記憶の記録

2009.05.01
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カテゴリ: カテゴリ未分類
半世紀以上も生きていると


おかげで
いろいろなものを好きになり
さまざまな
必要の無いものを知り
整理する

何十年もかけて価値観が出来上がる

そうやってたくさんの人が

適正な社会観となる

人に自分と同じ価値観を求めるのは
傲慢でしかない

自分の価値観で
人を判断することも
傲慢でしかない

自分なら分かれ道を右へ行くのに
隣人は左へ行く

互いに
Goodluckと言えばいい

僕が右へ行くと

でもそれは
初めだけ
いつしか子供たちは
分かれ道にさしかかり
僕が選ぶことの無かった道を

一歩を踏み出す


お互いを認めるということは
同族を認めるということではなく
異質な価値観と感性を認めたうえで
その人の人格が
自分と同じ重さだと
知ることなのだ

僕が鳥を見ているときに
彼女は花を見ている

僕が川の流れを見ているときに
彼女は人の流れを見ている

一日の終わりに
互いに思う
楽しい一日だったと

一日というときの流れから
受け取ったものは
それぞれ違うけれど

同じ一日を共有し
お互いが
充実した人生を生きている
ちょっとだけ助け合いながら

これ以上はなく
これ以下も無い

こんな生き方に
男は連帯感を感じ

女は
寂しさを感じる





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Last updated  2009.05.01 08:53:55
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