文の文

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sarisari2060

sarisari2060

2004.02.02
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カテゴリ: エッセイ
そうかあ、その手があったか!と思うことがよくあります。

おつむのめぐりが悪いもんで、たいがいは、後の祭りってやつで、ほんと、悔しい思いをしてますから。

前も書いたし、またまた書いてしまうんですけど
わたしはやっぱり人の話は聞けるほうだと思うのですね。
会話の分量から言えば、自分がしゃべるより誰かの話を聞いてるほうが多いと思うのですよ。

しかしねえ、なんというか、えらそうに聞こえたら申し訳ないんですけど、聞ける不幸っていうのもあるって思うんですよ。その不幸もいろんなパターンがありましてね。

しゃべってる言葉って文字にうつしてみたら、訳分かりませんよね。お互いの雰囲気だけで分かり合ってるけど、中身はなに言ってんだか、ってこと多いんですよね。本人はわかってるけど、こっちは知らないことを知ってるって決め込んで話されるの、困りますよね。

それから、カラオケのマイクを離さない人みたいに、会話の主導権譲らない人っているんですよね。たいがいおんなじひとだったりしますが。聞く耳持たずってふうですよ。

会話がキャッチボールになってなくて、壁打ちになってるひともいます。もう、とうとうと自慢話とかが続くんですね。うんうんって相槌うつしかないんですな。謙遜しながらの自慢も聞くのがたいへん。「そんなことありませんわよ」って言わにゃあなりません。これがつらい。



でも、そういう話の面白いひとって相手の反応を意識していますから、引き際がいいんですね。きちんとまとめないと話は面白くなりませんものね。オチがつけば終わるんですね。

問題は、悪い人じゃないんだけど、お話が長いかた。場の雰囲気とかおかまいなしにご自分の事情を、ずるずると、微にいり細にいり逐一お話になるんですね。ええ、決して悪いかたではないんです。誤解がないようにという配慮なんです。ね。やまなし、おちなし、(ほかの人にとっては)意味なしなんですね。

それでもわたしちゃんと伺いますよ。でもそれがリフレインになってくると、ものすごくしんどいですね。でも、聞かないと悪いような気もするし・・・悪い人じゃないし・・・でもいらいらするし・・・もう、苦行になるんですね。

で、今日ぼーっとテレビを見ていると、旭化成のCMが流れてたんです。めがねをかけたおじさんの人形か何体がでてきて、会話するんですね。旭化成・ラとか旭化成・建とかのお題でボケるんですね。

ぼーっとみてたので詳しいことは覚えていないんですが、おおー!と思ったのは、そんなかのせりふなんです。この手があるんですよね。

「それは、大事な話かな?」
ああ、これが言えたらいいよなあ、ほんと。

でも、なんか、ここまでだらだらと書いてくるとわたしも誰かにそう言われてしまいそうですね。





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Last updated  2004.02.02 23:27:40
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