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2025.03.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 『近世藩医の学問と 医療環境』と言う発刊間もない本を 謹呈された人を差し置いて借覧して 読ませて頂いた。

 全ての内容を理解するには 余りにお粗末な読者では有るが、若し載っていたらという言葉 随分前から知っている言葉だが『糸脈』 若しこの言葉が使われ出した時代とか 廃止になった時代  其の時代の医師の社会的位置とか 諸々が判るかなと期待をしたのだ

 高貴な特に女性の場合 脈を測るのに、医師が直接 貴婦人の手や肌に触れる事が惧れ多いと 患者の手首に糸を巻きつけ 其の反対側に伝わってくる微細動で脈を測る事を糸脈と言ったそうだ

 今の常識では考えられない様な 診察が為されていた様だ。

只  目撃談とか糸脈診断の現実の記録などが無いにも関わらず 糸脈という言葉だけが残っている。広辞苑には 《患者の脈所に糸の一端を繋ぎ 他端を医者が持って糸に伝わる脈拍を測ること 昔 貴婦人の病を診察する時 その人の体に直接触ることょ避けた診察方法》という説明がされている。医師の社会的立場を象徴する言葉として 残っているのかもしれない。

医師と理容師と 並べ論じるのは烏滸がましいが 柳居子の子供の頃 理容師を目指す若者は 徒弟制度が色濃く残っていた。親方の仕事を見て覚える 実地体験を積み重ねる事で 育っていく事に変りは無さそう 医学の道は 先人達の血の滲むような努力 成果の上に 後に続く人のスタートラインが有ると考えられる。





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Last updated  2025.03.14 09:12:27
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