Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2012年12月27日
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カテゴリ: 夢有無有
「神」の定義(6)因果律と時間性
 此の世界には始まりが本当に在ったのでしょうか、将又、始まりはなく終末も無いのでしょうか。旧約・新約・イスラムの教えは始めに神ありきとして、絶対的な「有」、破壊されない存在を主張します。これを、宇宙論的にみれば核であるコアがエネルギーを放出して爆発してビッグバンと呼ばれ、光速で膨張していき、いずれはエントロピーの最終段階を迎えて収縮過程に移行して所謂巨大なブラックホールとなり、それ自体も収縮が止まらずに、最終的には核(コア)に帰してしまうのでしょうか。アインシュタインの相対性理論に在っては空間それ自身は無であり、独立した絶対的な空間は存在し得ない。空間は只、物体およびエネルギーに依って存在するに過ぎない、要は仏教云うところの縁起の様態と捉えられます。アリストテレス的観点の時間も独立存在ではなく運動に縁起する存在と捉える事が出来ます。逆に言えば、空間及び時間が無しのビッグバンの核には物体もエネルギーも運動さえも存在出来得ずBUNGEを起こす起爆剤・触媒が見えなくなります。角砂糖(CORE)は神秘に満ち満ちています。
 世界には二つの永遠の存在があると考えられます。一つは無限の持続であり、不朽の時間的偏在です。片方は数学的な捉え方、数学的真理を永遠の真理と表現する無時間的な永遠です。それは過去・現在・未来と云った分節がない無時間・超時間性を意味します。旧約・新約・イスラムの教えは無時間・超時間の永遠、言い換えれば、世界時間の垂直的な姿を「神」に、水平的に流れる時間線、いわば時間的無限を世界に帰して両者を区別しています。数学的真理を基本に絶対的な過去・現在・未来と云った分節を超えた永遠の瞬間を捉えれば、永遠の真理(絶対存在・神)の相貌が浮かび上がってきます。
 一方、エネルギー保存の法則は時間的な「因果性」に異論を唱えます。此の法則に従う現象は、過去が未来を決定するのと全く同様に、未来が過去を決定するとされます。少なくとも過去が未来を決定するのは我々人間の主観的な精神作用にだけ当て嵌まるものだということです。絶対存在である神が未来を見渡せるのも、エネルギー保存の法則から見ても当然だという訳です。

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最終更新日  2012年12月27日 06時42分52秒
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