Tough Boy-World of cap_hiro(Subtitle:sense of wonder)

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2018年06月26日
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カテゴリ: 夢有無有
「霊魂論」神秘学96
 再生族と一生族を区分けすることから成るヴァルナ制度の成立は後期ヴェーダ時代の半ばの紀元前八世紀頃とされています。前6世紀頃からガンジス川中流域にて都市が誕生し、貨幣経済が発達し始まると、社会や経済の仕組み其のもの構造も多様化し複雑になり、ヴァルナの枠組みのなかで専門職も細分化します。専業集団の発生です。それらの職業は親から子へ厳格な世襲制度によって継承され、此の職業の世襲は、婚姻、食卓を共に成し得る者から集団は生まれ、出生を意味するジャーティと呼ばれるようになります。したがって不可触民のジャーティの様体、単なる塊を除く、総てのヒンドゥーは其々何れかのヴァルナとジャーティに所属することになります。然し乍ら、ヴァルナとジャーティとの関係は一定で固定したものはなく、時代や地域によってジャーティが異なるヴァルナに属することがあったし近代でもあったことには注意が肝要です。再生族、即ちインドのカースト制度のバラモン、クシャトリヤ、バイシャ、シュードラの4階級のうち、最後のシュードラを除く上流の3階級では、宗教上の儀式を行うことによって生れ変ることが出来得る特権が与えられます。其の意味するところは生前の霊魂の浄化次第では更なる霊魂の上梯への移行、即ち神格を踏まえての宗教的に上昇再生しうる特権的な身分であると思惟され、此の呼称は単なる霊魂の一度きりしかない一生族とは差別化は徹底しています。此のことからも、ドラヴィダ人どころか人間扱いされない不可賤民は共々にヒンズー教の発展した後世には生まれ変わりが「上位三ヴァルナ」に限られ、ドラヴィダ人どころか人間扱いされない不可賤民共々に全ての生命の尊厳を説くシッダルタの覚醒を待ち焦がれます。ドラヴィダ人の血を引くと想われるスリランカは勿論のこと、現代インド大陸で少数派にしろ仏教が根強く残った理由です。

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最終更新日  2018年06月26日 18時59分35秒
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