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2014.11.23
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カテゴリ: おでかけ♪
「花のいのちはみじかくて 苦しきことのみ多かりき」
というフレーズを、皆さん一度は耳にしたことあるのでは?
作家・林芙美子さんが好んで色紙に書いたフレーズです

林芙美子
1903年(明治36年)生まれ
物心ついた小学生時代に貧しかった生い立ちからか、底辺の庶民を慈しむように
描いた作品に、ことに名作がある(ウキィペディアより)

ScreenHunter_7.jpg

残念ながら、これまで林芙美子さんの本は『放浪記』をチラ読みしただけ^^;
森光子さんの舞台『放浪記』にもさして興味がなかったし


いう記述を発見
さっそく、先週、一人でブラリ歩きをしてきました

降りた駅は「中井駅」
西武新宿線沿線にはほとんど来たことがないので、キョロキョロしちゃいました
が、アチコチの角に看板が出てたので、迷うことなく到着できました
看板.jpg

このあたりは坂が多いのか数字名の坂がたくさ~ん
林邸は4の坂の階段脇にありました。
門.jpg玄関.jpg

芙美子女史は竹が大好きだったということで、玄関も竹林に囲まれて、
心静まるような空間でした

林芙美子記念館

から昭和26年6月にその生涯を閉じるまで住んでいた家です。
大正11年(1922)に上京して以来、多くの苦労をしてきた芙美子は、昭和5年に
落合の地に移り住み、昭和14年にこの土地を購入し、新居を建設しはじめました。
芙美子は新居の建設のため、建築について勉強をし、設計者や大工を連れて
京都の民家を見学に行ったり、材木を見に行くなど、その思い入れは格別でした。

芙美子らしい民家風のおおらかさをあわせもち、落ち着きのある住まいになっています。
芙美子は客間よりも茶の間や風呂や厠や台所に十二分に金をかけるように考え、
そのこだわりはこの家のあちらこちらに見ることができます(記念館HPより)

上記の説明にあるとおり、こまやかな気配り&目配り行き届いた、
とても暮らしやすそうな家でしたハート

編集待ち.jpg

↑こちらは編集さんなどが待っていたという客間。
日当たりの悪いこの部屋で原稿の仕上がりを待たされたとか^^;
ただ、お気に入りの記者や親しい客はお茶の間に通されたんですって大笑い

そのお茶の間はこちら
茶の間.jpg

多くの小引き出しや釣り戸棚や収納式の神棚など、実に合理的かつ装飾性もある
落ち着いたお部屋でした。
日当たりもいいので家族団らんの場だったとか。

そうそう!
見学の団体さんが次々にやってきて、平日なのにかなりの混雑だったんですが、
そのガイドさんによると「このお茶の間を模して『放浪記』舞台に使われた」とか。
森光子さんもコチラにいらして写真撮影をしたこともあるそうですよ

プロのガイドさんは、さすがトリビア話が豊富なので、私も団体の一員のような
顔をして聞かせていただきました大笑い

↓こちらは小さな仏壇の置かれた芙美子女史の母キクさんが使ってた部屋
小間.jpg屋根.jpg庭2.jpg

越屋根が屋根のアクセントになってて、とても居心地良さそうなお部屋でした
縁側越しに見える庭にも竹が!

庭.jpgざくろ.jpg

↑こちらは芙美子女史が特に愛したザクロの木を手前に配した中庭。
ここに面して台所や浴室になってました。

台所.jpg風呂.jpg

芙美子女史は料理が得意で仕事の合間に食事作りをしたり、漬物をつけたりしたとかびっくり
人造石の研ぎ出しで作られた流しと床は自慢の一つだったようです
それとお風呂は総檜
そして写真には撮りそびれたけど、トイレは当時としては最新設備の水洗式
こういう日常生活に一番重要な場所には思い切り贅を尽くしたみたいですねウィンク

中庭を挟んで寝室や書斎の棟になってました
寝室 (2).jpg寝室.jpg
↑奥の置き押し入れは特注の更紗貼り!

ScreenHunter_9.jpgScreenHunter_8.jpg
↑の書斎とアトリエは団体さんが多くて写真が撮り辛かったため、HPからお借りしましたm(__)m


なにしろ敷地500坪近いということで、家の周りにも緑の空間が贅沢に配されてました
つくばい.jpgもみじ.jpg屋根2.jpg
オリーブ.jpg←こちらは壺井栄さんから送られたというオリーブの木。

これまで都内散策でいろんな邸宅を見て周りましたが、
千駄木の 旧安田楠雄邸 にしろ、成城学園の 旧猪股邸 にしろ、かなりハイソな方々の
お宅だったから、庶民感覚とは少々かけ離れ感もあり^^;

でも、ここ林芙美子邸は、貧しい境遇から職を転々として苦労を重ねたあとに、
やっと手に入れたご自宅ということで、生活に根ざしたこだわりを強く感じる建物でした手書きハート
いいな~、こういう家に一度住んでみた~~いハートヾ(~~)

散策日記は後半に続く~

ところで、楽プロフのほうへ、誕生日祝いのコメントありがとうございました
この場をお借りし感謝の気持ちをこめてチューヽ(○´ε`○)ノぶちゅ

今夜、やっと家族全員で食卓を囲むことができたので、ささやかなお祝いをしました
ケーキの上のロウソクは62をひっくり返して26に~(爆)(爆)

26.jpg





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最終更新日  2014.11.23 21:37:55
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