mexcan cafe

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June 12, 2009
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外に出るととても暑くて、上着を手に持って歩いた。


**

私達のグループは団結力が強く、
みんながお揃いで柄違いの『くまのプーさん』のエプロンをつけていました。
英会話教室の生徒の獲得のためです。
エプロンをつけているとお母さん達の警戒心もゆるくなるようです。

同期入社の私達9人は二つのグループに分かれて違う地域を回りました。
一人一人がとても濃いキャラクターで、


毎日が勝負で、密度の濃い時間でした。

グループや同期で集まるとまず、
伺った先のお母さんと子供(生徒さん)の話で盛り上がりました。
話題がつきる事はありませんでした。

玄関先で怒鳴られたり、追い返えされたりする辛い経験も
皆でシェアすると不思議と気分が軽くなったものです。

二ヶ月で4件(つまり4人の生徒さん)を集める事が正社員になる為の条件。
それでも朝、会社に行くと一人、又一人と同期は減っていきました。

二ヶ月後、残ったのは私と
離婚して子供の親権を取る為に
どうしても正社員の肩書きが必要だったお母さんだけ。



一年後に辞める時(私はもう営業ではなくいくつかの英会話クラスを担当し、
その地域の先生方を管理する仕事をしていた)、
営業の研修も担当していた大変お世話になった上司に、
「あれをやってきたんだから、何だって出来るぞ」と言われました。

本当にそう思う、

何でも出来ると思いますわ。


前書きが大変長くなってしまったが、
なんでこんな事を思い出したかというと、
フランス語圏の銀行に口座の解約に一人で行くからです。

まあ、これはそれほどの勇気は必要としないけど。あは。

今までがむしゃらに英語で責め立ててきたので、
今回はまず「すみません、英語でいいですか」と
英語で言う事から始めようと思う。ぷっ。
失敗から学ぶんだな。あれ?

この暑さと手に持ったジャケットが
なんとなく営業時代を思い出させたみたいです。

あー、辛かったなー、あの時期。
でも、今までの人生の中で一番、
必死で一生懸命、生きていた時かも知れない。

それでも、割と成績の良かった私は、あのお世話になった上司に
「なんでお前はそんなに(契約を)とれるんだ」とたまに聞かれる事があった。
「さあ?よいお母さんに巡り会えるからですかね」といつも答えていた。
そう。
私はいつも伺う先のお母さん方に助けられていた。
だから契約が取れていた。
一瞬一瞬が真剣だったから、
今でも契約してくれたお母さん達の事、思い出す事が出来ます。
お母さん方、ありがとう。

***

家族用の日記に書いたんだけど、
父に読まれるのはどうしても恥ずかしくて
結局こっちに転写しました。





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Last updated  June 12, 2009 07:45:24 PM


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