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「ぶなもり自然塾」の活動拠点となっている丸山の森にこの春初めて訪れました。まだ雪解け直後といった感じで湿った落ち葉が張り付いている地面。オウレンの白い花が所々に顔を出しています。昨年12月に完成したツリーハウスも、この冬の豪雪に耐えました。それでも、雪の重みに耐えかねて折れた枝、倒れてしまった木があちらこちらに。そして、もしかしてそろそろ…?と思って森の奥へと足を運ぶと…。ありました!カタクリの群生。1枚だけの葉っぱが地面を覆い尽くすように顔を出しています。中には、2枚の葉がついて花を咲かせようとしているものも。すごいすごいー!と地面に気を取られて歩いていてふっと顔を上げると…目が合ったのが、カモシカくん。ごく至近距離。5mくらい?「わっ」と思わず声を上げた私にも動じずじーーーっと佇んで私をガン見(ていうらしいです、こういうの)してます。デジカメを持って来なかったのを悔やみつつ携帯で写真を。シャッター音にも動じません。ソロリソロリと近づくと、向こうもさりげなく距離をとる。木の幹に顔をこすりつけたり、笹の葉の先っちょをかじってみたり。本当に、私の存在なんて気にしてないような感じでのんびり先を歩いています。でも、ちょっと近づくと、確実にそれだけ離れていく。。。そんなことを繰り返してるとまるで一緒に森の中を散歩してるみたいでなんだかとても楽しい気分になりました。しばしのお散歩を楽しんだ後、カモシカは渓谷に続く崖を軽やかに降りて行ってしまいました。長かった冬を越えて、やっと巡り来た今年の春。このごく自然で当たり前な季節の巡りが最近はとても貴重なことのように感じられます。人生80年、と多く見積もったとしても私にとっての春は、あと30回余りしかないんですよね。だから、精一杯?この春の訪れを楽しみたいなあ、と思ったそんなひとときでした。
2010.04.14
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いつもより長く感じた今回の冬。暖かくなったかと思うとまた寒くなって…。三寒四温という言葉とおりの季節の移り変わりがあってそれでも、雪が融けたかと思うとあっという間に春は訪れました。フキノトウ、オオイヌノフグリ、タネツケバナ、スミレ…。いつもの道路脇にも、春の花がちらほら。まだ我が家の周囲の桜は開いてませんが車で15分も海側に走れば、桜はすっかり満開。満開に咲き誇るソメイヨシノもいいものですが私が一番好きな春の景色はまだ色の無い山に、所々ぽつん、ぽつんと咲くタムシバや山桜。その情景に、なぜかとても心が惹かれます。幼い頃、杉の木ばかりの実家周囲の山の中に時々、雑木のエリアがあって春先になると真っ先に白い花が咲く木がありました。父に聞くと「コブシの花だ」と教えてくれました。私は、どうしてもその木の下に行きたくてその花が近くで見たくて連れて行け、だったか、とって来て、だったか父にねだったことがあります。たいていその木がある場所は急峻な山肌で幼い私が行く事はできないようでした。ところが、ある日父が山から帰ってきて(林業者だったので、よく山に入っていました)その花を一枝、持ち帰ってくれたのです。ものすごく、嬉しかったことを覚えています。ずっとコブシだと思っていましたが日本海側にあるのはほとんどタムシバだと大人になって知りました。十分な山の中に住んでいながらもそうそう山に入って行ける訳でないこともあって遥かな山の中の様子や、山の頂の様子にとても憧れがあったようです。周囲を全て山で囲まれているのにその山のことをほとんど知らない。そんな暮らしに、なんとなく物足りなさを感じていました。大人になって、山に登る、という世界を知って私が夢中になったのは北アルプスなどの高山に行くことではなくて身近な地元の山々に登ることでした。たいてい1000m以下の名前も聞いたことのないような低山。登山道がついているなんて思いもしなかった!ということが最初の感動で地元の愛好会が出版したマイナーなガイドブックを片手に一人で登りまくりました。多分、幼い頃に感じた「そこにある山」への憧れがそうさせたのだと思います。今日も、遠くの山肌に白い山桜の姿が、ぽっかりと浮かび上がっていました。やっぱり今でも「あの木の下に行きたい」と憧れのような気持ちが沸き上がるのでした。※もうひとつの春下の娘がピカピカの1年生になりました!6年生になる兄と通学のヒトコマ。ケンカの絶えない二人ですが、やっぱり兄も嬉しそう…??
2010.04.10
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