Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

2017年03月31日
XML
カテゴリ: 夢有無有
{思考と直覚」人間の霊魂を思考/サルトル67/ニーチェ34
 弁証法を神学の対象にも適用したピエール・アベラール(Pierre Abelard)の説を継承した12世紀の神学者の一派とされるニヒリアニズム(Nihilianism)、キリストの人間性は偶有性に過ぎず、キリストは人間として真性には誕生していないし、所謂通常の人類には分類できない。キリストは人間としてには{虚無(Nihil/ニヒル)}であるからも推論されるように、ニーチェの「虚無」とは、キリストの真実在を除いて、凡そあらゆる既成の宗教的権威・道徳的・政治的権威や既成の社会的秩序とそのイデオロギーに対する無条件的な否定の立場を表しており、それら全てが何ものをも意味に価しないことから「虚無」と解する立場とは意を異にし、消極的ニヒリズム(堕落)を意味しています。其れ故に、キリスト教の権威のもとで惰性に流されるニヒリズムの克服を主張したニーチェが「ヨーロッパで最初の完全なニヒリスト」とも看做されることになります。ニヒリズムを非難した当のニーチェが「ニヒリスト」とされる由縁です。 心理学者を自認するニーチェにすれば、疲れきったため、その時々の状況に身を任せ、世間で流れるように生きるという態度、弱さのニヒリズム、消極的・受動的ニヒリズムを総てが無価値・偽り・仮象ということを前向きに考え、自ら積極的に「仮象」を生み出し、一瞬一瞬を一所懸命生きるという態度、強さのニヒリズム、積極的・能動的ニヒリズムであればニーチェは積極的ニヒリズムを肯定したのであれば、永劫回帰の思考から、自らを創造的に展開していく「超人」思想は生み出せなかったでしょう。西洋思想世界に於けるニヒリズムは何れにしても、物理科学での所謂「虚無」や「無」、空間の存在或は時間の存在を思考上問題にはしていません。ギリシァ以来の唯物主観とは因を異にします。
cap-hiroのプロフィール
Abelard1

哲学・思想 ブログランキングへ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017年03月31日 06時47分30秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

プロフィール

cap-hiro

cap-hiro

カテゴリ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2026年10月
2026年09月
2026年08月
2026年07月
2026年06月
2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: