロで踊り、やがて2人でデュオで踊りました。 お二人とも、今も元気で現役で活躍しているダンサーで、余裕があるベテランらしいタップで上手で、とても楽しそうににこやかに踊りました。 伝統的で基本に忠実なタップのステップを披露していて、姿勢が良く、タップだけでなく手の表情もバレエのように表現するシアター・ダンスでもありました。 途中でとても速く打つステップのリズムタップもありました。 Terry Brock((c)Amanda Gentile)
Karen Callaway Williams ((c)Amanda Gentile)
Terry Brock&Karen Callaway Williams ((c)Amanda Gentile)
↓ "I’m a woman", by Jerry Lieber & Mike Shorter:Peggy Leeが歌ったバージョンが1963年に大ヒット
↓ "Satin Doll", by Duke Wllington、「サテンドール」(私の大好きな曲です。)
次は、"Copacetic Song/Walk around/Coles Stroll"、作曲Charles "Hony" Coles & Roy Branker Charles "Hony" Coles振付。大勢の出演ダンサー達がアンサンブルで踊りました。