記憶の記録

2010.01.29
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国土交通省も

NEDOも勘違いしている熱橋を定義しましょう

たぶん彼らは
こんな現象を見て

木部は断熱部よりも熱伝導率が高いから
伝達された熱で濡れたものが乾いた
断熱部は熱を伝えにくいから
濡れたものが乾きにくいと思った

検証もせずに
木部の熱伝導率と断熱部の熱伝導率の差を
資料で調べ結論を導き出した

木部は《熱橋だ》



ketsuro2.jpg

そもそも熱橋とはなにか
熱伝導率の差はあれ、それぞれの伝導速度の差の何パーセント以上ならば熱橋とするのか

はたして
木部の熱橋で
ドライヤーのように濡れた外壁を乾かす事が
本当に出来るのか


どう評価するのか

熱橋では無い部分の濡れた状態を是とするのか

通気層があれば内部結露しないなどと
思っているのだろうか

現場を知らない優秀な学者が

大きな不安を抱きます

日本の建築は
まだまだ黎明期ですね
いや
衰退期なのかも・・・


さてこの問題は
卒業試験より難しそうですね
みなさんの
卒論のテーマにいかがですか
熱伝達をどう止めるかが
建築物の省エネ性のに多大な影響を与えるのですから
とても有意義なテーマのひとつです





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Last updated  2010.01.29 10:10:05
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