Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2012年03月11日
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カテゴリ: 夢有無有
「時間」已去・ 去時・未去
 時間を大乗八祖の龍樹の説く「中論」から捉えると、此の古代大哲学者の否定の否定論法が良く解ります。先ず、時間を過去事・現時・未来時と定義して、時間の流動の可否を検討します。過去時・現時・未来時を流動するものと捉えると、其々に作用が必要となり、「過去事は去る作用により既に去って今は存在しないもの・現時は今まさに去ろうとしているものが去る作用によって去りつつあるもの・未来時は未だ来ないがこれから近づいてくる来る作用によって来るもの」と解釈出来ます。
此処に矛盾が生じます。過去時は去る作用により既に去って、今は存在しないものだから作用の働き用がなく存在さえ否定します。未来時は、未だ来ないが、これから近づいてくる来る作用によって来るものだから、未だ来ない存在に対してて作用の働き用がなく、此れも存在を否定、では現時の今まさに去りつつあるものの「去る作用」による働きによる動きはと云うと、「今去りつつあるもの」が如何してまた「去る作用」を必要とするのか、二重の去る働き必要とする去りつつあるものなどは成立し得ない。と説きます。
 龍樹は時間其のモノが存在せず、人間の観想する観念にすぎないとして、老死や苦楽等々を盡く此の論法で論破して行きます。そうして人間が実相するものが、全て縁起していて、その諸法実相・縁起こそ「空」であると説き、執著・我執を離れた涅槃を示します。

龍樹2
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最終更新日  2012年03月11日 09時01分41秒
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