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今日はディナー勤務でした。午前中に旦那の学校へ全学費を納めてきて(スッキリー!)10時頃帰宅して遅めのブレックファストを頂き、3時まで寝てしまったので、今夜中の2時だけど眠くない・・・という訳で、ちょっとスカっとした事を。何度かに渡ってとんでもない非常識なことをしているキャサリン。昨日は、事前にオーナーのキャサリンから電話が入らず、(4度も電話番号を教えているのに!その上、最後に教えたのはおととい!!)部屋を見たいって人がいきなり来た。恐らくそれに味を占めて、また同じ事をするんだろうなーと思っていた。それに今日はディナー勤務。4時以降、来られても私はいないからねー。事前に連絡してこないあなたと怠惰に仕事をこなそうとしているその姿勢にいい加減、頭にきているしね。映画レオンの様に出かける際に、セロテープをドアの外側に貼って出かけた。もし,誰も来なかったのならキャサリンも困らないし。11時半に帰宅。テープは誰かが侵入した事を示す様に折れ曲がっていた!やっている事は性格悪そうだけど、誰だって勝手に家に入られるのは気持ちいいものじゃない。せめて事前連絡は常識、いえ法で決められている。二ヶ月後に移動する高層マンションは部屋を見に行ったとき、「予約が必要」と言われ、予約の日に行くと更に「念のため、一度電話してから行きます」との丁寧さ!!もしもまた、引っ越す事になってもこの丁寧な対応なら安心、と思った。誰かが部屋を見に来たのに、部屋に誰もいなかったので、キャサリンに電話するはず。キャサリン、焦っただろうなー。電話したかしら?うちに。それでも誰もいなかったからあわてて車を飛ばしてきたのかしら?いずれにしてもあなたが収入を得るのだから自分の仕事は全うするのが当然。私だってあなたに協力したかったから、4度目もきちんと電話番号(と名前!?)を教えて、連絡して、もしあなたがいたら鍵を開けてもらってもいい?というからいいわよ、といっただけ。連絡もしてこないで、勝手に人が部屋を見に来るなんて聞いてない。この部屋の後釜が決まらなくても、私は痛くも痒くもないからね。と、還暦は過ぎたあろうキャサリンに直に伝えたいくらいです。
September 13, 2015
モントリオールの弁護士さんに急用があり会ってきた。あんまり詳しくは書けないんですが、トロアリビアはどう?と聞かれたので、やることがなくて退屈です。と答えると、デイケアなどのボランティアでもいいからやってみたら?と勧められた。この弁護士さん、凄くいい人で私、大好きなんですが、分かってないなぁ、と、思った。もちろん彼女、モントリオール在住で、トロアリビアには来たことがあるけど住んだことはない。英語もフランス語も話す彼女は、それでもフランス語が出来ないと、ここで仕事を見つけることは難しいと誰よりも分かってくれている。それでもこんな発言をするんだと、がっかりしました。まず、トロアリビアの唯一の公共交通機関のバス、どこも30分に1本です。夜は1時間に1本。人の多いダウンタウンでも同じ。フランス語も出来ず、地名さえも読めない私に、バスに乗って病院へ行けと?私が歩いていける範囲に病院はありません。モントリオールにはあった、バスの路線マップなんかもない。しかも、ボランティアの交渉をするのだってフランス語が必要です。もちろん、英語が出来る人もいるでしょう、ラッキーなら。そして、もし運良くボランティアの仕事をゲットしたとしても、往復の交通費を出してまで行く?ここでは一度もバスに乗った事はないけど、恐らく片道$2くらいとして往復で約400円か。これから永住権の申請料、健康診断代、労働ビザの発行申請など、もろもろ20万近くかかる。生活費を削ってそのお金を捻出しなくちゃいけないってのに、なんでわざわざお金を払って暇つぶしのボランティアをする必要があるのか。それほど、志の高くない私に、暇つぶしでボランティアされるのはされるほうも迷惑だろう。それだけあったら、歩いて30分ほどのところに見つけた本屋&カフェでお茶をして暇をつぶすよ。お互いのため。ナース志望でもなし。ネガティブな言い方をすると、このボランティアが将来何かの役に立つとは思えない。もちろん、何かの役には立つでしょう、きっと。せめて。せめて、せめて、車が運転できれば、行ってもいい。探しまわってもいい。多少、恥をかいたって片っ端から病院を当たってもいい。だって、時間だけはある。バスに乗ればお金がかかる。簡単に迷う訳にも行かない。迷っても人に行き先さえ聞けず、バスの行き先さえ読めない。その上、地図も読めない私に、どうしろというの。*以前、働いていたところに「税金払ってました」という証明を出してもらうために、電話をした。当然、今はどうしているのか聞かれた。「フランス語が話せないから働けないよ」というと、スペイン語、少し分かるんでしょ?スペイン語とフランス語は似ているから大丈夫だよ。仕事なんて簡単に見つかるよ。大丈夫、大丈夫。頑張ってねー。なんて、無責任な言葉をいわれた。じゃあ、フランス語がぺらぺらなあなたはスペインやメキシコに行っても簡単に仕事がみつかるね。と言いたいのをぐっと堪えた。みんな勘違いも甚だしい。フランス語より多少ましなスペイン語だって片言なのだ。それより大分ましな英語でネイティヴに混じって仕事を探すのも私には難しいだろう。ここの管理人マダムだって、世話好きないい人だけど、「英語が出来れば仕事は見つかるわよ」と勝手なことを言ってくれちゃったりする。確かに、もう少し先のケベックシティまで行けば、フランス語が話せなくても仕事は見つかる。断言する。だって日本食レストランが沢山あるんだもの。モントリオールでさえみたことがない、日本語のメニューがレストランの前に張り出されていたのを見た事がある。それだけ、日本人の観光客も多いし、寿司レストランもある。直接の知り合いではないが、以前、モントリオールで働いていて、旦那さんの転勤でケベックシティに行った方がやはり寿司レストランで寿司を巻いている、という話を聞いた事がある。寿司を巻くだけならフランス語はいらない。フランス語の学校もあと5ヶ月は待ってね、と言われている。あと5ヶ月。途中で、日本帰国が入るかも知れないので、多少は気がまぎれるかも知れない。冬を含むこの5ヶ月は外に簡単に出られる訳じゃないので、ジョギングなどでストレス発散できない。一層、堪えそう。*愚痴っぽい話に、最後までお付き合いいただきありがとうございます。書き出してすっきりしました。
September 5, 2009
旦那と二年前、こちらに来てから海外学生保険(というのかな?)に入っています。毎月、必要であれば更新できて便利でした。二人で約2万円くらいかな。会社が旦那を正式に社員として雇ってからは旦那の給料から保険料も天引きされていきました。それが約2万5千円くらい。先日、ちょっとした腹痛で病院に行ったんだけど、お医者さんに会うだけで初診料1万円。もちろん薬代別。さらにスペシャリストに会うには日時を予約しまた1万円、プラスいくらかかかる。今までは、この海外学生保険でまかなっていました。ところが今回、その用紙の記入欄に「他の保険に加入していますか」と言う項目があり、私も旦那も経験がないため、しばらく考えた末、正直に「会社の○○保険に加入しています」と書いて書類を送付した。しばらくして届いた手紙には、「他の加入されている保険でまかなえるため、この保険では補償できません」と来た。じゃあ、使えないじゃないかこの保険、ってことで解約。旦那の会社の加入している保険に書類を送付し直した。すると、「あなた方はケベック州民ではないので、この保険は適用されません」。なんなんだこの保険。一時は、二つも(約4万5千円)も払わせておきながら、何も補償できないと。この件があり、旦那は会社の担当者にこの保険を解約したいと言いにいった。すると、これは規則で決められており、保険の解約は出来ないとの事。もちろん、危険な職場で働いている旦那に何かあれば、その保険が適用される。だけど、プライベートで(例えば腹痛とか)何かあっても適用されない。どうなの、それって?どうするの私たち?というのも、先日、切り取ったはずの口の中のシミ(?)をまた発見してしまったから。切り取ったスペシャリストは99.9%血の固まりでなんでもないから、といったが旦那は、0.01%ガンだったらどうするんだ、と最後までラボラトリーに送って欲しいと言っていた。結局送らなかったんだけど。それが再発?味見をしていて口の上を火傷したので、それを見ていて見つけちゃったんだけど、まさかまさか。そのシミも再発なのか、切り取った後なのか自分でははっきり分からない。だけど、旦那に言うと絶対病院に連れて行かれるからいわない。キミの存在はお金ではかえない、かけがえのないものだから、と言ってくれるけど、それで何百ドルも払えない。もちろん払うべきなんだろうけど。私にとっては来週の食費の方が今は大事。百ドルあればもう一週間生き延びられる。ああどうか。永住権が手に入るまで私達が健康でありますように。
July 9, 2009
(お食事中の方は、ご遠慮ください。)偏頭痛って、結局は胃から来るものだったのねー。って、しみじみ思ったのは、偏頭痛で3回も嘔吐をしたから。***休みの日、旦那と買い物に行ったら、電光掲示板に【34℃】とでていた。どうりで「あっついー」「ムシムシするー」の二言しか出ない訳だ。ホームセンターを回って、食品を10日分買い込んで家に帰ったら、すごい頭痛がする。外は暑いのに、ホームセンターやスーパーの中は涼しくて、その温度差で頭痛がするんだろう、と思っていた。我慢して夕食を作る。その夕食も旦那に「昨日まで仕事をしていて疲れてて一睡もしていないのに、この暑い中、一緒に買い出しにいって、それなのにこれだけ?」みたいな事をグチグチ言われたので、旦那の希望通りメキシカンサラダを追加した。新しいテーブルで食べるも、私の席は窓の真向かいで頭痛にはキツい。だけど、我慢して食べる。食べ終わったら薬を飲もうと思って。なのに、話しかけても反応の悪い私にとうとうキレた旦那が「薬を飲め」と怒鳴る。だから食べ終わってから飲もうと思っているのに。いいから!と途中で薬を飲まされる。その後も、引き続き食べてもいいらしい。まあメキシコの薬だからいい加減。食べなくちゃ、と頑張ってスプーンを口に運ぶがなかなか進まない。メキシコのファミリーとskypeをし始めた旦那が、戻ってきて、私をお姫様だっこでベッドまで連れて行ってくれる。この人、すぐ怒るけど、怒りは長続きしないんだな。怒られて落ち込む私の方がずっとその空気を引きずっている。まあ、メキシコのファミリーとつながったのが嬉しいんだろうけど。その後、2時間くらい寝たが、頭痛は治まらない。メキシコのママと会話中の旦那に、さっきの薬を追加して飲んでもいいか聞いてもらった。(2時間ずーっとskype中)8時間以上開けないとダメだという。旦那がインソ・・・何とか(後で調べたら日射病だった)だからと、アーミーで教わった救済法で私を看護。国家機密だから誰にも内緒ね、と言われたのでここでは書けない。でも、これできっと日射病の方は良くなったんだろう。ろくに食べられなかったのでお腹がすいてきた。この時点で夜の10時、旦那は24時間以上、寝ていない事になる。ヨーグルトとグレープフルーツを食べた。美味しくてヨーグルトをお代わりしたくらい。しかし、その後もの凄い吐き気、トイレに駆け込んで嘔吐。眠くてふらふらになりながらも旦那、心配でトイレまでついてきた。一度、全部出したから大丈夫かと思ったのに、また来た。旦那は横ですーすー寝息をたてていた。ごめん、起こしてしまったよ。一度起きたらお腹がすいたのか、何か食べてくる、とキッチンへ行った旦那。私はもう出すものもないから大丈夫だろうと横になった。戻ってきた旦那のソーセージの匂いにやられた。また嘔吐。もう吐くものなくて辛かったー(T_T)旦那は食事中、ネットで偏頭痛を調べてくれてあれに効く薬はないんだよ、あれはストレスから来るんだから、という。48時間前後で治まる、とも。48時間経過後も頭痛は残ったけど大分良くなっていた。結局、何がストレスだったか、というと。二日前、旦那が「弁護士に電話したら、奥さんのフランス語、ボロボロでもいいから話してほしい、政治の話や教育の事とか難しい事は話せなくてもいいから、せめて挨拶とちょっとした会話が出来ればいい、と言っていたよ」の一言。これで私達の永住権が決まるのかー!と思ったら相当なプレッッシャーだった。正直に告白したら、『そんなに難しく考えなくてもいいんだよ。でももし落ちたら僕たちにも他の道があるってことさ』と言ってくれた旦那に感謝。
June 29, 2009
今朝(といっても、午後3時半だが)朝食を何にしようかとお伺いを立てた。実は昨日、パンを焼いたのだが失敗したからだ。「フレンチトーストとベーコンエッグ、どっちにする?」すると旦那、どれもこれもおいしそうじゃないなあ。メキシカンエッグにして、といった。→メキシカンエッグ;トマト、オニオン、ガーリック、チリをミジン切りにして オイルで炒め、タマゴを溶き入れ炒り卵にするメキシコ料理。どれもこれもって、失礼な!それにしても、「俺はカナダに何年も住んでいるんだから、メキシコ料理は必要ないんだ!」と豪語したのは誰だっけー?ウチは毎日、メキシカンですが^^;
June 24, 2009
最近、旦那は「○○あったらい~な」の使い方を覚えてきて、何かというとこれを使いたがる。「コーヒー、アッタライ~ナ」「ソックス、アッタライ~ナ」「ケイタイ、アッタライ~ナ」「コーヒー、くれ」「ソックス、もってこい」「ケイタイ、どこ?」と、うまく使われている様な感じがしないでもない。しかし、片言のニホンゴで言われると嫌みもないから不思議。実家にいた頃、仲が良かった祖母がよくこの「テ」を使っていた。「げこー、○○が食べたいなー」「○○があったらいいんだけど」言われるたび、自分が気が利かない様な気がして反対にあたった。「欲しかったら、『○○買ってきて』とか『○○が欲しいんだけど』と素直に言えばいいじゃん!」だけど不思議。旦那が言うと嫌みじゃなくなる。片言ニホンゴのマジックか。それともう一つ。『ソダナ』。本人は、「そうだな」を言っているつもりなんだろうけど、ちゃんと言えてない。「ソダナ」がとても可愛い。使用例としては、私 「コーヒーいる?」旦那「ソダナ」私 「パン(ケーキの事)もいる?」旦那「パン、アッタライ~ナ」家の中でのニホンゴ率、かなり高くなって私の英語、かなり危ない・・・。
June 22, 2009
先月の母の誕生日にPCからグリーティングカードを贈った。母はPCも使えないし、メルアドも持っていないので、家族連絡用として無理矢理とった父のメルアドに送った。しばらくして、父から「意味が分からないんだけど・・・」とメールがあった。そんな訳がない、と「開くとメッセージが出てくるでしょ」とメールしたが開いていないようだった。(開封されると私にメッセージが届くようになっているから)そして今月、父のバースディは私の引っ越しのまっただ中にあり、PCもつながらないだろう、と思っていたので日付を指定してバースディカードを送っておいた。またしても、開かない、とか見つからない、とかメールが届いていた。そしてついに、「分からないから年末に帰国した時に開いてよ」と言われてしまった。何が分からない?とグリーティングカードを自分宛に送り、どこをクリックするか確認して、それをメールした。そしたら、ようやく父親宛のグリーティングカードが開封されました、とメールが届いた。それで昨日、久々に電話した。モントリオールにいろいろな事情で帰れなくて、国際電話カードが手に入らなかったから、電話も出来なかった。だから、母にも電話じゃなくカードを送ったのに。電話したら、父が出た。いきなりカードの話になった。「クリックしたら音楽が流れて、それから待っても待っても同じ音楽が繰り返されるだけだよ」「メッセージが出てきたでしょ?」「でたよ」じゃあ、いいじゃない。「あれ?楽天から(楽天グリーティングで贈った)割引チケットとかがもらえるんじゃないの」そんなわけない。なんだー、それだけか。っつうか、期待し過ぎ。いやあ、俺はてっきり何か出てくるものかと思っていたよ。そんな事を散々話して、電話を切ったのに、今日メールが届いていた。『グリーティングカード、開いたよ。音楽が流れてメッセージが出てきてそれだけ。まさか、これだけ?』もちろん、電話をした前にメールしたのかも知れないけど、せっかく誕生日におめでとうメールをしたのに、「まさか、これだけ?」と言われるとは思わなかった。なんというか、父にはデリカシーが欠けているんだな。それと、ここでこんな事を公開すべきではないのかも知れないけど、ちょっとカチンと来たので書いてしまう。妹が二人目を流産した。父がグリーティングカードが開けない、と言うので妹にメールした。開き方、教えてあげて、と。そしたら、妹から「いいよ。」と「実は・・・」と告白された。知っていたんだけど、父はやっぱり言わないと、と思ったのか昨日、電話口でもぐもぐと何か食べながら、「実は○○が二人目、妊娠したんだよ」という。は?流産したんじゃないの?と思ったけど、黙っていた。「知ってる」というと、「それが、ダメになっちゃって・・・」「知っているよ」「なんだ、知っているのか」文章で書くと何ともないが、父はこう言った非常事態、辛い事に対しては反対に楽天的にならなければと思うのか、笑いを含んだ言い方だった。もちろん、私の考え過ぎかも知れない。父も、なるべく深刻になるのをさけたいと思っていたのかも知れない。けど、自分の子供のこんなに辛い事、おにぎりをかじりながらまるで「今日は朝から雨なんだよ」と言う様な気楽さで言うな。しかも、最初に「妊娠したんだよ」と私を試すな。最後に「知ってたのか」って。どんなに私が驚くか、試していたんじゃないか。産まれなかったとしても人の命、もっとまじめに考えて欲しかった。妹がどんなに辛いか、きちんと考えて欲しい。自分の父だけにとても残念。
June 22, 2009
苛ついていたskypeだったが、こっちから積極的に毎日「家族とskypeしないの?」と聞く事にした。旦那から「家族にskypeしないと」と聞くよりかは、精神的にずっとラク。それでも、話の途中で突然「家族に・・・」と言われると、やっぱりむかつく。というか、この旦那の癖、というか性格にまだ慣れない。旦那は、私が言うのもなんだけど、『天才肌』。何かの本にも書いてあったけど、「天才は抜け目がち」だと。まさに、その通りの「天才」だ。旦那はよく人のグラスのものを悪気なく飲むので、旦那はグラス、私はカップに飲み物を注いでいる。それでも、目の前の自分のグラスを無視して、何故か私のカップを持っていたり、グラスにコーラが注いであるのに、コーラのボトルから飲もうとしたり・・・。鍵や書類なんかしょっちゅう行方不明。何かに集中していて、その間にした事を忘れちゃうんだよね。ちょっと羨ましかったりする、その集中力。その集中力を発揮して、人が話しているのに、突然他の事を話し出したり、例のごとく「家族に・・・」が出てくる。いちいちムカムカしていては、とは思うが、やっぱり話を聞いていないんだと思うと悲しい。でも、私、頑張ったぞ。その日は旦那が夕食にメキシカンを作る事になっていて、(っつーか、毎日メキシカンだけど)そのレシピを聞くのに、家族にskypeしたのね。長くなるのは分かっていたし、私も疲れていたからいいんだけど、1時間経過した頃、思い出したように旦那が「ゲコさん、お腹空いた?」と聞いてくる。お腹空いていたけど、家族と思う存分話してくれ、と「いいよ、まだ空いてないから」と健気にも答える。そんな頑張りが分かったんだろうか、実ったんだろうか、この4日間の休みに、二回も皿洗いをしてくれた。大物の買い出しで、なんでこんなに、と思うほどくたくただったからすごく助かった。その上、ベースメントにあるランドリーを6往復ぐらいしたからか、足はがくがく。エクササイズ、と自分にむち打った。洗い立てのシーツでベッドメイキングをしていたら、あれ?って思うくらい、行動がスローだったからかなりヤバかったんだろう。その間に、お皿、洗ってくれていた。旦那、ありがと。
June 20, 2009
うわあ、びっくりしたー!『あのオトコ』からメールが来てた・・・。(分からない人は、前々回の記事で)実は先々月ぐらいにPCをアップロードしたら、ホットメールが使えなくなってしまい、家族や親しい友人、もう一つのブログの方で、新しいメルアドの方に送ってください、とお知らせしてあったの。ホットメールは開いて、件名、送信者は見れるんだけど、中身が開かないからとっていたメルマガも次々解約。最近、このブログにしょっちゅう愚痴(!)を書き込むようになったんだけど、ここはコメント禁止にしてあるので、言いたい事がある人はメールしてくるかなー、とメールをもらった際の連絡先メールを変更しようと思ったら、なぜか出来なかったので、前の連絡先、ホットメールをダメ元で開いてみた。そしたら、開けた。「もー、き○えさん、以前のメール見られないからと、新しいメルアド教えたのにまた送ってるー」とか思いながらチェックしていたら、着てた。なんと8年ぶり(!)にあのオトコから。『近々、日本に帰国するので、一緒に食事でもしましょう』との事。ぷぷっ。こういうのをシンクロと言うんでしょうか。ははは。
June 14, 2009
今日は旦那、朝シフトラストの日。朝3時半起床。一日12時間、肉体労働なのでしっかり寝ないと身体が持たない、分かっているけど昨日はひどかった。いつも5時半に帰ってくるとお風呂に入り、夕食を食べながらメキシコの家族とskye。(最近、毎日です。しかも時間がないから食べながらね。)そして、私が洗い物をしている間に、TVを見ながらうとうと・・・。遅くても8時半に寝なくては、翌日が辛いのでハッとソファで目を覚まし「ベッドに移動」ってことになる。昨日は、8時半になっても起きる気配がないので、「ベッドに行かないの?」と揺り起こした。「行く、行く」とあわてて起きて歯を磨いたりしてベッドに来たら眠くない。それで、私をののしり始めた。何故起こした。私はいつも以上にエクササイズをやっていて、疲れて身体も動かない。寝るな!なんでよ。俺が何か必要になったら、取ってくるんだ! ←ミルクとかコーラとかね。暴君のようでした。ま、初めてじゃないけどね。いつもこの手の怒り方には、戸惑ってしまう。だって子供じゃない、こんなの。人間は睡眠、食事、排泄をとったら生きていけないのよ。自分が眠れないから、寝るなって。私が起こしたせいで眠れなくなった、と人のせいにする。最初、眠れないって布団に入った時に、普通に、「自然に起きるまで起こさないでって、君に言っておくのを忘れた」と言っていたのに、だんだん怒り増大。トイレに行ったりキッチンでミルクやコーラを飲んだり(朝起きたらそのままだった)ソファで寝てみたりしたが寝付けなかったみたい。ベッドルームに戻ってきては寝るな、といって電気をつける嫌がらせ。朝起きたら、私のスリッパがあっちこっちに飛び散っていた。蹴っ飛ばされていた。え?悪いのは私なの。じゃ、次からは勝手にベッドに行きますので、一人でソファで寝てくださいね。旦那としては自分が目覚めるまで一緒にイビングにいて欲しいのだ。私は、いつ旦那が目覚めるか分からないのに、リビングのチェアで眠るのはイヤ。(ソファは占領されている)ワガママ、というと、なんだと!お前の為に働いているのに、という。そうなんだろうな、多分。でも、私、必要な物さえ買えないんだけど。しかし、これは又、違う問題なので黙っておく。いつもは尊敬している旦那だけに、こういう時はいつもがっかりする。そうして、朝は一切会話が無いくせに、出かける時にはハグをする。私は、もう一生会えないかも知れないから、と考えている。(考え過ぎかもしれないけど、外で事故っちゃったら現世で会うのはこれが最後だし。旦那はメキシカンの慣習からか)ちなみに、夜11時にトイレに起きた時、旦那はソファからクッションを二つ抱えてきて(ソファ裏のキッチンの冷蔵庫がジージー鳴り出したからだと思う)すぐに爆睡。私が身体を動かすと起きるかな、と思ってごそごそ寝返っても寝てたから、4時間は寝たな。きっと今日も大丈夫。
June 14, 2009
『このアマッ!』と呼ばれた事がある。それもけんか腰ではなく好意的に。NZに滞在中、仲のいいカップルと女友達で出かける事になった。何をしにどこに行ったかはすっかり忘れたが、バスでは不便な所にあるので、車を持っている知人を誘って一緒に行ってもらう事になった。それがそのオトコである。私は当時、ワーキングホリデーで、あるカフェのマネージャーを任されていた。そのオトコは、そのカフェスタッフの先輩にあたる。カフェスタッフ全員が日本人のワーキングホリデーであったため、入れ替わりは早かった。私も入って約3ヶ月でマネージャーになったと思う。しかし、全員が仕事を辞めてすぐ日本に帰国するわけではなく、ほとんどの人は旅行等を楽しんでから帰国していた。だから、そのオトコも仕事を辞めて忙しくはなかったはず。快く引き受けてくれた。・・・と、思った。現地についたら、そのオトコ、何て言ったと思う?「○km走って、ガソリンが今*ドルだから、一人$3ね。」全員が絶句。一応、誘った私が勇気を出して、「え、お金取るの?」と聞いてみた。そしたら言われた、『人の時間と車とガソリンを使っておいて払わない気か。このアマ!』と。びっくりして、顔を見ると得意の笑顔でにやっと笑った。私が汚い言葉をかけられて嬉しいと思っているかのようだった。ああ、気持ち悪い。このオトコ、顔もまあまあで、何かスポーツをやっているからか体つきも締まっていて外見はかなりポイント高かった。仕事先では、結構まめに働く。私も働き始めた頃は、手取り足取り色々教えてくれた。細かい所もあるけど、仕事もきっちりできる『デキルオトコ』だった。こんなケチだったとは。その上、今まで言葉遣いもそれほど悪くはなかった。いきなり、『この、アマ』かよ。それ以来、連絡を絶ったのは言うまでもありません。翌年のバースデーにおめでとうメールが来たけど、当然スルー。
June 14, 2009
Bellという電話会社がモントリオールにはある。二年前、モントリオールに戻ってきた時に電話会社はこのBellにした。ネットで調べてモントリオールに初めて来た人用のHPにBellはサービスが悪くて、解約したはずなのに毎月、料金を請求されていた人が訴訟を起こしていて、Bellは辞めた方が言いと言っていたので旦那に言った。けれど、旦那は私の言う「サービス」がネット接続だったり、その接続の早さのことを言うんだと勘違いしていたらしく、「サービスなんてどこも同じだよ」と結局Bellにしてしまった。1年後、引っ越しをするまでは何事も無く順調だった。旦那の仕事がこのTrois-riviereにきまり、私はモントリオールの他のアパートを見つけたんだけど、新しいアパートに移れるのは1ヶ月先だった。なので1ヶ月住所なし、レジデンスという学生寮に1ヶ月住んでいた。その際、Bellで継続したいけど、新しい住所まで1ヶ月、間があるから一度解約すると伝えると、「3ヶ月、フリーズ出来ますよ」という。自分の電話番号とアカウント番号を変更する事無く、3ヶ月間、電話料金他は止めておけると言う事だった。もちろん、旦那はそれをお願いした。そして、新しいアパートに引っ越して、Bellに再開設の電話をしたら「あなたの名前も、電話番号もアカウント番号も残っていません」と言われた。当然、同じ電話番号を引き継ぐ事も出来ないが、支払いも1万円くらい残っていたのでそれも消えた訳でラッキーだった。「前に電話でフリーズできると言われましたよ」というと、「それは私ではありません」というふざけた答え。当たり前だ。信用できないので他の電話会社と契約、6ヶ月後、リカバリーエージェンシーと言う会社から電話が来た。Bellの「支払いの回収をしている」会社だった。残金1万円とモデム代8千円を払えという。もう本当に全然分からない。そのデータがどこに残っていたのか。残っていたのなら、再開設できたはずなんじゃないか。旦那も根気づよく延々と最初からいきさつを説明、モデムを送り返せば8千円は払わなくていいという。モデムを送り返すのにBellに電話をしてステッカー(送り先の住所等が記載されたもの)を送ってもらわなければならない。Bellに何度も電話した。3回目でようやくステッカーを送ってもらえた。担当者の名前と控えの番号は聞いておかなければと、二回目からは控えておいたがそれでも届かない。担当者の名前と番号を伝えても、その担当者は先日辞めたとかその番号は見つかりません、とか言われた。ようやくステッカーを送ってもらって、リカバリーエージェンシーに電話をしたら、未だにBellからの請求額は1万8千円だという。ステッカーの番号は?と聞かれる。は?郵便局に持って行ったら、窓口のおばちゃん、控えも一緒に箱に入れて送り返しちゃったよ。だから、ステッカーの控えも無い。もう散々。送り返した、と言う証明も無い。郵便局のレシートなら残ってたけど、これじゃ証明にならないし。間違えないように言うと、ステッカーと箱に入ったモデムを窓口に持って行ったらおばちゃんが中身を確認して、ステッカーを箱に貼ったのをみて、旦那が「あれ?それは・・・」とステッカーの残りを指差すと、おばちゃん、焦ってあはは、と笑いながら一緒に箱に入れちゃったんだよね。みんな、ちゃんと仕事してよ、って思った。昨日も書いたけど、銀行のお姉ちゃんとかこの郵便局のおばちゃんとかせめて、せめて間違えないで欲しい。私達にとっては重要な事だから。リカバリーエージェンシーからは本当にうざいほど、毎日毎日電話が来た。(こんなことには仕事熱心なのね)当然、旦那は仕事中は携帯に出れないので留守電にメッセージが入っている。こちらでは電話は掛けても受けても料金が発生する。最初の頃は違う担当者が毎回、電話をしてきて旦那も根気づよく初めから説明していたけど、(っていうか、会社さー、今までのいきさつとか経緯とか残してよ)もうイライラの限界だったので、担当者の名前を聞き、次からはもうあなたとしか話さない、といって他の担当者から「もう支払ったか」と請求の電話が来ると、「マダム○×いますか」といって、代わってもらう事にしている。とうとうマダム○×も辞めてしまった。そして新しい担当者と一から話し始める。本当に根気のいる仕事(?)だった。だけど、旦那は本当に良く頑張った。というか、こんな事で告訴されてしまっては現在申請中の永住権までとれなくなってしまう。本当にこんな事なんだけど、私達にとってはカナダの永住権を手に出来るか出来ないかの一生の問題。そんな事、今回関わった担当者の誰も考えていないんだろうなー。*NZに一年いた時、何て自由で素晴らしいんだ、と感動して海外移住を決意したけど、住んだら住んだで結構大変。みんな自由だけど、仕事もいい加減。本当に頼れるのは自分のみ、と言う感じ。今更ながら、日本てやっぱりいいかも、と思ってしまう。
June 13, 2009
みなさんは、月にどのくらい家族と連絡を取っているんでしょう。私は月に二、三回、メールか電話をするくらいです。あとは、必要な事があれば別に連絡をするくらい。家族の誕生日にはなるべく電話をする事にしていますが、テレフォンカードの期限が切れていたりして、なかなか電話もかけられない事も。私に比べて旦那、非常に家族好きなんです。旦那の実家のメキシコの家族だけでなくウチの家族も好いていてくれます。『僕は家族人(?←造語)だからどちらかの両親を引き取って一緒に暮らしたい」といつも言っています。その上、メキシコの家族とは幼い頃、とても貧しくて辛い時代を共有してきたので、もうね、すっごい仲がいい。母を敬愛しているのは良いとして、未亡人のお義姉とは戦友とも呼べる仲。私は義母も義姉も大好きで、二人とも私を大事に思ってくれているのも分かる。旦那に「幸せになりたかったら、まず妻を幸せにしなさい」と言ってくれる義母がどれだけいるでしょう。だからね、本当は嫌いたくない。いつもニコニコしていたい。だけど、もう限界。旦那の実家とのスカイプの回数。旦那は5勤務4休み、4勤務5休みという不定期シフトで働いています。しかも、一日12時間。だから週に何日とは言えないんだけど、休みの日は毎日2~3時間、昨日も仕事から帰ってきて1時間くらい話していた。多い時は週に6日、一日2時間ってことです。この件で、もう2度も喧嘩しています。スカイプは仕方が無い。ただ、食べながらは辞めて欲しい。私も一緒に食べているんです。でも、家族とスペイン語で話す旦那はもうほとんど訳してくれない。旦那と家族が話している側で、私一人でご飯食べている。なんだか、集団無視の感覚に陥って、惨めで涙が出てくる。もちろん、旦那も家族もそのつもりは無く、特に旦那は妻のコトを他の人に話す事が上手だから、初めて会う人にも、よくあなたの事、旦那さんから聞いていますよ、と言われる事がほとんどだ。家族とも「・・・とゲコが言っているんだけど」とか「ゲコが・・・したらさ」とかよく会話に出てくる。だけど、訳してくれないから意味が分からない。面白くない。笑顔も消えるさ。その内、スカイプの画面からも消された(泣スカイプするタイミングもね、お腹がすいたからマフィンを買ってきて、コーヒー入れて食べていたら、甘い物は欲しくない、ちゃんとした食事が食べたい、と言い出して、私を台所に追いやっておいてから、「ゲコー、ママと話して」とすぐに呼ばれる。なに!飯つくれっつったのはお前だろ!と言いたくなる。そんな心境でママと楽しく会話なんか出来ないわ。そして、突然スカイプで会話を始めるメキシカン達に入って行けない。前はね、仕事をしていてある程度「生きている」感があったから、頑張って作り笑顔で仲間に入って行けた。今は仕事も無い、知人もいない、旦那以外と喋っていない、しかも薄暗いベースメントだったし。そんな環境で精神的にも落ち込みがちで、前のように冗談を言える様な精神状況でもなくなった。それとも私が生粋の日本人だからなんでしょうか。『呼ばれなきゃ行けないよ』と何度も言っているのに、「なんで、お前は両親に挨拶しない」と怒られる。だって、スペイン語で何話しているか分からない状況で、突然「オラー!」って入って行ける?まあ、相手もやさしいのでどんなにシリアスな会話をしていても「オラー」と返してくれるでしょうけど、会話の切れ目が分からない。えーん。先日も延々と義姉とスカイプ中、私の帰宅にようやく気づいた旦那が声をかけてくれた。「ギジェ(義姉)に挨拶してないよな」話し込んでいたから邪魔するの悪くって、と言ったら怒らず納得してくれた。私も納得した。私が闇雲に「オラー」と画面に入って行けないのは、旦那と家族との対話を邪魔したくないからだ。私がオラーと挨拶すると、メキシコの家族は声がワントーンあがるくらい、歓迎してくれる。分かっている。けど、旦那のこのスカイプの回数の多さと時間の長さにイライラする。最近愚痴ばかりなので、ちょっと凹み気味。いいテーマ見つけました。前向きにならねば、と思うばかりで感じる事はこんな事ばっかり。こんな事が言える友達が近くにいたら、心もちょっぴり軽くなるんだろうなー、なんて思ったりして。
June 12, 2009
外に出るととても暑くて、上着を手に持って歩いた。こうして歩くと営業時代を思い出す。**私達のグループは団結力が強く、みんながお揃いで柄違いの『くまのプーさん』のエプロンをつけていました。英会話教室の生徒の獲得のためです。エプロンをつけているとお母さん達の警戒心もゆるくなるようです。同期入社の私達9人は二つのグループに分かれて違う地域を回りました。一人一人がとても濃いキャラクターで、今でも同じグループの子は思い出す事ができるくらい。毎日が勝負で、密度の濃い時間でした。グループや同期で集まるとまず、伺った先のお母さんと子供(生徒さん)の話で盛り上がりました。話題がつきる事はありませんでした。玄関先で怒鳴られたり、追い返えされたりする辛い経験も皆でシェアすると不思議と気分が軽くなったものです。二ヶ月で4件(つまり4人の生徒さん)を集める事が正社員になる為の条件。それでも朝、会社に行くと一人、又一人と同期は減っていきました。二ヶ月後、残ったのは私と離婚して子供の親権を取る為にどうしても正社員の肩書きが必要だったお母さんだけ。それだけ、キツかったんでしょう。(あれ?ヒトゴト?)一年後に辞める時(私はもう営業ではなくいくつかの英会話クラスを担当し、その地域の先生方を管理する仕事をしていた)、営業の研修も担当していた大変お世話になった上司に、「あれをやってきたんだから、何だって出来るぞ」と言われました。本当にそう思う、見ず知らずの家に「こんにちわ~!」と飛び込む勇気があれば、何でも出来ると思いますわ。前書きが大変長くなってしまったが、なんでこんな事を思い出したかというと、フランス語圏の銀行に口座の解約に一人で行くからです。まあ、これはそれほどの勇気は必要としないけど。あは。今までがむしゃらに英語で責め立ててきたので、今回はまず「すみません、英語でいいですか」と英語で言う事から始めようと思う。ぷっ。失敗から学ぶんだな。あれ?この暑さと手に持ったジャケットがなんとなく営業時代を思い出させたみたいです。あー、辛かったなー、あの時期。でも、今までの人生の中で一番、必死で一生懸命、生きていた時かも知れない。それでも、割と成績の良かった私は、あのお世話になった上司に「なんでお前はそんなに(契約を)とれるんだ」とたまに聞かれる事があった。「さあ?よいお母さんに巡り会えるからですかね」といつも答えていた。そう。私はいつも伺う先のお母さん方に助けられていた。だから契約が取れていた。一瞬一瞬が真剣だったから、今でも契約してくれたお母さん達の事、思い出す事が出来ます。お母さん方、ありがとう。***家族用の日記に書いたんだけど、父に読まれるのはどうしても恥ずかしくて結局こっちに転写しました。
June 12, 2009
訳あってモントリオールのアパートを人に貸してからも、電話代を支払っていた。(それが条件で借りてもらったからね)そして、trois-rivieresでも電話、ネット環境が必要になったのでこちらでも開設。もちろん請求書が二つくる。そしてそれを一度銀行に持って行って支払うと、アカウント番号が登録されるので次からはATMで簡単に支払う事が出来る。なので新しい回線の請求書が来た時はわざわざ銀行の窓口まで行って支払ったんだ。どうも手続きが早いと思ったら、やっぱり既に開設してあるもう一つの方に支払っていた。それが分かったのが、二つ目の回線の請求書とともに、『3日以内に支払わないと回線を止めます』と言う手紙だった。もう寝耳に水とはこういうこと。銀行の仕事を頭から信用している国で育った私は絶対銀行が悪い、と思っていた。けど、旦那に言わせると私が悪いらしい。銀行を信用するな、と。本当ねー、こんな事があると。知らなかった、銀行って普通の一般の会社と同じなんだ。普通に間違えるんだ、と。私にすれば、お金の事なんだから、もう少し慎重にして欲しい。けれど、慎重にしなければならないのは私の方だった、と言う事を今回学んだよ。そして銀行にも格差がある。上は旦那の銀行で割と信用できる。(これでも)そして私は海外送金料金が安いと言うだけの理由でもう一つ口座を開設。そこで一度、日本へ送金したんだけど、いや、ひどかった。もう、びっくりした。まず、最初に開設した支店でなぜか日本の住所を登録した。送金に行った他の支店で窓口のお姉さんがその日本の住所を手書きで写して、それを新たに入力してたんだけど、そのプリントアウトされた紙を見たら間違いだらけ。NはHになっているし、DはO。ええっ?っていうか、あなた自分で書き取ったんでしょう?と言いたくなった。カナダやアメリカでプリフェクチャー(県)という概念が無いので、私がどんな流暢な英語(?)で「プリフェクチャー」といっても通じないのは仕方が無いが、「Tokyoは首都でしょ?このあなたの住所の千葉に当たる銀行の住所は何」と聞いてきた。銀行の本店の住所はもちろん東京。それが東京は首都だから、正式な地名を教えろと。もう訳分からん。私の銀行のカードには丁寧にローマ字で銀行の住所が書いてあるからそのカードを見せると、なんと『これが銀行のカード?そんなはずは無いわ(It can not be!)』と言い放った。日本の銀行のカードを知っているのかしら?この姉さん。しかも、日本の銀行と違って、銀行と選んだ口座の種類にもよるけど、私の口座は残高10万円を1円でも下回ると毎月400円~口座維持費が取られるものだった。私は毎月この400円を払ってた。ちなみに旦那の銀行は月1500円ほど取られる。それでこの仕事か。
June 12, 2009
もうね、ここに愚痴を書くのは止めよう、と思っていたんだけどね。*おととい、旦那と喧嘩した。旦那が言うには私が愚痴ばっかり言う、もううんざりだ、ってことらしい。私もうすうす気づいてはいた。最近、私ネガティブだな、笑ってないな、って。さんざん言い争って、私が一日中、一人で外出していたら旦那は、ニホンゴで冗談を言えるくらいに戻っていた。まあ、ニホンゴでは冗談しか言えないけど・・・私には、「なんで?あんな事言っていたのに、なんで普通に接する事が出来るの??」と、まだしこりが残っているけど。けど、問題はそこじゃない。さて、そんな悶々とした気分で買い物に行ってきた。スーパーで一人のケベコワが声をかけてきた。それが、ボンジュール、ではなくて、よりによって、「ニイハオ!」普段は怒りを表に現す事はしない私でもさすがにキレて思いっきりニラんでしまった。(別に中国人がどうのってことではありません。)何て言うのこれって。泣きっ面にハチ?もうね、どうしていいか分からない。私、こんなことしないヒトなのよ、普段。ストレスが溜まっている、気分転換しないとダメだとは分かっている。旦那の勤務日はいい。一人で外出できるし。旦那が休みに入ると、大変。4日か5日も休みがあるのに、外出したがらない旦那。外に行きたい私。全々回の休みはこれで喧嘩した。気分転換したくてもお金がかかる。もちろん外を歩くだけなら、お金もかからないので私は外を歩きたい。ようやく暖かくなってきたし。けど、旦那には通じないらしい。「何のために?外を歩いても景色がいい訳でもない」それでも、私には外の新鮮な空気を吸って、太陽の光を浴びて日本では見られない、誰もいないキレイに手入れされた住宅街を歩くだけで気分転換になるのに。休みに入る度にDVDを借りてくる。前回観た中の一本が「rising helen」。姉夫婦が突然の事故で亡くなってしまい、その子供達の面倒を見る事になったヘレンの奮闘、慣れない母業に疲れたヘレンにヘレンに思いを寄せている神父ダンは「君には気分転換が必要だよ」といろんな事に引っ張り出してくれる。前回にも一度観ていて、何にも感じなかったこの場面がなぜか泣けた。私にも気分転換が必要なのに。旦那はやさしい。一生懸命尽くしてくれようとしてくれるんだけどどこかピントがずれている。そしてそれにイライラしている私は、「疲れているから、休み中は家にいたい」という旦那を受け入れられない。ワガママだ、自分勝手だと言われけど、そうなんだな、きっと。私がもう少し旦那のことを考えてあげていれば、どんなに身体が疲れていようと、外に連れ出してくれるんだろうな。きっと。僕が働いている4日、5日の間は君の好きな事を出来るじゃないか。僕が家にいる間は、僕の為に家にいてくれ。その通りだと思う。やっぱり、悪いのは私か・・・?・・・そうなんだ、きっと。書いているうちにどんなに自分がワガママなのか、分かった気がした。次の休みは引っ越しで大忙しだけど、落ち着いたらまたこの日記を読み返してみたい。次はもっとポジティブな日記が書けるように頑張ります。最後まで読んでくださってありがとう^^
May 22, 2009
ここに書く事は、家族用のブログには書けない本音ばかり。だからかも知れないけど、いつも愚痴ってしまう。ごめんね、今日も私の愚痴を聞いて下さい。***前々からこのアパートのランドリーには不満がいっぱいだった。4ヶ月前に仕事を辞めてモントリオールのアパートから旦那の単身赴任先のこのベースメント(半地下)に引っ越してきた。今までは旦那が洗濯物をモントリオールに運んできて私があちらのアパートで洗濯していた。ここで洗濯するようになってから気づいたんだが、このアパート、とても変な造りになっているのだ。各部屋が周りを固めていて、中央が二階吹き抜けの広場みたいになっている。(ちなみに二階建て)全部の部屋からではないが、ほとんどの部屋からその広場につながるドアが着いている。その広場の一角からランドリールームにつながるのだ。ウチのベースメントからは当然、外を回って階段を上がらなければ中に入れない。そのドアが今回、鍵がかかっていて入れないのだ!鍵じゃないのかも知れない、自動ロッックみたいなもの。今までは冬できっと寒すぎて完全には閉まらないので、このドアで苦労する事はなかった。暖かくなってからはドアは開けっ放しでドアストッパーがしてあった。それが前回、洗濯物を中に干してからはドアが開かない。洗濯物が取りに行けない。ドアが開かなかったので3日間、干しっぱなし。しかも、中はマリファナと動物の匂いが蔓延していて、あんまり長く干していたくないのに。カナダのランドリーにつきもののドライヤーはほとんど使えない。コインを入れて使用しても、乾かない。だから使わなくなった。その上、以前は、他の住居人が洗濯物を干しっぱなしにしていて干す場所がなかったので、仕方なく部屋に持ち込んで干していた。だからシーツとかの大物は干す場所が無いので一切、洗濯できなかった。先月からその住居人が出て行ったのか、一気に洗濯紐がガラ空きになったのでいい気になって干していた。すると、今度はランドリールームの鍵がかけられた。洗濯しっぱなしで干していない洗濯物が中に閉じ込められたままだったから、最悪。夜、旦那が帰ってきてから二人で各部屋を回って、ランドリールームの鍵を持っている人を探した。旦那も12時間労働で疲れているのに、私がフランス語を話せないから仕方ない。ここの住人て、長く住んでいる人が多いから、自分で洗濯機を所有している人も沢山いて、そういう人達はもちろん、アパートのランドリーを使わない。隣のおじいさんが『中央の部屋のお姉さんが鍵を持っているよ』と教えてくれたけど、その人は留守だった。仕方なく、夜中まで待って念のためもう一度ランドリールームをチェックしに行ったら、鍵は開いていた。もう、そんな泣きたくなる事が何度もあった。そんな事で泣きたくならないのかな、ふつうは。私は悔しくて悔しくてたまらなかった。もちろん、ドアを閉めた人は私が鍵を持っていないのを知らないのだし、誰を責める訳でもない。誰が悪い訳でもない。けど、なんでこんな簡単な日常の事が普通に出来ないのか。恨みたくないけど、ドアを閉めた人を恨んでしまう。その後、張り紙をした。「鍵を持っていないので、ロックをしないでください」と。それでもドアは閉まっている事もあった。ああ、もう。行き場のない怒り。二週間くらい前にランドリールームに入ったら、鳥かごが二つあって、鳥がそれぞれ二羽ずつ入っていた。なんで、ランドリールームにこんなものが?洗濯物を干して、夜、取りに行ったらお姉さんがいた。フランス語が喋れない、というと英語で質問してきた。あなた誰?何しにきたの?笑顔だったし彼女の母国語じゃない英語で話してくれたんだから、とは思ってもやっぱり質問が「キツい」と思ってしまう。何しにきた?は無いだろう。あなたの鳥を盗みにきたとでも思ったのか、と少しムッとした。他に彼女は猫を二匹、広場に放し飼いにしている。トイレもエサもそこにある。それが臭うのだ。公私混同もいいとこ。広場に通じる彼女の部屋のドアの前にはピンクの汚い絨毯が敷き詰められていて、戸棚や椅子、エクササイズのマシン等が所々に置いてある。掃除できない女、と言うのは彼女の事だろう。臭い?と聞いてくれたけど、ええ、とても、と言えるか、普通?でも、彼女が教えてくれた。ランドリールームも鍵の在処を。これでランドリールームの鍵問題がクリアになったと思ったのに。今度は入り口の鍵でつまずいている。もう、今月末には引っ越すというのに。あと、少しだけだったのに。*さっき、人が出入りしていたので急いで見に行ったら中に入れた。洗濯機と乾燥機(ドライヤー)が新しいのに変わっていた。洗濯物を取り込んで、念のため外から一端閉めてみたら、やっぱり開かなかった。・・・洗濯物、溜まっているのにな。何とも締まりのない、終わり方なのだが、人が出るのを見計らって、また行ってみようと思います。なんでこんな事に、こんなに神経使わなくちゃいけないんだろう。***こんな愚痴を最後まで、聞いてくれてありがとうございます。
May 4, 2009
この『ボーン・シリーズ』は私にとって特別。久々に夢中になった作品だ。『銃で撃たれ怪我を負って漂う男が地中海上で漁船に救出された。しかし、彼は自らの記憶を失っていた。唯一の手がかりはスイス・チューリッヒにある銀行の貸し金庫口座。記憶を失った工作員が自らの「アイデンティティー」を探し奔走するも、解明していくごとに、その数奇な運命に直面し、苦悩していく。』wikipedia簡単に言うとこんな作品。人によってはサスペンス・スリラーと言う人がいるが、私に言わせれば、サスペンス・アクション。ジャッキー・チェンのアクションは大好きだが、カーアクションとかは苦手。苦手だけど、ストリーが面白いのでハマった。ニコリともしない(記憶を失って自分探し中なのだから当然だが)ボーン役のマッド・デイモン。全然好みじゃなかったが、本来の自分を見つけようと必死な姿と切れのいいアクションを見せけられ、まんまとデイモンファンになりつつある。何しろやる事なす事、痛快でスマートなのだ。それにも増して、最初ちょい役で出ていたニッキー・パーソンズ。NZにいた頃、英語を習っていたジャッキーさんの娘、エレナちゃんにそっくりじゃないか!と、2001年の『Save the Last Dance』の時から思っていたが、いやいや彼女の存在がますます私の心をキューッと締め付ける。ここからはネタバレになってしまうが、旦那曰く、『彼女はボーンの彼女だったんじゃないか』。ボーンは最初から記憶を失っていたのだが、彼女は敵とも味方とも言えない描かれ方をする。が、3作目でボーンが「なぜ、俺を助ける?」と言う質問に対し、「何も覚えてないの?」と答える。あー、彼女がボーンの恋人だったら本当に切ない><だって、同じ組織にいて、ボーンが死んだものだと(暗殺された)聞かされたのに、その後、生きていると分かって安心したのもつかの間、彼には恋人ができていて。その恋人を失って悲しんでいるボーンをみている訳ですよ、彼女。自分の事は全然覚えていないのに。しかも、一度は殺されかけたりもした。もし、彼女がボーンの恋人だとしたら、彼女はかなりタフな女性だと思うよ。その健気さに心が苦しくなる。あー、早く観たいな次回作。ちなみに、The bourne idenntityでは、2003年度の全米ビデオレンタルでレンタル数1位を獲得、The bourne supremacyは、アメリカで週末興行成績で初登場1位になり、トップ10内を7週間キープ、The bourne ultimatumでは編集賞、録音賞、音響効果賞をアカデミー賞で受賞している。
April 17, 2009
なんだか、最近DVDの記事ばかりになってしまってますね。記事を更新できる日数よりも、DVDを観た数の方が上回ってしまうので、普通の記事が更新できません。ここで近況報告。来月、引っ越します。まだモントリオールに戻る訳ではありません。ここtrois-riveresでサブレットを見つけました。9月までの契約です。ビザも期限も9月中旬までなのでその後は成り行き次第、と言う事で。現在、永住権申請中だし、旦那の会社もワークビザを新たに発行してくれると言うので、とりあえずここに残る事にしました。旦那の第一希望はもちろんモントリオールに住む事ですが、この不況であちらに戻っても仕事があるか不安なので仕事を見つけるまでとりあえずここにいます。次のアパートは11/2というワンルーム+キッチンみたいなものですが、仮住まいと言う事で満足。冷蔵庫もオーブンコンロもついているし、ランドリーも地下にあるし、室内プールまである。今のアパートより約1万円くらい高いけど、モントリオールのアパートをサブレットしたし、旦那のサラリーも上がったし、なにより3Fで目の前が公園なので明るい!!もうすごく嬉しくて、引っ越しを考えるたびにテンションあがってます。このアパートも旦那の仮住まいのはずだったので、冷蔵庫なし、オーブンコンロなし、ランドリーの鍵なしの状態で普通に暮らしたらとても住めない。これから来る夏に向けて、キャンプ用の40リットルの冷蔵庫じゃとても危なくて。ランドリーも今はドアが全開されているけど、何度も鍵をかけられてしまって、洗ったままの洗濯物がそのままになってしまったり、干した旦那のユニフォームが中に閉じ込められてしまったり本当にヒヤヒヤしながら使ってました。しかもこのカナダでドライヤーが使えない!と言うのは致命的。冬の間は外に干すと凍りますから。ドライヤーは回るけど、ほとんど乾かない。結局、あきらめて室内に干してます。日本ほど湿度は高くないにしてもやっぱり匂いは気になります。バスタオルは乾くのに2日もかかってしまって、臭くなってしまったり。コンロは電気のものを1台だけ買って使っていますが、なんせ1台しかないので料理に時間がかかります。パスタはゆでてザルにあげてから、フライパンでソースを作って・・・という感じ。これはまあ時間があるのでいいんですけど。オーブンがないと言うのもお菓子作り好きには結構辛い。フライパンで出来るお菓子を結構作りました。さて、それもあと1ヶ月です。買い物には少々不便な場所ですが、夏の間は自転車が乗れるのでエクササイズのつもりで頑張るつもり。陽当たりが良いっていいね^^***さて、DVDです。5日間の激務を終える旦那が、疲労でレンタルビデオショップにも行きたくないと言うので、6本借りてきて、と言う使命を負い、借りてきた中の一本がこちら。『The tiger and the snow』『Life is beautiful』のロベルト・ベニーニ主演、監督作品。『Life is beautiful』は旦那お気に入りの作品で、先日、メキシコに帰国した際、義パパが暇を持て余している私にとお土産に持たせてくれた。それ以来、ロベルト・ベニーニは私のお気に入りである。DVD選びが苦手な私にしては、これはまず成功かな。戦争、という舞台背景なので軽いストーリーではないが、さわやかな結末に満足。『Life is beautiful』もそうだけど、ロベルト・ベニーニは奥さんをヒロインとして起用していて、しかもどちらもロベルトがその奥さんをどうしようもなく愛しているという実生活が映画に投影されたかのようなストーリーにイタリア男の情熱を感じる。『you kill me』ニコリともしないアル中の年配キラー(人殺し)の話だが、コメディだと言うので借りてきた。う~ん、面白くもないが、失敗とも言えない、何とも不思議な作品。所々、クスッと笑える場面があるのでコメディと言えばコメディなのかな。私は友達には勧めない作品。『what woman wants』メル・ギブソンがあまり好きではないので敬遠していた作品。作品的には面白そうだな、と思っていたのでビデオ屋さんにめぼしいビデオが無くなってしまって仕方なくチョイスしてきた作品。だがしかし。これがなかなか面白い。私の嫌いなメル・ギブソンが女性用品を試すシーンなんかお腹抱えて笑ったよ^o^自分がモテると思っているギブソンが女性の本心が聞こえてきて、びっくりしている顔なんて最高!これはメル・ギブソン好きには勧められない。なーんて。***DVDを選ぶのが苦手な私。ケースの裏を観て(読んで)も英語なのであんまり意味が分からなかったり、ものによってはフランスだけで書かれていたりするものもあったりしてもうお手上げだったり。時間がかかりすぎて、イライラして結局何でもいいや、と借りてきて失敗する。だからDVD選ぶのがヘタなのだ。でも今回はこの3本に結構、名の知れている『ボーン~』シリーズ3本。自分では割とうまく行ったかな、と自画自賛^^
April 17, 2009
もう一つのブログに、もう何度も書いているんだが、ここトアリビアの人々は、中国人も日本人も同じ人種と思っているんではないだろうか。高倉健主演のこの映画を借りてきたら、吹き替えは中国語、フランス語、英語とあった。日本と中国のお話だから、当然中国に設定、サブタイトルを英語にした。ところが、というか当然の事なんだろうが、主演は高倉健なのだから、当然、日本語が主流の映画だった。途中、中国の村のシーンで所々中国語がわからなくて、英語字幕に頼ったが、ほとんど日本語だった。高倉健さんが中国に行っても、日本語の通訳さんがいるし、英語字幕はほとんど必要ない。それなのに、何故『中文(中国語)』なのだ?更に、トアリビアの人々を混乱させかねない。内容も良かった。何がいいのか、映画評論家ではないので、カメラワークとか何とかは分からないが、言いたい事がスッキリと筋道を通していて分かりやすかった。中国の小さな村の映像も美しかった。途中、健さんのあまりの寡黙さに、「言いたい事をはっきり言えよ!」と少しイライラもしたが、これが昔の日本人男の気質なのだろう。私も大分外国かぶれしたのかも。これでも存外、無口で通っているんだけどね。こちらでは。
April 7, 2009
『WASABI』広末涼子ちゃんが出ているから、てっきり日本語半分、フランス語半分なのかと思ったら、出てくる日本人全員フランス語はなす!その上、英語字幕なし、もちろん英語吹き替えなし。半分、日本の映画なのに最初から全てフランス語でした。で、意味も半分しか分からない。おおざっぱなストーリーは把握できても、細かい所まではさっぱり。いっくら、フランス語のケベック州だと言っても、せめて英語字幕はつけてよ~。こんな事だから、ケベック人(ケベコワ)はどこに行ってもフランス語で通じる、と思っているのかもしれませんね。日本の警察、銀行、弁護士etc全てフランス語喋ってましたから!『Mrs,henderson presents』ミセスヘンダーソンは実在の人物。ストーリーを知って、面白そうな映画だな、と思っていた。第二次世界大戦下のロンドンで劇場を買い取って、当時は御法度であった女性のヌードをショーとして売り出す。その大成功の興行の裏には、ミセスヘンダーソンの個人的な熱い思いが・・・。あのヘンダーソン夫人の独断の演説のために、前後のシーンがあるかのような存在感のあるシーン。あのシーンだけで泣けました。個人的にはストーリーも役者もいいのでもうちょっと面白く出来なかったのかな、と思います。結構良かったのに、テンポが悪い、のかな?『cast away』なんで、今まで観なかったんだろう。これ観た後、大切な人を抱きしめたくなります。そばにいてくれて良かった、と。有名な映画なので、知っている人も多いでしょう。これを観たら、今の私の生活なんて、幸せな部類でしょう。周りに英語も日本語も話せる友達もなく、仕事もない。でも、英語で話せる旦那はそばにいてくれる。容量40Lの冷蔵庫と1個の電気コンロだけのキッチン。たまに鍵が開いている時だけしか使えないランドリー。(鍵が開いたとき、脱水に失敗した衣類を中に干しておいたら、閉じ込められてしまって3日間取り出せなかった;涙)それでも私は幸せ、と思わせてくれた貴重な作品。
April 7, 2009
『klimt』は有名なフランス人画家なので、てっきりメキシコ人女流画家『フリーダ・カーロ』の様な作品かと思って借りてきた。結果、大失敗。死に際のクリムト(klimt)の回想記なんだけど、夢と現実が入り交じっていて、その上、人の夢なんて(人の、じゃなくても)奇想天外で、辻褄が合わなくてさっぱり分からない。それをわざわざ映画にするとは、した人の気が知れない。確かに、映像は美しく優雅だったけど。観た後、この人の作品にもう少しは興味がわくかな、と思ったけど、全く反対。旦那も「今まで観た中で一番、難解」とコメント。『 whale rider』ニュージーランドのマオリ族(原住民)の長(おさ)の家に生まれた少女の物語。日本と同じく、次の長も男でなければ、と頑に信じる祖父、しかし、何をさせても町の男の子達よりも『長』にふさわしい事をしてしまう少女。きれいで壮大な海とクジラが圧巻。昔、ニュージーランドに住んでいた事があるので、懐かしくて見入ってしまった。しかし、旦那も言っていたけど、マオリってなんであんなに怠け者なの?政府が援助して、原住民を守っているから、彼らは仕事なんかしない。その結果が、こうだ。これでいいのかね?その上、シングルマザーももの凄く援助されている。だから、籍を入れないで、子供とその父親と一緒に暮らしている例も少なくない。ちょっと話がずれてしまったが、映画はかなりいい。旦那は姪っ子達に絶対、見せると言っている。『 Analyze that』旦那おすすめの作品。これの前回作が面白いらしいんだけど、なかったのでこれを。マフィアの親分とその精神分析医のコメディ。旦那は大笑いしていたけど、私は笑いどころが分からず。確かに面白い設定なんだけど。それに、所々観た事があると思ったら、以前TVでやっていた?多分、日本語字幕付きだったらもっと楽しめたと思う。何かというと、この精神分析医が怒って早口になるので、その英語について行けず、意味が分からなかった感じ強し。
April 7, 2009
一番面白かったのは意外にも『lier lier』が観れなくて、交換してきた『In her shoes』だった。キャメロン・ディアス主演の軽いタッチのコメディかと思っていたら、姉妹とその家族の人生模様を描く感動作だった。ラストに泣いた。個人的にこれを観た後、寿司が食べたくなった。今でも食べたくて仕方がない。カリフォルニアロールとか太巻きではなく、生の魚貝が乗っているやつを。simonという青年が日本食レストランでお寿司を注文するんだけど、その注文の仕方が粋だった。ウニから始まってetc・・・まさご。(まさごってお寿司、日本にもあるのかな)割り箸を割ってしごく動作も、正にこちらの日本通にはよく見られる動作。しかし、外人でウニが食べられる人ってそういないよ。うちの旦那でさえも食べられない。いや、食べられるけど、好きじゃない。だからこそ、そのウニを好んで真っ先に注文するとはなかなか。simonやるな。ああ、お寿司が食べたーい!あのキングコング以来、アクションパニック物が観たくて仕方ない私。CLOVERFIELDを観てみた。ハンディカメラの映像で、テープを拾ったから観てみます、ってな感じで始まるらしい。(私は見逃したが)途中まで何かのパーティを撮影していて、旦那と「あれ?違うDVD入ってたんじゃない」って言うくらいなんだか普通の当たり障りのない映像だった。しかし、途中から激変。爆音とともに未知のモンスター現れる!おお!しかし、映像はあくまでハンディカメラ。うまくどんなモンスターなのか隠している。結局、最後までよくわからなかった。けど、結構スリルはある。ゴジラみたい、と旦那が言っていた。でも少し、私が観たかったのとは違ったみたい。う~ん、次こそは!モントリオールからも離れたこんな田舎に、日本の映画があったら借りない訳にはいかない。苦手な戦争映画だとしても。私達が日本に居た頃これが上映されたんだが、旦那は観たい、と言っていたから嬉しかったはず。しかも英語字幕付き!(私の通訳なし)でもやっぱり戦争は悲しい。現実なんだから直視しなくてはいけないんだろうけど、やっぱり映画の内容さえも思い出したくない。旦那の同僚、しかも昨年のクリスマスパーティで旦那の最も仲のいい同僚として紹介された20歳の彼が先日アーミーに入隊した。つい先週も、アフガニスタンでカナディアンが戦死したと、TVのニュースでやっていたばかりだ。旦那も「なぜ、わざわざ人を殺したいのか分からない」という。パーティの時の彼はニコニコしていて、とてもフレンドリーで英語を話す人がほとんどいないこの土地で「You are very nice」と別れ際、私に言ってくれた。私の方が英語は出来るはずなのに、この年下の彼にそんな気の利いた事も言えなかった。アーミーに入隊したら、どこに派遣されるか分からないのに。無事に帰って来れる保証はどこにもないのに。命を大事にして欲しい。そう言った意味で、この映画の主人公には好感が持てた。はなこさんの元に戻った所を想像して、目頭が熱くなった。
March 28, 2009
旦那が帰ってくる時間(朝5時半)に合わせてメキシコ料理『チリコンカルネ』を作っていて思い出した。ここモントリオールに来た当初、仲良しだったメキシカンの女友達の家に遊びにいったら、フルーツと水、そしてお砂糖を足して作ったジュースを出してくれた。今の旦那と付き合って間もない頃だったので、友達は「このジュースが美味しく出来ればお嫁にいけるワヨ」と冗談ぽく言っていた。そして、実際旦那の実家にお世話になった時も、毎食、このフルーツジュースが出てきた。水にライムをしぼってお砂糖を足すレモネードの時もある。(忙しい時はコーラなどのソーダ類。これで常食のトルティーヤを流し込むらしい。)とにかく、メキシコの食卓にこのフルーツジュースは欠かせないのだ。モントリオールにきて、私も毎回メキシコ料理を作る訳でもなく、いつも引越をしていて、ミキサーがない時もあり、ましてやライムを絞る道具も持っていなかったので、主に市販のオレンジジュースを常備しておくようになった。ところが、旦那は一食で1リットルはジュースを飲んでしまう。1日、3リットル分のジュースを買うのは大変だった、重くて。そんな時に、一緒に働いていた子が言ったのだ。『食事の時ならお茶にすればいいのに』その頃は、この子と割りとズケズケ物を言う仲でこの一言は引っかかった。でも、何がどう引っかかるのか、真剣に考えた事がなかった。今、チリコンカルネを作っていて、メキシカンの女友達が言っていた一言を思い出した。そうなんだ。メキシカンにとっての食事の時のジュースは日本人にとってのお茶ではなく『みそ汁』の位置に当たるんだ。それくらい、重要なのに、食後のお茶みたいに言わないでくれ、って事だったんだ。メキシカンに食事と一緒にお茶を飲めってことは、日本人はご飯とジュースを一緒に摂れ、って事と同じ。そんな事を思い出しながら料理をしたのでした。ちなみに、食後には甘いパンと一緒に必ずコーヒーを飲みます。これが日本人にとっての食後のお茶なのね。そして、紅茶はほとんど見かけません。(もちろん売っています)旦那の実家にあったのも、お腹が痛い時や眠れない時に飲むハーブティで、さっぱりしたお茶が飲みたいと義姉に言うと、こってりお砂糖を入れたカモミールティを出されたのでした・・・。
March 23, 2009
昨夜、いよいよフランス語の勉強をしようとしたら深夜TVでこれがやっていた。ハリソンフォードが出ていたので、つい見入ってしまった。仕事で奥さんとフランスに来たハリソンフォードがスーツケースの取り違えから奥さんが誘拐されてしまう、という話。主にフランス語でやっていたけど、ハリソンフォードが話す所は、もちろん英語で、フランス語の訳が出ていたのでこれはフランス語の勉強、と自分に言い聞かせ。でも、とっても面白かったのでよし。
March 23, 2009
夜中、目が覚めたら旦那が話しかけてきた。「マシーンは止めた?」・・・コーヒーマシーンか?「何のマシーン?」「スマージェントアーク」 ※スマージェントアークとは、日本語も間違っているかもしれませんが、 旦那が今、関わっているマシンの事です。 通常、溶接やカットは手作業ですが、特別な物はこのマシンでカットするみたいです。この時点で、旦那、寝ぼけているな?と確信。起きているのになー、と思いながら目を凝視。しっかり、目は開いているが話している事はチンプンカンプン。大笑いする私に旦那は、「何が起きているか分からないよ」と言いながら寝返りを打つ。布団の中で寝返った時点で会社じゃない事が分かるだろうに。「じゃ、僕は何をしたらいいの?」寝返ったまま聞いてくる。「寝なよ」「・・・じゃ、この穴は誰が埋めるの」 ※旦那は巨大な鉄の穴を埋める作業もしています。まだ、笑いながら私は知らなーい、と応えた。翌朝、当然ながら何も覚えていない旦那。仕事先ではフランス語なのに、仕事の話をするのに私に向かって英語が出てくるとはさすが。
March 21, 2009
旦那がメキシコの家族とskypeで話している時、あんまり長いのでドレッサーの前でふてくされて、フランス語の勉強をしていたらTVでやっていたのがこれである。ふてくされているのも忘れて、見入ってしまった。フランス語なんて分からないのに、もう画面に釘付け。さすがはのアカデミー視覚効果賞、アカデミー音響効果賞、音響編集賞の3部門で受賞しただけのことはある。怪優ジャック・ブラックが出ていたので、あれ?これは新しいのかなー、と思った。2005年の作品らしい。キングコング、と言えば、NYの塔の上で美女を片手に上空を飛び交う飛行機を威嚇するイメージしかなかったけど、そこに行き着くまでには様々な人間ドラマがあった訳だ。私を特に魅了したのはキングコングと恐竜の対決。そして、逃げ惑う探検隊と恐竜達。まるでジュラシックパーク!とは旦那の談。実はジュラシックパークは録画をしておいて一度も観た事がないのです。ちょっと見始めたらあまりにも怖くて。それが、ハマってしまった。それからはアックション、パニック映画が観たくて仕方がない。あのドキドキ感をもう一度!
March 21, 2009
今回の中で一番だったのはこれ、『猫の恩返し』。宮崎監督のファンでもある旦那がずーっと観たかったもの。でも、これ、所々観た事があるんだよねー。なんでかな?しかも、ラストまで知ってる、私。でも、始めて見るシーンもあり、あれ?これって私観たのかな?ダイジェストだったのかな?日本で、しながら「観」をしたのか。不思議。ちなみに、主人公ハルが猫の言葉が分かって母親に「猫ってしゃべるの?」と聞いた時の母親が語ってくれるハルの子供の時の話が面白かった。『 The Accidental Spy(アクシデンタルスパイ)』そうこれよこれ!一度観たのに、かりちゃったのは!以前、日本のTVでやっていた、確か。ジャッキーファンの私達はジャッキー作品は網羅しているはずなのに、旦那が「これは観てない!」と言い張るもんだから借りてきた。・・・やっぱり観てた。『Music and Lyrics(ラブソングが出来るまで)』以前、ラブコメが大好きだった私。ちょっと今は違うかなーって感じだった。しかも、二人で曲を作り上げるという映画。英語が堪能でないと意味分からない。軽い感じの映画だったのでそんなに困らなかったけど。
March 21, 2009
もう、ほんとうにね、ここって何にもする事がないからお休み、っていうとどうしてもDVD鑑賞になってしまう。1日に3本くらい観るから、メモっておかないとまた同じDVDを借りてしまう事になりかねないので、ちょこっとメモっておきます。*この3本の中で私的に一番面白かった、『MAD MONEY』。以前、ネットで調べてダウンロードしたら観れなくて、悔しい思いをしたので、かりてきました。旦那的には「女性3人が何かをしでかす恐ろしげな映画(ホラーではないです)」と乗り気ではなかったのですが、観始めると激変!手を叩いて喜んだのでした。ラストもスカッとしていて爽快。このマダム3人の中の一人Queenの他の映画『Last Holida』を観たことがあるのですが、それもまた面白かった!『Oliver Twist』深夜TVで『David Copperfield』という映画をやっていました。あんまり、気乗りしないで観ていたのですが、逆境に立ち向かう健気な少年についつい身を乗り出して観てしまいました。しかし、その番組はクラシックDVDを販売する為の番組で、ダイジェスト的にパパッと1時間くらいで終わってしまって、その後に、この『David Copperfield』と『Oliver Twist』をセットでいくら、とやっていたので、名作なんだろうなー、くらいに思っていました。そしたら、旦那がビデオ屋さんでこれは?と言ってきたのです。『David Copperfield』とおんなじコンセプトなんでしょうか、やはり逆境の中の少年の話でした。今、これを書くのに調べてみたら『David Copperfield』の少年はなんとハリーポッターのダニエル・ラドクリフ君だとか。納得。思わず見とれてしまったくらい美しい少年です。『Hidalgo』旦那のお母さんもお勧め。『キングコング』を観た後、同じようなアクション?パニック映画が観たくて、旦那が選んでくれました。アクションでもパニックでもなく名馬の話でしたが、実話だとか。もっと、英語をかアラビアンの時代背景か先住民族のことを理解していればもうちょっと楽しめたかも。ストーリーより何より、DVD盤自体が傷ついていたみたいで、何度も何度も吐き出されるので、話に集中できなかったよ。
March 21, 2009
いつも5時半には帰宅する旦那が、その日に限っては6時過ぎに帰ってきた。ちょっとむっとしている。私も退屈すぎてちょっと機嫌が悪かった。旦那は「眼に高温のチップが入ったから仕事先から病院に行ってきた。3時に行ったんだけど、まだかかりそうだから一旦帰ってきた。また9時に行かなくちゃいけない」と言った。シャワーを浴びて、ご飯を食べて、TVを見てから9時に出て行った。寝ないで待っていたけど、眠くてとうとう、うつらうつらしていた。だって起きたの朝4時。日をまたいで午前1時、旦那から電話。すっごい文句を言っている。次々に来る新しい患者の方が急患っぽいから先に通すと言われて、もう4時間待ちだと。旦那は今日も、4時に起きて4時半には仕事に行かなくちゃいけないのに。結局帰ってきたのは午前4時。看護婦に仕事は休め、と言われたらしい。眼に強烈な光を浴びてはいけないから。帰ってきた時、私の目も見ないで「もうこの目は使い物にならないから、ガラスに代えるってさ」と言われた時は、心臓が止まった。世界がひっくり返る、とはこのことだ。今までの世界が一変した。心臓が一瞬止まった後は、片目がブラウンで、片目がガラス玉のブルーの旦那の顔を想像し、そしてそのガラス玉に私は写っても、もう見える事はないのだと思ったら、気が狂うほど悲しかった。取り返しがつかない、とはこの事だ。なんでこの土地で、この会社でこの仕事を選んでしていたんだろう、と呪った。どこかに電話をしようとしているから、てっきりメキシコの家族に掛けるのかと思ってた。しかし、電話をかけた先が仕事先だったので「?」と思った。旦那も24時間寝てないし、私も機嫌が悪かったあの状況で、まさかジョークだとは思わなかった。働かない頭で精一杯考えて「他の病院でも診てもらったら?」というと、ぽつぽつと話しだしてくれた。私もほとんど寝てなくて疲れていたので、激怒する、と言うよりこらしめてやろう、と思った。絶対に謝ってもらおう、と。それからはことある毎に、あの話を持ち出し、「ごめんなさい」と言わせている。一変した世界を元に戻すには、高くつくわよ。
March 9, 2009
TVを見ていたらガラパゴス島の自然の番組をやっていた。人間が全く住んでいない島で、凄い数の鳥が崖っぷちを飛び回っていた。あれは、アホウドリなのかな・・・?ニュージーランドで会った「彼女」を思い出した。***彼女とはオークランドの語学学校で出会った。韓国人の生徒を相手に厳しい顔で、しかし目を見て言い聞かせるように何かを話している様子を見ていて、学校のスタッフの人かと思った。ワークビザ取得に失敗し、でも、もう3ヶ月ビジタービザが残っていた私に、ダニーデンという小さな街に招いてくれたのは彼女だった。彼女は調理師の資格を持っていたので、そこにある日本食レストランでワークビザをとり、働いていた。彼女は自分の容姿を恥じていた。私の住んでいる町では、みんな私がブスだと知っているので結婚は出来ない、と言っていた。凄く仲のいい男の子がいて、私は大好きなんだけど、結婚するとなると彼の家族ごと嗤(わら)われるからできない、と言っていた。それについて彼も何も言ってくれなかったらしい。いじめられている、と言う感じではなかく、悪い言い方をすると、彼女は「身の丈を知っている」という感じだった。とにかく、外見が醜い、と言うだけで彼女の街で彼女は周りから蔑まれているようだった。私はまさか、と思った。確かに彼女は小柄だし、モンチッチみたいな髪型だったけど、メイクとエクササイズでもっと素敵に変身できる、普通のどこにでもいるような女の子だった。外見が悪いだけで、周りの目が気になって好きな人と結婚も出来ないなんてひどい、とも思った。彼女は「うちは田舎だから」と言った。日本にもまだこんな差別があったのか、と私はショックだった。正直言って、彼女の外見は普通だった。決して美人ではないけど、ブスでもなかった。それを何度言っても、彼女は信じてくれなかったけど。 *ダニーデンは大学が一つあるだけで、何もない街だった。私と彼女は何もする事がなくて、よく一緒にビリヤードをやりにいった。二人とも全くの初心者で、ルールも何も分からなかったけど、簡単なルールを近くのおじさんに聞いて始めたら、面白くて夢中になって二人とも3ヶ月で驚く程、上達した。ある日、彼女とピクニックに行った。野生のアザラシがそこら辺でゴロゴロしているような浜辺だった。彼女はパンとレタスやトマト、ハム等をバラバラにタッパに詰めてきて、その場で手際よくサンドイッチを作ってくれた。「あ、アルバトロスだ」彼女が言った。大きな鳥が海の上を悠々と飛んでいた。アルバトロスってね、日本語だとアホウドリ。日本語だとあほう、なんて馬鹿にされているみたいだけど、英語だとアルバトロスなんて言う、立派な名前になるんだよね。かっこ良くない?アルバトロスなんて。***クニでは、周りの目が気になって身動きが取れなかった彼女。今でもニュージーランドにいるなら、誰も知っている人のいないそこで自由気ままに自分だけの人生を生きていて欲しい。
March 2, 2009
『クラッシュドアイス』というスポーツをご存知でしたか?私はトロアリビアに来るまで知りませんでした。朝の、フランス語のニュースを毎朝見ていたらその大会までのカウントダウン(?なのかな)を実況中継していたので知ったのです。まあ、普通に道は凍るしこんなスポーツあっても不思議じゃない、と思ってました。それが、先日ネットサーフィンしていると、なんと『レッドブルクラッシュドアイス』の記事が!なんと日本にも知っている人がいる!ちょっと嬉しかったです^^トロアリビアはあの会場から車で2時間ほど離れた所です。クラッシュドアイス
February 7, 2009
1月27日は凄かったです。旦那、3つもアポ入れていましたから。朝8時20分から免許証の更新。午後1時からアパートのオーナーとの打ち合わせ。3時半から、永住権申請をお願いしている弁護士さんと。・・・そして、3つとも無駄骨に終わりました><***この日は運転免許更新一回目。(普通は一度ですみます)事前に免許証を更新してくれる機関へ電話し、何が必要かを確認しアポを取った。相手は「ああ、以前一度テスト受けてますね、履歴が残ってますよ、メキシコの免許証とその翻訳だけ持ってきてください。」と言った。ハズなのに、この日、行ったら受付の担当者に「なんでパスポート持ってないの?あれは?これは?」と次々と未提出書類が。旦那、さんざんごねて前回電話の担当者が・・・といっても、担当者の名前は?と聞かれてお終い。そんなの聞いてない。相当悔しそうでした・・・そして、1時からアパートのオーナーとの打ち合わせ。二週間ほど前、一度直接行って、会ってもらって、こちらの事情をお話しした。「これこれしかじかで、契約を解消したい。今月分はお支払いしましたが、来月分からは出来ません。」という事をタンタンと話したのだが、解決策は3つと言われた。一つ目は、3ヶ月分前払い。二つ目は、サブレットを見つける。この場合は、まだ責任は私達にある。三つ目は、アサイ・・・なんとか。これは全く新たな入居者を探し、7月末までの契約を請け負ってもらう。3ヶ月分、というと数十万・・・無理無理、ってことで7月までの契約を受け持ってもらう人を捜す事にした。掲示板やネット等に募集広告を出し、経過を見守ったがメールも電話さえなりやしない。この不景気にひと月十数万のアパート、誰が借りるか。で、残りあと1週間になったのに、借り手がいない、と電話で伝えて、この日はその後の処置をどうしたらいいか相談しにいったのだ。結果、受付のお姉さんにまた来たの?という顔をされ「今日はオーナーお休みよ」と言われた。は?今日はアポありますけど。というと、さっと奥に引っ込んでオーナーのスケジュールを調べてくれた。「1時のアポは書いていないわ。オーナーは体調を崩して休んでいるの。夜のアポはキャンセルしたんだけど、1時のアポは忘れていたらしいわ」だと。キーっ!そして、弁護士さんのアポは昨日、電話が来てキャンセルになっていた。体調不良ではなく、私用で。スケジュール帳、ちらっと覗いた時、一つしか予定入ってなかったもん。だったら、もう一つキャンセルして休んじゃえーって、感じ。あんまりモントリオールに来れないから、こうしてきっちりスケジュールを詰めて組んでいるのに、これは本当にやりきれない。これだけ動いて、何の収穫もなし。このあと、カナダの派遣会社みたいな所に登録に行ったんだけど、会社のポリシーで前勤務先に電話をするらしい。えー、まだ会社辞めてないのでそれは止して。「じゃあ、うちではちょっと。。。」なんて、柔軟性の無い・・・派遣会社と言っても無職の人しかいけないじゃない!と怒ると、「前々会社に電話をしてもいいですか?」と言ってくれたらしい。「いいですよ。日本の会社ですけど」「彼ら英語しゃべります?」「・・・いいえ」・・・。二つ前の会社はメキシコで、やっぱり英語じゃないし。ここも収穫なし。車で結構遠くまで行ったのに。(涙)ちなみに、「無駄骨」って英語では「labor in vain」というらしい。覚えておこっと。
February 5, 2009
さて、ようやく今日の日記。何故、今日こんなに立て続けに更新をしているかと言うと、旦那が国に帰ったんですね。免許更新の為の免許証をとりに。***ある日、旦那になんでメキシコに帰りたくないか、を聞いた事がある。帰りたくない、というか何故住みたくないかってことを。あそこには未来が無い、という。それと、ズルしないと生活が出来ない、とも言った。例えば、大きなホテルや病院のキッチンで働いている女性がいるとする。その人達は仕事場から、お砂糖や小麦粉、塩、オイル等様々な物を持ち出せる。警備員?最初の頃に2、3回、気持ちよく接してやはりキッチンからの余り物をさも自分があなたに持ってきたのよってふうに渡せば、次回からスルーとなる。その人の夫も仕事場からトイレットペーパーや電球などを持ち出したりする。消耗品や食費にほとんどお金がかからなかったらどんなに生活が楽になるか。そういう生活を別に悪いとも思わないで何十年と続けている人達がいる。そういう人達がいるんだから、貧しい人が出ても当たり前だ。旦那も昔、そうだったと言う。周りがみんなそうなんだから、彼も悪いとも思わなかったという。それが、旦那の元上司が嫌った。(別にトイレットペーパーを持ち帰った訳じゃないのよ)ことあるごとに旦那を諭していったと言う。実は元上司である彼は、メキシコでは有名な人格者なのだ。旦那がその人格者と一緒に働いていると知ると、様々な人がコネを作りたがった。しかし、人格者はそれをやんわりと断り続けたらしい。そういう所はコラプション(corruption;汚職、不正行為)があるから。なんと州知事の娘婿からの招待もお断りしたそうだ。旦那はその人格者との相性が良かったらしい。今までなんてずるい事をしてきた、と気づいた。ああ、だから旦那はこうなんだ。納得。サムライ好きなのも理解できる。元上司のおかげなのね。***ちなみに、私が日本に帰りたくないワケは、人が溢れていて、常に何かに急かされるようにイライラしていて、人々が心を失っている気がするから。もちろん、通勤時の満員電車の事だけど。カナダに来てみてやっぱり異常だと思う。痴漢の多さとか。見知らぬ人にタッチするだけでもおかしいのに、自分の欲求を満足させると言う自分勝手な行為が全然、他人の事を考えていないんだなー、と思う。自分の奥さんとか娘さんが同じ目に遭うと考えた事無いんだろうか。あなたがtouchしているその人は、誰かの娘さんであり、誰かの奥さんかも知れない。妹とかお姉さんかも知れない。考えた事が無いんだろうか。・・・ちょっと興奮してしまいました。家族は恋しいけど、私はやっぱり日本には住めないな。
February 4, 2009
1月25日 (日)の日記です。***さっきTVで映画を観た。お天気キャスターの主人公がある日を境に毎日同じ日を繰り返す映画だ。フランス語だったから会話はほとんど理解できなかったが、それが良かったのか話の内容は深く理解できた。本当に、神様が私の為に特別に今必要な映画を見せてくれた気がした。主人公はあるニュースを取材に行った帰り、車の事故に巻き込まれそこから帰れなくなった。仕方なくもう一晩、そこで過ごすが、朝起きると全く昨日と同じ風景。同じ人から同じ会話をされ、同じ事柄が起きる。初めの頃は混乱していた彼も次第に開き直り、銀行の輸送車からタイミングよくお金を盗んだり、女性をベッドに誘ったりする。しかし、翌朝目が覚めれば同じ部屋の同じベッドの中。昨夜、刑務所に入れられていたとしても。そして、ある時同僚の女性に恋をする。彼女は何度誘っても、平手打ちされて終わり。毎日、試行錯誤して何とか、と思うけど、やっぱりひっぱたかれてお終い。そして彼は次のステージに入る。同じ時間に同じベッドの中で目覚めるが、会う人ごとに愛を振りまいていく。そして会う人達はみんな、ハッピーな気分になっていく。毎日同じ事が繰り返されるのだから、どこで何が起きるのかはもうお見通しの主人公。パンクするマダムの車を先回りして待ち伏せし、タイミングよく直したり、木から落ちる少年を助けたり、レストランで食べ物を喉に詰まらせる男性を救済したりする。ある時、よたよたと壁にすがって歩いているおじいさんを病院に連れて行く。するとおじいさんは、その病院で亡くなってしまった。翌日、同じおじいさんをレストランに連れて行き、好きな物を食べさせてあげる。しかし、男性はそのあと息を引き取る。その頃から、彼は前向きになった。ピアノを習い始める。日常は同じ日を繰りかえすが、彼は前進し始めた。先生は彼を初日の生徒として教えるが、当然のように彼はどんどん上達していく。これは、今の私の状況じゃないか。毎日同じ日常の繰り返し。しかし、英語とフランス語を欠かさずやっていればいつかは変わる。私はどんどん変化している。少しずつだけど。彼が悪事を働いている時、私は思った。年もとらず、お金もなくならず、失敗しても嫌われても翌日は全く同じ毎日。昨日嫌われた人も、今日は覚えていない。使ったお金も元通り。刑務所に入っても、自ら命を絶ったとしても翌朝、同じベッドの中にいる。これはスキルを高める絶好のチャンスじゃないか!と。映画の中で彼はいつ覚えたのか、氷の彫刻もやってのける。立派なスキルだ。ついでにピアノの腕も、ダンスホールで披露するくらいの腕になっている。一体何年同じ日を繰り返したんだろう、彼は。同じように思える日が続くけど、4ヶ月後には移民の面接がある。8ヶ月後にはカナダのビザがとれるかも知れない。まあ、すぐだけど、1週間後にはモントリオールと少しの間だけどお別れだし。同じような日だけど、同じじゃない。今日は昨日の続き。さて、今日もしっかりフランス語の勉強、勉強!***ホントいい時期にいい映画を観ました。フランス語ってとこが、少し辛いですが、旦那を待っている夜中、何もする事が無い時にこういう軽いコメディーは本当に助かる^^
February 4, 2009
1月10日の日記です。***実は太ってきた><それもそのはず、先月、仕事を辞めてからほとんど歩いていないのです。買い物に行くにも車、そして旦那の休み中、モントリオールのアパートにいる時は滅多に外出しない。疲れている旦那も外に出たくないし、私が外出する、となると必ず車で送ってくれるから。そして、クリスマス休暇、お正月を経てこのオナカ。さっきまで、ガスで膨らんでいるのかと思っていたくらい。珍しく水が飲みたい、と思って買ってきた炭酸入りミネラルウオーターを飲みながら、ふと思いついた。そう言えば、全然歩いていない。そして、仕事を辞めてモントリオールからも離れたベースメント(半地下)で夜勤の旦那の帰りを待っている間、何をやらなければいけないかというと「フランス語」。しかし、発音が最大の難関であるフランス語、一人ではなかなか難しい。英語習得の時もそうだったが、何万何千時間だかを英語で聞かないと口から出てこないらしい。そう思い出し、TVにかじりつくようになった。それでも何かしていないといられない質なので、編み物をしながらTV鑑賞をしていた。編み物がまた、いけなかった><TVの前に座り込んだまま、何時間も動かなくなった。それでいて、普通に食事はする。太って当たり前。1日するかしないかの30分ほどのエクササイズ等では到底追いつかないオナカになってきてしまった。節約の為、二日に一度しか買い物に行かないと決めたのもいけなかった。毎日、外出すべき。初めの頃はうきうきと楽しんでいた自由時間がだんだんストレスになってきた。発散しないで家にいると何か口にしたくなる。夜勤の時、旦那が出かけるのは夕方4時半頃。それから陽の沈むのが早い冬の氷点下の中を30分も歩くのは結構辛い。人気の無い通りを一人で歩いていて、一歩間違えれば迷子と間違えられて警察に通報されるかも知れない。ちなみに、雪の上をジョギングする人はいるが、歩いている人はほとんど見かけない。みんな車で移動するから。私のような頑丈なスノーブーツを履いている人もいない。みんなスニーカー。だって車だから。その上、氷の上に雪が積もっていて、滑らないように歩くのに気を取られ神経ばかりすり減らす。何も用がなくてもやはり近所のスーパーに行くべきかな。6時で閉まってしまうけど、30分も店内を練り歩いていればカロリーとストレスは多少は消費されるかしら。ちなみに、家の前の駐車場が一面スケートリンクのようになっていて、外出するにあたってここが一番の難関。***今はモントリオールのアパートに居ます。日中暑くて窓を開けて続けていたら、アパートの大家さんから忠告の手紙が入っていた。「寒くなる部屋が出るので窓を開けないでください」ウチだけじゃないと思うけど。それでもキャミ一枚、短パンで過ごしても汗をかくので窓を開け続けたら、管理人さんが温度調節の修理にやってきた。ほら、やっぱり。なんかおかしかったんだな、きっと。でも、キャミにカーデを羽織って、コートを着てブーツ履いて買い物に行くと、鼻の頭と鼻の下に汗かくもん。外に出ると風が冷たくて気持ちいい。ー18℃だったけど、今日。
February 4, 2009
朝8:30に予約した病院へ行ってきた。***先月、歯医者さんへ行った時に、口の上側に黒い斑点を発見されてしまい、歯科医は「様子を見て大きくなるようだったら病院に行った方がいいかも」と言っていたのだが、心配性の旦那は「癌だったらどうする。すぐに病院を予約しろ」と。それで、丁度2週間前に行って、その場でカットしてもらいました(涙)痛かったー・・・その対応もいい加減で言いたい事も色々あるんだけど、まあ、一番「ひどい><;」と思ったのは、麻酔を打ったあと、先生が他の患者を診ていて、麻酔が切れちゃった事かな?はは。まあ、それはいいとして。心配性の旦那は、先生が「大丈夫」と言うのに、「術後、診なくていいんですかっ!」と強引に2週間後のアポを取った。それが今日。でもね、実は先週にも行っているのよ。旦那に、口の中を確認してもらったら、「膿んでるみたいだ」と言いだすので、(まあ、少し痛かったし)すぐに病院に電話。担当医がいなかったけど、「口の中が膿んでるみたいなんだ。担当医じゃなくてもいいから診てもらいたい」と旦那が懇願し、「誰か先生が開いたら、電話しますので15分以内に来てください」・・・電話をしたら、15分以内に来いって。前の家だったらアウトだな。その時、電話が来てちゃんと15分以内に到着して診てもらった。電話が来たんだ!***今日、行ったら「昨日、この番号(前の家の番号)にコンファーム(確認)の電話をしたらつながらなかったわよ。コンファームが無い時には来ないでください。今日は、先生は来ていません」・・・?ええぇ?2週間前のアポの時だって、コンファーム無かったじゃないか。その上、前回(傷口が膿んだ時)はちゃんと電話してきたくせに。その時、ちゃんと変更しておいてよ。ああ、もう!その辺が、本当に分からない。なんとかしてカナダの医療システム。もう、行きたくない・・・。
December 1, 2008
未だに旦那が帰ってくると一日中、DVDを立て続けに見る事があります。前々回のお休みにはなんと一日3本を二日続けた・・・。今では、何を見たのかあまり覚えていません。しかも、DVDはダウンロードをしているので、覚えていないと同じ物をダウンロードしてしまう事も。なのでここに出来るだけ書き留めておこう、と思います。覚えている物だけでも。***『マチルダ』は、旦那も手を叩いて(!)喜んだ傑作!です。とってもかわいい女の子が主人公。彼女はかわいいだけじゃなく、1歳から文字を書き始め、2、3歳からは図書館に一人で通い片っ端から本を読み、小学校に上がる前には大学卒業並みの頭脳になっていたという天才少女の話。3歳ぐらいかな?いや、もう少し幼いかも、マチルダがパンケーキを一人で作っているのはかわいい^^といっていいのか、両親はマチルダを残して外出してしまうから。アメリカでは子供は必ず15歳以上の大人と一緒にいないと、両親は虐待で逮捕される,と思ったんですが。まあ、いいや。そんな感じで、両親はマチルダが誕生したときからまったくのほったらかし。小学校に入る年も忘れてしまうくらい。って、悲しい。マチルダが6歳と言っても、ママは5歳よ、とか言ってる。まあ、最後はハッピーエンドなので後味は悪くないです。全然難しくないので、本当に疲れた人向きかも^^
December 1, 2008
ついに決断しました、仕事を辞める事を。ふうー。旦那について、torois-rivierという街へ行く事にしました。もう、旦那も疲れきってしまっていて、限界なんです。風呂を沸かしてもらうだけで助かる、なんて言われたら、行かない訳には行かなくなりました。一日、12時間働いて、帰ってきてお風呂と、食事の支度、後片付け、そして寝るだけの生活・・・。どんなに大変だっただろうかと思います。そして、それを知りつつ、私は一日4時間、週に3日だけ働いて、悠々自適な生活を重すぎる罪悪感と共に過ごしてきました。辞める、と決めたら、なんだかすっきりしたけど、私の新たなる挑戦が。torois-rivierという所は本当に小さな街で、200mくらいの所にレストランやカフェが建ち並んでいる小さなダウンタウンしか無く、しかもそのダウンタウンまで車で約30分かかる場所にアパートはある。そのダウンタウンのレストラン街にも日本食レストランはない。つまり、日本人社会からも街の中心街からも遠くなり、その上、英語はほとんど通じない生活。つまり、torois-rivierで日本人のパイオニアになりそうな予感。あそこを通過した(モントリオールからケベックシティへ行く途中なので)日本人は多いと思うけど、あそこに住んでいる日本人ているのかしら?観光地でもないし。いたら、是非ご連絡ください。しかも、フランス語必須だし。しかも、旦那は12時間帰ってこないし。帰ってきたら次の日の為に、寝るだけ・・・?ああ、これはもう。体力作りと、フランス語の語学習得に励もう!としか、言えない。しかもTVは白黒で2チャンネルしか無いし。←もちろんフランス語。でも、そんな中で旦那は暮らしてきたんだなー、と思うと何も言えない。そう、文句は言えない。・・・ネットも通じない、電話も引いてない。><いやいや、頑張ろう。
November 29, 2008
ずっと、ここに書きたいなー、と思っていた新しく出来た友人がいた。友人というには失礼なほど年上で私と旦那にとっては叔母みたいな存在だった人だった。仮にイクさんとする。イクさんとは知人の紹介で、旦那がイクさんの家をリフォーム(壁の修正とかペンキ塗り)させてもらっていた。旦那の前の人は時給$20でやってもらっていたそうだが、旦那はメキシコではプロでやっていたが、ここでは資格も無いし、他の仕事もあるので$15で引き受けていた。私も行くたびに良くしてもらい、キャベツやザーサイ、買ったけど辛すぎて食べられないチキン、他にもランチに頂いた北京ダックの残りや、ランチにわざわざ買ったチキンがおいしくなかったからと頂いて帰ったりした。私にとってはその気持ちも食べ物も大変、ありがたかった。ところが、外で買ってきた物、手作りの物にこだわらずイクさん家でごちそうになる度に帰ってきてから気分が悪くなり、私だけなぜか全て戻していた。ふと、おかしいな、彼女とは何か合わないのだろうか、と思ったが「まさか、あんないい人に限って」とその思いを打ち消していた。3度目からそれは治まった。亡くなったお母さんの手編みのセーターも「着ないから」と頂いた。「捨てないでね」と。イクさんは癌を2度、克服しており、その病気療養中に日本から送ってもらった小説等も頂いた。頂いてばかりで申し訳ないので、すっぱりもの、辛いもの、キャベツが好きで、お酒も甘い物もあんまり、と言うイクさんの為にキャベツの酸っぱい煮物を調べて作って持っていったり、得意のスイーツを作っていったりした。私と旦那は週末にブレックファストをカフェで食べる事を楽しみにしており、イクさんをブレックファストに誘ったりもした。私達の思い違いではなく、私達とイクさんとはとてもいい関係を築いていた。旦那の仕事が割と早く片付いた日などは、夜の10時頃まで話にハナを咲かせた時もあった。旦那の丁寧な仕事にイクさんはもちろん満足していた。彼女は年配の割には家電に詳しく、その内、フラットTV(プラズマTVなど)を購入する予定で、旦那にあれこれ聞いていた。家もこの1、2ヶ月以内にフラットTVを購入する予定だったので、旦那もいろいろと知っている範囲でアドバイスをしていた。イクさんは「仕事が終わってもあなた達との関係は大切だし失いたくないわ、あなたはPCの事や家電関係にも詳しいし」と言い、一緒に、フラットTVを買いに行く計画も立てていた。アンティークが好きな彼女と趣味が合う旦那は一緒にアンティーックショップ巡りツアーも計画していた。2、3ヶ月ほど前、最初に伺った頃、彼女は「どうして私がこんなに裕福に暮らしているのか教えてあげる」と言って、カナダの税金システム等を教えてくれた。彼女は裕福だった。それが、ストックマーケット(株価)が暴落してから徐々に彼女は変わっていった。行くたびに落ち込んでいて、それでも私達は彼女を元気づけようとケーキを買っていったり、かなわなかったけどディナーに誘ったりした。私の書類を翻訳してくれた時、(彼女は翻訳家)「お礼なんて・・・」と言っていたのに、次の給料日には「翻訳代は給料から引かせてもらったわ」と言った。裕福な頃には「作業はゆっくりでいいの、ゆっくりでいいから丁寧にやって欲しい」という彼女の要求が、「作業は冬までに終わらせて欲しい」に代わり、最初はペンキ塗りだけの仕事だったのが、壁の修理工がこないから、というので壁の修理も受け、「早く終わらせて欲しい」という彼女の要求に応える為、最後の二回は私も旦那を手伝った。彼女も「早い」と喜んでくれていた。最後から二回目は終わったのはなんと夜の11時だった。私も次の日は月曜日(彼女の仕事の日)なので申し訳ないな、と思ったのを覚えているが、その時まで彼女は親切だった。スノータイヤに代えたら、古いタイヤは来年の春まで家の地下に置いておいていいわよ、と言ってくれた。おかしいな、と思ったのは最後の日。旦那も悪いんだけど、「日曜日に行けなければ月曜日に工具を取りにいきます」と言っておいて、工具を取りにいくだけじゃなく、せっかく来たのだから、と作業も始めてしまった事。週に月、火しか働いていないイクさんは、その日仕事から帰ってきて、パジャマに着替えて夕食をとっていた。実は、その前にも行って足場を作ったんだけど、スノータイヤに替える予約があり、2時間ほど出掛けていたのだ。「スノータイヤに替えてきた」というと、いきなりイクさんは旦那に向かって、「ノー!ノー!」あなたのタイヤを地下に置く事は出来なくなったわ、と言い出した。友達が、「あなた来春から地下を人に貸すのにタイヤを置くスペースを貸すなんて馬鹿よ」と言ったらしい。「馬鹿じゃないの」って言われちゃったのよ、と彼女はちょっと困ったように笑っていた。足場(階段の踊り場)もそのままで、後片付けもしてなかったから彼女もびっくりしたんだろう。「今日は来ないって行ってなかったけ?」「いや、来るって言ったよ」どちらも本当で、どちらも本当じゃない。私も複雑だった。あんまり彼女と顔を合わせられなかった。彼女は作業が終わるまで、リビングのソファで横になってTVを見ていた。いつもならちょこちょこ顔を出して、ちょっかいを出したり、足りない物は無いか聞いてくれたりしたのに。私も、仕事だったので疲れたのだろう、くらいに思っていた。それが、今回の約束の日、とうとう旦那が仕事で疲れて行けなくなってしまった。明日行きます、と留守電に入れた日の夕方5時15分、恐らくイクさんが仕事から帰宅した時間ぴったりに電話がかかってきた。「あなたにはもう来て欲しくない。給料はチェックで送るから住所を教えて」旦那は驚いて、「どうしてか教えてくれますか?今日、行かなかったから?」「そうよ、もっと『信頼できる人』に仕事を頼む事にしたの。 だから住所を教えて」「住所を教える事は出来るけど、 明日、念のため僕の作業道具をチェックしに行きたい」「もう、チェックしたわ。あなたの私物は無いわよ」「それでも、もし可能なら自分でチェックしに行きたい。 あなたが来て欲しくないなら別だけど」翌日、旦那はドライバーを持って彼女のうちに行った。どんな理由であれ、あの滑りやすい階段から彼女を守りたいから、階段だけは直すんだ、と。しかし、彼女はもう聞く耳を持たなかったらしい。「こんにちわ」に当たる、「ハワイユー」に返事もせず、いきなり、「合鍵、持ってきた?」「どうしたの?大丈夫ですか?」と旦那が聞くと「ダメよ、ダメ!もう疲れたのよ、あなたとあなたの奥さんのランチを毎回作るのは!」・・・・?ランチ、ですか。「9月から始めて、今までで12回しか来ていないし。」作業はゆっくりでいい、と言ったのはどなたでしたか。「あなたが本来の仕事5日間を終えて、その後の休日5日間、作業をしてくれるって言ったじゃないの」いえ、言ってません。イクさんだって、僕が12時間労働(二交代)をしているの知っているじゃないですか。そんなに働いたら、休む日がありません。「その上、毎回奥さんを連れてきて」すみません、会いたくないならそう言ってくださればいいのに。僕はゲコさんとあなたはとてもいい関係を築いていると思っていました。「もう、あなたが壁の修理で出すホコリにはうんざりなのよ」僕もうんざりです。「それは仕事のうちでしょ」だったら、それを依頼したあなたもそれを覚悟すべきでは。と言った、さっぱり的を得ない分けの分からない理由で激怒、仕事を解雇されてしまった。旦那は本来の仕事の合間、アルバイト的に受けていたので金銭的にはそれほど痛くないが、今まで築いてきた信頼関係を裏切られたのが痛かった。もちろん、旦那も仕事を完了できないのは心残りだろう。壁にセメントを塗った時点で終わりにされてしまったのだから。もちろん、滑りやすい階段もそのままだ。しかし、今になって納得できる事がいくつかある。「はす向かいに住むドイツ人ファミリーが 掻いた雪を家の前に捨てるのよ!「何するのよ!」と言ったら、「フランス語で話せ!」だって。こちらの人は都合が悪くなると、何でも「フランス語で言え!」って言うんだから。」って事件。私が話しても最初、旦那は信じなかった。一体、何の為にわざわざイクさんの家に雪を捨てに来るんだ?そんな労力を使ってまで・・・?って。でも、今なら納得できる。わざわざ労力を使って雪を捨てに行く嫌がらせをしたくなるほどの何かがあったんじゃないだろうか。それと、今まで来てくれた大工さんが突然、来なくなってしまった事。知人が、知り合いを寄こす、と言っていたのに、いつまでたっても連絡が無い事。私も最初、体調が悪くなった時、ちゃんと自分を信じるべきだった。***私達が感じるのはお友達が何かを彼女にアドバイスした事。彼女も彼女自身のフィーリングを信じず、お友達を頭から信じてしまったんではないだろうか。そんな彼女の心の弱さ、お金(彼女の場合はストックマーケット)が心に与える影響の大きさを感じずにはいられない。一度は、仕事が終わってもあなた達との関係は大切だわ、と言ってくれていたのに。この関係が修復される事はないけど、いつの日か、イクさんがこの間違いに気づいてくれる事を祈ります。P.S.書いてなかったと思ってたけど、以前に書いていたのねー、イクさんの事。ああ、あの頃は楽しかった、としみじみ思います。
November 7, 2008
ハローウィンも終わり街はすっかりクリスマス一色・・・って訳ではないのですが、クリスマスまでに英語のクリスマスソングを一曲歌えるようにしよう!とクリスマスソングを調べていたら、凄い物を発見してしまった。ジョンレノンの「Happy Xmas(War is over)」といったら、有名な曲なのでご存知の方も多いと思いますが、私はこの曲をTVのCMで流れているのを聞いた事はあったのですが、ジョンレノンの曲だとは知りませんでした。You Tubeの映像。戦争中にWar is Over(戦争は終わり)という曲を出して話題になったとか。これを見ながらランチを食べていたら、涙が止まらなくて困りました><ちなみにクリスマスソングの歌詞集はこちら。
November 3, 2008
今朝、不思議な事が起こった。といっても、昨日買ってきた石鹸が消えただけなんですけど・・・。いえ、でも正直言って、家は毎年引越をしているし、比較的ものは少ないので、滅多にものを無くしたりはしません。今年も8月に引っ越ししたばかり。買ったつもりで買ってこなかったのかなー、と思って、レシートをチェックしても、10点買い物をしていて、やっぱり最後の一つは石鹸以外に思い出せない・・・う~ん。買った先で置いてきたのかしら?レジの女性が袋に入れるのを忘れた?だとしたら、アウト。10個、きっちり袋に入れたかどうかはお財布を出していて確認してませんから。10個も買い物をしたので、ビニール袋2つに分けてもらったんだけど、自転車にリュックだったので、その二つの袋ごとリュックに詰め直した。その時、落とした?まさか、石鹸(3個セット)を落としたら、普通気づくだろう。しかし、以前にも不思議な事が。旦那が5日間、他のアパートから仕事に行くので、ある程度の食料を買っておいてあげるのだが、その中のツナ缶が無くなった。こちらの魚はあんまり信用してないので、生の魚は買った事がない。でも、肉ばっかり食べていてもなー、と思っていたのでついでに私用にともう一つ買った、、、ハズだった。家の出稼ぎ用パック(笑)に旦那用の食料を買ってきては詰めているのだが、出稼ぎに出かける前日に中身をチェックすると「ツナ缶」が消えている。あれ?おかしいな、私用のと一緒にしまってしまったかな。チェックしても1個しかない。仕方がないので、私用を出稼ぎパックに入れた。私自身、あんまり物をなくしたりしない。旦那との会話の食い違いで、これと言ったのにあれだったー、とか言う事はしょっちゅうあるけど、買ったつもりで買わなかった、とか洗面台に置いたはずなのに冷蔵庫に入っていた、と言った事は今まで一度もない。(念のため、冷蔵庫もチェックしたんですよー)本当に困った不思議な話。不思議な話ついでにもう一つ。今朝、外出しようとエレベーターで下に降りると、真っ赤な髪にツノを2本はやした女性が管理室に座っている!ハッ!とびっくりしたが、そうだ、今日はハローウィンじゃないか!ツノをはやした女性が真面目に電話を受けている姿は、かわいくて結構笑えます^^
October 31, 2008
旦那が就職してから不定期なシフトに振り回されていて、なかなか更新できませんでした。(と、ちょっといい訳(汗)旦那は今日の夕方5時から翌朝の5時まで12時間労働。それが5日続きます。その5日の間に、私は5日分の買いだめに走る・・・というのも、5日目の朝5時に仕事を終えた旦那は、その足でモントリオールまで2時間かけて帰ってきます。日曜日の朝7時に。その日から5日間の休みに入りますが、その間、私が買い物に行くのを許さない(笑5日間、一人でベースメント(半地下)で暮らしているので淋しいのでしょうか。なので、5日間、私達二人が生き延びられるだけの食料を買いだめします。しかも、旦那の休暇中,私が仕事の時は(火~木曜日)は送り迎え付き。もちろん、途中下車して買い物、は許されない!でも、レストランやカフェには行きますよ。先週はうまく休みが合って、私の仕事が終わる(木曜日)の夜に旦那が帰ってきて、一緒に週末を迎えられました。あ、そうそう、夕方5時~勤務のあとの休みが終了すると今度は朝5時~夕方5時勤務です。ああ、紛らわしい!そろそろ、仕事場に着いたかな?こちらは初雪が降りました。旦那の会社はここよりも更に寒い所にある。すでにスノータイヤに代えたから安心だけど。そんな訳で、今から5日分の献立をたて、うまく買い物をしないと5日目には「食べるものがない!」ってことになってしまうから。今度はどうしてもクラムうチャウダーをメニューに入れたいなぁ。でも、アサリはスーパーには売ってないから魚屋さんに行かないと・・・雪が降り出すと、もう自転車では無理かしら。
October 30, 2008
先々週までは仕事から戻ると、まずシャワーを浴びて汗を流さないと気持ちが悪かったのに、先週くらいからいきなり寒くなり、上着がないと外出できないくらいになりました。先ほど、Tシャツ一枚で買い物に行ったのですが、いや~、寒かった!ここ1ヶ月程、毎週土曜日に年配の日本人女性のお宅へお邪魔しています。初めは、家のリフォームを旦那が請け負ったんですが、今月は土・日しか休みがない旦那と少しでも一緒にいる為、そして日本人という事もあり話し相手になれるかなー、と少し奢った気持ちもあり一緒に行っています。幸い、私達が来るのを楽しみにしていてくださり、旦那がコーラ好きだと分かると、(いえ、特に好きではないのですが、無難に・・・)コーラを用意していてくださったり、先日は、なんとキャベツひと玉、ザーサイ一缶を丸まるお土産に頂いてしまいました。(そう言えば、その前は枝豆を頂いていたんだった!)行くたびに、ランチの残りをパックに詰めてくださり、持たしてくださるのですが、キャベツひと玉とは・・・!さすがに、今週も旦那は金曜日まで帰ってこない(予定)なので、一人でひと玉、食べきれません・・・1/4ほど使いキャベツの酸っぱい漬け物を作ってみたり、今夜はお好み焼きにしてみたり。酸っぱい漬け物がうまく行ったら、今度は反対にお土産に持っていくつもりです。癌を2度も克服しただけあり、この世に未練はない、という達観した精神の方でありいろんなものを惜しげもなくくださるのですが、食べ物に関してはこれを食べると、トイレが近くなる、というある程度の制限があるみたいです。なので今まで得意の(?)スイーツも持っていかず、どんなものが好みなのか観察させてもらっていました。お酒も甘いものもそれほどお好きではないようです。好きなものは酸っぱいもの、辛いもの、特にベトナム料理が大好きとの事。とはいえ、先日はドーナツも買ってきたので、甘いものも食べるみたい。ああ、そう言えばトロント産のあんぱんを「美味しい」といって召し上がっていたっけ。こちらに来て、28年。15年前に同棲していた彼氏を亡くし、それ以来一人のようです。あれ?15年同棲していた彼氏を亡くしたんだっけ・・・?とにかく、こちらでは(1年以上だっけ?)同棲していれば籍を入れていなくても、夫婦と見られます。だから、旦那さんを亡くしたようなもの。お子さんもいらっしゃらないので、身軽に色々習い事をしたりしているようです。旦那に時間が出来たら、3人でブランチをしてアンティークショップ巡りをしようね、と、話しています。そういえば、LGD TV(42インチの大画面TV)を一緒に買いに行くって話もしていたんだっけ!うちの母より年上なのにもかかわらず、彼女とは色々一緒に出来そうです。旦那と一緒にいても英語で話してくれるので、私もとても居心地がいい!長く付き合いたいお友達が出来ました。
September 16, 2008
先週始めに届く事になっていた旦那の給料、先方のミスで、住所にアパートの部屋の番号が抜けていたためまだ届いていません(涙その代わり、旦那の会社は毎週給料が振り込まれる事になっているので、そっちの方が早いかも。それでも先週4日分、明後日の水曜日に振り込まれるらしい><旦那もあちらのアパートには食べ物が何もない、と言っていたので、ガソリン代を含め、有り金全て持たせてしまったので、またもやスッカラカン。。。冷蔵庫には冷凍ピザ、豚キムチを作ろうとしたので、豚とキムチ、そして冷凍にしてあるお焦ご飯。朝はおととい日本人の方から頂いた「おでん」を頂きました。ピザ、豚キムチ、おでんの中で一番軽いかなーと思って。へへ。でも、これで今日は凌げるかな~?お財布には先週よりマシ?な3ドルが(笑)そして明日は私の給料日。週に3日しか働いていないので、微々たるものだが食費の足しにはなるだろう。やっぱり頼れるものは他人より自分・・・?本当にモントリオールに来てから何度、やったんだろう、小銭を握りしめてダララマ($1ショップ)へいく事。早くコンスタントに莫大なお給料が入ります様に。
September 8, 2008
旦那のビザがようやくおりて、隣町に仕事に行って早3日。明日、金曜日の夜には帰ってくる。隣町のアパートには娯楽が何もないので、TVを持って行かせた。なのでこの3日、私はパソコンと本と外を眺めるだけの生活になっている。パソコンがあれば音楽も聴けるし、何不自由もない。でも、仕事から帰ってきて夜寝るまで映画を観たり、フランス語やスペイン語、英語の勉強をパソコンでしているとやっぱり目が疲れてくる。そこで、今日はいつもパソコンや本を読みながらの夕食を夜景を見ながらの夕食にしてみた。夕食のメニューはお財布と相談。旦那の給料のチェックが今週始めに届くはずだったのに遅れていて、しかも、旦那に有り金全て持たせてしまったので、お財布には25セント硬貨が8枚、$2と小銭。旦那に教えてもらったレバー料理にする事にした。ポーク、ビーフ、チキンのレバーはどれも$2前後。今日はポークが一パック98セントのものまで見つけた。でも、どうしてもチキンレバーが食べたかったので、少々高めの1ドル25セントのものを求めた。残りわずかのお醤油とお砂糖、唐辛子を入れて、オニオンのスライスとともに煮込んでみた。それと母が置いていったレトルトのみそ汁、お店から頂いてきたおこげのご飯。旦那が作りかけの窓際のバーカウンター。まだ台となるガラスがないのでストックルームから引っ張りだしてきたベニヤ板を載せて夕食を頂いた。18Fだから眺めは最高。そして、どこからか大好きなアイリッシュミュージックが聞こえてきた!!意外にも、夜景を望みながら大好きな曲をライブで聞きながらの贅沢な夕食となった。***後で網戸越しにどこからこの曲は来るのか、と思って探してみたら、どこかの学校の裏か駐車場で輪になっている人たちが見えた。恐らくその人たちが毎週木曜日の夜、練習をしているのだろう。また、来週も聞かせてくれるかしら?P.S.そして今、季節外れの花火が始まった。アイリッシュミュージックと花火、贅沢だなぁ・・・
September 5, 2008
明け方近くに不思議な夢を見ました。***場所は学校の体育館のようなところです。新入生が整列しているところを見ると、どうやら入学式のようです。私は彼らの後ろの方を誰かと一緒に歩いています。背の順で並んでいるので、一番後ろの背の高い女の子が目に入りました。髪の毛も腰まで長く毛先がふわっとカールしている感じ。私は上級生のようです。私達もクラス替えがあったので名簿を作り替えなければなりません。出席番号8番の生徒が作る事になっています。・・・私が8番でした^^;そして入学式後、背の高い髪の長い新入生の家にいく事になります。私ともう一人、男性の先生らしきひと。(彼は現実では新しく入ってきた寿司シェフです(笑)彼女の家は古い和菓子屋さんのようなところ。のれんが出ていました。家に着くと彼女は私達に「過去に行きたい」と懇願します。学校の法則で、新入生は過去に行ってはいけない事になっているのです。と、言ってはみるものの、納得しません。そのうち、寿司シェフ、いやいや、先生らしき男性が、「よっしゃ、わしが連れてってやる。はよ、あれ仕舞えや」とアゴでのれんを指します。***と言ったところで目が覚めました。あまりにもリアルで、二日経った今でもはっきり想像する事が出来ます。これは一体どんな意味があるんだろう・・・?
August 16, 2008
以前にも書いたが、私は人種差別が嫌いである。しかし、そんな平和主義な思いを覆される出来事があったので、書かせてもらいます。先日、久々に美容室に行こうと、旦那と二人、バスに座っていたら、先生2人との6~8歳くらいの子供達が10人くらい乗ってきた。そのうちの一人、黒人の女の子が私の目の前に向かい合わせに座った。彼女はフランス語で何かいいながら両手で両目をつり上げ白目をむいてる。付き添いの先生が何度か「止めなさい!」と注意したが止めない。白目を剥いてそれを周りの人に見せる様に動き回っていた。あんまり気持ちのいいものではないので直視しなかった。ただふざけてるんだろう、くらいに思っていた。それが。バスを降りてから旦那が教えてくれた。さっき黒人の女の子が目を両サイドに引っ張っていただろう。あれはゲコさんのことを見て、「オーマイガッ!!見てよ彼女の目!」と言っていたんだよ。なんと。黒人嫌いな旦那がしょっちゅう黒人の悪口を言っているのを人種差別はやめて、と黒人擁護をするような立場を取っていたのはワタシ。なんて大バカだったんだろう・・・。あんまりくさくさした気分が拭いきれないので、翌日、職場でこの話をした。ボスは「ノーエディケーション(無教育)って感じね」と言ってくれてちょっとすっきりした。彼女の娘は6歳からカナダの学校に行っているのだ。今時、クラスメートに一人くらいはチャイニーズまたは、エイジアン(アジア人)がいてもおかしくないだろう。まさか、どこにでもいると言われてる中国人を見た事がない訳でもないだろうし。職場の仲間の一人は「相当な田舎者なのかもね」と言っていた。 *ちなみに私は日本で、いわゆる「くっきり二重」と言われている『目』なのですが。
July 22, 2008
人種差別が嫌いな私。しかし、これはあえて書かせてもらいます。黒人だけが私(達、日本人)を「チャイニーズ」と侮蔑を込めて呼びます。日本人と中国人を区別出来んなら馴れ馴れしく呼ぶな!と思う。モントリオールに来た当初、チャイナタウンに向かう途中で「チャイニーズガール!」と車の中から叫ばれた。道路には他に人がいなかったが、まさか自分の事だとは思わなかったし、車は逃げる様に立ち去ったので黒人だったかどうかは不明。しかし、未だにカナディアン、ケベコワ、他南米系などからはそんな風に呼ばれた事は一度もない。ある日、仕事に向かう途中、中国人のおじいさんを追い抜こうとしたら、停車中のタクシー(黒人が多い;叫んだ彼はまさしく黒人)から「シノワ ドゥ!!」とフレンチで叫ばれた。本当に大声で!辱めを受けた、と思った。意味は分からなくても、何となくからかわれたんだなって、分かったから。仕事先で聞いたところ、「チャイニーズが二人」ってことだという。別の日、病院の帰りに自転車を飛ばしていると庭仕事をしていた黒人に「へイ、チャイニーズ!」と呼ばれた。ここら辺からむかついてきた。←遅い?そして、さっき部屋を見に来た人は黒人だった。最後に部屋を出るとき、「中国出身?」と聞かれた。はぁ?オーナーのキャサリンもいなかったし、彼とは部屋の事(騒音、水回り、オーブン等)を普通に話していた。決して悪い人でも軽い感じでもなかった。そんな人にまで??彼らは何か中国人を目の敵にしているのかしら?いやいや、軽蔑している?いや、親切に部屋を見せてくれた人に、普通に聞くってことは悪く思っているのではない?なんだかわからんが、これだけ中国人が沢山いるんだから、一緒に働いている人だっているだろうに。旦那のクラスにも一人、中国人はいた。私の病院の先生は二人共、中国人だった。受付の女性3人がカナディアンだったのに。(しかも使えない--;)他の病院の先生(彼は黒人だった)は私の名字を見て「フィリピン人?」と聞いてきた事はある。私の名字はメキシカンの旦那の姓に変更したからだ。これは別にいい。私の知り合いのインドネシアンの女性は中国人とのクォーターだ。どこまでがチャイニーズで誰がインドネシアンで誰がコリアンなのか区別がつくんだったら堂々と呼べばいい。ちなみにウチのボスは「中国人にだけは間違えられたくないわね」という。(←いや、中国人以外には間違えられんだろう。)立派な人種差別だ。そしてうちの旦那は黒人が嫌い。これも人種差別。ああ、人種差別をなくして、平和な世の中にならないのかしら。・・・でも、ジャパニーズ!と呼ばれてもむかつくんだろうな、きっと。最近、愚痴が多くなってしまって、すみません。溜まっているみたいです、ね。^^; あはは。いつもいつもありがとうございます。
June 25, 2008
たった今、部屋を見に来た人がいた。それはいいんだけど、オーナーのキャサリンは事前連絡してこなかったぞ。私がいなかったらどうするつもりだったんだ?一体。彼は無駄足を踏む事になるじゃない。本当にばっかじゃないの?ああ、本当にいい加減な彼女。カトリーヌ(フランス名。ですが彼女はグリース(ギリシャ人)です)もう二度と関わりたくないですわ。おほほいつもありがとうございます。
June 25, 2008
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