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ぶっちー2000

ぶっちー2000

2007年04月28日
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カテゴリ: 映画
THE Queen

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原題がこの通りTHEが全部大文字でQueenは頭だけ大文字。
スーパーマンで、“Are you the super man or Superman?ってせりふがあって、“I'm Superman.”つまり、一人しかいないって答えていたけど、このTHE Queen はあまたある女王のうち、だれでもない、「その女王」って事を強調しているんだろうね。

ヘレン ミレンの抑制の効いた演技がすばらしい。
他のキャストもそっくりさんに陥らず、微妙なバランスを保っている。

ダイアナ元皇太子妃がパリで事故死し、女王はあくまでも元嫁であり、孫の母親の私的な出来事であるというスタンスで事を運ぼうとする。
また遺児たちを人目にさらすことなく、静かに悼むことを支持する品位ある英国民であると信じてもいる。
しかし、マスメディアの煽動と判官贔屓の国民の声によって、皇太后の葬儀用のマニュアルで国葬を執り行い、前王の崩御でも掲げることのなかった半旗をバッキンガムに掲げるなど、前例のない対応をすることになる。

地すべり的労働党の勝利によって政権を得たばかりのブレアと側近はダイアナの死を利用して地盤を固めようとするが、ブレアは次第に女王の真意と偉大さに心を動かされる。


フィリップ殿下はブレアの作り笑顔を“Cheshire-cat grin”と呼んで軽蔑を隠さない。。
チャールズ殿下(いくらなんでも王族にあの鼻はないでしょ)はダイアナを離婚したくせに、女王の意志に反してブレアに擦り寄り「気味悪い。」なんて言われる。

それぞれの思惑が絡んで、女王は譲歩を余儀なくされるが、王室の危機は回避され、国民の信頼を取り戻す。

葬儀前のアンケートでは英国民の1/4が「王室の廃止」を支持したことを、大成功の葬儀のあとでは、「ほんの瞬間です。」“30 minutes only”って。まさに衆愚。

それにしても、女王って領地(山あり川あり、とんでもなく広い)の中では護衛もなしに自分でポンコツの四駆を運転したりするんだ。
ケイタイも持ってたし。
(四駆が川に嵌って迎えを待つ間一瞬むせび泣く女王の前に、あらわれた大鹿をめぐるエピソードはなかなか意味深い)

私はもともと上目遣いのダイアナが好きではないので、女王の心情に与すること大である。

このところ姿月あさとにはまっていて、毎晩「エリザベート」を観ているのだが、エリザベートとダイアナってそっくりね。
いや、舞台の話ではなく、実際の人物が。
大衆的人気はあるけれど、克己心がなくて、近くにいるとかなり困ったちゃん。


これって、エリザベートの姑、ゾフィー皇太后の言葉そのまま。

また、贔屓の引き倒しという点では雅子妃とマスメディアと皇室ウォッチャーの関係も似ている。

行って帰って三時間。さすがに駅の階段を一息で駆け上がった時はしんどかった。
やっぱり運動しなくちゃ。





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最終更新日  2007年04月28日 22時30分53秒 コメントを書く
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