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ぶっちー2000

ぶっちー2000

2008年07月09日
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カテゴリ: 映画
朝、えっちゃんより電話。
足をどっかにぶつけたのでエスポは休んで映画に行こうという話。
すぐに乗る。
が、私は映画の前に一汗流しに。ピラティスヨーガ1本。

告発のとき ★★★★1/2

01.jpg


「クラッシュ」のポール・ハギス監督作品
「クラッシュ」同様に重層的にさまざまな問題が絡み合っている。
どの行為にも理由があり、どの行為も次の何かを励起する。

イラクの戦場から帰国直後に軍から脱走し、後に惨殺死体で発見された息子の死の原因を探る父は、自負していた己の生き方が息子を死に追いやった遠因だと知る。
彼に協力し、死因の捜査をする女性刑事は同僚のやっかみにいらだって、夫(彼もイラク帰りの兵士)の動物虐待を訴えた女性を結果的に見殺しにしてしまう。

ラストで父が国旗の上下も分からない移民の用務員に
「このまま、ずっと下げなくていい」と逆さまに星条旗を揚げるように教える。
逆さまの国旗とは救助要請の合図で、自力ではどうにもできないという意味だという。
筒井康隆の「家族百景」シリーズの最後に男性の姿をした全能の神(のようなもの)が超能力を持つ火田七瀬に交代を要請する。これまで世界を導いてきた男性性では行き詰りが見えてきたので、これからは女性性の方向へ転換するというのだ。
これから求められるのは女子供の論理かもしれない。
「あなたのようになろうとしたのよ。」と男性性そのものの父をなじる母と、エラの谷でゴライアスを石を投げて倒すダビデについて(このくだりが原題In the Valley of Elah )
「どうして子供を戦わせるの?」と問う女性刑事の子供のように。(女刑事は認められるために女性性を抑圧し男性性の論理で生きている)

エンドクレジットに 協力団体としてConvoy ???(失念)PTSD とかいうのがいくつか出ていた。
それだけ、戦争による心の闇を抱えた兵士が多いということだろう。
シャーリーズセロンがまた別の顔を見せた。いい女優だねぇ。


えっちゃんとモスバーガーで休憩した後別れて、一人で次なる映画を観る。

インディージョーンズ~クリスタルスカルの王国~ ★★★

3.JPG



こういうおとぎばなしは荒唐無稽でもいい。
ネヴァダの核実験で冷蔵庫に入って助かっても許す。(インディは一口とはいえ聖杯の聖水を飲んでるしさ)
だけど、細部に手を抜いたらいかんでしょう。ルーカス君。
爆風で実験用住宅が吹き飛ばされてるのに、路上のマネキンが転ばないのは許せない!!
たとえ中が空洞でも、あれだけの大きさの水晶があんなに軽そうじゃだめじゃない?


超自然的魔力or神話系だったのが、なんか理屈っぽくなるじゃん。

ラストでインディJr.が紋章つきのチェックのネクタイをしてるとこを見ると、彼はめでたく学ぶ価値のあることを見つけて復学したのね。

核実験とエルビスと赤狩りが同時代だったの、認識しなおした。
「だれもが赤と疑われる時代・・・。」ってせりふがあったけど、
「マルクス主義というだけで弾圧される時代・・・。」とは言わないのがアメリカ人なんだね。やっぱり。

ちなみにインディは20歳くらいでパンチョヴィリャに捕虜にされたというから、1900年生まれくらいで、このときは50代半ばということになる。
まぁ、ギリギリ見えなくもないか。





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最終更新日  2008年07月10日 02時41分39秒
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