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ぶっちー2000

ぶっちー2000

2009年08月20日
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カテゴリ: 健康
実を申せば、「剱岳」を見に行った日の朝、循環器科のKクリニックを受診していた。
6月ごろ、はまっこや実家へチャリを飛ばしていると、なんとなく胸が痛かった。
姿勢を変えたり、呼吸を変えたりしても消えない。が、チャリを下りて休むほどのものではなく、目的地まで行くことができた。着いて下りれば速やかに痛みは消失。
深刻なものとは思わないが気になった。で受診。
胸部レントゲン、心電図ともに異常なし。
が、K医師は「狭心症が疑わしい。よって、負荷心電図などは省いて、CTで確認すべし」
とのたもうた。そして投薬。
まさか、と思いつつも気が小さいので律儀に服薬。副作用で頭痛。
27日医大病院受診。またもや胸部レントゲン、心電図。CTの予約は8月5日。


3日、友遠方より来る。デュッセルドルフの千賀子ちゃんが一時帰国中で、上京の帰りに立ち寄ってくれた。細い体で頑張って、いまだ声楽の勉強中。天使のような声。

5日浜松医大病院で冠動脈CT。
薬由来の頭痛はだんだん軽くなったが、CTの結果がなかなか出ないのでいささか憂鬱。

こういうときはBlogを書く気も起きないね。
縫い物やポーセリンに逃避。

12日、かねて予約の人間ドック。
またもやレントゲン、心電図。異常なし。血液検査は高コレステロール。血糖値がやや高い。
昨年に続き、「胃がきれい」と言われる。確かにモニターに映った胃は皺もしみもなくツルツルと均質である。私って胃美人?

17日薬がなくなったのでKクリニック受診。まだCTの結果は出ない。
帰宅したら「結果が来た」との連絡。

18日朝結果を聞きにKクリニック受診。青天白日なら帰りにスポーツクラブの入会手続きを。などと考えてチャリを飛ばす。


ちょちょちょっと待って。

「入院は今日でもできますが、家人や知人に相談してから。」
帰宅するが夫はかかりつけ医で検査中。昼まで帰ってこない。
医大の友人に相談して、冠動脈カテーテル/ステントの年間例が高いことと、人間ドックや過去の手術を受けていることから聖隷浜松病院に決定。

昼に帰宅した夫と昼食後、医大へ添え書きを貰いに。

毛髪からの薬物検出方法は80年代に彼が考案したもので、6年にはその功績で受賞している。
私はえらくないが友人は偉いのよ。
添え書きを貰った足でKクリニックへ。聖隷浜松への紹介状を貰う。
これが午後3時ごろ。

荷物をまとめ、5分でシャワーを浴びて病院へ。

またもレントゲン、血液、心電図。
そして入院。これが5時ごろ。
朝の予定では、新規入会のスポーツクラブで一汗流して、無罪放免のビールなど飲んでる頃なのに。

さっきまで検査室→放射線室→受付と駆けずりまわって、ぴんぴんしているのに、入院となれば車椅子。
私より20kgくらい軽そうな看護師さんに押されて気の毒やら恥ずかしいやら。

即点滴。味のない夕食。4人部屋で周囲は心臓手術後のおばあちゃんたち(って私もおばあちゃん)
点滴のせいでひっきりなしの尿意。夜中も1時間毎。




b.jpg


窓からの景色と怨みの点滴
Cimg0409.jpg


翌19日、2番目で11時から、の予定が、緊急患者が入って3番目1時過ぎに。
先生、くたびれて、手が震えたりってない?

いよいよ時間。
部屋は壁やら天井やらレールやパイプが走って倉庫みたいだが、機械はすごい。
7台のモニターが連結されてて、それが医師から見やすいようにガタンガタンと動く。
私の胸の上には2つのX線放射パッドが差し出されて、あっちやらこっちやら動きながら、モニターに画像を送る。
手首の動脈から入らないと、鼠径部から入れることになり、術後絶対安静6時間というおおごとになるらしいので、私の動脈が十分に太いことを切に祈る。だって、静脈は細くて、採血はいつも一騒ぎあるんだもん。

が、無事手首から入った。局所麻酔がかけてある入り口は感じないが、鈍い痛みが、わが動脈のありかを意識させる。
最初に誘導用のワイヤが入り、ついで造影剤などを注入する管が入る。ここでまた痛み。
途中首の辺りで違和感。
告げると「脳と心臓への分かれ道で、脳方向へ行きたがるところ。すぐ心臓方向へ戻ったから心配ない」

X線パッドが邪魔で、モニターが見難い。

造影剤を入れると、冠動脈がくっきり浮かび上がる。生まれて以来62年11ヶ月動き続けてくれてると思うとちょっと感動。

やはりステントを入れることになり、またもやもう一回り太いものが入って行く。
この頃には発作時と同じような胸痛を感じる。

ステントがかなり冠動脈の近くに行ったと思しき頃、医師の手が止まる。
画像も止まる。
なんとなく変な雰囲気。何かが滞っているらしい。
「なんにもできないじゃん」と、担当のK医師がつぶやいてる。
おいおい冗談なしよ。
「モニターが停止したんですか?」
「いや、超音波の機械を立ち上げているところです。大丈夫ですよ」
ほんとかな?気休め?
再開。
終了。
「ここが術前の細くなってるところ。色も薄いでしょ」
「こっちがステントを入れて太くなったところ。ちゃんと血液が流れてます」
1時間ちょっとかな。
視野の隅に閃輝暗点のようなものが。
「脳の方に細かいかけらが飛んだかもしれませんがほとんどはすぐに消えます。いつまでも残っているようなら言ってください」
やっぱあの時の首筋ツンツンじゃないの?

動脈には大きな穴が開いているわけで、圧迫帯で出血を止めている。
これが痛い。
2時間毎に様子を見てエアを少しずつ抜く。





a.jpg


これ以降、またもや1時間毎のトイレ地獄。今度はそのたびに尿量を自分で測定。
狭いトイレに点滴台、尿器を持って入りの、両手首は不自由の。
何度尿器をひっくり返しそうになったことか。

20日、点滴もはずれ、圧迫帯もはずれ、いざ帰宅。

我が家は天国!!
ネコたちはなんの反応もなし。
可愛くない!!








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最終更新日  2009年08月21日 09時54分24秒
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