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小雨がつづく 窓越しに聴く雨と 心臓からこぼれる音の一滴一滴を確かめるように 微かな心の情動を紛らわせようと耳を研ぎ澄まさせた。 やっぱり ねむれないよ ただ眠っているような起きているような 浅き眠りが続いていった。 ・ ・ 今はそれ以上そのひとを追う勇気を持ち合わせてはいない。 僕のココロは脆弱だ、、、。 それでもココロの半分はもう一度抱きしめたい気持ちで いっぱいだった。 僕のこころはその真ん中でひどくゆれて 揺れて、、、。 エピローグ 彼女に触れたあのやわらかい感触は 幻のように 物語のように 本当は存在しなかったのかもしれない。 そして またいつもの日常が繰り返されて行く。 第一部 完 2002年 5月28日 初版 第一刷発行 著者 C2nao 発行所 RAKUTEN HIROBA
2002年05月28日
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―もしもし、、、わたし ベッドの上で久しぶりの声をきいた。 ―いまだいじょうぶ? ケイタイでごめんね ―いやいいよ どうしたん ―いままで 無視してて、、、 ―いや そんなこと ―わたしね いい遅れたけどね わたしね まえにね けっこんに失 敗 したんよ こどもも おるんよ はやく言えばよかったね、、、 ― いいって なんかさあ かえって つらいおもいさせてさ、、 ―このまえはアリガトウ ほんとうに もう いっしょにあそべないよ めいわく かけるし ―おれは そんなこと気にしないからさ 機械をとおした無機質なコトバヲ ひとつ ひとつ カミシメテいった。 ほんとうに今聞こえてくる声はあのひとのものだろうか 彼女は僕の本心からではないということに 本能的に感じていたのかもしれない、、、。 ―また 逢おうよ ―うん ―きょうは言ってくれてありがとう ―じゃあ そろそろ きるよ ―そっちが先にきってよ、、 ― きるよ またね ―うん ―。―。―。―。―。・・・・。 着信履歴に表示された彼女の表示をなにを考えることもなくただ見つめ続けていた、、、。 つづく
2002年05月25日
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別れるきっかけがつかめぬまま後ろの後続車が近づいてきた ―それじゃあ きょうはありがとう ―ひさしぶりたのしかったよ ―またれんらくするね ―うん 別れは目配せするのが精一杯で 僕はあわてて車を発進させた。 もっと もっと いっしょにいたかった 以外に別れ際、何もできなかった自分にはらだたしくも またこれから再び会える楽しみを想い描いていた。 そして その日を境に彼女との連絡が途絶えてしまった、、。
2002年05月23日
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彼女のアパートに近づくとどうにかして惹きとめる話はないだろうかと考えつづけていた。 もっと一緒にいたかった。 この日は赤信号がうれしく感じた。 街のネオンが 人の逢瀬が にくしみ ねたみ わらい よろこび こぼれそうに あふれそうに膨らんでいる。 一方通行の道が続いて行く途中 何も思いつかないまま彼女のアパートの前に着いた。 無意識にCDのボリュームをZEROにすると本当の静寂が車内に訪れた。 お互いの肩と肩との僅かな隙間がなにか不思議な空間を抱えていた。 時折、動くヒト影が時間を意識させた。 つづく
2002年05月22日
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―キレイすぎるのもなんか目につかれてくるねえ。 ―、、、。 ―そろそろ帰るか コトバがココロに思うように簡単に言い出すことができずに空気をかすかに震わせた。 彼女は返事をするかわりに少しうなずいてくれた。 車内にはキャロル・キングの「YOU’VE GOT A FRIEND」が流れている。 今は友だちなのか恋人なのかよくわからない。 ただ、お互いが互いの何かに惹かれている事は確かだ、、。 闇を帯びた建造群も 灰色の雲も 静かに時を漂流していく 夜の海はなにか得体のしれない脈打つような恐怖を感じた。 僕らは押し黙ったまま音楽を聴いていた、、、。 つづく
2002年05月21日
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半分は海、その反対は山、その残りの三分の一は空だった。 空と海とがあいまいでどこから空でどこから海なのか 目がマワルほどの完璧な青色が続いゆく。 パーフェクトブルー 死にゆくもの 生まれ来るものこのどこかにその魂が通じているのだろうか、、。 今日は太陽よりもその空の青さが眩しかった。 ことばをいくつか重ねながら未来を想い浮かべていた。少なくとも僕のほうは、、、。 つづく
2002年05月20日
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彼女の指定した場所は風力発電の風車がまわる山の頂だった。 アコードワゴンから降りると僕らはそっと手をつないでいった。 彼女は何ごともなかったように 僕はこころの中ではひどく動揺していた。 つづく
2002年05月18日
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夜中にトイレの使用中 ・ ・ いきなり電気が切れ「あっ、、。」「でも途中、、。」 あとは音をたよりに方向を維持しました。(集中集中) 久しぶりに神経を研ぎ澄まさせ無の境地でいたしました。
2002年05月16日
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あれこれ互いの身の内やら世間話をした。彼女はまだ百パーセントのプライベートを話てない。俺もそうだ、、。 海沿いの風景のすばらしさは互いの言葉を少なくしていった。 こんなにも感動するものなのか ただこんな景色を見るだけでこまごまとした日常の苦しみやうっぷんがわからなくなる。 景色を見るついでに彼女の横顔をのぞいた、、。 つづく
2002年05月15日
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―もう買い物はおわった? これからどうする ―じゃああ ひとがすくないとこ行きたいな あそこがいい まえに おんなのこどうしで行ったんよ 国道191号線 山陰道海沿いはただひたすらまっすぐまっすぐつつづいていく、、。道に迷うことなく。 ミーシャのアルバムの何曲目かが流れていた ―まえにおんなのこどうしで行ったんだけどね こんなことはほんと久しぶりやねえ ―ふ~ん 自分のなかではこんなことははじめてだったが いかにも慣れているよな素振りで 曖昧な返事をした。 つづく
2002年05月14日
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なにげにC2ADgallery(リンク)のトップページ(i mediaTV http://www.i-mediatv.co.jp)に 行ったら自分のページがオススメアルバムに載っていて びっくりしました。 気づくの遅すぎっ! あわてて更新作戦中です。
2002年05月13日
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朱色のアコードワゴンに乗り込み無意識に目線を助手席にとばす。 少し広めに調整されたシートは微かなあの日のにおいを残したまま沈黙している。 空間がいやに目についた―なに してんのかなあ いまごろ 乾いたエンジン音があたりと交わりまたいつもの日常が繰り返されてゆく。 つづく
2002年05月11日
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今日も雨、小雨つづきの街―いやに花の匂いが鼻につくな 普段ではそんなニオイなど意識はしないのに最近の雨つづき、こもるようなニオイが立ち込めている。 ことばや映像がつぎつぎと僕のなかに流れこんでくるヒダリヘマガリマスゴチュウイクダサイ ヒダリヘマガリマス、、 一瞬に魂や思考が超現実からこの現実世界へ呼び戻された。―トラックの警告音か 歩きながら憑かれていた いつものことだ。 駐車場までの短い道の風景をいつものようにあまり憶えてはいない。 つづく *題名募集中
2002年05月10日
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GWの連休前までは、仲が良かったあのオンナの子が連休後、急に連絡がつかなくなって、、、。 お昼休みにはいつも来ていたのに、 まだ、あれやこれやもしていないのに、のに、、、。 なんかあったんやろか?(ちょっと心配) つづく予告 今回は思いあたるふしがありません。 おんな心は分からんよ、、、。トホホ
2002年05月09日
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連休明け初日久々、細かい作業をしてみると目がまわるは、手先はガクガクなんか吐き気までして今日はお昼ご飯がのどに通らなかったです。ほんとっやっぱり朝起きてすぐビールを飲んだのがいけなかっのか、、、。いやそんなことはないはず、、、。(自問自答)今日からまた仕事に集中集中。いいや明日からにしよう。
2002年05月07日
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