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2007.06.14
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カテゴリ: 子供に未来を
ここ数年、ずっといわれている子供の教育問題。
いっこうによくならないこの教育の問題は、いま政府が躍起になって主張している、
教育を取り巻く環境に問題があるのはもちろんです。

しかし、教育を取り巻く環境が悪いだけで、子供がちゃんと育たないということがあるでしょうか。
今の政府や、多くの大人はみんな、口をそろえて「自分が子供のころは。。。」といいます。
今と比べて、昔の教育現場は、そんなに優れていたのでしょうか?

単純なインフラやハード面で言えば、
むしろ今のほうが教育が受けられる環境が整っていると思います。
では何がそんなに違ったのか。


戦後直後の子供たちは、まず将来について、そんなに甘いものではない。
生き抜くことは大変だという絶望にも似た危機感があったとおもいます。

また、そんなに昔ではない団塊の世代であっても、
戦後直後を生き抜いて大人になった親に育てられていますから、
こんこんと将来についての厳しさを伝えられていたのではないでしょうか。
それにより、間接的ですが団塊の世代の人もそれなりに危機感を持っていたと思います。

昔の日本は、何もしなければ、路頭に迷うのがあたりまえで
子供でも働いて明日を生き抜くために知恵を振り絞りました。
少しでも良い生活をするには、学校教育を受け自らのスキルをアップし
生き抜く力をもっと付けることが必要だと考えられていました。
(昔は、学校に行けない子供もたくさんいましたらからね)

生き抜くために必要な知識を吸収する貪欲さがありました。

今は、どうでしょうか。
学校で勉強することは将来生き抜くことの必須条件ではなく、
とりあえず生きていけるのがあたりまえです。
将来自分が、路頭に迷って飢え死にしてしまうとは

とりあえず、だらだらでも生きている。そして何か面白いことがあれば
ラッキーぐらいに思っているかもしれません。

生きていくことに不安がなければ、必死になって学業に専念したり
何かに打ち込んだりして自らを高め生き抜く力を磨こうとは
なかなか思わないのものです。
つまり、そもそも子供にたいしたやる気がないのです。

まぁ、だからといって戦後の日本のような、貧しい国に戻して
子供たちの危機感をあおるような政策はできません。
多くの子供が路頭に迷って飢え死にするような社会が
良いわけはないからです。

さらに教育の環境と子供の意識について考える上で
「ゆとり教育」の問題があります。

ゆとり教育により、子供の学力が低下したといわれています。
教育環境による実害の象徴のように取り上げられていますが、
本当にそこだけに注目してよいのでしょうか。

確かに平均点的に見れば下がっている子供が多いのは事実です。
しかし、一方で上位の何名かの学力は特に変化はなく
むしろゆとり教育以前より、高い学力を示す子もいます。
ゆとり教育でもしっかり学び、勉強し、学力をあげる
子供もいるのも事実です。

子供の意識の問題で、この教育環境の不備は
いとも簡単にひっくり返る可能性があるのです。
極論してしまえば、教育制度はなんでもよく、
子供が自立し自覚を持って学べば環境は関係ないのです。
知識的なことはもちろん、人間関係やコミュニケーションの重要さも
意識があれば自ら進んで学ぶことになり、子供はほっておいても勝手に育ちます。

「すべては子ども自身にかかっている。」

と、えらそうなことをいいましたが、
この「子供が自立し自覚を持って学ぶようになる」ことは、当然、非常に難しいことです。
理論的に達成する方法を見つけることは、現実的には不可能だろうし、、
教育の永遠のテーマかもしれません。
仮にそれができたら、おそらく教師は、何もすることがないと言ってもいいんじゃないでしょうか。

とはいえ、特にこれといってうまい方法がないから
今のような教育環境になっている結果を、良しとするわけにもいきません。

とりあえず、日本がこのまま少子高齢化が進んでいくとした場合にこういう提案はどうでしょうか。

子供たちには、「君たちが大人になるころには、消費税が30%、所得税やら何やらで稼いでも稼いでも、国にとられてしまうよ」と、こんこんと叩き込んでみます。

まさに、漢詩に出てくる
「苛政は虎よりもたけし」
です。

今からしっかり準備して、将来に備えて考えていかないと
この老人だらけで、医療や年金がかさむ世の中(社会)は生き抜いてはいけません。っと。
(そんな世の中にした今の大人の責任は棚に上げておいて。。。)
のほほんと楽して生きて行けないイメージくらいは湧くかも知れません。
ちょっとでも危機感を持ってもらえたら、何か変わるかもしれませんからね。

まぁ、今のはとても偏った方法で、一般的に受け入れられるものではないと思いますが、今の教育環境にそんなに期待できない以上、
子供たちには、「自分の将来(未来)は、自分で切り開くしかないんだ!」と
強い意識を持ってもらえるように願うしかないですね。

昔からある「かわいい子には旅をさせよ」ということわざのように、
子供がしっかり自立して将来を考えれるように多少きつくても旅をさせるようなことが重要なのではないでしょうか。
(現代では、犯罪が多くてそれすら間々ならない気もしますが。。。)







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Last updated  2007.06.15 13:21:02
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はじめまして  
教育問題に興味があっていろいろ考えています。
現状のままでいいのか何か方法があるのか政府は何をしたいのか気になります。 (2007.06.14 14:11:47)

Re:はじめまして(06/14)  
bushimichi  さん
ひょうたん桜さん
>教育問題に興味があっていろいろ考えています。
>現状のままでいいのか何か方法があるのか政府は何をしたいのか気になります。
-----
そうですね。
政府の取り組みは、なんだかわけのわからないことが
多すぎて、もっとわかりやすくしてほしいですよね。
必要なことなら応援するんだから
国民目線でしっかりと説明してほしいです。

(2007.06.14 14:19:40)

「自分が子供のころは。。。」って、、、  
武勇でん  さん
「自分が子供のころは。。。」って口癖は自分が子供の頃によく親から言われていましたが,今は自分が口にしている感じ、、、?
 結局,昔は昔。今は今で”教育問題”を考えてゆかねばならないのでしょうね。

 今は何でもありの時代で,20~30代の親からしてみれば子供の環境があまりにも便利に出来すぎているのが恐いくらいに感じますね。ゲームや携帯カメラにPCなどなど、全部、ボタン一発で何でも出来る時代。

 「厚生労働省」なんぞの官僚さんには何も出来ないし、期待するだけムダです。

 かといって、学校だってよくやっている教師も、まだまだいっぱいいるんですね。(マスコミの過剰報道が問題。教師の犯罪ってのもすぐにネタにするし、イジメ隠しする学校も実在しますしね。教育の現場は、知り合いに教員が何人もいるので、学校出の取り組の大変さがひしひしと伝わってきますす。辞めたい理由もよく分かるし。。。)

 さて、こういった現状で「親」が出来ることはなにか、これからはじっくりと考えてゆくべき時代なのでしょう。っていっても、共働きしないとやっていけない時代だから「しつけ」もままならないんでしょうが…。

 個人的にはヤンキー先生こと義家氏やオトタケ先生のような”広い視点”で、ものごとをみられる大人が教育を進めていって欲しいです。こういった生い立ちが複雑で苦労した人こそが上にたって教育問題にタッチしてくれるのが、一番なんしょうね。
 結果として、厚労省なんぞのお役人ではまったく現場を知らないおぼっちゃまエリート育ちですから期待する方が無理。。。(いっそ、なくしちゃえ!?)

 はぁ~、日本の未来は暗い。。。ですね…。
   どうすればよいのやら? (2007.06.15 03:14:07)

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