記憶の記録

2006.10.31
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カテゴリ: 循環
僕たち人間が環境を汚染している唯一の存在だということを

何故こんなことになってしまうのだろう
人間以外の生物も
生きたいように生きている
好き勝手をして生きている
法律もなく
何をしても
罰せられることも無い

好き勝手をしてきた
生きたいように生きてきた
他の生物と同じように
我慢もせずに
勝手気まま
本来
循環は勝手気ままが基本でうまくいくように出来ている
ライオンがゼブラを食う
糞をする
糞を糞ころがしが食う
糞をする

糞ころがしを鳥が食う
糞をする
糞をバクテリアが分解してCO2にする
糞は自然環境にたれ流しをしなければならないことになっている
で、なければ

大きな動物の食い残しはミミズたちが食い
ミミズは他に食われる
全ての養分は大地に帰り
雨によって海へ帰る
万有引力の法則で養分は海へ帰る
養分を山の頂へ、万有引力に逆らって運び上げることが出来るのは
我々動物だけであり
H2Oを山の頂へ運ぶのは太陽だけなのだ
循環はそれぞれに役目を課し
万物が役目を果たす
その役目とは
勝手気ままに生きることなのだ
好き放題に生きることがさだめなのだ

なぜ、こうなってしまう
タダでさえ多すぎる人間だが
普通に生きていれば何事もなく
平穏に生き続けて行けるだけの余力を
循環は備えている
タダでさえ多すぎる人間が
自分たちが食べきれないほどの食料を作り
自分たちが使いきれないほどの資材を作り
自分たちが処理しきれないほどのゴミを作り
自分たちが寝るはずの時刻に活動し
循環の一部を殺しつくす
循環は
もともと寛大だ
罰も戒めも与えない
罰を与える神がいれば
もう少し早い段階で人間を減らしたことだろう
神は存在しないのだ
人間は自分で解決しなければならない
人間は自分で守っていかなければならない
唯一の循環の中のルールを
唯一のルール
それは
余りにも容易い

過剰でないこと

過剰でなければ60億の人間は
循環の1部門となりえる

過剰でなければ
ミミズたちが人間を認めてくれるだろう

今のままでは
循環という価値観の中で
人間はまちがいなくミミズ以下の存在でしかない
いや
破壊者という
循環の外にいるエイリアンなのかもしれない





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Last updated  2006.10.31 17:30:35
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