文の文

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sarisari2060

sarisari2060

2007.07.01
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カテゴリ: ひとりごと


不本意ながら無聊の日々を送っている。

思い通りに進まぬことばかりで
いささか苛立ちを覚え始め

こころの表面がひくひくととんがり始めて
いろんなことに目くじら立てて

言わなくてもいい事を言ってしまったり
普段なら気にもならない言葉に
過剰反応したりしている。

まあ、つまり今のわたしは
とってもこまったちゃん、なのである。

そんなときにふたりのかたから
郵便と宅急便が届いた。

郵便にはこれまで見たことのない冊子と
映画の招待券(これはうかがえなかったが)
宅急便は、お菓子の箱詰めだった。

なんとも現金だなあと苦笑するのだけれど
こころのとんがりの先が
だんだんまるくなっていく。

おとなになって
自分のことをこころにかけてもらって
それをこんなかたちで示してもらって
素直にわたしはうれしかった。

おいてけぼりには慣れてるつもりだけれど
見つめていた背中が
ふっと振り返ってくれたときのような
あったかな気持ちになった。

ひるがえって
不義理ばかりしている自分自身の反省も
返す波のように寄せてきた。

かわいそうな自分自身
なんていう自己憐憫で瞳が曇ってしまって
見えなくなってしまっていることが
たくさんあるんじゃないかと
思えてきたりする。

そんな曇った瞳で
ひととの距離を
計り損ねているのではないか、とも。

なにげなく
さりげなく
当たり前のことのように
素直なこころで動く。
まっすぐ動く。
そんなストレートな思いをも
いただいたようなきがして
こまったちゃんは
ちょっと泣きそうになったりしている。





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Last updated  2007.07.01 21:14:34 コメントを書く
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