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2006.07.30
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カテゴリ: カテゴリ未分類
加茂県主同族会の理事長を長く務められた 岩佐氏煕家は、千年を超える歴史がある。上賀茂神社に仕える神官社家の家系だ。 神社に仕える傍ら 禁裏へも出仕していた。社家の当主は位階を持つ殿上人たちだ。

明治36年生れの氏煕氏の祖父が、蛤御門の変に伝来の刀を抜刀して馳せ参じ帝を守ったと言う記録がある。 同じ刀を氏煕氏の弟さんが 太平洋戦争に軍刀にしつらえ佩刀(はいとう)して軍務に立った。 その刀は戦後アメリカへ渡り保存されていたが、持ち主がロサンゼルスの領事館へ返却を申し出た。
軍刀に添えられていた由緒書きに、氏の字が沢山出てきて鴨一族岩佐家のものと判り直接本人から送り返されてきたと言う 

江戸時代中期以前は、県主全姓が 加茂だったがその後 松下・岩佐・岡本・梅辻・藤木・北大路など社家36家を名乗るようになる。名の一字 氏・清・久・能・平等16流が系図に記載され連綿と今に伝わる。

異国の地にあった刀が戻ってきた事 氏煕氏は、先祖の霊が刀に宿っていたと喜び大切に保管されている。

加茂一族の事は、社家藤木正直氏の労作『賀茂神主補任史』が第一級の調査資料となる。帰ってきた刀に付いては、長く京都市消防局に籍のあった升田幸男氏のインタビュー記録集(京都の伝統技術と文化を守る人)冊子『訪問記』(非買)が典拠

柳居子  上賀茂に接するといつも歴史は連なりであるという思いを強くする。





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Last updated  2006.09.19 12:23:42
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